22.《ネタバレ》 ちょっと薄味ですね。羊たちの沈黙シリーズの方のレッド・ドラゴンを観た後なら何もかもが一段落ちる感じ。時代的にはこちらが先なのでリアルタイムで観たなら大丈夫だけど、今となってはあえて観る必要はないかも知れない。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-03-15 23:15:47) |
21.《ネタバレ》 「レッド・ドラゴン」にはオリジナルがあるっていうのは知ってましたが、特に観たいとは思わなかった。でも監督がマイケル・マンと知れば一度は観ておこうかなと。 ’86年当時に観てればかなり印象に残ったと思う、怖さはないけどレクター博士の存在が当時ならかなり新鮮だったと思います。 ダラハイドも不気味なんだけど怖くないし、チルトン先生はいい人だし、グレアム捜査官がいちばん危ない雰囲気なんですよね。事件の背景とか性質よりグレアム捜査官を描いてる感じ。 ダラハイドについては、虐待されてできあがったモンスターとしてもレイフ・ファインズは何をどうしたってイイ男なので、女に相手にされないというのは説得力に欠けるんです。その点こちらは見た目からして納得だし、リーバが盲目である意味も生きてくると思う。 何がといったら音楽にいちばん古臭さを感じてしまいました。映画にとって音楽の役割ってほんと重要なんですね。 ところで「グレアム」って発音してるのが英語力無しの私でもわかるのになんで「グラハム」になっちゃったの? それにFBIは「Special Agent」でしょ。今も「刑事グラハム」のままの邦題ってどうなのか・・・ 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-27 15:38:05) |
20.《ネタバレ》 これどっかで観たことある話だと思ったら、この映画のリメイクが『レッド・ドラゴン』だったんですね。主人公はFBI捜査官なのに『刑事グラハム』としちゃう邦題のいい加減さ(Grahamは発音としてはグレアムなんだけど、なぜか日本じゃ昔からローマ字読みしてる)は置いとくとしても、レクター博士はもちろんのことクロフォード捜査官やチルトン博士まで登場するんで『羊たちの沈黙』の前日譚かなとも思えます。もちろん『羊たちの沈黙』がスタンダードになっている現代だからしょうがないと言えるけど、あまりにレクター博士のわき役ぶりが残念です。自分としてはマイケル・マンは苦手な部類の映画作家なんですけど、やはりこの人は題材にエンタティメント性を盛り込むのが下手だなと再確認してしまいました。この暗い雰囲気がいわゆるマイケル・マン節で、好きな人にはたまらないんでしょうけどね。でもサイコ・キラー役のトム・ヌーナンは、シリーズ中で一番インパクトが強かったと思います。なんせ『ロボコップ2』の極悪人ケインの人ですからねえ。でもその横顔がよく見ると若き日のマーロン・ブランドにそっくりだったのは新発見でした。 というわけで『レッド・ドラゴン』よりは観られるかなというのが感想ですけど、この映画が『死ぬまでに観たい映画1001本』に入っているのはちょっと解せない。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-11 01:02:53) |
19.2016.11/10 BS鑑賞。出足快調も後半が弱い。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-02 16:59:49) |
18.当時レンタルビデオ屋で猟奇殺人ものゾーンに並んでいてインパクトあるパッケージ写真で借りたなぁ。リメイク『レッド・ドラゴン』を観た後で再度思い出し用に鑑賞したら、やっぱりインパクトにかけた。ハンニバル=アンソニー・ホプキンスってのが印象づいてしまったのだろう。後は制作予算や時代も関係あるかな。 【movie海馬】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2015-01-23 15:23:33) |
17.《ネタバレ》 ○主人公や雰囲気(特に80年代サスペンスを感じさせる音楽)は良かったが、ラストがあっけなさすぎる。○先に観たノートン版レッド・ドラゴンをなぞるように見ていたが、結構似ているな。○ダラハイドのパンストシーンはさすがに笑った。あれじゃ怖くないよw 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-17 22:48:50) |
16.《ネタバレ》 意外にも名匠マイケル・マン監督の“初代”レッド・ドラゴン。最新版とほぼ同じストーリーで安心して観れたけどグロさもアクションもかなり劣る印象。ブライアン・コックス演じるレクター博士はインパクトに欠けますね、やっぱりレクター博士はアンソニー・ホプキンスでないと…。竜のイレズミのない犯人男、ラストバトルもやられ方もあっけないですね。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-10 01:09:46) |
15.《ネタバレ》 ストーリーの素材はそこそこ良いのだけれど、調理の仕方に問題があるように思えます。グラハム捜査官はレクター逮捕でトラウマを負っている。だがそれがきちんと表現されていない。中盤、スーパーで子供の語るだけだ。彼の苦悩というものを映像できっちり見せるべき。そこに人間ドラマが深まる。彼はプロファイルするとき独りで大声でしゃべるが、変人だと言いたいのだろうか?普段はきわめて普通の社会人であり、捜査官である。キャラの造りこみが足りないと思う。犯人ダラハイトは、もっと残念で不気味に見えなければだめだろう。盲人との濡れ場シーンなど、威厳無し。嫉妬して殺人はダメでしょう。ちゃんとプロファイルに合う手順にしないと。またプロファイルの手法ではなく、オトリで捕まえようとうするのは筋違い。そして、犯人が警察のオトリにまんまと乗るようではダメ。後半気になったのは音楽が映像と合っていないこと。センス悪いです。イラつきました。その他、疑問に思うことが多い。①満月の夜に殺人する意味は?②二度満月の夜に殺人事件が起きただけで、次も満月の夜に殺人がおきるとは限らない。③犯人はどうやってレクターに手紙を届けた?④レクターに相談する動機が勘を回復させるため?⑤レクターの広告記事の解読法は?⑥グラハムの家族が狙われていることがわかっているのだから、オトリに使えばいい。⑦窓の犯人の唾液の意味は?⑧動機が、はっきりしない。愛され、尊敬されたかっただけ?一家全員を殺す必要があったのか?⑨「中」がレッドドラゴン?なぜ漢字を知っている。⑩孵化した亀を見せろ!手抜きするな!だめだ、こりゃ。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-10-17 02:01:45) |
14.《ネタバレ》 02年のブレット・ラトナー監督作のほうを先に見ていたために、あまりにそのまんまで役者が違うだけ、というシーンに思わず笑ってしまいます。つまりはラトナーがまんまで撮った(部分が多い)というだけのことですが。 もちろん、ラストは違いますけど、これはこれでリアリティを重視した結果であって、その件だけじゃなく実は私はマイケル・マンのほうに軍配を上げたいと思ったです。変ですか。 まあまず、レイフ・ファインズをフランシスに配したことが…比べてみてはじめてわかるラトナーの通俗さ、というか志の低さの最たるものだったことだなあ。 ラトナーは通俗メロドラマが得意であって、それはそれで楽しいものなんですが、マイケル・マン作のほうを見てしまうと「ダメだファインズでは」ということがはっきりする。…かっこよすぎるじゃんレイフ・ファインズじゃ。 んでリーバとのシーンなんかはほとんどおんなじなんですけど、作り手が違えば違うのでして、「明らかに醜い」役者を配したことによって、リーバとの一夜が明けたあとのフランシスの涙の意味が観客にちゃんと理解される。ああ、カレはその醜さゆえに己の肉体が他人に愛されることなんて想像もできない人生を歩んできたんだなあ、と。んでまた戻りますけど、ファインズではこの味が出せなかった。だってそこそこかっこいいんだもの。ここらへんはマイケル・マンの圧勝だ。 残る問題はピーターセンなのかもしれないが、意外とマッチョではないうえかなりのO脚だったカレは、今では立派なメタボおやじとしてCSIドラマの専属と化しているのだが、「顔」以外の要素がマイナスばかりの主役ということになるわけだが…可も無く不可も無くとしておこう。今回は完全な脇役だと思う。 マイケル・マンがピーターセンを起用したのはもしかして、ヒーロー然とした役者がイヤだったからかもなあ。ぶよっとしたボディにO脚って、アメリカの男優じゃなかなかいないからなあ。…なんかまとまらないけど、ラトナーのは「物語」としてはよく出来ている、マイケル・マンのは説得力があるような気がします。比べて見ることをおすすめします。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-03 16:11:27) |
13.《ネタバレ》 とても「レッドドラゴン」のオリジナルとは思えないくらいショボイ。もし「羊たちの沈黙」が世に出ていなければ、この作品はビデオやDVDにもされず闇に葬られていたであろう。そのくらい地味~な作品。これを観て思ったことは、俳優の力は大きいと改めて実感した。 【キャラハン】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-06-19 23:28:04) |
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12.《ネタバレ》 ホプキンス物と比べてしまうのはしょうがないとは思いつつも、比べてしまえば単なる刑事物で、犯人も唯の変質者と成り下がっていました。アンソニー・マン監督の作った映画とは思いたくもありません。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-02-09 22:08:59) |
11.《ネタバレ》 現題名は「レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙」 取りようによっては冗談にも思える題名です。 そしてこちらが一度目の映画化作品なのにまるでばったもん作品と間違えてしまいそうな題名です。 確かに、レクター博士は題名通り沈黙してしまうくらいに出番は少ないですが、もともとただの脇役(一応重要なポジショニングなのでしょうが)なので、このくらいがちょうどいいのではないでしょうか。 まあ、アンソニー・ホプキンスのあの存在感を垣間見た後ではやはりブライアン・コックスの魅力が半減されてしまうのもいたしかたないところですか。 ストーリーに関しては、まあ、雰囲気は出てますけど、展開云々が少々粗いと思わせる部分もしばしば、そして音楽もまた然り、といった感じです。 プロファイリング、という言葉から想像されるであろう、一連の心理劇のようなものを想像すると、“事件は足で解決するものッ!!”な感じの流れにちょっと失望するでしょう。 レッド・ドラゴンという題名ではなく、あくまで「刑事グラハム」(本当はFBI捜査官)というサスペンスドラマを見る、という感覚で見るのが正しい見方なのかもしれません。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-12 04:27:37) (笑:1票) |
10.犯罪者の感情を理解できるグラハム、彼はその特殊能力といってもいい力を捜査に活かしている。しかし、レクターを捕まえる事が出来たのは彼とレクターがと同類だからだと、レクターに指摘され、自らの中の影を否定するかのように自らのみを危険にさらしても犯人を捕まえようとする様は新鮮で中々良かった。そのテイストは有名なサイコサスペンスとは大きく異なるものであり、あくまでグラハムがメインである。アンソニーホプキンスの強烈さが頭に残る自分としては、キャストのイマイチさ、ストーリーの終結点など、リメイク版に比べ物足りない所があったのも事実。間違えてこれを観てしまいガッカリした人も、リメイク版を是非ご覧あれ。 【よーこ】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-04-13 13:21:21) |
9.「レッド・ドラゴン」は、先に放映されたもの(「羊たちの沈黙」「ハンニバル」)が大ヒットして、アンソニー・ホプキンス演じるハンニバル・レクターのキャラクターが人気を博した後の作品です。ですから、原作に比べてレクターの登場シーンが大幅に増加されています。人気キャラクターですから、露出時間を長くしたかったのでしょう。 その点この作品は「羊たち~」がアカデミー作品賞を獲る前に放映されています。よって、原作通りにレクターの出番は少なく、有る意味原作に忠実に描かれています。 ただ、映像や出演者自体がチープなので(制作費の問題もあると思う)、「レッド・ドラゴン」と比べるのはチョット酷かも知れません。有る程度の作りは保っているようにも思えるのですが・・・。 |
8.レクター・・・完全なる脇役じゃないですか・・・? しかもブライアン・コックスあんまり怖くないしさ。サイコサスペンスというよりも、グレアム(グラハム)刑事が事件を追うハードボイルドになってますね。(マイケル・マンならわかるけど) にしても、やっぱり思うのはダラハイドがかわいそうだということだ 【HΛL】さん 6点(2004-01-05 02:03:21) |
7.リメイク版のレンタル開始前々日くらいにレンタル屋でこの作品をみつけラッキーこの店もうレンタル開始してるよと思い間違えて借りてしまった。羊シリーズのとこに陳列してるからまぎらわしいんだよ。 【guijiu】さん 5点(2003-11-27 02:52:12) |
6.これがつまらないので、新しい方も見る気になれてません。 【ディーゼル】さん 3点(2003-11-23 23:58:31) |
5.アンソニーホプキンスが出るだけで、恐怖がイメージされてしまう。他の映画に出たときの、ギャップがあるけれど。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 2点(2003-11-21 02:42:32) |
4.いちばん最初の映画化なのに...。あっちの3部作を先に見てしまうとどうしても勝ち目はありませんね。それを差し引いたとしてもキャスティング、演出、音楽、すべてに魅力なし。でもマイケル・マンの作風は十分出てるので「ヒート」なんかと見比べるとそれはそれで面白いかも。 【あおみじゅん】さん 4点(2003-11-07 15:27:41) |
3.はじめからずっとテレビドラマのような雰囲気を感じてた。ストーリーは重厚なのに、全体的に迫力がないので少し安っぽい感じがしてた。ハンニバルを見てからこの作品を見たため、レクター博士がしょぼいしょぼい(汗)。そこまで影響力あったか?あと最後の銃撃戦もあっけなく、バックに流れてたミスマッチな音楽に一気に興ざめ。音響だけでも緊張感というのは伝えられると思うのにね、このシーンは後半盛り上がってきた気持ちを萎えさせてしまった。ストーリーはいいのに、残念。 |