229.《ネタバレ》 事前に「すごく泣ける」とかなり聞かされてからの鑑賞だったので、けっこう身構えて見始めました。 このくらいの時期の欧米におけるエイズへの世間の認識が分かりますね。病気に対する世間の意識なんて、日本だろうが欧米だろうが大して変わりないんだなというのが率直な感想ですね。 でもこの時代のワルってなんだかそこまでワルじゃないというか、デクスターの病気についてエリックから聞かされて、「おい、もうやめようぜ」としおらしく引いていこうとしたり、エリックの母親にしても凄い勢いでエリックを引き剥がしにいったあと、デクスターの母親に詰められてシュンっとなって帰ってくるという。なんか最近のワルって、とりあえず自分がよければとか楽しければいいみたいな感じで信念も何もないし人の話も聞かないしという印象なんですが、この時代のワルはワルなりにきちんと人の話を聞くしそれについて自分たちなりに解釈して考えるし、そこだけでも今と全然違って良いなあとか思ってしまった。「人なんか関係ねー、オレさえ良ければいいんだ」という人が本当に増えた気がします。個人的な感触ですが。 結果的に断念しましたが、下流の街を目指して二人でゴムボートで川下りって、冒険!って感じでなんだか良いですね。ここまでの冒険はしたことないですが、50ccにまたがって何県も離れたところへ紙の地図だけで目指した昔の経験を思い出して、懐かしいです。 靴のエピソードは最高です。「真っ暗な中で目覚めると、宇宙の何億光年も先の何もないところで一人ぼっちだと感じて苦しいんだ」と訴えるデクスターに、「この靴持って寝ろよ。臭さでここが地球で、僕が近くにいるってわかるから」と言って自分の泥だらけの靴を渡すエリックと、その靴を抱きかかえながらとても安心した表情でスヤスヤと眠りにつくデクスター。なんだかとても心が安らぐシーンでした。 周りからは子供の遊びのように見えたかもしれません。しかし二人で探し続けたデクスターのための"cure"。それはうまくいかなかったが、デクスターにとっては"cure"はエリックとの時間だったのかもしれません。 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-03-24 22:58:49) |
228.《ネタバレ》 子供時代のピュアな友情を取り扱った脚本 大人になってしまった自分としては共感しづらい部分もあり、中盤までは退屈な映画だったが ラストシーンは心に残るというか、静かな感動を得られる映画だったと思う 対照的な二人の母親のキャラクターと、音楽が特に良かった 【Nig】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-10-01 14:20:15) |
227.《ネタバレ》 シンプルでいて、残酷だけど心温まる作品。難病による苦しみよりも、人が人と関わることで生まれる苦しみ、そして幸せに、目を奪われた。普通でいることが、どれだけ幸せなことなのか、それを普通でいる時に感じることが出来ないのが、世の常。デクスターの母親や、病院の先生を見て、愛とはどういうことかを教わった。 【VNTS】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-28 22:37:15) |
226.《ネタバレ》 1人で遊ぶのが好きな主人公は隣に引っ越してきたHIVの少年と知り合う。 HIVを治すために試行錯誤を重ねる二人であったが 遠い街の研究者がエイズの治療方法を発見したと聞き 二人は旅へと出発する。 いかにもお涙頂戴な話ではあるが主人公が良い奴すぎる。 なので最後まで楽しむことは出来ました。 病院のくだりはなくても良かったかなー。 【Dry-man】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-05 15:05:46) |
225.もう最後のシーンには号泣しました。 母の愛、一生の友人に出会えたことの喜びを感じさせてくれるドラマです。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-08-13 18:48:57) |
224.小学生のときに見て、人生で初めて映画で泣いてしまいました。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-07-17 00:57:34) |
223.《ネタバレ》 少年よ、一体どうしたらHIVを抱えてこんなに健気に生きていけるんだろう。 家の裏に越してきたHIVの子に偏見を持たず最後まで友達として全うする君も素敵すぎる。 そんなHIVの子を抱えたお母さん、子どもが死んでも、ほぼネグレクト&体罰をくらっているわが子の親友を助けるために動けるなんて。 以上3点。感涙だ。 【JF】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-02-16 14:30:04) |
222.良い映画ですね。デクスターの母親の二人に対する愛情がしみじみと伝わりました。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-28 19:46:01) |
221.《ネタバレ》 ○こちらでの評価が高かったが、期待した割にはという印象。○エイズを取り上げた割にはあっさり風味。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-16 23:09:07) |
220.映画で初めて感動した記念すべき映画。おもしろ。 |
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【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-03-31 01:07:29) |
218.《ネタバレ》 泣かせる映画というのがすぐにわかるベタな設定だが、子どもっぽい無茶な冒険や騒動を交えて「スタンド・バイ・ミー」を彷彿させるようなところもあり、ウェットな演出に走らないのが良い。 ストーリーは二人の友情に二人の母親を絡めながら淡々と進んでいく。 エリックの浅慮でデクスターが毒草を飲まされたり無理な旅行を強いられたり、かえって病状を悪化させているように見えるが、デクスターの母は決してエリックを責めたりしない。 我が子へ、そしてエリックへの深い慈愛に、母の大きさを感じさせる。 一つ強い違和感を覚えたのは、死んだフリの悪戯を二人が繰り返したところ。 最初に成功して笑っていた二人に、「いつかこうなることはわかっていた」との看護師の言葉が蘇ってしんみりとした雰囲気に。 この時、間もなく訪れる死が実感をもって二人に突きつけられたはずなのに、その後も何度も死んだフリの悪戯を繰り返すのはありえない。 この悪戯が現実になってしまうんだろうなと展開がはっきり見えてしまい、その時点で少し白けてしまった。 泣かせようとするあざとさが露呈してしまった感じで、結局泣けず。 ただ、棺に入れたシューズのくだりは秀逸。 涙をほとんど見せない主人公だから余計に効いていて、そこだけはぐっとくるものがある。 男の子によくある残酷さで命を粗末に扱うような遊びをしていた主人公の成長がうかがえる物語でもある。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2014-03-10 18:17:53) |
217.《ネタバレ》 久々の観賞でしたが、公開当時観たときより素晴らしいと思う映画も珍しいです。 エイズに対する偏見がシビアに描かれていて、今、日本のドラマで、こんなの作ったら、絶対にクレーマーから攻撃されるだろうと思います。 でも、こういった事を全て描くことで本当に大切なものが何か、それが伝わってくるのも事実。 エリックとデクスターの友情も自然な形で深く結びつく過程が素晴らしいと思いました。 病院でデクスターが死んだふりをする悪戯も、この年頃だから許されることです。 3回目の悪戯のときは、こちらの心臓も止まるかと思いました。 エリックが車の中で、デクスターの母親に「自分が治療法を見つけてやれなかったから…」と悔いるシーンには、涙がポロリ…。 1時間35分というコンパクトに収めた編集もグッドでした。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-03-08 22:06:25) |
216.《ネタバレ》 これって友情なのかねぇ。何か友達を危険な目に合わせて負担をかけて逆に寿命を縮ませてるだけのような気がするんだけど。死んだ演技で病院関係者をだましたりするのもどうかと思う。でもまあとりあえずジンとくるものはありました。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-01-02 23:07:08) |
【黒ネコ】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-12-03 19:23:58) |
214.《ネタバレ》 期待しすぎていたせいか、また人物の設定からラストが見えていた通りの展開で感動も薄かった。自分では飲まないのに、植物を煎じて飲ませたり、疲れやすい友達を連れ回すことが痛々しかった。最後の母親のあり方が映画の中では感動的ではあったが、相手の子の母親に殴るなのしつけの押しつけはいらなかったのでは。最後の靴の所はホロリときた。 【竜ヶ沢中段】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-03 19:53:54) |
213.邦画の難病に対する映画のスタンスの違いを見せつけられました、自然と映画入っていけるし、感動もする。最期には、やられました。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-09 20:58:11) |
212.《ネタバレ》 うーん…主人公は友達のことを想っての行動なんだろうけれど、どうも連れまわして無理をさせているんじゃ?という気分になってあまり入り込めませんでした。母親と主人公の車のシーンは感動的だったかな。 【ポン太氏】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-16 13:10:29) (良:1票) |
211.お涙頂戴的なものはそんなに感じられなかった。 ラスト付近は静かな感動が数分続く。 こういう感じにしてくれる映画はなかなか無いと思う。 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-02-07 00:24:33) |
210.良い内容でした。デクスター、本当に短い人生の終焉間際にいろいろ経験できて本当に良かった。たぶん人とは感じどころは違うだろうけど、無鉄砲に川下りに出る場面が心にしみた。エリックには意図はなかったのだろうけど、デクスターには素晴らしい贈り物になった。そのエリックの無意図さがかえって友達の有難さをかんじさせる。毒草の件でもまたデクスターの命を縮めたであろう長旅に対してもデクスター母はエリックを責めるわけでもなくその悟りようは非常に好感が持てた。いろいろ分かり易い伏線もあって、それは事前に読めたけどそれはそれで良い演出だった。いろんな面で考えさせてくれる良い映画でした。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-02-01 18:41:49) |