21. パリは燃えているか
《ネタバレ》 「花の都」パリが、もしかしたら消えていたかも知れなかったとは・・・・・。コルティッツ将軍の英断を讃えたいですね。 映画としてというよりは、ドキュメンタリーをみるような感覚で観てしまいました。最後のヒトラーの「パリは燃えているか?」の叫びがとても印象的でした。あと、音楽が素晴らしかったです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-06 20:44:19) |
22. ハリーの災難
《ネタバレ》 何事もきちんと状況を確認してから行動に移しましょうということですね。まあ、ハリーも人騒がせな死に方するなよという感じですけど・・・・・。 非常にまったりとした雰囲気の作品でした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-11-01 11:14:44) |
23. ハイ・フィデリティ
《ネタバレ》 普通にラブストーリーでしたね。レコードショップの店員と話す会話の中に出てくるマニアックな会話や自分でセレクトしたオリジナルテープ作成のくだりなんかは音楽好きにとっては面白かったですけど・・・・。(しかし、ジャック・ブラックは歌が上手いですね。) 主人公が昔の彼女(ベスト5)を訪ねていくくだりなんかは、最近観た「ブロークン・フラワーズ」を思い出してしまいました。(この作品の方が先ですけど。) しかし、セリフではアーティスト名を言ってるのに字幕ではカットされているアーティストが居ましたね(キャット・スティーブンスやクリッシー・ハインド等々)、あまり日本で馴染みがないというのは判るんですけど、音楽マニアの会話もこの作品の売りの一つなんですから、出来る限りフォローしてもらいたかったですね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-15 14:35:45) |
24. ハーヴェイ
《ネタバレ》 ジェームス・スチュワートと言えば、「素晴らしき哉、人生!」で町中の皆から愛される役を演じていましたが、この作品では一転して、アル中気味で周りには見えない巨大ウサギ(ハーヴェイ)といつも行動しているちょっと変わった中年男を演じています。 まあ、ハーヴェイの姿は我々にも見えてないのでジェームス・スチュワートの演技は非常にアヤしいです。そりゃ、42まで独身で酒場に入り浸り、しまいにウサギと会話をしていたら身内も精神病院につれて行こうと思いますよね(まあ、姉の方が逆に病室に入れられてしまうところは笑えましたが・・・・・)。でも、最後は、姉が弟を思う気持ちがとても伝わってきました。 ただ、ハーヴェイは幻想では無く、奇人変人には見える妖精なんだなと思いました。だから、チャムリーには姿が見えてましたし(ただ酔っ払ってただけかもしれませんが)や姉と姪のハーヴェイに対する見方も微妙に違っていたように思えました。姪は完全に幻想だと思っているのに対し姉の方は姿は見えていて、存在は認識しているものの巨大ウサギがいつも家の中にいることに嫌悪感を抱いている感じがしました。(ウィルソンにも辞書の文字を通して挨拶してましたし。) ちなみにハーヴェイの姿は、途中で出てくる肖像画でしか出てきません。 [DVD(字幕)] 8点(2006-06-03 20:39:39) |
25. ハンナとその姉妹
《ネタバレ》 とてもグチャグチャな人間関係ではありますが、それをさらっとコメディ仕立てで描けているのはさすがです。マイケル・ケイン演ずるエリオットの身勝手で優柔不断な心の動きはもう男の哀しい性としか言いようがないですね。 ウディ・アレン演じるミッキーが「人生とは・・・神とは・・・」と試行錯誤している様はユーモラスではあるけれど、いろいろ考えさせられました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-21 20:18:37) |