21. エスター
《ネタバレ》 リメイク流行りの昨今、オリジナルで勝負した製作者側の姿勢がまず素晴らしい。オカルト系かと思わせ、子供版『ゆりかごを揺らす手』のようなサイコ・サスペンス仕立ての本作、実は彼女は××だった!という衝撃のオチも許容範囲内で、宇宙人や悪魔じゃなくてホッとしました、というレビュアーさんの意見に賛成です。ハラハラドキドキしたい方には一見の価値あり。 [DVD(吹替)] 6点(2010-03-10 08:50:53) |
22. NYPD15分署
『リプレイスメント・キラー』に欠けていたのは、チョウ・ユンファの笑顔だが、本作では、殺伐としたバイオレンスの合間に、きちんと表情豊かでややオーバーアクションのユンファを堪能できる。彼の鬼気迫る演技は、ハリウッドでも充分通用することを証明してみせたが、あまり作品に恵まれないのが残念でならない(早くジョン・ウー作品に帰ってきてほしい)。日本では劇団ひとりの方が知名度高いもんな~。 [DVD(吹替)] 6点(2009-10-20 19:31:16) |
23. エルム街の悪夢3/惨劇の館
シリーズを全部観ているわけではないのだが、1作目を除けば最も面白い。フレディのキャラクター性を前面に押し出し、ダークファンタジーの様相を呈している。第1作で生き残ったナンシーのその後が描かれており、これぞ正当な続編(そして完結編)として上手く作り込まれている。それというのも、脚本フランク・ダラボン、監督チャック・ラッセルという『ブロブ』コンビの功績が大きい。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-24 08:29:47) |
24. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 「僕の町にエイリアンとプレデターが現れたら…」なんて中坊の妄想を大真面目に映像化。よくこんな続編にGOサインが出たものだ…しかしまあ、そこはB級愛で乗り切りましょう。個人的には面白かったです。女子供が容赦なく殺されていくところが妙に悪趣味。役者がみな無名なのも逆に良かった(誰が生き残るか予測しづらい)。傑作ではないが、こういう趣味的な作品があってもいいと思う。 [映画館(字幕)] 6点(2007-12-29 07:17:01) |
25. X-MEN:ファイナル ディシジョン
《ネタバレ》 完結篇ということで、ミュータント祭りです。監督がブライアン・シンガーからブレット・ラトナーに変わったこともあり、アクションがど派手に!プロフェッサーX大爆発!には驚いた。マグニートも能力を失い(ホントはちょっと残ってる?)、老後が心配です。第一作を最初に観た時には「何じゃこれ?」と思ったが、いつの間にかシリーズのファンに…完結篇に相応しい大作でした。満足。 [DVD(吹替)] 6点(2007-10-23 10:17:08) |
26. エルム街の悪夢(2010)
《ネタバレ》 プラチナム・デューンズのリメイクホラー作品は当たり外れがあるものの、いつも期待して観ている。最近のホラー映画の中では、おちゃらけに走ることなく、真面目に怖がらせようとしてくれるからだ(スプラッター描写も気合が入っている)。今回の『エルム街の悪夢』も、オリジナルを超えるような出来ではないものの、現代版リメイクとしては決して悪くはない。やはりロバート・イングランドのフレディがあまりにも強烈なキャラクターだったので、今回のロリコン親父はリアルにキモくて評判が悪いのもよく分かる。だがまるっきりオリジナルと同じものを作るわけにはいかないだろうし、これくらいのキャラ変更は致し方ないだろう。最初はパッとしないな、と思っていたヒロインもだんだん可愛く見えてきて、ラストの決戦時のロリータ服なんか、フレディじゃなくても惚れてしまう(汗) [DVD(吹替)] 5点(2010-11-17 10:38:41) |
27. SF/ボディ・スナッチャー
↓のレビュアーの方の投稿を見て、ぼくも人面犬になる前の姿を探してみました。おお!こんなところに出ていたよ!とひとり爆笑。以前観た時は全く気づかなかった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-06 17:06:21) |
28. X-メン
マグニートのヘルメットがダサい。でもシリーズを通して観ていると慣れてきた。他にもダサい人がいっぱいいるから。公開当時、「『マトリックス』を超えた!」みたいな宣伝をしていたのでガックリきたが、人種差別を扱った重厚なテーマはこのシリーズならでは。次から次へと変なミュータントが出てくるのも楽しみになってきた。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-23 09:56:58) |