1.《ネタバレ》 主戦力のあんこうチームが序盤で脱落し、残されたチームの運命を描いた第4話。
テレビアニメ第1話では全くの戦車道未経験者が、培われたノウハウと経験を総動員する。
54分の上映時間のうち、9割近くがアクションシーンのつるべ打ちでほとんどアトラクションの様相になっている。
あまりに目まぐるしく展開し、状況が分からなくなるくらいの情報量の多さと、
雪原を得意とする不敵な継続高校のBGMにいつ負けてもおかしくない緊張感があった。
後半の聖グロリアーナ対黒森峰の間に挟まれるサウナシーンを除くとずっとアクションシーン。
そりゃ製作に時間がかかるよね…
後半はもちろん聖グロリアーナが勝つのは予想通り。
それも島田愛里寿という大きな切り札を手にして。
エキシビジョンとは言え二度勝てなかった聖グロと劇場版で対決した愛里寿との、
二重の因縁を抱えるみほは如何に挑むのかで映画は終わる。
2年後に公開されるだろう第5話は、第4話では描けなかった、決勝戦前夜のドラマを入念に描くことを期待したい。