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ヒナタカさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 252
性別 男性
ホームページ http://kagehinata64.blog71.fc2.com/
年齢 38歳
自己紹介 ブログを開設しました(2010年10月30日作成)。
映画と漫画のレビューブログです。
映画のレビューは一部抜粋して「みんなのシネマレビュー」にも載せています。


B級映画が大好きな20代前半、ヒナタカと申します。

かれこれ6~7年はみんなのシネマレビューを見ていたので、今回登録できて感激しています。(2010年7月11日登録)

好きな監督は
岩井俊二
クエンティン・タランティーノ
デヴィッド・リンチ
ティム・バートン
ロバート・ロドリゲス
などなど


↓自分の書いたレビューで特に気に入っているのは
・トイストーリー3
・クレヨンしんちゃん オトナ帝国
・死霊の盆踊り
・ジブリ作品の大体
です。

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1.  クロニクル 《ネタバレ》 
中盤、ビルの上で黄昏ているアンドリューは「君は友達が多くていいよな、僕なんかつい最近いとこのマットと話すようになったばかりだ」とスティーブにつぶやきました。 スティーブはこれに「お前にも才能(talent)があるさ」と微笑みながら返しました。 この「才能」は直接的に捉えれば、この後の超能力を使ったマジックショーのことでしょうが、それだけではないと思います。 アンドリューの才能とはスティーブとマットに、あれほどまでに愛されたことなのではないでしょうか。 地面に落下するスティーブを救ったのは、アンドリューでした。 マットが「今日は人生で最高の日だよ」と言うことができたのも、アンドリューがいたからでしょう。 本作では暴力が暴力を呼ぶ負の連鎖を描いています。 しかし、アンドリューは親友から愛されていました。 アンドリューがそのことにもう少しだけでも耳を傾けるだけも、悲劇は起こらなかったでしょう。 アンドリューは(いかに劣悪な環境下にいるとはいえ)、ひどいことをしていました。 調子に乗って車をスリップさせて人を病院送りにさせても、たとえスティーブが死んでも謝ることはありません。 父親に傷つけられたアンドリューは、スティーブとマットという、自身を想ってくれる人をも突っぱねたのです。 それでもマットは、「お前は悪い人間じゃない」とカメラに向かって言うのです。 (アンドリューは実際に母親を想いやり、出かける際に母親が苦しくないようにそっと体勢を変えたこともありました) 彼が告げた、親友のアンドリューを助けようとした行動の理由である「I Love You」を聞いて、涙が止まらなくなりました。 人生において、誰かに傷つけられることはとても多いことです。 しかし、その痛みを誰かに八つ当たりしても、いいことなんかありません。 そしてどこかに、愛してくれる人がいるかもしれません。 たとえ誰かを恨むことがあっても、人を傷つけることなく生きていきたい。 そして、誰かを愛するため、愛されるための行動をしたい。 そう思うことができました。
[映画館(字幕)] 9点(2013-12-17 20:29:19)
2.  クラウド アトラス
本作は原作から大胆な改編をしているところがチャレンジャブルです。 <小説> 上巻:①→②→③→④→⑤→⑥と物語の「前半」が展開する 下巻:⑥→⑤→④→③→②→①と物語の「後半」が展開する <映画版> ①~⑥全てを同時進行で描く と、構成が全く変わっているのです。 映画「メメント」を「普通の時系列になおしたらわかりやすい映画だろうなあ」と思った方が多いように、クラウドアトラスも6つの物語を順番に描けばシンプル極まりない映画になると思います。 しかし、普通に順番通りに物語を描いただけでは面白くありません。 そうした凡庸さを避け、大胆な実験(構成)をしただけでも、自分はこの映画を賛美したくなるのです。 ただしこの構成は諸刃の剣でもあります。 舞台と物語があっちへこっちへ飛ぶのではじめは混乱するでしょうし、「ぶつ切れ」な印象は否めません。 「観たかった物語が突如とぎれてしまう」「6つのも物語が一緒に展開されるので、ついて行くのが大変」と、もどかしさを感じる人もいるでしょう。 しかし、映画を観慣れている映画ファンには是非劇場で観てほしい作品です。 この映画は哲学的で、とてもテクニカルで、他の映画にはない魅力があります。 もうひとつ面白いのは、役者たちがそれぞれの物語で全く違うキャラクターを演じていることです。 トム・ハンクスやハル・ベリーは全ての物語で登場していますし、3つの時代に登場するペ・ドゥナも存在感抜群。その特殊メイクでの「なりきり」具合はファンなら必見です。 本作は残念ながら本国では興行的に失敗し、TIME誌の2012年の映画ワースト1位に選ばれると不遇の扱いを受けています。 しかし、ハマる人には最高の作品になる可能性があります。 ハリウッド大作とは思えないほど実験的な作品ですが、それを期待している人は是非劇場へ足を運んでみてください。 エンドロールがはじまってすぐにおまけがあるので、席を立たないほうがいいですよ。
[映画館(字幕)] 8点(2013-03-19 23:30:25)(良:1票)
3.  グリーン・ホーネット 《ネタバレ》 
微妙。こんなに魅力のないヒーローもめずらしい。 いろんな秘密兵器が出てくる荒唐無稽なアクションや、アンチヒーローな主人公たちの成長を期待すると裏切られます。 「ヒーローに共通していることはなんだ?善人だと思われていることだ。悪のふりをして悪を倒せばいい」というセリフもありましたが、劇中では特にそういったシーンがなく、単に暴れまわってる主人公たちで終わっています。「悪のふりをする」というヒーロー像をみせてこそだいご味があるとおもうので、そこにも焦点を絞って欲しかった。 つっこみどころとしては、最後新聞社に車のまま突入するのはどうなんだろうか・・自分の会社をわざわざつぶしに行くなと思いますよ。敵のアジトだったらわかるけど。 スシ型のUSBメモリから音声をネット配信するのが目的なので、新聞社じゃなくてもいいのに。自分の会社を理由なく盛大にぶっ壊す主人公たちには共感を得れません。カトーも止めてやれ。 主人公たちが人を殺しているのも後味の悪さに拍車をかけます。せっかくノックアウト・ガスという非暴力的な武器もあるのに、何も殺さなくてもいいんじゃ、としか思えません。 カトーとブリットの確執も中途半端。 終盤カトーが「許すさ」と言うのですが、それだけで決着は消化不良。 中盤の喧嘩シーンもカトーが水に落ちて、泳げないので助けて終わりだし。 もう少し決着の付け方を考えてほしかった。 兵器を「ベン・ハー」に例えたり、映画ファン向けな箇所も多いだけに残念な映画でした。 
[映画館(字幕)] 5点(2011-01-22 19:07:01)(良:2票)
4.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
2010年になって公開されたデジタル・レストア版を映画館で観ました。 もっと退屈な映画かと思っていましたが、クスクス笑えるシーンも多く飽きさせません。まあいくらなんでも2時間48分は長すぎですが・・短いバージョンの「グレート・ブルー」のほうが評価が高いのがわかる気がします。 好きでしょうがないのがジャン・レノ演じるエンゾのキャラクター。主人公が変人すぎるので彼が画面で出るたびにほっとします。「がっはっはあ"」という笑い方が超キュート。プールの底でワインを飲み交わすシーンも素敵です。 ラストシーンは賛否両論でしょうが、かなりのインパクト。最後の彼女の言葉は耳に残ります。これ以上の究極の選択はなかなかない。 美しい「青」の景観と音楽のリズムで魅せてくれる本作、この映画を好きな人は岩井俊二監督作も気に入るかもと思いました。 ps:日本チームのシーンは完全にバカにしているよね。テンション下がるコメディシーンもほどほどにしてほしいよね。
[映画館(字幕)] 7点(2010-09-21 19:16:08)
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