ベルファストのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ベルファスト

[ベルファスト]
Belfast
2021年【英】 上映時間:98分
平均点:6.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-03-25)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2021-12-21)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2022-03-31)【イニシャルK】さん
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監督ケネス・ブラナー
キャストジェイミー・ドーナン(男優)
キアラン・ハインズ(男優)
カトリーナ・バルフ(女優)
ジュディ・デンチ(女優)
脚本ケネス・ブラナー
撮影ハリス・ザンバーラウコス
製作ケネス・ブラナー
配給パルコ
ユニバーサル・ピクチャーズ
美術ジム・クレイ〔美術〕
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5.《ネタバレ》  少年が生きるごくごく狭い範囲の視点から描かれる複雑な世界の物語。

 小さな街のコミュニティの中に宗教の対立があって破壊と暴力があって、家族の葛藤があって、でももちろん少年の等身大の、恋や楽しみや勉強や悪さ等々、様々な事柄があって。少年なりに捉えた社会と個人との関わり、成り立ちが楽しかったり切なかったり悲しかったりするわ。少年の、周囲の状況に流されやすいカンジがコミカルで愛らしいの。

 画作りはちょっと作為的に過ぎる気もするの。モノクロとカラーの使い分け、余白をたっぷり取った、被写体を偏らせた構図、フレームの中に更にフレームを作った画、ぐーっと仰瞰でひとびとを捉えた画。それらは少年の視点とはちょっと違う、多分にゲージュツを意識した感があって、もう少し抑えた方が良かったかも、と思ったわ。
 でも『宇宙大作戦』や『真昼の決闘』『恐竜100万年』『チキチキバンバン』といった作品が散りばめられていて、少年が生きた時代を示すと共に少年の生きる現実と対比された夢のカタチとしてノスタルジックに機能してたわね。

 ベルファストという土地に縛られた一家が状況に追われるカタチで呪縛から解き放たれてゆく、でもそこに希望が垣間見えるのが救いね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2022-04-10 19:37:42)(良:1票)★《新規》★
4.状況に振り回される庶民の悲哀を描いた文芸作品という線でしょうか。
この手の映画には感情移入が可能なヒーローやヒロインが必要だと思うのですが、あまりに受動的な態度でその条件を満たしているとは思えません。長男がわずかに主体的にかかわってしまったのだから、せめてそこをもっと深めても良かったのではないかと思わされます。
そもそも、この状況自体へのアプローチはどうあるべきかというメッセージ、あるいはせめてヒントぐらいは示してもらわないと、文芸作品足り得ないと思います。
牧師の説教の姿に宗教の本質を示しているつもりなのかなという点は面白かったです。
出て来た悪党はただのチンピラでしたが、これに深みを持たせて主人公に仕立て上げて娯楽性を上げるという方法もあったのになあと思います。
傲霜さん [映画館(字幕)] 4点(2022-04-09 21:15:13)《新規》
3.《ネタバレ》 いやこれは素晴らしい。ここ数年見た映画の中でも1番ではないかな。
(といってもコロナ禍で最近はすっかり映画館から遠ざかり、もっぱら家でストリーミング主体になってしまっていたが・・。)

一人の少年の目を通して描かれる、1960年代北アイルランドを舞台とした1つの家族(そしてその周りの人達)の物語。
ケネスブラナーの自伝的な内容でプロテスタントと少数派カトリックとの対立が背景としてあるのだが、
タッチとしては重苦しいものではなく、寧ろそのような情勢の中懸命に暮らそうとする人達の生活を
さらりと爽やかに描いているのが印象的。
(紛争という非日常の中の日常を描いているという意味では「この世界の片隅に」にも通じるものがあるかもしれない。)

とにかく描かれる家族の皆が何か愛おしく(特にじいじとばあば・・)、見終わった後に自然と温かい涙が頬を伝っていた。

主人公の少年が初恋の女の子について、彼女が自分達と対立する宗派であることを父親に相談するシーンがある。
そこで父親が「彼女なら、仮にヒンドゥー教信者だって迎い入れるさ」と言うのだが、これを見て
白人のビルエヴァンスを自身のバンドに加えた事をバッシングされた際
「いいプレイをするなら、仮に肌が緑色のやつだって一緒にやるさ」と言ったマイルスデイビスの言葉を思い出した。
つまり、宗派とか生まれたところや皮膚や目の色ではなく、その人の中身で判断するべきだと言う事。

音楽は、勿論この人しかいないでしょうと言う事でベルファスト出身ヴァンモリソンの曲が終始流れていて
勿論すごくハマっている。
rain on meさん [映画館(字幕)] 9点(2022-04-09 16:34:48)《新規》
2.《ネタバレ》 悪い作品では全くないと思いますが、監督の自伝的青春ノスタルジックなお話は非常にリアルとゆーか逆に劇的な内容では決してないし、かつかなり淡々とテンポ好く語られてゆくので全体的に少し平坦な作品だな…という印象があります。ラスト付近はそれでもポイントとなる描写を幾つか配置して観終わった感じ自体はまた悪くないのですが、中盤はかな~り淡々としてて…という感じすね。俳優さんについては主演の男のコのあどけない感じが好かったですが、やっぱジュディ・デンチは(ネームバリュー的にも)存在感が別格でしたね。とは言え、今作ではホントにフツーのそこら辺の婆さんを演ってらっしゃるので、正直最初は気付かなかったです(気付いた瞬間めっちゃテンション上がりましたね)。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2022-03-30 22:23:48)
1.《ネタバレ》 (鑑賞後に調べました)なるほど、ケネス・ブラナーは1960年生まれのベルファスト出身なわけね。これは、まったくの私小説ならぬ私映画です。
予告を見れば、北アイルランド問題が背景にあるのはわかるわけで、この問題を深くは知らない私は、観る前、「理解できるかなー」と、少し不安だったりしたのですが、その心配は全くありませんでした。紛争は、あくまで子供の視点からしか描かれておらず、なんだかよくわからないが大人たちが揉めているなあ、という程度の扱いです。
そんな不安定な情勢の中でも、子供の小学校生活は、サッカーに興じたり、同級生に恋をしたり、そして少しのオイタをするなど、ごく普通に、というか、かなり幸せに流れていきます。
だから、結局紛争の激化のために、愛する故郷を離れなくてはならなくなった主人公の少年(監督自身)の望郷の想いが、ごくストレートに描かれているだけで、まあ要するに普遍性は全くなく、同じ60年代生まれではあるとはいえ、遠い東アジアのおっさんが共感できる部分はほとんどないわけで。
この人の作品は、絵作りはそれなりに丁寧なのですが、これと言って魅かれる部分がないんですよね。今作の、モノクロの選択や、間に挟まれるスター・トレック、真昼の決闘、チキチキバンバンなどの作品とか、パートカラーの使い方とかも、上手い、というよりは、あざとさが目立っている気がします。
あ、そうそう、ジュディ・デンチのラストのアップは、さすがの名女優の貫禄たっぷりでしたね。このシーンだけで、映画の格が一段上がっています。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 5点(2022-03-30 00:23:52)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.20点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4120.00%
5120.00%
6120.00%
7120.00%
800.00%
9120.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞キアラン・ハインズ候補(ノミネート) 
助演女優賞ジュディ・デンチ候補(ノミネート) 
監督賞ケネス・ブラナー候補(ノミネート) 
脚本賞ケネス・ブラナー受賞 
オリジナル主題歌 候補(ノミネート)Down to Joy
音響賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演女優賞カトリーナ・バルフ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジェイミー・ドーナン候補(ノミネート) 
助演男優賞キアラン・ハインズ候補(ノミネート) 
監督賞ケネス・ブラナー候補(ノミネート) 
脚本賞ケネス・ブラナー受賞 
主題歌賞 候補(ノミネート)Down to Joy

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