スパルタカス(1960)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スパルタカス(1960)

[スパルタカス]
Spartacus
1960年【米】 上映時間:198分
平均点:6.69 / 10(Review 61人) (点数分布表示)
公開開始日(1960-12-15)
アクションドラマ歴史もの伝記ものロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-03-31)【イニシャルK】さん
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監督スタンリー・キューブリック
アンソニー・マン(ノンクレジット)
助監督ヤキマ・カナット第2班監督(ノンクレジット)
演出ヤキマ・カナット(スタント・コーディネーター)
キャストカーク・ダグラス(男優)スパルタカス
ローレンス・オリヴィエ(男優)クラサス
ジーン・シモンズ[女優](女優)バリニア
チャールズ・ロートン〔男優〕(男優)グラッカス
ピーター・ユスティノフ(男優)バタイアタス
ジョン・ギャヴィン(男優)ジュリアス・シーザー
ニナ・フォック(女優)ヘレナ
ジョン・アイアランド〔男優・1914年生〕(男優)クリクサス
ハーバート・ロム(男優)ティグラネス
ジョン・ドール(男優)グラブラス
チャールズ・マックグロー(男優)マルケッルス
ジョアンナ・バーンズ(女優)クラウディア
ウディ・ストロード(男優)
ロバート・J・ウィルク(男優)警備隊長
トニー・カーティス(男優)アントナイナス
テッド・デ・コルシア(男優)兵士(ノンクレジット)
リチャード・ファーンズワース(男優)(ノンクレジット)
ゴードン・ミッチェル〔男優〕(男優)(ノンクレジット)
アンソニー・ホプキンスクラサス(復元シーン【ノンクレジット】)
寺杣昌紀スパルタカス(日本語吹き替え版【DVD】)
森川智之アントナイナス(日本語吹き替え版【DVD】)
安藤麻吹バリニア(日本語吹き替え版【DVD】)
磯部勉クラサス(日本語吹き替え版【DVD】)
福田信昭バタイアタス(日本語吹き替え版【DVD】)
滝口順平グラッカス(日本語吹き替え版【DVD】)
小山力也ジュリアス・シーザー(日本語吹き替え版【DVD】)
小宮和枝ヘレナ(日本語吹き替え版【DVD】)
内田直哉ティグラネス(日本語吹き替え版【DVD】)
斎藤志郎マルケッルス(日本語吹き替え版【DVD】)
牛山茂グラブラス(日本語吹き替え版【DVD】)
宮部昭夫スパルタカス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
新田昌玄クラサス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鰐淵晴子バリニア(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
広川太一郎アントナイナス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
富田耕生グラッカス/マルケッルス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
田中明夫バタイアタス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
納谷六朗ジュリアス・シーザー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
矢田耕司クリクサス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小林修グラブラス(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
脚本ダルトン・トランボ
カルダー・ウィリンガム(戦闘シーン)(ノンクレジット)
ピーター・ユスティノフ(ノンクレジット)
音楽アレックス・ノース
撮影ラッセル・メティ(撮影監督)
クリフォード・スタイン(追加撮影)
製作総指揮カーク・ダグラス
配給ユニバーサル・ピクチャーズ
美術ソウル・バス(デザイン・コンサルタント)
アレクサンダー・ゴリッツェン(プロダクション・デザイン)
衣装ビル・トーマス
編集ロバート・ローレンス〔編集〕
録音マレー・スピヴァック
ウォールドン・O・ワトソン
スタントヤキマ・カナット(ノンクレジット)
ボブ・ヘロン(ノンクレジット)
リチャード・ファーンズワース(ノンクレジット)
その他アレックス・ノース(指揮)
あらすじ
ローマ時代最大規模の奴隷反乱を指揮した剣闘奴隷スパルタカスの希望と挫折。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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61.《ネタバレ》  「2020年2月5日にカーク・ダグラス氏が103歳で亡くなった」とニュースで知ったのを機に投稿します。

 最初に…当作品を“キューブリック監督が作った映画”として観ると、↓の【恥部@研さん】がおっしゃる通り【肩透かし】になるので要注意だと思います。かつて私は某新聞の映画コーナーで「映画は誰が作るかと質問をすると、日本人は“監督”と答えるが、アメリカ人は“プロデューサー”と答える。これは映画作りのシステムに関する認識の違いだろう」という文面を読んだことがあります。その意味で当作品は↓の【S&Sさん】もおっしゃる通り、製作総指揮兼主役のカーク・ダグラス氏(及び脚本のダルトン・トランボ氏)が作った映画だと思います。現在、ディスク化されている【修復・完全版】が製作されたきっかけも「カーク・ダグラス氏を祝うパーティーで上映されたフィルムの状態が、あまりにひどかったら」という文面を、完全版収録のレーザーディスク(今や大昔?の光メッディア…)の解説で読みました。
 このように【キューブリック色】はほぼ皆無と言わざるをえませんが【正統派のスペクタクル史劇】としてなら観やすい作品では…と思います。

 以下、【正統派のスペクタクル史劇】という視点でお伝えします。
 最初に私が当作品を観たのは、40数年前の高校生のとき、年末のTVの深夜放送(吹替え版)でした。当時はビデオレコーダーが無かったのでタイムリーに観ましたが、最後まで引込まれました。アレックス・ノースの音楽も、テーマ曲に代表されるように現代音楽的である一方、愛のテーマはメロディーが明確で流麗な響きがあり…と多彩で、私には新鮮でした。事前にサントラの本で「作曲に1年以上を要した」と読んでおり、納得したものです。
 そして当時、私が一番、印象に残ったのは、↓の【ヨアキムさん】と同じで「スパルタカスを差し出せば命を助けてやる」というクラッサスに対し、周りの仲間が「自分がスパルタカスだ!」と次々に立ち上がるシーンでした。私は「現実にはあり得ない。我が身大事さにスパルタカスを突き出すはず」と考えつつも「この映画には『本来、人間は、信頼し合い助け合う素晴らしい存在なのだ。そう信じたい』という作り手の願いが込められているのだろう」という熱い思いが残りました。
 その後、社会人になり、修復・完全版が映画館で上映されたので観直すと「画質も音質も、まるで新作だ!」という感激と共に、上記の熱い思いが一層、高まりました。【赤狩りを背景に製作されたこと】も知っていたので、高校時代の直感は当たらずとも遠からじと再認識しました。そして現在…DVDで何度観直しても、その思いに変わりはありません。

 このように私は当作品を【スパルタカスの反乱という史実を素材に、人間の良識を謳いあげた映画】と思っています。一見、理想主義的で青臭いようですが…実際に赤狩りで人間の醜さに打ちのめされても、それでも人間性を信じる人々が核になり作り上げた点に説得力があると思います。ベン・ハー(1959年)と違い宗教臭くない点も、日本人には観やすいのでは…とも思います。また、負けたとはいえ次世代へ希望がつながるラストも、後のブレイブハート(1995年)に通じるものがあり、ブレイブハートが好きな方々にはお勧めかな…と思われます。
 ただし、スパルタカス(奴隷側)とクラッサス(ローマ側)の場面が交互に切替わり、しかもローマの場面は政治も絡んでロジカルに頭を働かせる必要があり…というように【没頭しやすさ】という意味では、人によってはきつく鑑賞時間が長く感じられるかも…と思ったりもします。私の場合、吹替え版が初見だったのが幸いしたのかもしれません。

 さて、採点ですが…【鑑賞環境】は修復・完全版を観た【映画館】とし、カーク・ダグラス氏やダルトン・トランボ氏を始めとする作り手の皆さんの切なる願いを、大作として具体化したパワーに敬意を表し、10点を献上します。キューブリック監督は不本意でしょうけど…。そして最後に、あらためてカーク・ダグラス氏のご冥福をお祈りいたします。

~備考~
 当作品の制作エピソードは、現在、漫画誌ビックコミックオリジナルで連載中の「赤狩り」で紹介されています。奇しくも2月5日発行号は【封切り】の場面に到達。↓の【アンドレ・タカシさん】もおっしゃる通り、現在では【フツー】に観られる当作品も、漫画を読むと、当時は【フツー】に制作できなかったアメリカの社会情勢を垣間見ることができるでしょう。漫画としての脚色がなされているにせよ、読んでから映画を観ると【フツーならざる味わい】がある…かもしれません。もっとも漫画以前に【トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男:2015年】を観れば事足りるかもしれませんが…。
せんべいさん [映画館(字幕)] 10点(2020-02-09 19:05:03)★《更新》★
60.《ネタバレ》 キューブリュック作品の中で、ワースト。長い。合戦シーンも、マスゲーム見たいで、活劇的でない。退屈。
にけさん [映画館(字幕)] 5点(2019-01-02 18:21:02)
59.《ネタバレ》 さすがに長すぎる。大軍同士の戦闘シーンは圧巻。あの有名なシーンを事前に知らずに見れたらよかったかもしれない。
ほとはらさん [DVD(字幕)] 4点(2018-03-28 20:17:23)
58.《ネタバレ》 本作の監督はキューブリックだけど、現場はプロデューサーを兼ねているカーク・ダグラスが仕切ったと聞いていました。後にキューブリックが「屈辱的だった」と言ったとか。雇われ監督のキューブリックってどうなの? それで積極的に観ようと思わないまま数十年放置。で、実際に観たらキューブリックの述懐の通りでした。映像からは、自分の知るキューブリックらしさが何も匂って来なかったです。
そんな視線が無ければ、歴史スペクタクルとしてフツーに観られる映画だと思います。Wikiで確認しましたけど、ほぼ史実に沿った内容のようです。「奴隷の叛乱」と云う意味では史上最大の決起だったのではないでしょうか。本作シナリオからはスパルタカスが頭目を張っている根拠が希薄です。カーク・ダグラスがスパルタカス役だからですな。
ラストシーン。母が「この子は生まれながらに自由だ」と磔刑の父に告げます。強いて言えばこれがテーマなのでしょう。でも、台詞があって初めて気づかされる程度でした。奴隷と云いながら、劇中のスパルタカスは序盤を除いて極めて奔放に描かれているからです。パピヨンやクンタ・キンテのような自由へ渇望が表現されればもっと締まった作品になったと思いました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-24 03:04:46)
57.当然ながら事後だがキューブリックが認めない作品というのは見終わってよくわかる。正統派というかキレイすぎる。狂気が無い。クレイジーな主人公が合う。一言で言えばらしくない。
スパルタカスが本当に強いのか、人を惹き付けるカリスマ性があったのかこの映画を通してよくわからなかった。スパルタカスのただのロマンスやん。
Mighty Guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-11 21:11:39)
56.《ネタバレ》 なかなか面白い。なにが面白いって、最初はスパルタカスによる「奴隷の反乱」を描いていたのに、だんだんとローマでの勢力争いに比重が移っていき、終わってみれば、結局そっちの方がメインだったんじゃないかと思えてくるところ。奴隷による反乱という、ローマ帝国の根底を揺るがしかねない事態でさえ、政権を握ることに利用してしまうというしたたかさ、あるいは狡猾さ。最後にバリニアとその子どもは自由の身になったように見えますが、それもクラサスに一矢を報いようとするグラッカスの思惑があってこそで、結局ローマの高官の意志ひとつでどうにでもなるという点では、自由の身からはほど遠いと思わざるをえません。こうした政治劇を描いたシナリオが、現実の政治に目配せしていることは想像に難くありません。もっとも、私はそこまで深く詮索しようとは思いませんが。単なるアクション史劇としてもそれなりに見栄えがありますが、政治劇としても見どころのある、「ひとつぶで二度おいしい(?)」作でした。であればこそ、長時間も気にならないというものです。 ただひとつ、アレックス・ノースの音楽が妙に軽くて重厚さに欠けるようなところが気になりました。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-03-16 19:56:57)
55.《ネタバレ》 前半は、構造として単純とはいえ、奴隷の鬱屈とそこから湧き出る造反という流れが、無理なく描かれていて良かったのです(バリニアとの切ないロマンス風味も)。カーク・ダグラスの面構えが不敵すぎて、奴隷っぽく見えない、という点を除いては。ところが、後半にいろいろな人がごちゃごちゃと出てきていろいろなことをやり出してからは、前提の未整理ぶりがもろに出てしまって、後は筋を追うだけで手一杯になってしまっているのです。そうすると、映像面を派手に決めれば決めるほど、空疎感が出てきてしまうのです。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-03-14 21:28:06)
54.古代ローマの実名の人物がたくさん登場しますが、カエサルとスパルタクスが同時代の人だったのが印象的でした。脚色された主人公のロマンス話よりも、最後は敗れてしまうのですが一介の寄せ集め集団が統率された反乱軍となって正規軍を打ち破っていく過程をもっと表現してほしかったです。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-08 11:44:47)
53.《ネタバレ》 冒頭から剣闘士が反乱を起こす場面まではまことに調子良く物語が進み、興趣をわかせる。死ぬまで苛酷な労働を強いられる鉱山奴隷の愍然たる実態、峻烈極まる剣闘士の訓練風景、命ぜられるままに剣闘士の慰みの相手をさせられる女奴隷の悲哀、会話を交わすことも叶わぬ奴隷同士の悲恋、気まぐれと好奇心だけで剣闘士の真剣試合を望む二人の女性の残酷さ、現代の価値では推し量れぬ古代ローマの側面をまのあたりにするようで、惻惻として胸を打つものがあった。古代のこととはいえ、理不尽に人権と自由を奪われた者の気持ちは想像に余りある。しかし、反乱が起ってからは調子がおかしくなる。反乱軍がスパルタカスを頭目に戴くようになる過程や彼のカリスマ性等が十分に描かれない。とりわけ軍の知識もないのにどうして正規軍を破るほどの軍事力を持ちえたか、どうして短期間で能率的な軍事訓練が可能だったか、数万人規模の寄せ集めに過ぎないのにどうして規律が保てているのか等、疑問に思うところが多い。「奴隷から開放されたい」という思いで一致しているのはわかると、思いと規律とは一致しないものだ。戦闘は何度も繰り広げられているのに二度しか描かれていないのは遺憾だ。スパルタカス軍が諸処の戦いに勝利しながら、各地の奴隷を吸収して勢力を膨らませていく過程で、彼の人となりやカリスマ性を描く、というのが常道ではなかろうか。彼の内面に迫る演出が欲しい。本作品の本質は、スパルタカスという人物を描くことだからだ。だが、それらの描写は簡略され、彼とバリニアの恋愛面が強調されている。最後に彼が処刑されても子供は残るという「希望」を描きたかったのは分るが、均衡を欠く。敵将のクラッサスがバリニアに異常に執着したり、元老院のグラッカスがバリニアを救出して自由の身分を与えてから自死するなど、不自然な展開で、どんどん興が削がれていく。彼女にそれほどの魅力を感じない。詩を吟じるアントナイナスの存在は無くてもよろしい。特に風呂場でのクラッサスとの妙な場面は意味不明だ。群集場面で奴隷の行進や生活の様子が幾度となく映し出されるが、それだけで感情移入するわけではない。映像だけでは不十分で、やはりきちんと群像劇として描く必要がある。剣闘士の試合をもっと見せるとか、残忍な二人の女性のその後を描くとか、クラッサスが復活させた十分の一刑を描くとか、盛り上がる方法があったろうと思う。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-02 12:15:39)(良:2票)
52.《ネタバレ》 ○いやぁ長い。それなりに面白かったが、これを2時間ちょっとにまとめても内容的にそんなに変わらないのではと思うのが自分だけだろうか。○役者陣は魅力的。どうもロマンス要素が蛇足に感じた。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-23 10:30:56)
51.《ネタバレ》 コロシアムでの格闘、ローマ軍とスパルタカス反乱軍の戦闘シーンは圧巻。ラストは、無念さと希望とを与えてくれる。ただ、長く途中にだれる。150分ぐらいになればと思う。
竜ヶ沢中段さん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-25 22:51:14)
50.《ネタバレ》 ダルトン・トランボのシナリオ、脂が乗り切ったカーク・ダグラスの演技、そしてアンソニー・マンとスタンリー・キューブリック!

歴史映画というとどうしてもその長さゆえにダレてしまうが、キューブリックのスピーディーな映画作りによってダレをまったく感じさせない。

奴隷から剣闘士へ、訓練、決闘、反乱、終幕。実に目まぐるしく展開する。
前半の決闘場面はこれぞグラディエーター(剣闘士)と言わんばかりのスリリングな迫力だ。

奴隷たちは自由にを求めて運命に抗う。彼らが手にするのは生きる自由か、死ぬ自由か。あくなき戦いは続く。
たとえ最後の1人になろうとも。
スパルタカスが最後に得た自由は、奴隷を得るもの、奴隷から解放された者、そして“どちらでも無い”小さな命を救えたのかも知れない。

制作現場におけるカーク・ダグラスとマン、そしてキューブリックの衝突。このピリピリした空気はそのまま映画の激しさに結びついている。

キューブリックは最後までこの作品を自分のものだと認めなかったが、それでもこの作品が映画史に名を残す傑作である事に変わりはない。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-12 00:55:34)(良:3票)
49.壮大にして退屈な活劇。凝りに凝ったセットとか、大掛かりなロケとかエキストラ大量動員とか、公開当時なら客も喜んだのかもしれないが。自動的に息子の顔が浮かぶカーク・ダグラス、かっこ良いのかどうなのか今いち微妙なルックスがそっくりだ。史実をなぞってはいるんだろうけど、話をふくらまそうという気概が作り手に無いのでなにもかもさらーっと進んでゆく。スパルタカス、怒ってるかはりつけに遭ってるかのどちらかだなあ。勉強しましょう。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-24 00:52:57)
48.これはキューブリック、企画にも脚本にも絡んでないのね。だから「見物される闘い」が出てきたからって偶然なんだろうが、『非情の罠』のボクシングや『時計じかけのオレンジ』のラストとか、『バリー・リンドン』でも軍隊で拳闘試合あったし、好みのモチーフというか、創作欲を刺激されるシチュエーションかと思われ、彼の脚本だと都合がいいんだけどなあ。屈辱感と残酷さと。武闘訓練のしつこさは『フルメタル・ジャケット』につながると思えるじゃないか。戦士を選ぶ女たちが柵の向こうから値踏みしているところをじっくり撮り続ける粘っこさ。やはり「見物される闘い」への執着を思ってしまう。前半の反抗への下準備のあたりが丁寧で映画として充実して感じられる部分。トニー・カーチスとの闘いが、心理的なヤマ場になる。闘わせられる者の屈辱と栄光、ああやっぱりこれ彼のモチーフなんだけどなあ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2012-11-23 10:11:00)
47.《ネタバレ》 史劇としていい雰囲気でてるし、政治劇もなかなか興味深いものがあったのにどうしてこんなにものめりこめなかったんだろう・・・。
自由と平等を謳うにはもうちょっと深いモノがほしかった。
これだけの題材を扱ったのに結局ロマンスで終わらせてしまうのが個人的には不満。
あと殺陣が迫力不足。
CBパークビューさん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-04 01:34:39)
46.最後ようバレんかったなぁ
アキラさん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-25 15:47:42)
45.いつの世でも美人は得するように出来とるんやなあ。
ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-01-24 17:42:07)
44.「ベン・ハー」や「十戒」などと通じる、史実ベースの大河ドラマ。
映像はとてもきれいで、キューブリックが監督と言われなければわからないほど正攻法な作り。
時間のとても長い映画だが、単純な勧善懲悪ものというわけではなく、
ストーリーにも妙味があって退屈はしなかった(特に終盤)。カーク・ダグラスが若い。
MAHITOさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-11-06 19:15:13)
43.《ネタバレ》 奴隷解放者を善、帝政ローマを悪とする、勧善懲悪なお話。
そしてスケールの大きい映像と音楽、沢山のエキストラ。
まさにアメリカ映画の極みである。
話の中身としては、3時間半という長い尺のわりには薄い。

要するに、善人たる奴隷解放運動者たちが頑張るが、結局、既得権益を持った権力者たちに封じ込められてしまうという流れで、面白くもなければ、かといってつまらないわけでもなく、ただ「長い」という印象ばかりが残った。

あ、あと、ヒロインが特に美しくないというのも印象に残った。
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-02-11 00:47:17)
42.《ネタバレ》 キューブリック最後の雇われ監督ですが、本作はもう製作も兼ねたC・ダグラスと脚本のD・トランボの映画だと思います。ダグラスやT・カーチスといったユダヤ系俳優たちで奴隷軍団のキャストを固め、対するローマ帝国側エスタブリッシュメントにはL・オリビエ、C・ロートン、P・ユスチノフという英国名優をそろえるところなどホント憎いですねー。スパルタクスの反乱と挫折が、迫害されてきたユダヤ人の歴史のメタファーになっている気がしてなりません。ちなみに公開当時は、米国の右派勢力からは共産主義革命のメタファーだと解釈されて、全米で公開反対運動がおこったそうです(D・トランボの脚本の真意だったかもしれませんね)。そう言えば当時のアメリカはまだ人種差別政策が厳しかった頃ですし、「奴隷の反乱」というテーマも耳が痛いところがありそうです。 もっともそういうことには無関心なキューブリックが関与してるはずもなく、トランボのヒューマニズムあふれる脚本に沿って淡々と演出したみたいです(よっぽど嫌だったらしく、本作をフィルモグラフィから外してくれ、とまで生前言っていたそうです)。 今回見直してみて感じたのは、例の英国三名優が見せてくれる演技の素晴らしさでした。面白いことに劇中三人が同時に絡むシークエンスがなく二人ずつのシーンばかりなのですが、ロートンの演じるグラッカス元老議員がもっとも心に残る人物だったかな。政治はそりゃ古代から汚いものだったみたいですが、たとえ政治手法に問題があっても最期は主義主張を貫くグラッカスを、どこかの東洋の国の政治家も見習わないといかんですよ。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-13 00:10:45)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 6.69点
000.00%
100.00%
211.64%
323.28%
423.28%
51219.67%
6914.75%
71422.95%
81118.03%
9813.11%
1023.28%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.40点 Review5人
2 ストーリー評価 8.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review6人
4 音楽評価 9.00点 Review4人
5 感泣評価 8.60点 Review5人
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【アカデミー賞 情報】

1960年 33回
助演男優賞ピーター・ユスティノフ受賞 
撮影賞ラッセル・メティ受賞 
作曲賞(ドラマ)アレックス・ノース候補(ノミネート) 
美術賞アレクサンダー・ゴリッツェン受賞 
衣装デザイン賞ビル・トーマス受賞 
編集賞ロバート・ローレンス〔編集〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1960年 18回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)ローレンス・オリヴィエ候補(ノミネート) 
助演男優賞ピーター・ユスティノフ候補(ノミネート) 
助演男優賞ウディ・ストロード候補(ノミネート) 
監督賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
作曲賞アレックス・ノース候補(ノミネート) 

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