1. きみに読む物語
《ネタバレ》 老人が老婆に、ありふれた青春恋物語を語るシーンから、映画は始まる。 このシーンから、私のなかにひとつの疑惑が生まれた。 その疑惑は深読みではなく、物語の骨子だったことが、中盤に分かる仕組みになっている。 要するに、この映画が愛物語に内包した謎は、簡単に解かれてしまったということだ。 あとは後日譚だ。それはさっぱりとして、気持ちいいが、後味は無い。 そういう映画だったということだ。 [DVD(字幕)] 6点(2009-12-20 01:48:03) |
2. キャットウーマン
日本で言うところの「アイドル映画」(ハル・ベリーさんは、もうアイドルって年齢でも無いけど)。要するに、主演で魅せることが主目的で、ストーリーは愚直なまでに単純。演出やCGは、すでに使い古されたものを、無難に焼きなおしたもの。ということで、ハル・ベリー大好きな人は、見るべきでしょう。特にそうでもない私のような方々は、はっきり言って、見なくていいと思います。 [映画館(字幕)] 4点(2005-04-04 01:50:49) |
3. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 クライマックスにて。主人公「つい取り乱して、惨殺したと?」ビル「それが真実だ」。……全身から力が抜けました。 6点(2004-11-11 05:07:07)(笑:1票) |
4. ギャザリング
《ネタバレ》 全体的に、雰囲気もストーリーも、なかなか良い感じなのですが、凡庸な内容に終わってしまった気がします。クライマックスまでに、殺人鬼になった男の動機が浅くしか書かれていないこともありますが、一番の原因はラストのまとめ方の甘さではないでしょうか。「傍観している(ギャザリング)だけではダメだ。それを変えようと思わなければ」というメッセージはわかるのですが、その陳腐な主張にまとめ過ぎているような。言いたいことを直接言うのではなく、観る者の心を動かして伝えることこそ、映画のメッセージの伝え方でしょう。この映画は、その点、メッセージ性がダイレクトすぎたと思います。だから、ラストに物足りなさを感じてしまうのではないでしょうか。結局、印象に残ったのは、クリスティーナ・リッチの誇張された胸の大きさばかりのような……って、それは私だけ? 5点(2004-10-01 00:21:57) |
5. キル・ビル Vol.1(日本版)
この映画の何が一番凄いって、このサイトに書かれている、皆様の書き込みの一人当たりの『量』!これだけたくさんの人が、揃いも揃ってこんなに沢山書き込んでいる映画は、めったにありません(特に100件目くらいまでは凄い)。私が言いたいことは、すでに書かれているので、特に何も主張するつもりはありません。とにかく、とっても魅力的な映画ってことです! 10点(2004-04-29 20:07:04) |
6. キス・オブ・ザ・ドラゴン
《ネタバレ》 ストーリーが適当過ぎです。警察署にまで殴りこんでしまって、あのあと主人公はどうなったのでしょうか。ヒロインも、エゴむきだしって感じです。ブツクサ言いながら結局は言うことを聞く方も、どうかと思いますがね。キスぐらいせんかい!ジェット・リーのアクションに+2点。ていうか他に評価のしようがない。 5点(2004-01-24 04:17:13) |