文学賞殺人事件 大いなる助走のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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文学賞殺人事件 大いなる助走

[ブンガクショウサツジンジケンオオイナルジョソウ]
1989年上映時間:129分
平均点:6.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマコメディ小説の映画化
新規登録(2004-01-15)【神谷玄次郎】さん
タイトル情報更新(2019-10-05)【イニシャルK】さん
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監督鈴木則文
助監督石井良和
キャスト佐藤浩市(男優)市谷京二
石橋蓮司(男優)大垣義郎
小松方正(男優)善上線引
山城新伍(男優)牛膝太郎
蟹江敬三(男優)保又一雄
南原宏治(男優)鰊口冗太郎
梅津栄(男優)雑上掛三次
汐路章(男優)明日滝毒作
由利徹(男優)坂氏疲労太
天本英世(男優)海牛綿大艦
ポール牧(男優)多聞伝伍
粟津號(男優)土井正人
中丸新将(男優)賀茂正樹
渥美国泰(男優)市谷英一郎
ラサール石井(男優)市谷英之
早川保(男優)鱶田平造
筒井康隆(男優)SF作家
団鬼六(男優)萩原
宮下順子(女優)保又加津江
片桐はいり(女優)ネットワーク女子
杉山とく子(女優)大垣愼
誠直也(男優)谷本刑事
泉じゅん(女優)山中道子
原作筒井康隆「大いなる助走」
脚本鈴木則文
掛札昌裕
志村正浩
作曲ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン「交響曲第9番第4楽章」
配給東映
美術北川弘
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5.《ネタバレ》 異常な登場人物に囲まれて、唯一主人公だけがまともだったのにね。
文学賞に対する皮肉は面白かったけど、オチが現実離れしてて、すべてが虚構に思えてしまう。
もしかしたら、これが文学界のリアルなのかもって思わせる方向性の方が怖かったかも。
あと、タイトルでネタバレしちゃうのはモッタイナイ。
どうせ殺すんでしょって感じで驚きはなかった。
もとやさん [インターネット(邦画)] 4点(2023-02-11 09:45:18)
4.俗物たちがわんさか登場し醜態を見せつける筒井康隆ワールドに、御大ご本人も登場し、日ごろの憤懣をぶちまけるその姿は、とても演技と思えませぬ。
文学界の裏側をここまで戯画化して茶化しちゃうと、んなアホな、と誰もが真に受けずに苦笑しながら受け流すところですが、でも実はこれが実態だったりして。
佐藤浩市が得意の土下座をカマすと、その場にいる全員が慌てて土下座を始める、なんてのは、実社会の欺瞞をあぶり出すような、なかなか辛辣で秀逸な画ヅラでした。
結局はどうしようもないオハナシですが、ヘンな哀愁みたいなのもあって、最後まで引っ張られます。
ところで作中、何度も、所謂「第九」が劇伴として流れるのですが、最後のクレジットを見てると、作曲者名が「ヴェートーベン」となっておりました。
誰だよ(笑)。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-03 12:25:48)(良:1票)
3.《ネタバレ》 本作のタイトルをどうするかで、ひと悶着あったのではないでしょうか?あくまで原作通りの「大いなる助走」にしたい鈴木監督と、それじゃお客をとれないから、クソダサいけど理解されやすい「文学賞殺人事件」とする配給会社の間で。作品中オープニングタイトル(大きい赤い文字で「大いなる助走」、小さく「文学賞殺人事件」)はもちろん、エンディングに何故かでるタイトルまで「大いなる助走」(のみ)推しなのに、DVDのパッケージ、映画のポスターやパンフレットは「文学賞殺人事件~」になってます。このなんかギクシャクした感じに原作者ツツイも絡んでいたら、なおさら趣深いと思うのですが、あなた、どう思われますか? そんなことは別として、本作について。ただただ面白いです。
なたねさん [インターネット(邦画)] 8点(2021-02-07 08:11:56)(良:1票)
2.《ネタバレ》 筒井康隆「大いなる助走」の映画化。
新人作家を目を通して、文筆業の舞台裏をのぞき見る思いで、なかなか興味深い。

登場するのは、癖のある俗物ばかり。
理屈だけは達者な文学少女を、性欲の捌け口にしている小説家志望の男(石橋蓮司)。
新人(佐藤浩市)の落選を願う同人誌のメンバーたち。
自分の欲望と都合で、いいかげんに入賞者を決める審査員たち。
直木賞に三度落選した筒井自身も、SFを書いているせいで賞を取れない作家役で出演。
恨みつらみの本音を役にかこつけてぶちまける。
よほど根に持っていたのだろう、文学賞の権威をとことんコケにする内容。
作品全体に、痛烈な皮肉の込もったユーモアが効いている。

ラスト、兄が受賞したとの知らせを受ける妹の妄想と、次々に映しだされる同人誌。
一握りの成功を夢見るあまたの作家志望の姿が、映画の余韻と共に浮かんでくるようだ。
原作者の経験に裏打ちされているだけに、その姿はリアル。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 6点(2012-12-25 00:09:15)(良:2票)
1.話自体は別に映画にするほどのものでもないんですが、とにかく登場人物が濃い!2つの妖怪集団が出てきます。一つは同人誌グループのメンバー。この中で石橋蓮司の狂気が炸裂しています。蟹江敬三の演技も見事!もうひとつは直本賞選考委員会のメンバー、これがまた実におどろおどろしい。
神谷玄次郎さん 7点(2004-01-17 17:59:12)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.40点
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100.00%
200.00%
300.00%
4120.00%
500.00%
6120.00%
7240.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

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