81. フォレスト・ガンプ/一期一会
近年アメリカ史を駆け抜けるガンプと、アメリカ史の体現者として生き、そして死んでゆくジェニー。まあ、正確には白人のアメリカ史、ではありますけれど。その多彩な語り口は面白いのですが、やっぱり自分は日本人なんだなぁ、というのを実感させられた映画でもあって。私には、これをおとぎ話として見るには、アメリカが重すぎました。 6点(2003-12-22 12:31:03) |
82. フェイク
れれ? 私はこの映画、あんまり楽しめませんでした。どうして私って、男同士の友情ものってヤツ、なかなか共感できないんだろ? 私自身のこれまでの人生の問題なのかなぁ。そういう友情!ってレベルで生きてたりしないから、って、それは何も自分だけじゃないよですね。普通はそんな友情!みたいな生き方はしてないさ。してたら気持ち悪、とか思っちゃうし(それがいけないのか?)。ヤクザのハナシになんぞ共感したくもない、って意識もあるのかも。このテの映画、いっつも「ぐだぐだ悩むなよ」なんて思ってしまう私なのでした。 5点(2003-12-21 21:40:38) |
83. ファースト・ワイフ・クラブ
ゴールディ・ホーンとベット・ミドラー、私の大好きな二人が3D映画の如く出っ張っていて嬉しかったんですけど、その分ダイアン・キートンはちょっと目立たずにひっこんじゃってましたか。話が大ゴトになると、フェミニズムが前面に押し出される形になって、ちょっと面白さが失速しちゃった感じがします。最後まで突っ走って、フェミニズムはあくまで影で映画を支えていれば良かったんじゃないかなぁ。3人が再会するきっかけになった、冒頭のシンシアの自殺の件に関しては、ちっとも解決してくれなかったのが残念。でも、嬉々としてコメディに出演しているゴールディやベット見てると幸せになれますわ。 6点(2003-12-21 18:43:59) |
84. ファイヤーフォックス
ミグに乗り込むまでが重い重い。どんどん人が死んでっちゃいますし。でも、その肝心のミグに乗ってからは、全然別の映画になっちゃったように特殊効果オンパレード状態。それまでさんざん重いドラマを描いてきた映画のクライマックスとしては、少々娯楽色が強くなり過ぎちゃってた印象があります。思い返せば、前半のずっしりとした部分の方が面白かったですね。ミグ部分、背景が単調過ぎですし(海、空、氷、以上!って)。 6点(2003-12-21 18:29:44) |