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1.  ボーン・スプレマシー
“続編に妙味なし”という定説が崩れつつある昨今、それを決定的にしたのが本作で、近年のアクション映画の中でもピカ一の作品とだけは言っておきたい。前作に引き続きハード・ボイルドな姿勢は一切崩されておらず、大技小技を効かせたアクションは全編に渡り、そのリアルさは些かの輝きも失ってはいない。ひたすら一直線に雪崩れ込んでいくストーリーは、人物造形の巧みさもあり、よりシリアスで濃密なドラマへと展開していく。不自然さなど微塵も感じさせないほど、本作が稀に見る上質のエンターティンメントだと言えるのも、ポイントとなる場面を正確に把握し、ディテールをきっちりと描き重ねてきた結果に他ならない。だからこそ、クライマックスへ到達するまでの数々の逃走劇が見事に描かれることにより、この荒唐無稽なカーチェイスも生きてくるのである。鞄に入れた銃をロッカーに忍ばせるているシーンに示されるように、満身創痍のJ・ボーンが孤立無援の中、脱出するスリリングさは、スパイ映画の王道を行くものであり、007がすでに失ってしまったものを、ここで改めて復活させているように感じる。(そう言えば、ジェイソン・ボーンのイニシャル“J.B.”はジェームズ・ボンドに符合する!)まさにD・リーマン製作総指揮のもと、監督P・グリーングラス、脚本B・ヘルゲランドといった頭脳集団のチ-ムワークの良さが勝利に導いた作品だと言える。ただ、実年齢よりも老け顔のJ・アレンに対し、童顔のM・デイモンのラストのあの決めゼリフはいかにも不釣合いな感じがした。
[映画館(字幕)] 9点(2005-04-29 18:23:31)(良:1票)
2.  ポセイドン・アドベンチャー(1972)
当時の一連のデザスター・ムービーの中では最良の作品として記憶にとどめておきたい。大型客船が津波で真っ逆さまになり、生き残った登場人物たちが力をあわせて、“船底”を目指して脱出をはかるというアイデアが秀逸で、ハックマンやボーグナインといったキャスティングの勝利でもある。挿入歌の♪モーニング・アフターも大ヒットしました。ただ監督のロナルド・ニームがこのあと、「オデッサ・ファイル」を撮ったぐらいで、その後見かけないのが残念です。
9点(2000-09-14 12:44:17)
3.  僕はラジオ
面倒見が良く実直なアメ・フトのコーチと、知的障害のある黒人青年との、実話を基にした友情物語。当然のことながら差別や偏見あるいは虐めといったシーンもあるのだが、これが初監督作とは思えないほどM・トーリンの演出には終始抑制が効いていて、このテの作品にありがちな嫌味がないのには好感がもてる。もっとも、実在の人物に対しての配慮があったともとれるが、障害者云々のお話というよりは、コーチと彼を取り巻く人間ドラマに焦点を充てたことが、そういった印象をもたらしたのだと思う。旧知の住民仲間や学校側あるいは家族、とりわけ自分の娘のことなど人間関係に苦悩するコーチが、無邪気で打算の無いラジオの姿に、人生の大切なものを教えられるというのが作り手の最も言いたかったこと。そういう意味で本作は定石ながら実話の重みを十分感じとれる作品となっている。若き日のラジオを演ずるキューバ・グッディング・Jrも巧みだが、仲間たちが集うバーバー・ショップでの、その場の空気をコーヒーの味わいで表現する演出を小粋なものにしているのも、渋さの増したE・ハリスの好演があればこそ。カムバックのD・ウィンガーの美しさは相変わらずだが、歳相応のしっとりとした演技で彩りを添えてくれているのも嬉しい限りだ。
8点(2004-10-28 18:21:54)
4.  ボーン・アイデンティティー
M・デイモンの本格的なアクション映画は初めてのようだが、実はすでに「オーシャンズ11」で、そのアクション俳優の片鱗はみせていた。そのスリムでシャープな身のこなしや面構えなど、なかなか堂に入っている。そして、アメリカ人の中でも典型的なヤンキーっぽい顔立ちの彼だが、ヨーロッパの街並みが不思議と良く似合う。それだけD・リーマン監督が俳優の魅力を巧く引き出せているということなのだろうか。本作の撮影の素晴らしさにも増して、決してCGなどに頼ることなく、終始切れ味鋭い本格的スパイ・アクション映画に徹しきった彼の演出力は高く評価したい。決してこれ見よがしの派手な見せ場はないが、スパイ映画としての緊迫感と、渋くてどこかに懐かしさをも感じさせ、久々に堪能させられた。
8点(2003-03-06 23:42:57)(良:1票)
5.  ホット・ロック
仲間とチームを組んでの宝石ドロを、ユーモア溢れるシャレた大人の感覚で描いたP・イエーツ監督の佳作。簡単に盗み出したまでは良かったが、そのダイヤを持った仲間のひとりが捕まる破目に・・・。ヘリまで調達して冷や冷やものの操縦で警察に乗り込んだり、最後はアッと驚くような奇策に転じたりと、ダイヤを奪い返すまでにストーリーは二転三転!R・レッドフォードが軽やかなステップでマンハッタンの通りを歩くラストが秀逸で、何とも痛快な気分にさせてくれる。
8点(2002-04-19 23:12:11)
6.  ボビー・デアフィールド
難病の女性とレーサーとの悲恋を描いた作品。本来車に対する愛情は、入念に手入れをするという意味も含めて人一倍強い筈の主人公が、彼女を亡くしたあと失意のまま高速道に車を走らせる。逆光によりサイドガラスが手垢などで汚れているのが見てとれる。そのことがその時の彼の心象風景を表わしているかのようで、実に印象的な手法だ。車はやがてトンネルに入りその暗闇の中にふたりの幸せそうなスナップ写真が浮かび上がるという幕切れも鮮やかだった。
8点(2001-11-25 17:05:17)
7.  ポルターガイスト(1982)
当時、ロケ地を「E.T.」と同じ住宅地を選び、ほぼ同時進行で撮影することにより、プロデューサーであるスピルバーグの影響がより色濃く出た作品でもある。いわゆる家の中で起こる“神隠し”の話で、最初は日常生活でのちょっとした不思議な現象が、だんだん阿鼻叫喚の超常現象にエスカレートしていく様を、“これでもか式”にサービス満点に描いていく。とりわけ独特の風体を持つ“頼みの神的存在”の女霊媒師がなんとも魅力的に描かれていて、他の誰よりも興味を抱かせる。モーテルの部屋からテレビを放り出すラストはお約束通りの演出だけれど、やはり鮮やかな幕切れだと言える。
8点(2001-09-02 14:20:26)
8.  ポセイドン(2006)
リメーク作品がどんなに良く出来ていても、オリジナルほど評価されないのは、もはや宿命のようなもので、人々の脳裏に焼きついた映像や感動は、そう簡単には消え去らないものだし、ましてや思い入れの深い作品ともなれば尚更である。どうせなら「キングコング」や「宇宙戦争」などと言った、半世紀以上も前の作品をリメークした方が、映像技術の格段の進歩による“新古品”としての新鮮な魅力が発揮できて、得策かも知れないのだが。本作も、名作の誉れ高いオリジナルと比べるまでもなく、何の工夫もない、とって付けたような人間ドラマの薄っぺらさや、魅力の乏しいキャスティング等は誰にでも容易に指摘できる。しかしながら、W・ペーターゼン監督が自解している事でも分かるように、本来それらはむしろ意図的な事であり、人間ドラマを充実させる事よりも、あくまでも最新テクノロジーによるスペクタキュラーな映像への果敢なアプローチ(挑戦)だと捉えるべきであろう。だから、“多くの批判は当らないよ!”と言わんばかりだし、むしろ作品の出来に、彼の得意気な表情が目に浮かんでくるようだ。それほどに、CGによる大スペクタクル・ショーは、文句のつけようが無いほどで、凄まじいの一言に尽きる。長年、映像化は到底不可能だとされてきた、荒れ狂う巨大波の再現は、CG映像の出現で、「ディープ・インパクト」のクライマックスでの驚異の映像となって実現して以来、頻繁にスクリーンに登場するようになり、映像表現の可能性が大きく広がった事を実証してみせた。今回の豪華客船に襲いかかる波のうねりの巨大感や質感、あるいはそれに呑み込まれて転覆していくポセイドン号のリアルさは更に進化し、いくらCGで再現されているものだと説明されても、本物の船が転覆しているとしか思えないほど迫力に満ちたものであり、その点においてはオリジナルの時代とは隔世の感がある。また、客船内部からの脱出サバイバル劇も、負けず劣らず様々な趣向が凝らされ、最後まで手に汗握るエンターテインメントとして成立させている。しかし良くも悪くも、ゲーム感覚の作品であることだけは疑いようのない事実であり、時代がこのような作品を生み落としたのだと言える。
[映画館(字幕)] 7点(2007-04-29 17:22:23)(良:1票)
9.  ホワット・ライズ・ビニース
A・ヒッチコックの「サイコ」に代表されるように、洋画におけるバスルームがサスペンス&スリラーの題材(当然、エロティックな意味も含めて)となりやすいのは、日本映画と決定的に違う点だ。オカルト的な作品としては、S・キューブリックの「シャイニング」以来だろうか。で、とりわけそのバスルームでのクライマックスの緊迫感は良く出来ているが、全編「わっ!」という驚かせるようなシーンの連続には、いささか趣味が悪いと言わざるを得ない。だいたいそんな事が根本的な「怖さ!」ということにはならないでしょう?それよりもこの作品の本当にコワイのは、M・ファイファーの妖しい魅力にほかならない。ゼメキス監督の意図する狙いが良く分かり、又、彼女自身も見事に答えている。H・フォードを観にいって、M・ファイファーに唸った。そんな作品でした。(それにしても例の隣人夫婦が、後半まったくストーリーに絡んでこないのが不可解だ。)
7点(2001-01-21 16:16:42)
10.  ボーイズ・ドント・クライ
いろんな意味で衝撃的な作品です。当人たち同士が納得しているのに、なぜ周囲の人間があのような行動に出るのか。今までの信頼関係ってなんだったのか。そしてクライマックスの彼らのそれぞれの行動に実話の映画化とはいえ、納得できない部分が多くて、後味も悪く本来のテーマがぼやけたように思います。
7点(2000-08-06 13:43:27)
11.  北極の基地/潜航大作戦
A・マクリーンのベストセラー小説の映画化。米ソ冷戦時代、両国の軍事基地を撮影した衛星が、誤作動で北極の英軍基地付近に落下する。そのフィルムの回収をめぐり、一触即発の戦争の危険をも孕む、米ソの熾烈な闘いを描いたもの。超大作というフレコミではあったが、ただ、上映時間がいたずらに長いというだけで、肝心の北極のシーンの大半はいかにもセットと分かるレベルで、シネラマの大画面ではミグ戦闘機の編隊飛行が、唯一迫力あるシーンだったように記憶している。男性アクションの名作を数多く世に送り出してくれたJ・スタージェス監督としては不本意な作品だったと言える。
6点(2002-05-09 18:17:33)
12.  暴走機関車
黒澤明脚本によるハリウッドでの映画化だけど、本来予想されるべき映像にダイナミズムがなく凡庸な演出に終始しているのは、やはり監督の責任だろう。出演者が体当たり演技で頑張っているだけに、残念な仕上がりとなってしまった。
6点(2001-03-15 15:47:44)
13.  ボーン・コレクター
クライマックスの“犯人”の登場のしかたは少し唐突で、あれだけ猟奇的な殺人を犯したわりにその動機や心理描写が希薄だ。エンディングの大団円も甘ったるい!
6点(2000-04-26 15:30:51)
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