Menu
 > レビュワー
 > Olias さんの口コミ一覧
Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4678
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ニューヨーク、アイラブユー 《ネタバレ》 
各短編は上品にまとまってはいるし、切れ味を感じさせる作品もある。しかし、技巧に優れてはいても、「えっそれだけ?」で終わってしまうものがほとんどなので、後には残らない。ところどころでシーンの順番をシャッフルしたり登場人物を絡ませたりしているのも、単調さを避けようとしたんだろうけど、それほど効果的に機能しているわけではない。最後のウォラック&リーチマンは、一言の中に背景と意味を込められる演出と演技が展開されていて、ここで初めてドラマを感じました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-05-14 02:07:28)
2.  ニューヨーク・ストーリー
それぞれの話も特段面白くないが、この3つをつなげる必然性がどこにもないので、何のために作ったのかさっぱり分からない。タイトルにニューヨークを謳うべき必要性も分からない。
[DVD(字幕)] 3点(2023-05-31 23:42:32)
3.  ニューヨーク・ドール 《ネタバレ》 
70年代前半に2枚のアルバムを残してあっけなく解散したニューヨーク・ドールズなのですが、今から考えるとこれって同種の音楽ではずっと早い時期だったし、またグラム・ロックとパンクの架け橋としても重要なバンドでした。そのドールズというよりも、ベーシストのアーサー・"キラー"・ケインに一点集中したドキュメンタリーです(よって、タイトルが単数なのも多分意図的です)。解散後には30年近くにわたってまったく目立たない窮乏生活をしていたのですが、モリッシーが企画した2004年のイベントでの再結成ステージに誘われます。そこで、質に入れていたベースも取り戻し(!)、また長年冷えた関係だったデヴィッド・ヨハンセンとも和解します。その中で、最初はうらぶれたオッサンだったアーサーが、輝くステージ・ミュージシャンとして再生していく過程は、なかなか感動的です。しかも、撮ってるときは誰も思わなかったのでしょうけど、その再結成ステージの約1か月後には、アーサーは急逝してしまいます。その意味でも貴重な映像です。もっとも、再結成をきちんと意義づけるためには、まず70年代当時の映像がもっとなかったのかな、とも思いますが、活動歴が短かったバンドだから、まあ仕方ないか。それと、インタビューでイギー・ポップとかクリッシー・ハインドとかミック・ジョーンズまで出しているんだったら、あんな細切れコメントの連打ではなくもっとまとまった編集ができなかったのかと思いますが、そのスピード一直線な作り方も、それはそれでパンキッシュとは言えるのかも。
[DVD(字幕)] 6点(2023-01-30 12:38:33)
4.  ニール・ヤング/ハート・オブ・ゴールド ~孤独の旅路~ 《ネタバレ》 
ジョナサン・デミは、「ストップ・メイキング・センス」でも、映すのはひたすらステージ上、観客席は一切映さない、という手法でやってたけど、今回もそれは共通です。もっとも、ステージ上そのものにいろいろ演出があったヘッズと異なり、こちらは割と淡々と、しかも場所にちなんでかカントリー系の曲中心に進行するので、地味な印象は拭えないですね。ただそんな中でも、カメラはぶれずにきちんと一つ一つの対象を捉えていますし、ニールのヴォーカルの説得力は健在です。●しかししかし、そんなことよりも、私にとって最大の衝撃は、女性バックヴォーカルの1人のダイアナ・デウィットって、90年代に2枚のアルバムを残したAORポップ・デュオ、Venus & Marsのヴォーカルのあの人じゃないですか!!!!!まさかこんなところで動く彼女にお目にかかれるとは!!導入部のクレジットでそれに気づいて以降、実はステージでもずっと彼女ばかり目で追いかけていました。すみません;;
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-01 02:27:17)
5.  NY検事局 《ネタバレ》 
前半の成功一直線部分があまりにも平凡すぎて薄っぺらいので、肝心の後半が全然生きていません(それにしても、あんな誰が見ても「勝って当然」の筋の事件で勝って大喜びしてる検事局って・・・)。邦題も工夫なさすぎ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-05-20 00:31:13)
6.  ニュルンベルク軍事裁判〈TVM〉 《ネタバレ》 
一番びっくりしたのは、「そもそも裁判所をどこに作るか(物的な意味で)」「判事の構成はどうするか」「手続はどうするか」といった点を一から決めていたこと。まあ確かに、そういうことを決めたルールって存在しなかったのだから、そこから始めていくしかない。しかしその部分にこそこの一連の手続の根本目的が表れるわけであって、いきなり開廷とかではなく、その前置きにもきちんと着眼した点については評価したい。そしていざ開廷してからは、名前だけは聞いていたあの人この人が怒濤の登場です。その中でもゲーリングとシュペーアを対立軸のようにして進むわけですが、ごく限られた時間の描写ながら、それぞれの人物の特質に切り込んでいます。一方で、首席検事と秘書のどうのこうのとか、ゲーリングと看守のどうのこうのとかについては、エッセンス程度に入っているならまだしも、あそこまで時間はとらなくてよかったと思うけどなあ。それならば、ほかの被告人の描写にも時間を割いてほしいところでした。
[DVD(字幕)] 7点(2022-05-05 13:20:03)
7.  ニコライとアレクサンドラ 《ネタバレ》 
主人公がニコライ2世であるというだけで、もう最後の悲劇は分かってしまうので、前半の壮麗な光景の数々も、そして4姉妹の無邪気な笑顔も、見ていて何とも言えない気分になってしまうのですね・・・。●前半の(映画上の)MVPは、何といっても怪僧ラスプーチンです。華麗な衣装の各キャストの中に、凶報を告げるカラスのごとくひっそりたたずむ黒マント。長身と目力、長髪と髭。この人の名前を聞いて反射的に「ラ!ラ!ラスプーチン!」とつい歌ってしまう私達にも、正確な姿と、そして歴史上の位置づけを伝えてくれます。●レーニンやスターリンも本物そっくりの役者を使っているのも唸りますが、最初にちらりと出てきたそのボルシェヴィキ連中が、中盤過ぎまで画面から姿を消していながら、政府の崩壊とともにあっという間に権力を掌握する逆転の構図。その間の転換点となっているケレンスキーの描写も的確で、既存体制に対する革新側と思っていたら、いつの間にか革新される側になっていた、という皮肉も込められています。●それと反比例して進行していく、皇帝一家への容赦ない扱い。そして最後、あらかじめ分かっていたそのシーンの手前、無音・無言の間がもたらす、絶望的な暗黒のインパクト!
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-14 00:06:32)
8.  ニノチカ 《ネタバレ》 
いやー、これは凄い。冒頭のところでとりあえずソ連をおちょくっておいて、それをマクラにするのかと思ったら、何とそのままごりごり進んでいく。十分地ならしをしたところで、いよいよガルボ登場。これぞスターの登場です。そしてそこから怒濤のように展開されるガルボとダグラスの切り返しの数々。バリバリの共産党官僚と、脳内すべてピンク色のフランス男(そう、ソ連だけではなく、どさくさに紛れてフランスもおちょくっています)の邂逅という設定をフルに使い切っています。そして溜めに溜めた後で炸裂する、ガルボの大笑いのインパクト!笑顔がすべてを乗り越えるというシンプルにして強靱な世界観!さらに後半は一転して、国境を越えたメロドラマへと発展します("Censored"の大映しの威力も凄い)。いやいや、こんなに洗練されたロマコメが、80年以上も前にあったとは思いませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-05-27 01:20:01)(良:1票)
9.  ニクソン
まあとにかく、アンソニー・ホプキンスが物真似演技しかさせられていなくて、彼の本領発揮には全然至っていない。ジョアン・アレンも、ピリピリ怒っているシーンばかりで、珍しく魅力なし。また、全体のつくりかたとしても、各シーンがやたら細切れな上に、得意気に差し込まれるリアル記録映像(またはそれに似せた映像)が邪魔でしかなく、そして意識して入れているっぽい斜めカメラのアングルのショットが、さらに邪魔。これと対置されるはずのJFKでは3時間以上を一気に見せ切ったストーン監督も、さすがにそれをもう一度とはいきませんでしたね。
[DVD(字幕)] 4点(2020-09-09 01:27:31)
10.  ニュージーズ
とりあえず、クリスチャン・ベール主演のミュージカル作品ですよ!というだけで今となっては希少価値のある作品。この時点で「太陽の帝国」からは5年しか経っていないわけですが、あの子役の雰囲気はすっかり消えて、すでに後のバットマンの風貌になっています。で、美術や衣装なんかも頑張っていますし、随所で歌を入れ込もうというサービス精神も分かるんです。・・・が・・・肝心のみんなの歌と踊りが、どこまで行っても何とも切れが悪いのだな・・・。その辺で消化不良感は残るのですが、しかし、少なくともラジー賞多部門にノミネートされるような作品ではないです。もしかして、当時の売り出し方を間違えたのかな?
[DVD(字幕)] 6点(2019-06-18 00:53:20)
11.  ニア・ダーク/月夜の出来事 《ネタバレ》 
吸血鬼一族の映画を作る、という以外には、設定らしい設定もしていない、B級・自主制作感まる出しの作品。しかし、余計な細工をしていないのが思いっきり吉の方向に働いていて、今でもその辺にこういう集団がいるかもしれないという妙なリアリティを感じさせることに成功している。一方で、酒場の襲撃(?)のシーンなんかは、セオリーを無視して自由な演出でやりたい放題。だから、最後の半ば強引な着地も、きちんと決まっています。また、キャメロンつながりの支援と思われるビル・パク先生の超ドアホ役出演も泣かせます。
[DVD(字幕)] 6点(2018-07-29 23:51:50)
12.  2010年
私は「2001年」を別に名作とは思わないので、それの続きがどうのこうのと言われても何も思わないのだが、見所は何といってもロイ・シャイダーでしょ。難題に取り組む職人肌の担当者的な役をさせると、この人ほどぴったりくる人はいません。どこまでいっても、その横顔が美しい。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-07-07 23:23:31)
13.  摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
サクセスストーリーならばそのためのアイディアやネタがもっと欲しかったし、ラストの演出は二時間ドラマレベルだし、脚本には突っ込みどころは多数ありますが、それを全部吹き飛ばしているのは、当時のマイケル・J・フォックスの神がかり的にアクティブなパワーに尽きます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-06-17 00:32:41)
14.  ニューオーリンズ・トライアル 《ネタバレ》 
渋い見せ所多数の、大人向け高級サスペンスです。ハイテク機器の駆使や侵入・脅迫の場面など、分かりやすい盛り上がりもありますが、それ以上に、いろんな登場人物の間で展開される心理戦の迫力が良いです。ハックマンとホフマンの演技は共に絶好調で、各々それぞれのキャリアにおいて優に代表的一角を占めるべきレベルのものに達していますが(トイレの対決シーンはまさに白眉)、その2人を向こうに回して、敵か味方か分からない謎の男女を的確に表現し、大物2人にも負けない迫力で火花を散らしてみせたキューザックとレイチェルも素晴らしい。
[映画館(字幕)] 8点(2018-01-28 01:02:01)
15.  ニューヨークの恋人(2001) 《ネタバレ》 
非常に良質なラブストーリーだと思います。恋愛とは本来、こういうものであったはずだということを教えられました。大事なのは、誠意であり、心遣いであり、社会的素養であり、勇気であり、凛々しさなのです。レオポルドがデートのBGM(だけ)のためにバイオリン奏者を手配する場面は、最高に笑えました。当然のことながら、安易に2人が寝ちゃったりしないのも、気品があって良いです。●再見して気づいたのですが、この作品では、(主人公2人も、それ以外も)いろんなポイントで、「言葉を尽くして(+選んで)真摯に意を伝えること」によって物事が解決していく場面が多い。その姿勢で一貫しているのが、単なる浮ついたラブコメと一線を画することにつながっています。
[映画館(字幕)] 8点(2018-01-11 03:43:28)(良:1票)
16.  ニック・オブ・タイム 《ネタバレ》 
これは凄い、いきなり導入部からして、「まさかここでこの男女がデップをナンパするがごとく引っかけて、そのまま犯罪計画に利用ってことはないよね?」と思わせておいて、まさかまさかのそのまんま。その後も、コメディすれすれのボケとツッコミが随所で繰り広げられるのですが(これだったらむしろ、ローワン・アトキンソンとかジム・キャリー主演で見てみたかったと思うくらいだ)、結果としては、ジョン・バダムならではの90分一気に突っ走り攻撃で、なぜか結構はらはら見られてしまうという困った作品。焦点を一つだけに絞ったシンプルダイエットな作りが、魅力を高めているのだろう。やはり映画の足を引っ張るのは、内容の不足ではなくて、内容の過剰なのだ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-27 01:06:44)
17.  ニューヨーク1997
細かいところがいろいろと相当いい加減なのですが、それによって見る側も、敵の見えなさ加減がもたらす危機感や不透明感に同化してしまい、結果としてスリルを維持しているという、奇跡のような作品。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-24 00:46:05)
18.  ニュースの天才 《ネタバレ》 
結論を知ってから見ると、序盤から中盤にかけても、各登場人物の心理がさりげなくぶつかり合っていて、スリリングに展開しているのが分かる。いろんなシーンで、それぞれの編集部員の表情や雰囲気を丁寧に撮っているのが効いている。それにしても、普通の人間だったら、フォーブスからの突っ込み一発で、これはやばいことになったと動揺しそうなのに、常にとりあえず謝罪しながらもぎりぎり逃げ道は確保している、それを呼吸するようにナチュラルに行っている主人公は、やはり何かの異人格を感じる(し、それを表現したヘイデンの演技も絶妙)。さらに、そういった人間にはどう対応すべきかということも、チャック・レーンが教えてくれる(し、それを表現したサースガードの演技も絶妙)。記事の裏を取りに行く場面で、ひねりも何もなくごく単純に、裏を取るだけで捏造を破っていくあたりに、逆にサスペンスを感じる。
[DVD(字幕)] 7点(2015-09-23 02:42:02)
19.  ニュー・ワールド
むしろ、イメージ映像っぽいもっともらしい風景だけで最後まで押し通した方が、マリックらしさを発揮できたと思うのですが。中途半端な恋愛沙汰を入れたせいで、かえって勢いを足止めしてしまいました。というか、主人公の男女が絡むシーン、ほとんど同じことしかしてないんだけど。
[DVD(字幕)] 4点(2015-07-08 23:40:30)
20.  ニューヨーク、狼たちの野望 《ネタバレ》 
こういう時系列操作もの・同一地点多視点ものというのは大好きなはずなのですが、どうも今一つ乗り切れませんでした。それぞれの柱の相互の絡み方が弱く、絡んでいる部分も構造が単純でやはり弱すぎる。意味があるのは、店頭で三者が交錯するシーンくらい。発想は悪くありませんでしたが、この種の作品の先達には及びませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2015-06-22 01:35:22)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS