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1.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
極限の状態時代に生きた、空想好きな少女の現実逃避をファンタジックに映像化したと解しても、すごくやるせない悲しい映画。上映の予告編では「ブラック・ファンタジー」とか銘打っていたけど「ブラック」ではなくて「ミゼリー(悲しみ)」や「トラジティー(悲劇)」であると思う。また、現実にフランコ政権の時には殺戮を繰り返していたのだから「ファンタジー」というよりも「ファクト」「ヒストリー」とするべきだろう。それほど、最後の主人公が血に染まって死んでいくシーンは、大尉は当然だろうが主人公の母にさえ憎しみを感じてしまうほど、悲しく切なすぎる。これから観る人も、単にファンタジックなものを期待しているのならその見込み違いに大いに後悔するだろうし、それほど観終わった後が重たい作品だった。未だに女性のハミングする歌声が頭から離れない。
[DVD(字幕)] 6点(2010-10-24 21:40:48)
2.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 
アメリカ(ハリウッド)映画はやはり凄いなと感じるのは、エンターテイメントを追求するだけではなく、この映画のように「アメリカの苦悩」・「良心」というものにも真剣に取り組んでいるからです。 映画の良し悪しは、役者の演技力や監督の力量に左右されるところも多いのでしょうが、やっぱり原作・脚本だなと思います。この映画の原作はJ.スタインベックであり、脚本がしっかりしていて見応えがあります。 冒頭から様々な問題を観る者に訴えて来ます。「貧富の格差」・「大恐慌」・「季節労働者」・「人種差別」・「弱者を取り巻く社会の寛容性」等々・・・ 一ヶ月以上前に観た映画ですが、いまだ映画のシーンを思い出しては、「主人公の一人である保護者のジョージの行く末はどうなるのか」と案じたりします。 また、精神薄弱のレニーが動物に興味を持ち、かわいがる動物を力余って殺してしまう 様や、また死んでしまった二十日鼠を大切にポケットに入れていたシーン等が思い浮かび、ラストがある程度そうなるのかとの予感はありながら、なんとも酷で不条理な結果なので、よけいレニーの無垢さが際立ち、いとしく切なくなります。 これほど真摯で奥が深くまた「跡を引く映画」はあまりないと思います。あれこれ書きましたがまだ書き尽くせない・・・「百聞は一見に如かず。」お勧めの映画です。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-09-15 12:10:43)(良:1票)
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