1. 飛べ!フェニックス
豪華キャストによる迫真の演技の応酬を純粋に楽しむべき作品。あり得ない話なんだけど、最後の離陸シーンはおぉ!と一緒に喜んでしまいます。やはり、ジェームズ・スチュワートとハーディ・クリューガーのプライドのぶつかり合いがたまらない。再度見返すと墜落前と後で人間関係が逆転していて、面白い。 7点(2003-05-20 23:17:38) |
2. トレーニング デイ
単純に面白い作品。「善」と「悪」の図式だろうが、二人とも刑事だし、デンゼル・ワシントン にそれほど悪人性を感じられない、よって主のテーマとしては脆弱。見所は別にある、デンゼル・ワシントンの反面教師ぶり、イーサン・ホークが汚れていく過程が見せ場だろう。デンゼル・ワシントン が悪人に徹していないため、こちらにも感情移入できる要素がある。そこらへんの不安定さが、面白い止まりの要因なのだが、徐々に明かされる罠、そしてイーサン・ホークが正義を貫くのかなど終始ハラハラさせられる展開だけで十分楽しめる。 7点(2003-03-23 16:58:30) |
3. ドニー・ダーコ
視聴者に?マークを植え付ける作風は最近のサスペンスの流れか。目新しい点と言えば、青春ドラマを織り交ぜ、ユーモアたっぷりに描いたところぐらい。残念なのは他の類似作品の差別化といった点が感じられないところ。謎だらけの展開故に、見ていて飽きはしないがラストを見ると、この手の映画の限界を感じてしまう。作品の質自体は、悪くないので純粋に楽しめる。 5点(2003-03-12 17:07:48) |
4. トゥルーマン・ショー
トゥルーマンの奥さんがカメラ目線で商品の宣伝するところ(生CMみたいなもの)は最高に笑えた。たとえ安っぽい人間ドラマと言われようとも、奇抜な設定のみで十分楽しめる。 7点(2003-02-26 20:02:20) |
5. 遠い空の向こうに
映画を見ていてこれ以上のカタルシスを感じたことはない。主人公のひたすらに夢を追い続ける姿に感動、夢と希望が満ちた映画。最後のエンド・ロールで実際の映像を見せるシーンは涙が止まらない。これこそ、映画化するべき実話。 10点(2003-02-08 16:31:56) |
6. ドライビング Miss デイジー
モーガン・フリーマン、ジェシカ・タンディの熟年演技で魅せる。難点を言えば、時間の流れが速すぎて、二人の微妙な人間関係を楽しむ時間が少なかったこと。ラストを撮りたいがために速めた感がある。 6点(2003-02-08 16:28:24) |