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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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181.  チャップリンの霊泉 《ネタバレ》 
冒頭の回転トビラのギャグに軽くビックリ。あれがギャグになっちゃうんだもんなぁ~。いい時代だったもんだ。今の世の中、あれはシャレにならんでしょ。 「霊泉」ってタイトルから想像するに、どこか山奥の秘境まで行って何か面白いことをやるのかと思ってたら、健康ランドみたいな所だったのでちょっと拍子抜けしましたが、序盤の長回しや痛風男の泉への豪快なダイブなど、総じて面白かったです。  
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-12-13 00:43:39)
182.  チャップリンの移民 《ネタバレ》 
さすがに今回はストーリーの繋がりが薄いなぁ。 「移民」といっても、後半からはレストランの中でのコメディに変わっちゃうし、芸術家の人が何故チャップリンに興味を示したかもはっきりしないし・・・。 釣った魚に鼻をパクッとくわえられるシーンとか、舟に揺られながらスープを飲むシーンとか、賭け事やってるシーンとかはそれなりに面白かったけど。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-29 23:46:17)
183.  グランド・ホテル 《ネタバレ》 
“●●グランドホテル”なんていう名のホテルは日本に、いや世界中に星の数ほどありますが、その起源と思わせるかのような、いかにもといったこのクラシカルなタイトルは実はかなり好きです。 豪華な配役、と当時は結構もてはやされていたそうですが、そのほとんどの役者が馴染みのない人たちばかりで“5大スターの競演”とか言われてもイマイチありがたみが出てこない・・・(涙)。 私は、5人全員のエピソードに繋がりを持たせる必要はないと思いますが、もう少しそれぞれの話に面白味があればもっと楽しんで観れたことだと思います。 映画の序盤に出てくるエントランスホールの長回しもホテルの格の高さを醸し出していますし、劇中で殺人が起きてもその直接的な描写はせず、男爵の横たわる姿すら見せないのは、ホテルの豪華さや客層の良さに決して引けをとらない非常に上品な演出だと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2007-10-07 10:23:27)(良:1票)
184.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
はっきり言って、脚本がクドい。 台詞回しで観客を惹きつけようとする魂胆がミエミエで、その辺に嫌味を感じる。脚本も演技も小物使いも確かに良いのはわかるけど、ほどほどが一番良いと思う。ストーリーは面白いのだが、自分にとっては、ただそれだけの映画。 ソフィストケイティッドなラブコメなら、ワイルダーの師匠ルビッチの方が面白い。あくまで好みの問題だが。 こんなに酷評しちゃったら「麗しのサブリナ」のレビューを変更せねばイカンなぁ・・・。 “映画らしい映画”って何だ?!?  
[映画館(字幕)] 6点(2007-09-04 00:16:57)
185.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
こないだ、再度DVDで観てみたが、やっぱり面白い。 変更前に書いた、私立探偵アーボガストが階段を登るときの緊迫感溢れる映し方や、サングラスの警官のドアップ、最後の地下室で照明を揺らすことによって骸骨に陰を持たせて不気味さを増幅させていたりという映像の超絶テクニックを再確認し大満足であったが、今回の再鑑賞では、脚本の技巧さも随所に感じられた。 脚本を作る際に工夫したと思われるポイントは“母親が実在することを如何に信じ込ませるか”という事だと推測できるのだが、私立探偵アーボガストはノーマンとの会話で、マリオンがノーマンの母親と会ったという事は一切出てきていないにもかかわらず、ライラとの電話では母親と会ったという彼なりの推理を展開しており、これがあたかも母親が実在しているかのような錯覚に観客を陥れることに成功している。また、ライラの「相手は病気の老人よ」や、サムの「事の次第は母親が知っているか」など、真相が明らかになる直前までこんな台詞が出てきており、保安官夫婦の証言など簡単に吹き飛んでしまうほど上手く誘導されるのだ。 他にも、多くの方々が書いてらっしゃるので言うまでもないが、4万ドルを持っての逃走から主人公が入れ替わり、連続殺人へと展開するストーリーの組み方や、バーナード・ハーマンの耳を引き裂くような音楽など、クラシック映画の醍醐味を存分に堪能できる一本である。文句ナシの10点!
[DVD(字幕)] 10点(2007-01-30 23:25:10)(良:2票)
186.  日曜日には鼠を殺せ 《ネタバレ》 
画面が暗い。けど、その暗さがまた良い。 ありきたりと言われれば確かに否定は出来ないが、正義であるはずの警察を悪役に見立て、悪人であるはずのマヌエルを正義として描いているところが面白いと思った。 物語に出てくる神父も、法(=警察)に従うか神の教えに従うかで葛藤があり、無神論者であるマヌエルとの間の溝を埋めるまでの過程も、非常に見応えがある。 ペドロが訊いた、「母は死んだのに何故行く?」という台詞、そして戦いを終えたビニョラスが警部補に訊いた、「母の死も罠のことも知っていて、カルロスも殺した。しかし何故・・・」という台詞。二人のこの言葉に対する答えが、まさにこの映画の主題ではないだろうか。 酒を飲んでいるペドロのところに行って国境を越えることを打ち明けた時の二人のあの嬉しそうな顔といい、山を登る時にバックに流れる意気揚々とした音楽といい、やはり最後のゲリラ戦で見せたあの勇敢な姿がマヌエルの生き様なんだと思う。 終盤近くまでずっとマヌエルの心理描写を中心としたストーリーだっただけに、敵陣に乗り込んだときに煙突の陰からライフルを構えるグレコリー・ペックの眼差しにハッとした。堪らなく格好良かった。 もう一度言うが、映像のこの暗さが良いのだ。堅物すぎるところが自分の好みではないのだが、間違いなく傑作の部類には入る映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-04 22:50:05)
187.  チャップリンの消防夫 《ネタバレ》 
確かに、チャップリンが壁を登るシーンは、おぉ~っスゲェ!って思った。けど、その後のエドナを担いで降りてくるシーンが、人形だってのがわかっちゃうのがおしい。人形の足がブラブラしてるんだもん。 ストーリーとは関係ないですが、チャップリンが手綱を引いて消防車ごとバックさせるシーンがありますが、馬って後ろ歩き出来ないから、このシーンはフィルムの逆回しですよね。しかも、あれってよく考えると、仮に馬を後ろ歩きさせたとしても車を後ろに進めることなんか出来ない筈だから、そういう意味で大笑いしちゃいました。あと、ちょっとその前の2頭の馬を馬房から車に繋ぐシーン(5秒くらい)も逆回しでしょう。 いつも思うけど、タンクを道に置いていったままエドナの家に向かう時とか、余計な時に限って大真面目に仕事してるんですよね~(^_^)
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-01 02:52:22)
188.  男性と女性 《ネタバレ》 
貴族階級を皮肉ったと言われる映画はゴマンとあるが、ここまで明確に描いた映画も珍しい。 ストーリーにちらほらと、若干のコメディの要素が感じられるが、作品そのものが極めて真面目に、且つ露骨に風刺しているので、その、余りの大真面目な描きっぷりがかえって笑いを誘い、劇中のコメディのシーンで見せる笑い以上の面白さがそこには存在している。 ストーリーの肝は「貴族階級の人間が如何に世間離れしているか」だと思うが、それと共に、また階級社会の始まりも同時に描かれていて、劇中ではこのように話が展開する。 難破したばかりの頃は自分で食事を作っていたクライトンも、しまいには食事をサーヴされる側になっているが、いざメアリーに危機が迫っているとなるとすぐに武器を持ち、見事に獣を仕留めメアリーを救出した。 これはつまり、食事や住居などを作って生活を豊かにし障害があればそれを乗り越えるだけの知恵を持っているからこそ“上流”になれるということであり、現在の(当時の)貴族階級の人間が如何に無知かということデミルは訴え、さらには教養とは何かということまでも問いているように思う。 元の生活に戻ったクライトンはすぐさま元の階級社会に適合する。彼はまた再び執事としてメアリーらに仕え、その身分に相応しく振舞うが、一方のメアリーの気持ちは依然としてクライトンに向いたまま。友人の失敗談を聞いていたにもかかわらず、である。デミルは終盤で、さらに貴族階級の人間を風刺するために、ご丁寧にも冒頭にメアリーの友人の結婚話をわざわざ挿入していたのだと思う。 澤登翠さんの活弁つきで観ましたので(字幕なし)、鑑賞環境は[吹替]とさせて頂きました。
[映画館(吹替)] 9点(2006-12-31 01:27:19)
189.  チャップリンの替玉 《ネタバレ》 
何か、今回のチャップリンはいつもよりスマートだなぁ・・と思いながら見ていたら、やっぱり別人だったんですね(別人でしょ)。 ストーリーと関係ないところでのコントがいまいちだけど、ストーリーの核である“入れ替わり”のネタが一つのアイディアとして面白いと思う。 自分とそっくりの人と入れ替わるのは後の作品でいくつかありますが、これが一番好き。 服の交換シーンで、ズボンを脱ぐ時にわざわざ椅子の陰に隠れて着替えるところもちょっとツボです^^
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-11 03:18:06)
190.  チャップリンの番頭 《ネタバレ》 
この映画一番の注目シーンは客が持ってきた時計を査定するシーンです。 机の上にバラした部品がウヨウヨと動いたりハンマーが実はゴムで出来ていたりといったビミョ~なギャグはハッキリ言ってどうでもよく、執拗なほど延々と分解していたのが面白かった。このヒゲのオッサン(アルバート・オースティン)は後に「キッド」や「犬の生活」などで悪役として出てきたりと、チャップリン映画では欠かせない常連男優です。 あと、そのちょっと前に指輪を持ってきたオッサンが実はたんまり金を持っていて、金をせびって元気よく帰っていくところも笑えます。 この年代のチャップリンは、よく食べ物を投げたりすることが多くて、あまりそういうのが好きではないのですが、今回はそれを差し引いても面白かったと思います。finishもバッチリ!コメディらしく、いい終わり方で好きです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-06 22:48:57)
191.  結婚哲学 《ネタバレ》 
字幕ナシ&桜井麻美さんの活弁付きで観させていただきました。 これはもう、とにかくイイ!素晴らしい。クラシック好きな映画ファンなら絶対お勧めの一本。 何がいいって、それぞれの夫婦がくっついたり離れたりと、二転三転するストーリー展開でありながらラストはきれいキッチリとまとめてしまうストーリー全体の構成の良さ、そしてルビッチならではの小物使いの器用さでしょう。 ストーリー序盤、ブラウン医師の妻シャルロットが庭に咲いた花を摘み、それを紙で束ねて旦那にプレゼントする。旦那は花を手にしたまま夫人と抱擁を交わすのですが、その時に花束が落ちてしまい、ここで笑いが出る。そして、シャルロットが旦那を見送った後に再び部屋に戻ると、先ほど笑いを誘ったあの花束が今度は悲しさや失望といった表情を醸し出しているのです。さらに、旦那の診療所に行くと、花を一輪もらったグスタフという男がコップに水を入れて大切にしているときた。花束を床にばらまく男と一輪の花を大切に育てる男。ここに誤解があれど、女性の好意の対象が花を用いた対比によって実に見事に表現されているのです。 終盤近く、ブラウン医師がミッチーの求愛を逃れ、家に着くと再び仲を取り戻す。かたや、探偵を依頼したスコット伯爵はミッチーに抱きつかれ、そのまま両者共ハッピーエンドで終わるだろうなと思っていたら(調査の報酬を渡して、探偵のメモを「もういいんだ…」などと言って断る)、まだ続きがあったけど、本当のエンディングの方が格好良くまとまっていました。流石ルビッチですね~。参りました(^_^)
[映画館(吹替)] 9点(2006-10-06 22:32:29)
192.  オペラの怪人(1925) 《ネタバレ》 
字幕ナシ&坂本頼光さんの活弁付きで観ることが出来ました。 やっぱり、この時代の恐怖映画は独特の怪しげな雰囲気があってイイ。この映画の見どころは、仮面を剥ぎ取られた怪人の素顔が出るところと巨大なシャンデリアが落ちてくるところですね。 エリックとかいう怪人は、確かに怖い顔をしていたと思うのですが、ヒロインの女が随分と早くあっさり仮面を取ってしまったので、それがちょっとマズかったのではないかと思います。それに、あの仮面に関してもさほどの恐怖感が出ていなかったので仮面をかぶったままでももう少し恐ろしさを出せれば、より一層の恐怖感を味わえたのではないでしょうか。途中で出てきたガイコツの仮面をかぶった男のほうがよっぽど不気味だっただけにちょっと残念です。 エンディングが、悪者を退治してメデタシメデタシで終わってしまっているのですが、あれがどうもイヤな感じです。クリスティーナに恋をして、彼女が他の男に近づくと怒りをあらわにしたり、嫉妬するくらいの人間味のある怪人なだけに、あの終わり方は非常に心が痛みました。 ところで、最初ファントムだと疑われていた背が高くて物静かで怪しい男が1人いたと思うのですが、あの役もロン・チェイニーが怪人エリックとの1人2役を演じていたと思うのですが、どうでしょう。
[映画館(吹替)] 6点(2006-10-04 18:49:18)
193.  ロイドの要心無用 《ネタバレ》 
原題の「Safety Last」はいいタイトルですね。ナイスネーミング! さて、ギャグ一つ一つはそんなに面白くないのですが、ちゃんとストーリーが通ってるので良かったと思います。チャップリンやキートンのコメディ映画って、一つ一つのギャグの寄せ集めのような印象(先にギャグありき)なのに対し、ロイドはストーリーをまず組んで、その中にギャグを入れて面白く作っている(先にストーリーありき)、という印象を受けました(まだ1作しか観てないけど)。 他の方も言っておられますが、やはり一番の見どころはラストのビルを登るシーンでしょう。ひもが結ばれてなかったり、時計のバネが足に引っかかってたり、風車に頭をぶつけそうになったりと、結構馬鹿馬鹿しくて単純な緊迫感なんですが、かなり息を呑んでハラハラしながら観てました(^_^)  また序盤で、フィアンセを安心させようとして、色々と贈り物をする心遣い「プレゼントを贈ることで、こっちでうまくいっているという事を知らせなければいけないんだ」というセリフがちょっと格好良かったです。 私は映画館で鑑賞したのですが、字幕ナシ&斎藤裕子さんの活弁付きで観たので、鑑賞環境は[吹替]とさせていただきました。
[映画館(吹替)] 7点(2006-10-02 21:55:45)
194.  チャップリンのスケート 《ネタバレ》 
チャップリンに関しては「モダン・タイムス」を見ていたので知っていたのですが、他のどの役者もみんなスケートが上手い!エドナも颯爽とすべってるし、エキストラの人たちも含めて全員がすべれるようにならないとこの映画は完成しなかったでしょう。 ストーリーも、ちゃんとレストランと繋がっていたりと、他の初期の短編よりもストーリー性が高くてイイ。 それと、スタウト夫人を演じているのがヘンリー・バーグマンだということに映画の最後に出てくるキャストの紹介を見るまで全然気づきませんでした。彼もまた、チャップリン映画には欠かせない名脇役で、女性の役を演じきった彼も見事ですが、彼の才能を見込んだチャップリンもまた見事といえるでしょう。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-14 22:03:48)
195.  チャップリンの伯爵 《ネタバレ》 
ストーリーは、仕立て屋の主人がお客さんの上着のポケットの中の手紙を読んでしまい、その手紙の主に成りすましてパーティーに出席してしまったのだが、パーティーの途中から当の本人が現れ追いかけ回されるという話。 序盤の、チャップリンが仕立てと全然関係ないところを測ったりするところなんかは相変わらずの仕事っぷりだなぁ~と楽しく観れたのですが、食事をするところが汚かったり、ケーキを杖でメチャクチャにしたり、最後の締め方もちょっとあっさりしすぎという感じだったのでイマイチ好きになれませんでした。 「のらくら」(ゴルフ狂時代)でも同じようなストーリーが展開されているところを見ると、チャップリンはよっぽど上流階級に対して物申したかったのでしょうね。 本作品のチャップリンは、食事のマナーが悪かったり、ダンスでもよく転んでいたりと、自身を徹底的に蔑んでいるところがあるので、風刺が好きな人にとっては「のらくら」よりも面白く感じられるかもしれませんね。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-08-06 01:08:37)
196.  チャップリンの舟乗り生活 《ネタバレ》 
う~ん・・・船がよく揺れている割にはそんなに面白いギャグはなかったかなと。 クレーンの上げ下げを指示しているチャップリンが面白かった。倉庫から吊り上げられてる人がいたりしてパニックになってるのに、真顔で一生懸命指示を出してるところを見ると、何か思わず吹き出しちゃうんですよね。 あと、彼女のオヤジを海に突き飛ばすのはやっぱマズいでしょ(笑)。この頃はチャップリンもまだ若かったのかな。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-08-05 22:04:57)
197.  チャップリンの黄金狂時代 《ネタバレ》 
チャップリン=コメディアンという図式がガチガチに頭に組み込まれてしまっている自分にとっては、どうも裏のある(ペーソスを含んだ)笑いというのが全然馴染めませんでした(>_<)   そんな思慮深さゼロの自分にとっては、序盤で家の中に風が吹き込んできたときのアクションと、最後の方で小屋がシーソーみたいになるシーンが面白かったかなと。 それと、やっぱりサイレント映画はサイレントらしく、スポークンタイトル付きで見た方が面白いと思いますね。けど、ナレーションはいらないけどBGMだけは欲しい・・・って、贅沢?
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-05 13:21:04)
198.  チャップリンの冒険 《ネタバレ》 
トータルで見ると、犯罪者でしかも脱獄した囚人のはずなのにそれを懲戒する終わり方になっていないのはマズイのではないかと。まぁ、それが初期のチャップリンらしくて楽しくて良いという見方も出来ますが。 途中、溺れている3人を助け出し、ヒゲの大男を担架に乗せて運ぼうとしたら、ズルッと滑ってまた海に落ちちゃったシーンが一番笑えました。あと、銃で撃たれて、やられたのか!?と思わせといて・・・というシーンも面白かったです。 あと、すごい勢いで崖を登るシーンがありましたが、あれは明らかにフィルムの逆回しでしょう。チャップリンに限らず、キートンとかでも、逃げるシーンなんかはフィルムをやや早回し気味にしていたりと、いろんなところでトリックを使っていると思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-30 17:33:14)
199.  泳ぐひと 《ネタバレ》 
ビデオ屋であの裏表紙のあらすじを頭っから信じ込んでしまった。確かにあの裏表紙の解説通りに見ると、ネッドの周りの友人たちが時の流れとともに変わってしまったことに絶句し、家に着いたらそこはもう寒々とした廃墟で、時代の流れの悲しさをこのシーンで一気に押し出したといった感じの、時の流れの虚しさを訴えた映画として見ることが出来るかもしれない。ただ、この見かただと結末が凄く悪いと言うか、不条理極まりないと言う感じに見えてしまう。 次のような見かたも出来る。この映画、悲しむべきはネッドの周囲の人間達の変貌ぶりではなく、むしろネッド本人の境遇なのではないかと。ネッドは既に破産しておりネッド本人がその事実と向き合えずにいるが、すでに廃墟化した自宅に着いてようやく現実に戻され号泣する。この後者の見かたの方がつじつまが合っていると私は思う。この見かたで面白いのは、自己の破産を隠し通そうと躍起になっているのではなく完全に以前の上流階級のままであると思いこんでいる所、少しづつネッドの正体が知れてくる所、そして、ネッドが最初のダンの家のプールにどこからともなく現れたことであると思う。結末がわかってからオープニングのシーンを思い出すと非常に面白い。 〔追記〕この映画は、ある意味、自分を映画の世界に入り込ませたきっかけとなった映画かもしれない。 というのは、この映画を自分が初めて観たときの解釈(上記前半)と他のサイトでのこの映画の解説(上記後半)とが大きく食い違っていたから。自分の余りの理解力のなさに愕然としてしまい、その悔しさがそれ以来映画を観続ける原動力になっているような気がするのです。 戒めの意味も込めて、ちゃんと残しておきます(笑)
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-04 16:54:43)(良:1票)
200.  大脱走
「アルカトラズ~」を見てから再びレビュー変更します。 2つを比べると映画としての面白さでは本作品のほうが明らかに上をいっていると思う。看守の監視レベルはどちらも甘く問題外ですが、脱走までの過程や緊張感もこっちの方が上だし、登場人物にも魅力を感じることができるのがこの映画の良いところ。エンターテイメント性を重視した本作品だからこそあのテーマ曲も生きてくるわけで、これもなかなか魅力的。 個人的には、独立記念日のパレードみたいな“アメリカ万歳”的な雰囲気が大嫌いなので、それさえなければそれなりに秀作と言えると思います。
[映画館(字幕)] 6点(2006-02-04 15:01:45)
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