1. アバウト・シュミット
退職後にそれまでの人生を振り返る。そんな感傷的な物語をコメディータッチに仕上げた作品。主人公は言いたい事を溜め込む人なんだけど、ナレーションで本音を言いまくるので観客としてはかなり笑えて楽しめますね。意外だったのはオチ。すっきり泣かせてくれるのか?と思いきや、なんとなくドキッとさせられた。一見ハッピーエンドなんだけど…ちょっと考えるとそうでもないのかな?と神妙にさせられたりもする。もし共感しまくったらベストムービーになる可能性は十分あります。難民に助成金を送るエピソードの使い方もなかなか巧みでお見事。「親愛なるンドゥク」。 [映画館(字幕)] 7点(2004-03-19 22:27:55) |