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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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1.  ニノチカ 《ネタバレ》 
自分は特に親ロシア派でも反でもないのですが、ロシア人の、つまりグレタ・ガルボ扮するニノチカの人物描写が余りに露骨で辟易してしまい、時代的な背景を考慮しても、ニノチカの少しずつ変貌していく様を見ても結局最後まで好きにはなれない映画でした。 ヒロインはさておき、レオンという男も主役を張れる存在感に欠ける印象がありましたし、扉の裏の状態を声のトーンで表現したりという演出もな~んか古臭くて好かないです。 序文の「サイレンが空襲ではなく美女のための・・・」も、後になって振り返ってみると意味が解りませんし、ラストでみんな揃って亡命してロシアンレストランを世界中に開こうという所までは良い終わり方だと思ったのですが、「○○は解雇された」というのを出す必要性が見いだせず(理解してないだけかもしれませんが)、映画のあちこちにハァ?とかポカーン…となってしまう作品なのでした。
[映画館(字幕)] 5点(2015-01-04 22:39:59)
2.  にわか雨 《ネタバレ》 
これはちゃんとストーリーがよく練られ流れが出来ていて良いです。 ギャグシーンは、公園のカップルにちょっかい出したり、部屋を間違えたりといったお馴染みのギャグがほとんどですが、一発ギャグの寄せ集めで繋いでいくのではなく、ストーリーの中で生まれるギャグって感じ。 階段を滑り降りるシーンを見るに、1914年の時点で早くもチャップリンの身体能力の高さを垣間見ることができます(笑)。 夢遊病者の行動に振り回されたりするのも面白いですが、ちょうど良いタイミングで目を覚ますのもお約束のパターンでしょう。 よくよく考えたら、映画の中のチャップリンって食いもん投げたりとか靴食ったりとか、夢遊病者みたいな事ばかりやってるよなぁ~
[映画館(字幕)] 6点(2012-10-18 00:15:05)
3.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
映画というのは客からお金を取って成り立つ商売であって、例えば、ピカソのような芸術作品を美術館に行ってお金を払い鑑賞すると、その絵を理解して納得する人は少ないと思いますが、ほとんどの人は満足し、鑑賞に費やしたお金と時間を後悔する人はほとんどいないと思う。さて、この映画はどうでしょうか。 この映画の余りの異質さに、なんでこんな映画が世に出たんだろうと思った。 この原作を読んだりして、この世界を表現したいと考えたクリエイターは他にもいたかもしれませんが、実際にその方法と資金の両方を持ち得たのは世界でキューブリックただ1人だったということ。この世界を表現してしまったのが、趣味で映像を撮る個人作家やイラストレーターや漫画家ではなくキューブリックだったということでしょう。 映画を見た後に皆さんのレビューを拝見してみると、映画の中に出てきたあの石板の役割や意味が少し理解できたような気がしたので再度鑑賞してみましたが、特に印象は変わることはなかったです。 つまり、面白くないものはどう逆立ちしても面白くないわけであって、原作を読もうが色んな解釈を聞こうが「だから何だ」で終わってしまうことがほとんど。 この映画に限らず、「原作を読んで評価が上がりました」とか「理解できない人は原作を読んだ方がいい」というレビューがあちこちで見受けられますが、映画の評価はあくまでも映画そのもので評するべきだと思います。 この映画の決定的にダメなところが、機械が人間に危害を加えようとするところなんですが、機械に対する考察や知識に欠けていると言わざるを得ません。多くは語りませんが、キューブリックは「ロボット3原則」についてもう少し勉強してからこの映画を作るべきで、それを知っていればHALが人間を陥れようとするくだりはこの映画の中に組み込まれなかったと思いますし、この映画の中でも肝となる部分ですので、ここでのリアリティのない安易な未来観のせいか、どうしてもこの映画に対して安っぽさを感じてしまいます。 それと、細かいところですが、船員二人が球体の中で作戦会議をする時に、スイッチを順々に切るシーンがありましたが、あのスイッチがいかにもアナログ的で笑ってしまった。キューブリックも未来に対しての先見があるようでいて、こんな映画を作って格好つけてはいるけども、やっぱりアナログの時代の人なんだなぁと思ってしまいました。
[映画館(字幕)] 6点(2010-08-01 20:05:19)(笑:1票)
4.  紐育の波止場 《ネタバレ》 
オープニングの雰囲気からして、きっと素敵なストーリーが待っているんだろうな~と、早くからそんな予感を感じさせてくれます。 ちょっと古臭い感じもありますが、こういう古典的な演出って実はわかりやすくて凄く好きです。 主演のジョージ・バンクロフトは初めて見ましたが、この人がもう最高にカッコイイ。 顔は勿論のこと、酒場での言動や立ち振る舞い、船の中でのちょっとコ汚い感じ、結婚式の最中に牧師の話をロクに聞いてないところとか、結婚式の翌朝「昨日は昨日、今日は今日」と良いながらも彼女の部屋で騒ぎがあるとすぐに駆けつけて抱き締めてあげたりと、全ての行動がみんなカッコイイ。 極めつけは、出港してしまった船から飛び降りて海を泳いで愛する人のもとへ行ってしまうというような、サイレントの時代の映画でしかお目にかかれないんじゃないかってくらいの男気で、これは男の自分でも惚れてしまいそうな程です。 その愛に応えたヒロインも、徐々に心を開いていく感じが良くて、こちらもまた好演。 最後の別れのシーンはちょっと寂しい感じもありますが、“海の男”的な別れ方で、とてもお洒落な締め方ですね。
[映画館(字幕)] 8点(2010-03-07 14:05:56)
5.  日曜日には鼠を殺せ 《ネタバレ》 
画面が暗い。けど、その暗さがまた良い。 ありきたりと言われれば確かに否定は出来ないが、正義であるはずの警察を悪役に見立て、悪人であるはずのマヌエルを正義として描いているところが面白いと思った。 物語に出てくる神父も、法(=警察)に従うか神の教えに従うかで葛藤があり、無神論者であるマヌエルとの間の溝を埋めるまでの過程も、非常に見応えがある。 ペドロが訊いた、「母は死んだのに何故行く?」という台詞、そして戦いを終えたビニョラスが警部補に訊いた、「母の死も罠のことも知っていて、カルロスも殺した。しかし何故・・・」という台詞。二人のこの言葉に対する答えが、まさにこの映画の主題ではないだろうか。 酒を飲んでいるペドロのところに行って国境を越えることを打ち明けた時の二人のあの嬉しそうな顔といい、山を登る時にバックに流れる意気揚々とした音楽といい、やはり最後のゲリラ戦で見せたあの勇敢な姿がマヌエルの生き様なんだと思う。 終盤近くまでずっとマヌエルの心理描写を中心としたストーリーだっただけに、敵陣に乗り込んだときに煙突の陰からライフルを構えるグレコリー・ペックの眼差しにハッとした。堪らなく格好良かった。 もう一度言うが、映像のこの暗さが良いのだ。堅物すぎるところが自分の好みではないのだが、間違いなく傑作の部類には入る映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-04 22:35:52)
6.  偽牧師 《ネタバレ》 
ラストを飾る本作は、オープニングの音楽からして好印象!♪I'm Bound for Texas land~ですよね。しかし、最後のあれは解説を見るまで意味がわからなかったなぁ。 「犬の生活」でも犬の見事な役者っぷりに感心してしまいましたが、本作に登場する餓鬼もそれに負けず劣らずの見事すぎるくらいの暴れっぷりをカマしてくれます(あみものの棒を手にしたときの表情にご注目!)。 本作で驚いたのが、パンケーキをデコレートするシーン。笑いを取るのはもちろんのことなのですが、しばらくして持ち主が帽子を探し始まってから、帽子が出てくるのを今か今かと待ちわびているとき、帽子がケーキの上に被さっている事を知っているのはもちろん(当たり前ですが)それを観ている観客のみなのです。この、ちょっとしたドキドキ(ワクワク)感がこんな映画で味わえるなんて意外でした。これは、ホラー映画などでよく出てくる“観客が劇中の役者よりも先をいく(例えば、主人公が背後から襲われるシーンは、その役者は背後に気づいていないのだが観客はそれを知っているので、より一層のハラハラした緊迫感が生まれる)”という見せ方でしょう。さすが!
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-01-11 00:50:31)(笑:1票)
7.  担え銃 《ネタバレ》 
オープニングの整列シーンから早くも吹き出してしまいました。立っているだけで笑いを取れる凄まじいインパクトに脱帽。やっぱり主役を全うするにはこのくらいの強烈な個性&存在感がなくちゃだめですね。本作での注目は、決死隊として木に扮して敵陣に突入するシーン。森の中でのかくれんぼは、観ている側にもチャップリンを探させる楽しみがあったりして興味深いですね。また、「楽にしたまえ」と言われて、自陣が攻撃にさらされてるのにもかかわらず、本当にいつまでも楽にしているチャップリンもほのぼのとしていて妙に面白いです。それと、チャップリンの笑いは、彼が他のキャラを叩いたり蹴飛ばしたりすることよりもチャップリン自身が他の人からいじめられたり弾き飛ばされたりというように彼が痛い目に会っている方が面白いような気がします。前のレビュワーさん達が書かれている“いつもよりも破天荒な感じ”というのはもしかしてこのことなのでしょうかねぇ???だからあのオチにしたのかな?余談ですが「Over the top !」の意味をこの映画で初めて知りました(汗)。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-01-09 23:40:18)
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