ブレット・トレインのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ブレット・トレイン

[ブレットトレイン]
Bullet Train
2022年【日】 上映時間:126分
平均点:7.09 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-09-01)
アクションサスペンスコメディ犯罪もの小説の映画化
新規登録(2022-07-03)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-10-26)【イニシャルK】さん
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監督デヴィッド・リーチ
キャストブラッド・ピット(男優)レディバグ
ジョーイ・キング(女優)プリンス
アーロン・テイラー=ジョンソン(男優)タンジェリン
アンドリュー・小路(男優)キムラ
真田広之(男優)エルダー
マイケル・シャノン〔1974年生〕(男優)ホワイト・デス
ザジー・ビーツ(男優)ホーネット
ローガン・ラーマン(男優)サン
サンドラ・ブロック(女優)マリア
福原かれん(女優)新幹線の乗務員
マシ・オカ(男優)車掌
デヴィッド・リーチ(男優)ジェフ・ズーフェルト
ライアン・レイノルズ(男優)カーバー(ノンクレジット)
チャニング・テイタム(男優)乗客(ノンクレジット)
堀内賢雄レディバグ(日本語吹き替え版)
山本舞香プリンス(日本語吹き替え版)
津田健次郎タンジェリン(日本語吹き替え版)
関智一レモン(日本語吹き替え版)
阪口周平キムラ(日本語吹き替え版)
井上和彦エルダー(日本語吹き替え版)
木村昴ウルフ(日本語吹き替え版)
米倉涼子マリア(日本語吹き替え版)
辻親八(日本語吹き替え版)
小松史法(日本語吹き替え版)
吉野裕行サン(日本語吹き替え版)
原作伊坂幸太郎「マリアビートル」
作詞永六輔“Sukiyaki”
作曲中村八大“Sukiyaki”
挿入曲奥田民生“Kill Me Pretty”
坂本九“Sukiyaki”
撮影ジョナサン・セラ
製作デヴィッド・リーチ
アントワン・フークア
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
ネタバレは禁止していませんので
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12
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23.「デットプール」とかは大丈夫なんですが、今回はちょっと…。トンデモニッポン物はちょっと苦手かもしれません。真田広之がかっこ良かったけど、おじいちゃん役なんですね。自分も年をとったなぁと感じました。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-14 15:52:59)
22.《ネタバレ》 恐るべきパラレル・ワールド、ニッポン!ここでは超豪華シンカンセン・ゆかりが東海道をリニア新幹線の様にぶとっばしている!でも東京駅を夜に出発して京都駅に着くころには夜が明けているけどね(笑)。ここは海外のサブカルマニアが妄想しているニッポンそのものって感じです。主演が日本カルチャー大好きなブラピを起用しているのは、さすが製作者たちは判ってらっしゃる、なんせ『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』のことをインタビューで熱く語る人ですからねえ(笑)。 伊坂幸太郎の小説が原作らしいけど、私は未読。でもこの列車に乗り込んでくる魑魅魍魎たちの関係が恐ろしいまでにややこしい。とくにホワイト・デス(マイケル・シャノン)長老(真田広之)殺し屋ウルフの三人もがかつて妻が殺されて復讐を企んでいてその回想シーンが挿入されてくるので、余計にストーリーを把握するのに苦労させられました。まあこの映画全編が伏線だらけみたいなものですから、最後に(けっこう強引だけど)綺麗に回収してくれたのは快感でしたけどね。京都についてからのブラピたちとホワイト・デス一味の対決が始まるともうほんとに何でもあり状態、新幹線同士がなぜか正面衝突までするという滅多に見れない光景まで拝めるんですからね。そんなカオスの中でも、狭い車内で見せる真田広之の刀裁きはさすがに見事でした。ラストでチラッと登場するサンドラ・ブロック、『ザ・ロストシティ』に続いてのブラピとの共演、でも『ザ・ロストシティ』とは逆で彼女の方がカメオ出演みたいな感じだったのが面白い。そしてなぜかノン・クレジット出演のチャニング・テイタム、あれはもう彼のパブリック・イメージを逆手にとったセルフ・パロディって感じですかね、そういやこの人も『ザ・ロストシティ』に出演していたなあ… 余談ですが、Bulletをブレットと表記するのはいかがなもんですかね、発音はどう聞いてもバレットなんですけど。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-05-13 23:44:35)
21.《ネタバレ》 時間はあっという間でした。内容はメチャクチャですが、突っ込みどころ満載な日本の描きかたが意外とマッチした感じです。真田広之が健在だったのと最後のエピローグが良いですね。
ラグさん [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-23 16:16:17)
20.ありえない、の連続ですね。伏線回収のための映画なのか。と思ってしまうほど
眞田さんのせりふは音量上げても聞き取れない、自分の耳がいけないのか。。。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-16 20:49:38)
19.登場人物がとにかく多く、その登場人物一人一人をちゃんと描いいているからか、主役であるブラピが上映時間の半分位は姿を見せてなかったかも(笑)

原作が伊坂幸太郎だってここのサイトで初めて知った。見事な伏線回収も納得。

真田広之が普通にお爺ちゃん役をやってて、あぁもうそんな年齢になってたのか~...と今さらながら痛感しちゃいました。にしても殺陣の美しいこと美しいこと...やはり絵になりますね。

前半はとにかく何が何だかひっちゃかめっちゃかで頭の整理が追いつかなかったけど、後半で怒涛の種明かしが始まって一気に脳が活性化できた。いかにもな日本の扱いも、お約束事として受け止めましたw 
Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-10 17:17:32)
18.《ネタバレ》 東京から京都へと猛スピードで運行する超高速車両を舞台に、偶然乗り合わせた殺し屋たちの壮絶バトルを終始ノンストップで描いたエンタメ・アクション。原作は、日本のベストセラー作家伊坂幸太郎。監督は、この手の分野を得意とするデビッド・リーチ。いかにもこの監督らしいごちゃごちゃわちゃわちゃとしたストーリーに、「あ、またか…」と前半は少々げんなり。大量の登場人物が入り乱れるお話は脱線につぐ脱線でとにかく分かりづらい!!アクションシーンは凄くキレがあっていいし、キャラクターもみな魅力的なのにどうして毎回こんな分かりにくいアプローチをしてくるんでしょう。すんごく勿体ないです。あまりの観客置いてけぼり具合に前半で観るの止めようかと思ったんですが、でも、後半のぶっ飛び具合はさすがにお金を掛けただけあってなかなか楽しかった。伊坂幸太郎らしい、伏線を最後に全て回収する練られたプロットも見事。とにかく殺し屋たちが全員キャラ立ちまくりなのが良いですね~~。自分は、可愛い着ぐるみにずっと潜んでいた毒ヘビ女アサシンが好きでした。レモンに殴られた時もじっと耐えてたのね(笑)。ドSな小悪魔少女アサシン〝プリンス〟も超可愛くて、自分もこんな女の子に徹底的に振り回されたいと思っちゃいました(ドM)。彼らが電車をガンガン破壊しながらバトルするクライマックスはもはやリアリティのリミットを3回くらい振り切ってます。到着が1分遅れただけで丁重に謝罪する日本の鉄道会社はこれ観てどー思うんだ??でも、そんな日本を徹底的に茶化したトンデモシーンも根底には凄く愛を感じたし、後半はけっこうスカッとしたので、ちょっぴりおまけの7点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2023-02-23 08:25:30)
17.《ネタバレ》 パラレルワールドのような「奇妙なニッポン」が見たいというニーズは世間には確かにあって、実はワタシもそういうのが見たい一人です。そこを狙ってやってるんだろうし、そういった意味では最後まで面白かったとは思うんだけど、しかし。■伊坂幸太郎の殺し屋シリーズの映画化って、「漫画の映画化」と同じハードルがあるように思うのですね。小説なんだけど、読者は明確なビジュアルをイメージしてページをめくっていたのではないかと。こんなのオレの蜜柑と檸檬じゃない。東北新幹線ではなく、東海道新幹線にしたのは「奇妙なニッポン」的には正解なんだろうけど。■運も不運も捉え方次第なんて話ではなく、原作では命をどう扱うかというようなお話だったかと思っていまして。もっと原作に敬意を払えよって、ヤボを承知でちょっと思ってます。
なたねさん [DVD(字幕)] 6点(2023-01-27 20:07:24)
16.この破天荒で突っ込み処満載な感じ、すごく良い。
TERUさん [インターネット(吹替)] 8点(2023-01-01 20:32:57)
15.とんでも日本設定だったけど、笑えたので良し。この手の映画にありがちなお笑い芸人とかチョイ役で出るかと思ったけど、影も形もなかった。それは素晴らしい事です。
真尋さん [インターネット(吹替)] 6点(2022-12-31 23:34:02)
14.《ネタバレ》 日本が舞台で、なんだかヘンテコ日本と言う従来のハリウッド映画だが、それはもう何も言うまい。そして内容もかなりぶっ飛んでいた。まぁそれが売りだろうし、それが良かったも言える。ヘンテコ日本の中でも劇場公開時に米原駅だけリアルと言う話題があったが、確かにな~っと確認(笑)。こういう巻き込まれ系のキャラがブラピははまり役だ。そして、ハリウッドでは悪役が多い印象の真田広之だが、本作ではいい役を貰ったなと思った。ひとつ惜しかったのはラスボスであるホワイト・デスが、あれだけ凄い恐ろしい人物みたいに煽っていた割にはそれほどの迫力がなかったこと。
スワローマンさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-11 21:32:48)
13.よく出来てる映画だな~と感心してしまった。
「チェーホフの銃」という言葉があって、「ストーリーに持ち込まれたものは、すべて後段の展開の中で使わなければならず、そうならないものはそもそも取り上げてはならない」という。
作中に出てくる小物・ギミック、全てが無駄なく活躍し組み合わさって使われていて、使われまくっていて、もう脱帽。

特にキャラクターは、その過去・能力・性格、全てがよく作り込まれていた。無駄なものが無い。

日本の描写がアレだったけど、気にすることないかもしれませんね。
だって、メキシコNo.1の殺し屋が出てきた時、背景はサボテンの半砂漠で、メキシカンハットやらメキシカン・カウボーイ風のお衣装だらけだったけど、私はそれを見て「メキシコ文化の一つだな」としか考えず、違和感も覚えなかったから。今時メキシコがこんなんだとは思わないというのに。
外国人がこの映画の日本を見る時に感じるのも、同じようなものかもしれませんね。

築地で17人の殺人事件とか、笑ってしまった~。日本人は「これ、ホントにあったら数年間大騒ぎだよね」って分かるけど、ガイジンさんには違和感なんて無いでしょうね。
そんなんが、サラっと、映画の千分の1って要素として出てくる。濃密だー。

もう一回見たくなった。こんなに濃密なんだから、一回じゃもったいない。
りんどうさん [映画館(吹替)] 8点(2022-10-11 21:17:36)
12.《ネタバレ》 予告編にあるような全編ノンストップアクション!というのを想像していたら実際はそれほど連続したアクション、というわけではありませんでしたが、例えば格闘戦中に挿入されるコメディ要素だとか、新幹線内使った攻防などはとても楽しかったです。
ストーリーにしても二転三転していて飽きませんし、真田広之のキャラクターも立っていてとても良かったです。
原作は日本の小説ということですが、ハリウッドでの映画化ということで、外人が「フジヤ〜マ!ハラキ〜リ!カミカ〜ゼ!バンザ〜イ!!」とか叫びながら作ってそうで、後半に行けば行くほど尋常じゃない被害ですがそれもひっくるめて楽しい作品でした。
クリムゾン・キングさん [映画館(字幕)] 7点(2022-09-25 19:00:03)
11.“ニッポン”は、世界中の外国人にとって、我々日本人が思っている以上に、唯一無二の「娯楽」の塊なんだと思う。
サムライ、ニンジャ、フジサン、アニメ、コスプレ、そしてシンカンセン。時代を越えて積み重ねられたその累々とした娯楽要素こそが、この国を愛する多くの外国人が求めるモノであり、憧れなのだ。

長年、そういった“ニッポン”を愛する外国人が生み出す映画を観ていると、日本人が見せたい“JAPAN”と、外国人が見たい“ニッポン”とでは、そもそものベクトルが異なるということをつくづく感じる。
昔は、そんな“トンデモ”日本描写に対して鼻白むことも多かったけれど、今は、逆輸入の新しい娯楽性として純粋に楽しめるようになったし、それほどまでこの国を愛してくれている海外クリエイターたちに感謝を覚えるようになった。
そう、そこにあったのは、日本文化に対する「無理解」ではなく、圧倒的な「愛」だったのだ。

結論を言うと、本作「ブレット・トレイン」(a.k.a「弾丸列車」)は、想像を遥かに超えた“トンデモバカ映画”だったが、紛れもなく日本がルーツのこの作品は、日本人にとっても圧倒的娯楽だった。
ずばり、エンターテイメント大作として“ケッサク”である。


私は伊坂幸太郎の小説のファンなので、原作「マリアビートル」も既読。
というよりも、ブラッド・ピット主演で映画化という情報を聞き入れてから、一年ほど前に読んだ。
伊坂幸太郎らしい軽妙さと人生観を孕んだ楽しい娯楽小説で、読了時点から本作を鑑賞するのが楽しみだった。
小説のストーリーラインを忠実に映画化しているというわけでは勿論なく、ハリウッド映画化にあたって文字通り大いに「脱線」していることは間違いない。
でも、その「脱線」こそが、ハリウッド映画化の意義であり、ブラッド・ピットが主人公を演じ、デビッド・リーチ監督がクリエイトすることによる付加価値だろう。

小説の語り口と比較すると、全く別のお話のようにも見えるかもしれないが、原作が描くテーマや精神性は、荒唐無稽の映画世界の中でもしっかりと反映されている。
疾走する高速列車の中で、登場人物たちの「悪運」と「幸運」が、絡み合い、鬩ぎ合い、運命を切り開いていく。
殺し屋たちが織りなすその群像劇そのものは、非現実なファンタジーだけれど、現実世界であってもおびただしい人間たちの悪運と幸運が入り混じっていることには変わりなく、その一つ一つの結果が「人生」であるということ。
理不尽な状況下の中で、悪運を撒き散らしながらも、自身の信念を持って存在し続ける主人公の姿こそが、今この世界で「生きる」ということの本質なのかもしれない。


ともあれ、ちょっと珍しいくらいに嬉々として娯楽映画の主人公に扮するブラッド・ピットを堪能しつつ、“トンデモ”が止まらない本作の暴走ぶりを楽しむのがよろしかろう。
本作の舞台となる“弾丸列車”の名称は「ゆかり」。
そう、ほっかほかの“白飯”に、極彩色豊かな“ふりかけ”をたっぷりかけて味わうつもりで。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2022-09-17 22:15:49)(良:2票)(笑:1票)
10.《ネタバレ》  この映画の世界ってきっとマルチバース的には『キル・ビル』『DOA/デッド・オア・アライブ』『ウルヴァリン:SAMURAI』『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』あたりと同じユニバースに存在してるわね。多分ワザとヘンなニッポンを描いているので「バーカバーカ!」ってツッコミ入れながら(映画館で騒いだらダメだけど)楽しむ映画ね。

 そのカーブをそのスピードで曲がったらどう考えても脱線するでしょ!とかATC(自動列車制御装置)や新幹線総合指令所はどうした?とかなんで富士山が岐阜羽島あたりにある?つーか名古屋から京都までやたら距離あるな!とかあれじゃ車内販売の商品や荷物置き場の荷物盗まれ放題でしょ!とかそんな大事なものをあんな場所に置くなよ!とかビュッフェの担当者が最初から最後まで居ないのなんで?とかトイレ利用者少な過ぎ!とか京都駅からずーっと延びて京都市内で行き止まりになる支線って一体どこになんのために?とか途中まで普通にいた乗客が消えて全席貸切になっちゃえるモノ?とか米原に早朝に到達するって東京出る頃は真夜中?それにしちゃ道中どこも随分賑わってるな!とかそもそも真夜中に新幹線走るものなの?とか、そういうのツッコんで欲しくてたまんない、ってカンジで作ってるでしょ?

 出てくる殺し屋のみなさん揃いも揃ってお莫迦さんで列車の中でひたすらドタバタを繰り広げるのでシリアスなアクションを期待しちゃうと全然なのだけど(なので真田広之さんのシリアスっぷりが異質なカンジになっちゃってるという)運命と因果に翻弄される人々の切ないお話として見られないコトもない・・・かしらねぇ?
 
 コレきっと世界で日本人が最も楽しめる映画ね。他の国の人たちはその明らかなヘンさを曖昧にしか理解できないもの。それと同時に外国の人が日本に対して抱いてるイメージを感じ取るコトができる映画でもあるわね。新幹線、富士山、ハイテク、日本刀、舞妓さん、おじぎ、ゆるキャラetc...

 全体的にガチャガチャしていて落ち着きがなくて見終ってなーんにも残らないかもしれないくらいな映画だけど楽しかったので良し、ね。
 こんなお莫迦映画に出てるブラピも楽しそうで何よりね。

 あ、ちょっと最後にこれは大事なツッコミ。字幕で『機関車トーマス』って「機関車」を強調してるカンジだったけど、だったら正解はひらがなで「きかんしゃ」よ。『きかんしゃトーマス』。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2022-09-14 16:51:38)(笑:1票)
9.《ネタバレ》 やっと見てきました。 予想に反して面白かった。
まず、原作既読です。原作では東北新幹線で水沢から乗り込んでくるジジババが好きでした。
今回の予告編観て、そのエピが無くなってつまらなくなつたと落胆してましたが、
なるほど、こういう展開へ変えたのかあ・・と、唸りながら鑑賞。 悪くないです。
基本コメディ仕立ての殺し合いアクションですが、原作同様に、殺し屋同士の会話が
無駄に長くて笑わせます。
日本ではありえない突っ込みどころも満載ですが、ハリウッド映画として黙認しましょう。
殺し屋や新興ヤクザが英語での会話ばかりで、日本語のシーンは2割程度しかありません。
それでも、オープニングタイトルや、人物紹介の吹き出し、エンディングタイトルまで
日本の漢字が多数飛び出してきて、なんか「日本愛」を感じてしまいます。
ドデカイテロップが画面いっぱいの絵ってのも、コミックマンガみたいで笑えます。
日本公開版の限定なのかもしれませんが、素直に嬉しい。
高速走行中に非常ドア吹き飛ばしたのに、なんの影響もなく走り続けるとか、日本の新幹線に
あるわけないし、次の駅の先も壊れたまま出発したり、正規の運転士じゃないのに発車できるとか、
セキュリティシステム上不可能な展開が多数あるので、アチコチで馬鹿にされてるようです。
しかしですね、この映画はコメディなんですよ。 笑って許してあげて下さい。
とにもかくにも、登場人物が皆個性的で憎めなくて愛おしいキャラばかりなんです。
(日本人二人のキャラには、コメディ要素ありませんが・・)
日本独特のゆるキャラ文化も、無理を承知でぶち込まれてます。嫌いじゃないです。
このバカバカしさは、日本を面白がっている外人達には外せない部分でしょう。
治安の悪いアメリカには存在しない「自動販売機」とかも、アメリカ人には面白いでしょう。
そんな、面白くするサービス精神こそが、この映画の肝です。 基本はコメディ。
ミッションインポッシブルやジェイソンボーン、007とかと比較してはいけません。
使われている楽曲も、採用理由が意味不明で笑えます。もはやナンセンスムービーまっしぐら。
これはもう、家でみんなでワイワイ突っ込みながら見るパーティムービーかも。
ゲストの乗客役の俳優にゲイの設定とか・・ 話題になるだけの殺し屋ワンシーンだけとか
巻き戻して再生して笑いあうとか、そういう映画なんですよ。
しかも、映画館で見ても、そこそこ迫力あって楽しめる。 コレなかなか好きな一本でした。
グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 9点(2022-09-11 18:53:06)(良:1票)
8.ぶっ飛んでる割には、観やすくて分かりやすい。
銃弾と名乗ってるが、銃より毒とか多彩な方法で攻めてくるのも良かった。
真田広之さんカッコいい(キャー!)痺れました。
ブラッド・ピッドさんのコミカルさも素晴らしい。

ちょっと違う日本の風景だったが、使われた日本名前の漢字がキレイに見えた。
私たちの周りも、もっと日本語を看板に使ったほうが美しいかもと思わされた。
監督やスタッフの日本への尊敬の念をとても感じた。
素晴らしい作りてにピッドさん風にお礼が言いたい。
「ドウモアリガトウ」

それから、私が気に入ったのはウルフ役のベニート・オカシオさん。
衣装がバリっと決まり張り切ってるのに、どこかくすっと笑えるところ。
結婚式のシーンは見応えありました。

そして、音楽も最高。
気持ちが段々高まった所に、あの「ヒーロー」
私たち世代にはもう、たまりませんね。

外国でヒットしたら日本に新幹線乗りに行きたい!と観光客増えるかしら。
そうであれば嬉しい。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2022-09-08 14:01:22)
7.《ネタバレ》 原作未読、トレーラーでバカっぽい臭いを感じて気になり行ってきました。期待を裏切らないバカ映画で楽しめました。ジャンルに「バカ映画」を是非とも追加していただきたい感じです。中国嫁も楽しめた様でした、色々突っ込みたかったみたいだけど、それはほれバカ映画だものってことで万事解決。。。前情報でサンドラブロック出演を知っていたのだけど、終盤にさしかかりあれ?出てたっけ?と思いだしたらちゃんと出てましたね。
ないとれいんさん [映画館(字幕)] 7点(2022-09-07 14:10:12)
6.《ネタバレ》 観ました『ブラッピ・トレイン』
『NOPE ノープ』のオマケ程度に思って観たんですが、こっちを先にレビューしたくなった。
 
まず、【日本語吹替】で見ましょう!
いますよね、オシャベリな殺し屋。
『パルプ・フィクション』とか『デッドプール』とか
この映画も殺し屋だらけ。その半数がメチャしゃべる。
字幕じゃ、たぶん会話のニュアンスが伝わらない。
 
つぎ、日本の描写。
以下【ネタバレ】です。
東海道線の駅の順番は異世界化し
鉄ヲタなら発狂しそうな、何ひとつ正解のない新幹線。
そして武装ヤクザの天国。そう、ここはアナザー・ディメンションNIPPONなのです。
まあ、映画ですから印象コラージュ的なアレです。
それを笑って済ませられるかで、好き嫌い真っ二つに割れると思う。
 
あとは、ブラピも主役として良い味だしてるし、殺し屋たちも全員がマンガチックなほど個性的。
真田広之もお飾りではなく、きっちり剣劇アクションしてくれます。
そして、すべてがデタラメでトンデモ。
映画全体が冗談みたいだからこそ、日本を舞台にここまで、派手なバイオレンスアクションを展開しても笑って見れるんだと思った。
 
観てて『デッドプール2』みたいなだなぁ~と思ったら、同じデヴィッド・リーチ監督でした。
『デッドプール』『キル・ビル』『ウルヴァリン: SAMURAI』がOKな人には、超オススメです。
 
※訂正、正しいタイトルは『ブレット・トレイン』です。意味は弾丸列車(笑)
墨石亜乱さん [映画館(吹替)] 7点(2022-09-06 01:44:31)
5.《ネタバレ》 伊坂幸太郎の原作は以前に読んでいたので、この独特な世界観の映画でもすんなり飲み込んで鑑賞ができました。
もし読んでなかったらこの弾丸っぷりに少々ついていけてなかったかも。
名称とか機関車トーマスなんかは原作と同じだと思いますが、王子に関しては女の子にキャラが変更されてましたね。
初っ端からヘンテコ日本満載で、それが見ていて面白く終始ニヤニヤしながら観ちゃいました。
新幹線という狭い空間の中でのファイトシーンはそれこそジャッキー映画的でもあり、
極彩色な極小空間の中でたまに日本語喋りながらジャッキー的なアクションを見せる
ブラピが見られるなんて、良い時代になりましたね。
さまざまな名曲が使われていて、そのトリッキーさにも惹かれます。
2人ほどカメオ出演してる驚きもあり、特にチャニング・テイタムがツボでした。
あろえりーなさん [映画館(字幕)] 6点(2022-09-05 19:35:42)(良:1票)
4.《ネタバレ》 日本の観客からすると、まず本作における日本の描き方が総じてどれもメチャクチャ!という指摘はまァその通りだろうと思います。が、個人的にはソレは別にイケナイこととまでは言わんでも好いかな、と。こーいうのって結構「意図的」なヤツではあるんだろーな、とは(最近は特に)そー思ってたりするのでして。その他の部分のやや支離滅裂な感じを含めてもリアリティ・整合性よりは大いにツッコミ待ちのボケをふんだんに盛り込んでコメディ風に仕上げるのを重視している作品には見えていましたし。

捻りの効いた文学的な台詞回しなんかとか、また諸々と確かにタランティーノ作品を彷彿させるという感じでもあります。がコレもよりシンプルな娯楽作に大いに寄せてはつくってるかな…とも(=コレはも~最近はワリと流行りの質感…てな感じかと)。テンポも良好でアクションも手頃に派手、で全体としてはお話の中身も決して分かり難いモノではなく、気楽に楽しめる作品だと思いました。とは言え、伏線の多さとか細かい部分でややこしさ皆無…というワケでは決してねーですし、エロは抜かれてますがヴァイオレンス描写のグロ度合(血ミドロ万歳!的な)とかはそこそこ高めなのでお子様・ファミリー向けとは全く言えませんケドも。

入れ替り立ち替り色んな人(=だいたい殺し屋)が乗り込んで来てはまた様々な企てを持ち込んで来てくれるので、重ねてまずまずの密度とテンポで2時間見事に走り切った…という感じではあります。んで終盤もかなり盛り上がって終い方もスッキリ!巧くいったとも思いますし。とは言え、ラス前が少し目に見えてスローダウンしたコトに加え、若干「無駄に」複雑・或いはエピソード(or キャラの存在自体)として不要カモ?という部分も(個人的には)無くはなかったかな、とも。も~少しダケ削ぎ落して疾走感を高めてくれた方が好みだったかな…という感じでもあるのですね(このタイトルにもより適合するんではねーかと)。まあゆーて、全然面白く観終われたので不満というレベルのモノは特にナニも無いのではあるのですケドね。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 7点(2022-09-03 16:02:49)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 7.09点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6939.13%
7626.09%
8521.74%
9313.04%
1000.00%

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