1.《ネタバレ》 第2回日本ホラー映画大賞受賞作品。
第1回の「みなに幸あれ」はとんだ期待外れだったが、本作はどうかなと早速見た。見た第一印象は「だいぶんマシだな」だった。
近藤亮太監督の特徴は「ヘタなCGの幽霊を見せないこと」だと思う。見せない怖さにこだわった作りは非常に良い。
中盤に唯一見える母親の霊もゾッとする怖さだ。このあたりのホラー的な演出は良かった。
だがお話はダメ。あれだけ謎をばら撒いておいて回収せずに終わっちゃダメだよ。道理でキャストが「続編を」とか言ってる訳だよ。
「光る君へ」じゃないけど「今日はここまで」が許されるのは連続ドラマだけだよ。
得点は7点にしたかったが上記の理由で6点にします。