女の園のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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女の園

[オンナノソノ]
1954年【日】 上映時間:141分
平均点:7.38 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画青春もの学園もの小説の映画化
新規登録(2004-01-24)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2014-04-09)【イニシャルK】さん
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監督木下恵介
助監督川頭義郎
キャスト高峰三枝子(女優)五條真弓
高峰秀子(女優)出石芳江
久我美子(女優)林野明子
岸恵子(女優)滝岡富子
田村高廣(男優)下田参吉
田浦正巳(男優)相良
東山千栄子(女優)大友梅野
毛利菊枝(女優)学長
金子信雄(男優)平戸喜平
浪花千栄子(女優)鶴賀のおばさん
望月優子(女優)下宿のおばさん
松本克平(男優)芳江の父
井川邦子(女優)芳江の姉
天本英世(男優)教授(ノンクレジット)
高友子(女優)荒井
山本和子(女優)服部
杉山とく子(女優)(ノンクレジット)
末永功(男優)新聞記者
岡田和子(女優)参吉の母
原作阿部知二「人工庭園」
脚本木下恵介
音楽木下忠司
撮影楠田浩之
製作山本武
配給松竹
美術中村公彦
編集杉原よ志
録音大野久男
西崎英雄(録音助手)
照明豊島良三
あらすじ
「良妻賢母教育」の御旗のもと、学生に徹底した束縛主義で臨む京都名門私立女子大学。それぞれの事情を抱える女子学生(高峰秀子・久我美子・岸恵子ら)が、人格と勉学の自由を求め反旗ののろしを翻す。寮母五條真弓(高峰三枝子)を筆頭とした、巧妙に切り崩し工作を図る学校側との仁義なき抗争。甘いタイトルとは裏腹に、後の学生紛争を予見したとも言われる社会派映画。この年のキネマ旬報ベストテンでは黒澤「七人の侍」溝口「近松物語」等を押さえ堂々二位にランクイン。一位の「二十四の瞳」と共に抒情派木下監督の絶頂期でもあった。
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1
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13.《ネタバレ》 この映画はあまり好きじゃない。テーマは今にも通じるし、木下監督作品のシニカルさもあるが、高峰の人物設定に違和感があるため。それよりも、岸恵子の美しさに驚いた。
にけさん [映画館(邦画)] 6点(2019-01-05 21:50:29)
12.《ネタバレ》 お恥ずかしながら私はこの作品、「民主主義万歳・自由万歳/封建制度反対」みたいな古くさい題材を扱ったものと思いこんでおりました。ですが何十年ぶりかで見直してみてこの作品は、レビュアーの皆様が既に書き込まれている「新しい価値観に対する対立・融和」という今の世相にも十分通用するテーマを描いた秀作であった事にいまさら気付いた次第です。すみません。封建制度的な態度運営を頑なに守り通す女子大学側(高峰三枝子の演技は素晴らしくこの点は不変)もさることながら、改めて今回感じたのは男性陣が時代の変化や価値観の変貌に対して、妙にぬるい反応であったという事でしょうか。芳江に対する恋人下田の対応も初見時は暖かく見守ってるんだなぁ、でしたが本当は彼自身が新しい時代/価値観に対応出来ていないのではないかと考えた次第であります。で役者。松竹映画における望月優子/浪速千恵子/東山千恵子を見ていると「おばさまオアシスじゃー」と思う位なのですが、やはり高峰秀子の演技力の幅に唸らされてしまっている自分がいる。「浮雲」のレビューにも書いてしまいましたが、同時期に「浮雲」「二十四の瞳」でこれですからね。すごいポテンシャルだ。木下作品にしては(この年のキネ旬ベストテンでは「二十四の瞳」と共に1・2位を独占)少し説明過多で時間が長すぎかな~とは思うがこれもまた良作。機会があれば。
Nbu2さん [映画館(邦画)] 8点(2017-02-20 10:51:00)
11.敗戦後10年も満たずにこんな内容で映画が撮れたことに、今更ながら現代女性史を学びまた、「やはり日本は凄い」と妙に感心。
monteprinceさん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-17 02:05:28)
10.ドイツ映画「制服の処女(1931)」がモチーフになっているのか、内容はほぼ同じも、
ストーリーの厚みはこちらのほうが上。著名な出演女優さんたちの各エピソードも隔たりなく、
バランスよく描写されている。構成、映像、演出ともによく、テーマも十分伝わった。
ただ高峰秀子の役柄がとても女々しくてネガティブなので、総体的に重苦しい雰囲気は漂わせる。
彼女のキャラ自体が、ストーリーのキーポイントになっているので仕方がないんだけど・・・。
鬼教師兼寮長の高峰三枝子が好演。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 6点(2012-08-25 06:03:28)
9.あまりの堅苦しさに観てるこっちまで息が詰まるわ~。
ケンジさん [DVD(邦画)] 6点(2012-07-12 18:52:37)
8.《ネタバレ》 私も同年の「二十四の瞳」より断然すばらしいと思う。確かに「二十四の瞳」は万人に愛され親しまれる名作である。それに比べると決して万人向けだとは思わない「女の園」は、新しいものを求める者、旧来のものを打ち砕こうとする意志のある者には、強く胸に響く。
私は古き伝統を守ろうとすることは決して間違っているとは思わない。しかし時代は常に新しく変わっていかなければならない。伝統を守ろうする者と新しきを求めようとする者は必ず大なり小なりぶつかり合い対立をするのが常だ。
戦前女性は男性より低く見られたり、従う者とされていた。戦前はほとんどなかった女子の高等教育(大学)の道が開かれても、そこに横たわる思想はなかなか変わろうとしなかった。
映画は一人の女子学生の自殺という悲劇を生むが、誰のせいだったのだろう。一言で言えば時代のせいだったのだろうか。
繰り返し何度も聞かされる女子学生の歌は非常に印象的で忘れられない。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 9点(2012-06-26 22:52:34)(良:1票)
7.《ネタバレ》 必死で探して、ネットレンタルで予約して数ヶ月・・ようやく観ることができました。
噂にたがわぬ面白さでした。「実録・あさま山荘」もだけど「闘争モノ」ってヤバイかなと思うんだけど、そのテーマの中にある人間は変わらないというか、こういう状況だからこそ、激しく露出してくるんですね。
女性たちが皆さん、美しくて激しくて、激しいというよりもう・・「ギラギラ」と生命力があるのに対して
男性が大学の先生も、お姉さんのお婿さんも、田村さん演じる恋人も、ちょっと頼りなげで、ある意味、すごくリアルだなと思いました。
グレースさん [DVD(邦画)] 9点(2009-03-06 00:16:55)(良:1票)
6.そうか、この54年、木下恵介は高峰秀子に女先生と女学生の両方を演じさせていたのか。木下作品で暗い高峰は比較的珍しいが、かといって成瀬の高峰のように不貞腐れているわけではなく,まっすぐな向学心が家や学校によって妨げられていることから来る暗さなの。そのまっすぐさが、やはり木下。それまでお嬢さま専門だった高峰三枝子が、おっかない舎監役で新境地を開拓した。この延長線上に『犬神家の一族』の高峰三枝子がある。この舎監、ただの意地悪ではなく、彼女なりの信念があって衝突してるってとこがいい。それぞれの信念がぶつかり合う女の園、その扱い方に戦後民主主義に希望が託されていた時代を見ることが出来る。といっても“自由のはき違い”論ってのがもうこの頃からあって、根深いものだということも分かった。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-17 12:15:22)(良:1票)
5.どうも木下監督は真面目過ぎて、私には合わない。
小津監督の様なユーモアもなく、溝口の様な良い意味でのネチっこさもない。
男の映画を撮りまくった黒澤明監督に対し、木下監督はその女性版といった感じが、個人的にはする。
つまり、良くも悪くも直線的なのである。
これは良いとか悪いとかではなく、完全に好みの問題。
直線的で張りのある作風が好きな人には向いた監督かもしれない。
しかしながら、私にとっては黒澤明監督同様、どうも相性が悪いようだ。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 5点(2007-11-17 11:50:25)
4.《ネタバレ》 日本映画史に名を残す二人の高峰、W高峰、三枝子と秀子の競演に久我美子、岸恵子とこれまた凄いメンバー、更には名優、阪妻こと阪東妻三郎を父に持つ、これまた父同様、名優と言っていい、田村高廣の俳優デビュー作品らしいこの映画、なんやタイトルからは想像を絶するドロドロした内容も2時間以上という長さも全く感じないままどんどんどんどん物語に引き込まれていく。どこまでも徹底して嫌な女を演じている高峰三枝子の凄まじさ、そんな下で自分達の自由を奪おうとする厳しい制度に対して、真っ向から構えて見せる女達、高峰秀子、久我美子、岸恵子、いずれも素晴らしい。特に高峰秀子が素晴らしい。神経をすり減らしていくあの姿は見ていて何とも哀しい。こういう役を演じるとこの女優は本当に上手いと改めて感じたと共に作品全体に漂う正しく「女の園」に相応しいこれは女達の心の葛藤を鋭く描いている。木下恵介監督の時代を読み取る力を見せ付けられた思いです。これも間違いなく木下恵介監督の代表作の一つと言えよう!
青観さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-23 13:19:52)(良:2票)
3.校則・寮則に縛られた古都の女子大生、自由と権利を叫び封建的な学校側と対立し、最後には自殺者まで出してしまう。当時の流れとしてはこの学生達の叫びこそが民主主義だと言わんばかりではあるが、彼らの撒き散らした誤った民主主義が義務を果たさない無責任な社会と子供を生み出したと思うと責任重大。限度は有るものの厳しい躾けや教育というのも必要。
亜流派 十五郎さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-04 15:34:19)(良:1票)
2.内容は今から見るとすごく古臭いはずなのに不思議と若い僕でも最後まで面白く見られた映画。高峰秀子、高峰三枝子、久我美子、岸恵子と出演している女優たちが当時としてもとても豪華なメンバー。とくにW高峰の共演は当時かなり話題になったんだろうな。高峰三枝子が憎らしい悪役を好演しており、これを自分が見た当時は彼女の出演作を「犬神家の一族」しか見ていなかったため、「高峰三枝子=悪役」というイメージになってしまった。岸恵子はちょうど、「君の名は」シリーズの真っ最中の頃。後年の市川崑の映画に出ているときのようなクールさはなく、なよっとしていて妙にかわいかった。劇中に歌われる「古き都に咲きし花の命はー」で始まる歌がとても印象的だった。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2005-09-05 23:22:10)(良:2票)
1.「二十四の瞳」と並ぶ木下恵介監督の代表作。どちらかと言えば抒情に
流れすぎた前者より、硬骨さをも兼ね備えたこの作品のが絶対上!メンツがとにかく半端じゃない。木下映画の常連、高峰秀子に久我美子、「君の名は」でスター街道爆走中の岸恵子。圧巻は凄腕三人が束になってもびくともしない「悪役」高峰三枝子の存在感。いや~、見応えありまくり。話自体は今となってはギャグにしかなり得ないような、超封建的京都の名門女子大の制度改正を求める学生と学校側の抗争。友人を呼ぶときに「~様!」って呼ぶのも時代を感じさせる。後の学園紛争を予見した作品としての評価も高い。大島渚がこれを観て、監督を志したっていうのもうなづける逸話。ただ、完成した映画を高峰秀子と岸恵子、両女優とも観ていないと
何かのインタビューでの発言が気に掛かる。撮影現場でも女の争いがあったのか・・・?などとつい考えてしまった。
放浪紳士チャーリーさん 10点(2004-01-25 11:35:04)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
517.69%
6323.08%
7323.08%
8323.08%
9215.38%
1017.69%

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