Menu
 > レビュワー
 > ミスター・グレイ さんの口コミ一覧
ミスター・グレイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 565
性別 男性
自己紹介 三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。
※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。
※管理人様、お世話になっております。
※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。

-------------------------



表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  決断の3時10分 《ネタバレ》 
〝決断のとき〟が訪れるのは3時10分より少し前、ダンの奥さんが馬車でホテルに乗り込んで来て夫と抱き合った瞬間です。生活に困窮している実直な夫婦は、ここで「やっぱり生きてるだけで丸儲けね」とばかりにきつく抱き締め合い、2人の絆を目の当たりにした余裕綽々のグレン・フォードは初めて敗北の表情を見せる…。極悪には見えないスマートなグレン・フォードと、ヒーローとは形容し難いしかめっ面のヴァン・へフリンの曖昧とも思える善悪の境界線に決着が付いたこの瞬間がとても感動的です。 また、全編に渡って緊迫感の緩急が良くついていますし、酒場のシーンなどもとっても洒落ています(僅かな登場ながら酒場女が良い)。 ・・・ただ欲を言えば、アレックスの酔っ払いという属性が活かされていませんし、ホテルのロビーで寝ている子分にしてもさらに一工夫した使い方を求めたくなってしまいます。
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-28 18:37:41)
2.  月下の銃声 《ネタバレ》 
人を食ったような表情のロバート・ミッチャムがどこからともなく現われ、問答無用でヒロインに発砲され、折り合いが悪くなった友人と激しく取っ組み合う…と面白いところはありますが、ラストの見せ場でもある立て籠もりシーンに大いに不満が残ります。手傷を負ったミッチャムと女(銃を使える)と老人(ウォルター・ブレナンだ)の3人だけの状況で家を包囲されるのですが、敵も3人で数的優位にも立っていなければ、相手の不利な状況をついて強気に攻撃を仕掛ける様子もなく、挙句にミッチャム一人が家を飛び出して3人とも片付けてしまうというのでは期待外れもいいところです。しかし、このシーンは同時に愛を告白する良い場面もあります。不器用なミッチャムの代わりに老人が愛の存在を告げてやるのですが、それを聞いた時のヒロインの表情の美しさは格別です(しかもこの時まではっきり言って美しく見えない)。〝愛の告白〟は非常に美しいものであり、本作はその瞬間をしっかりと見せてくれます。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-08-31 18:35:07)
3.  決斗!一対三 《ネタバレ》 
「決斗!一対三」などという邦題と僅か83分という短さから、ウォルシュのいつもながらの痛快娯楽活劇だろうと思っていたのですが、どんよりと雲がかかっているような印象で、「追跡」(1947)を想起させます(あれほど見事ではない)。この薄暗さは主人公を演じるロック・ハドソンがパッとしないのも一因ですが(老けメイクをした時の方が魅力的だ)、ムチを振り上げる厳格そうな髭親父も何とも不吉ですし、婚約者のジュリーが美しく見えないのも彼女が幸福なヒロインになれないのだと予感させるものです。しかしながら、酒場女のロジーがとびっきり美しく撮られて現われた瞬間、彼女こそが救いの女神であり真のヒロインで、この先どれだけ不運が続いたとしても決して悲劇だけでは終わらないのだと確信させてくれます。  決闘に関しては実際のところ一対三で行われませんが、砂埃と枯葉が舞う強風の中での対決は見所になっています。また、時の経つのを紙面を使って見せますが、西部時代ですから仕方がないとはいえ、輪転機ではなく活版印刷なので軽快さに欠けています。それでもロジーが突如としてあられもない格好で大胆に着替えていたりするのは時間の経過と共にサービスシーンとしても有効です。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-12 18:15:35)(良:1票)
4.  ゲッタウェイ(1972) 《ネタバレ》 
出所後、水に飛び込むシーンをスローモーションで幻想的に描いているところを見ると、これはファンタジーであり二人が自由を求めてひたすら getaway していくおとぎ話なんだと思います。しかし、単なるファンタジーではなく油断のならない現実世界をしっかり錯綜させているところが面白いです。はじめの刑務所暮らしの反復シーンなどは頭抱えたくなるほど酷ですし、仲間割れの銃撃戦でマックィーンは抜かったわけではなく執拗に頭を狙いトドメをさそうとしたにもかかわらず仕留められていない世界の不確かさがしっかり存在しているのです。こういったことが逃走劇を混沌としたものにしています。そして逃走のためにはゴミの中を通過して行かなければならない寓話的おかしさ。収集車が掃き溜めにゴミを捨てるシーンで車の扉が開いた時、ゴミは隙間なくつまっていて、どう考えても二人はオシズシ状態でペッチャンコなわけです。そこから解放されたスローモーション場面の爽快感がすばらしくギクシャクしていた両者があれで仲直りするのも納得です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-05-26 18:44:09)(良:4票)
5.  拳銃魔(1949) 《ネタバレ》 
ボニー&クライドがもとネタであろう本作は今となっては単純過ぎるお話だが、狂おしいまでの強烈な愛により破滅へと導かれていく様が鮮明に描かれている。襲撃シーンの他に、殊に印象深いシーンが二つある。一つは冒頭で、降りしきる雨の中、拳銃を盗む緊張の場面は拳銃に魅せられた少年と彼の今後の顛末を予見させるようである。もう一つは計画通り別行動できず共の逃避行を決心する場面で、二人の関係性だけではなく拳銃や殺しについて等々、あらゆる面での逃れられぬ宿命を匂わせているだけではなく、とても劇的なシーンになっている。
[DVD(字幕)] 8点(2008-03-24 18:25:21)(良:1票)
6.  現金に体を張れ 《ネタバレ》 
古い作品で話も入り組んでいるようで割と単純だが、実にテンポが良く簡潔で面白い。自分も一味に加わったよう気分になり僅かな読み違いのために起こる惨劇に目を白黒させてしまう。やはりどんなに用意周到なものでも悪事は露見してしまうのですね。ジョージの狂気っぷりや、お金が空港で舞い散ってしまう場面などは秀逸ですよ。タランティーノやその後の数々の映画に影響を与えたのも頷けます。それから坊主でがたいの良いおじさん、メチャメチャつえ~。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-30 23:14:36)
7.  ケミカル51
「ロックストック~」などのこの手の映画を観慣れてしまった今、特に新しい驚きはありません。サミュエルとカーライルは良かったけれども・・・。ただこの作品、映画館で観たのですが、ちょうど外国人の方(どこの国かは不明)がいらっしゃって、「えっ、ここで?」というところで笑っておられました。この作品の笑いはアメリカとイギリスのカルチャーギャップだと思います。よって我々が普通に楽しめるのは、有名どころのキルトやフィッシュ&チップスぐらいになってしまいます(サッカーにくわしい方はカーライルの着ていたユニホームも)。両国の根本文化を理解していない日本人には堪能することは難しい作品なんだと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2006-03-23 17:55:35)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS