シークレット・マツシタ/怨霊屋敷のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > シークレット・マツシタ/怨霊屋敷の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

シークレット・マツシタ/怨霊屋敷

[シークレットマツシタオンリョウヤシキ]
Secreto Matusita
2014年ペルー上映時間:77分
平均点:4.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-01-21)
ホラー
新規登録(2023-04-04)【Yuki2Invy】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.《ネタバレ》 「戦慄の日系ペルー・ホラー」などと書かれると見ないわけにはいかなくなる。「おぞましき日本の呪い」(笑)にもそそられる。配給は一部で有名なオカルトメディアTOCANAとのことで、松下さんは鑑賞無料にしたという適当なノリも悪くない。内容としてはペルーの著名な心霊スポットを扱っていて、ホラー映画というより怪談話や都市伝説の愛好者に受けそうな映画になっている。
所在地は、首都リマの歴史地区から少し外れているが都心部の目立つ場所にあり、Googleマップでみると「Casa Matusita/お化け屋敷/24時間営業」と表示されてクチコミが書き込まれている。当時の外観は映像に出ていた通りとして、内部の撮影はどこでしたのかわからないが、2階の窓から旧アメリカ大使館を映した場面は、実際に現地からならこう見えるだろうという映像になっていた。
外部情報によれば、この場所にあった日系人の会社は1950年代から2005年まで1階を借りていただけらしく、2016年には老朽化のため2階を取り壊した上で全体の改修工事をしたとのことである。現地報道によれば、本当の所有者としてはこの映画などの公開のせいで、根拠のない噂話がますます勢いづくことに嫌気がさしていたようだった。
ちなみに序盤で出ていた精神病院は都心部から南西5kmくらいの海際にある国立病院で、松下邸とは直接関係ない。ここに関わる有名な都市伝説というのはラルコ・エレーラの幽霊の女性(La mujer fantasma del Larco Herrera)というものと思われる。

物語に関して、予告編では「これは実話です。」とされているが、劇中の具体的な出来事に関してはウソに決まっている。ただし導入部のインタビューでは実際の都市伝説を結構まともに解説していて、細部はともかくこういう都市伝説が存在することは事実である。ここに出ていた人々のうち、Percy Taira(ジャーナリスト・ライター・詩人、YouTubeチャンネルあり)とFernando Vivas(ジャーナリスト・政治アナリスト)は実在のペルー人だというのが現実感を出している。
劇中人物が撮っていたのは卒業制作とのことだが、性質としては日本にもあった心霊番組の特集で、霊能者とともに現地取材して適当に騒いで帰るようなものを想定したと思われる。ホラーとして見れば取ってつけたような和風要素はあるにしても、基本は洋モノ風の物理的なドタバタが多く独創性もあまり感じない。しかし全体的な企画としての面白味は感じられたので、結果的にそれほど悪くは思わなかった。正直嫌いでない。

[参考]エンディングの曲が気になったので本気になって調べると、和楽器の音楽ユニット「びかむ(ビカム)」が2004年に出した「今は昔、~竹取物語~」というアルバムの曲であり、「果てしなき我が問いは…」は「月白み」、「屋根に千人、築地に千人…」は「その日、月輝き」から採っている。かぐや姫と帝の恋を中心に描いた作品とのことで、こんな迷惑系突撃ホラーにはもったいないまともな音楽なので紹介しておく。
かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-24 11:22:59)
2.《ネタバレ》 今はもう改装されそういった類のものはなくなったそうだが当時実在した幽霊屋敷をモデルにした、怪奇現象はあったけども失踪や殺人自体はフィクションな映画でドキュメンタリー風なPOVですが、舞台自体暗闇の中ライトが数個で終始画質の良さが映画だなーという感じでエクソシスト風といっちゃあれですが怪奇現象的なものが結構ありきたり。オッサンが壁の中に連れこまれたと思ったらその壁の奥でおねーちゃんが大量のろうそく(火をつけるの大変だっただろなー)が立てられた中縛られてるのもいいけどあれ?赤ちゃんがいた籠はどうやってそこに置かれていたのだろうか・・??松下さんという日系人が所有してたのでちょいちょい日本描写が出てくるにしても「死」をやたらアピールしてもね、うん。ペルー人は「死」に恐怖を感じるのかは謎ですがエンディングに何狙いの和風日本語ソングを使ったのかはもっと謎。。まぁつまらない怖さでは全然ないのでその辺変な映画を見てるのよりはよっぽどマシでした。
M・R・サイケデリコンさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-22 00:32:07)
1.《ネタバレ》 東京だと、ヒューマントラストシネマ(特に渋谷)は「シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション」とか「未体験ゾーンの映画たち」って毎年のよーに特集上映組んでマイナー国産のB級ホラーをシコタマ上映して呉れてるのですが、ソレらって物珍しさは十二分!とゆーて率直に純粋な映画自体のクオリティの方は…という曲者揃いでもありまして、個人的には最近はあんまし足が向かない状況ではあるのですよね(コロナ禍ってのもあって)。この作品は「未体験ゾーンの映画たち2022」のうちの一つかと思ってましたが、実はそーじゃなかった…てコトのよーです(⇒でもどー見てもそーいう系統ではありますケドね)。しかし更によく調べるとナンとペルー原産の2014年もの(もはやプチ・ビンテージ)ですし、で実際に再生始まると初っ端はま~たどー見ても『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』なコテコテ・ファウンド・フッテージでしたです(⇒幽霊屋敷系ではあるモノの、ゆーて正直イマサラ感しか無い)。

んで、やっぱ肝心のクオリティが…つーのがまず、80分にも満たない作品なのに(中々どーして)最初の50分間は大したコトが起こらずに只ダラダラしてる…というホラーの悪しき伝統を継承してるコトですね(今どき)。だから結局全体として、そもそもまるでお話=ストーリーとゆーのに為ってないのですよ(⇒ラスト20分は流石にそこそこ派手なホラーシーンが続きますが、お話としては只々4人で屋敷に侵入して準備して、で襲われて全滅してハイ終わり~てなダケでして)。更に結局、そのラスト20分にも(ホラー映像的な意味で)ユニークなモノってのが別に在りゃしない…となると、このご時世にワザワザ観る価値とゆーのはどーにも見出せませんですよね。結論、映画館鑑賞の方はスルーして120%正解だった、としか言い様がありません。本国ペルーでは、舞台である幽霊屋敷が首都リマのド真ん中に実在する!というローカルな事情もあってか大ヒットした…てなコトらしいのですケドね(残念。。。)
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 3点(2023-04-04 23:55:07)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.33点
000.00%
100.00%
200.00%
3133.33%
400.00%
5266.67%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS