61. ザ・チェイス
全体的にはカーチェイス・コメディドラマという感じ。期待せずに観ると意外に奇抜な展開に面白さと爽快感があって良い。キャラクター的にチャーリー・シーンはこういう役がハマっている [地上波(吹替)] 4点(2003-10-02 22:10:54) |
62. サブウェイ123 激突
《ネタバレ》 初めての海外旅行で、当然ながら初めて航空機の国際線に乗った。 せっかくなので、機内上映の映画を見ようと思い、映画のプログラムを見てしばし葛藤。 国際線ということで、いま日本では劇場上映中、もしくは上映終了したばかりの作品がいくつか見られる。 が、とは言っても鑑賞の環境はあくまでエコノミークラスの狭い座席であり、映画を観る環境としては劣悪極まりない。もし見た映画が素晴らしい映画だったとしたら、逆に“勿体ない”。 そんなこんなで思案した挙げ句、選んだ作品がコレ。 スター俳優の競演、過去の秀作のリメイク(未見)、監督はアクション映画の雄トニー・スコットと、注目すべき要素はあり、劇場に足を運ぼうかと思ったりもしたのだけれど、もう一つ鑑賞意欲がわかず、二の足を踏んでしまっていた。 結論。機内で見る“時間つぶし”には丁度いい映画だった。 地下鉄職員とハイジャック犯の「頭脳戦」を映画の最大の”売り”とし、そこに名実共に力のある二大スター俳優を配置した、そこまでは良かったと思う。 ただし、肝心のストーリーテリングが稚拙すぎる。 地下鉄職員、ハイジャック犯の両者に通じて、キャラクター性が希薄で、終始言動に説得力が無い。故にどちら側にも感情移入が出来ない。 デンゼル・ワシントン&ジョン・トラボルタというキャスティング自体は、もちろん魅力的だが、ストーリーが薄いので、それぞれが演じるキャラクターの底が浅く、容易に予測がついてしまう。 工夫に乏しいストーリーによって、何を持って「頭脳戦」を指しているのかさえ見えてこない。 もちろん役づくりなのだろうが、ワシントンもトラボルタもボテッとした体型をしており、見栄えがよろしくない。 いろんな意味で、格好悪い映画だ。 [地上波(字幕)] 3点(2009-11-24 21:34:27) |
63. サラマンダー
B級モンスター映画を期待したのだけれど、あまりに陰気臭い雰囲気に肩透かしを食らった。微妙にシリアスに仕立てているため、逆に細部の荒さが目立ち完成度を下げている印象がある。なんとも盛り上がりきれないストーリー展開もまずい。 3点(2004-02-06 19:17:03) |
64. ザ・プロフェッショナル
冒頭のベテラン泥棒団の手口と雰囲気はジーン・ハックマンを筆頭に非常に渋く引き込まれるものだったが、中盤からクライマックスへの展開がありきたりの枠を出ておらず、何となく拍子抜けする結果になってしまった。全体的にテンポが悪かったこともこの手の映画としては致命的だ。 [ビデオ(字幕)] 3点(2004-01-27 18:55:27) |
65. ザ・セル
カメラ、CGの進歩により今作のようにビジュアル的には極めて際立つ作品が昨今相当多い。映像的な見た目は非常にインパクトが高いので、プロモーションの段階ではかなり面白そうに見える。しかし実際の内容が伴わない。まあそれが映画の難しさであり面白さなのだけれど、結局は映画の出来栄えというものは脚本しだいだという普遍性を感じる。 3点(2003-12-16 21:10:27) |
66. ザ・プレイヤー
ハリウッドの裏事情を描いているということで、有名俳優のカメオ出演が必要以上に多かった。ストーリーがどうも宙ぶらりんな感じが否めず、展開に集中できなかった。 3点(2003-10-22 14:47:54) |
67. サイン
「シックス・センス」「アンブレイカブル」と類まれなるサスペンスセンスを見せ付けたM・ナイト・シャマラン監督であったが、3作目にして見事なコケっぷりを見せ付けてしまった。仰々しくプロモーションされた「衝撃」に用意された結末は目を疑うほどの肩透かしに終わってしまった。明らかにクオリティの落ちた脚本にフォローの余地はなくただただ次作に期待するばかり。 2点(2004-01-18 04:35:04) |