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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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221.  青いドレスの女
とにかく時代色の描き方が、絶品。第二次大戦後のアメリカ社会が持つ光と影の”影”の部分を、見事に捉えている。それを、ひとりの「宿命の女」探しというハードボイルドな探偵物語の中に織り込んでいく監督は、ただ者じゃない。皆さん酷評ですが、そこまでおっしゃらなくても…
8点(2003-06-11 17:58:43)
222.  アイリスへの手紙
アメリカ南部の地方色も、そこで慎ましく生きる人々の喜怒哀楽も、ほんとシンプルに、美しく表現されている。地味で面白味に欠けるかもしれないけど、こういう映画をもっと大切にしたいなあ。自分が文盲であることを恥じていたデニーロが、好意を寄せる女性に「字を教えてくれないか…」と願うシーンで、思わず感動しました。うん、いとおしい映画です。
8点(2003-06-11 17:49:04)
223.  愛と野望のナイル
頬を槍(矢だっけ?)がズブリと貫通! 耳の中にゴキブリ(キャ~!!)みたいな虫が侵入! …こういうディテールが実に丹念に描かれていて、バートン卿の冒険記に熱中した時の興奮が蘇ってきた。実に見ごたえのある大作なのに、何で忘れられたままになっちゃってるんだろうなあ。ただ、アメリカ人である監督の西欧コンプレックスがちょっと鼻につくって気もしなくもないが。
8点(2003-06-11 17:11:46)
224.  ロンゲスト・ヤード(1974)
この映画の監督作品って、男も女も人間のエゴや弱さみたいなものを露悪的にさらけ出すところがあって、けっこう胃にもたれることが多かったんだけど…。いやあ、これは素晴らしい! 最後には男の心意気がすべてを昇華してくれたって感じで、笑い、手に汗握りながら、感動しちまいました。バ-ト・レイノルズ以下、役者たちがみんな最高です。でも、同じアルドリッチ監督の『カリフォルニア・ドールズ』の方がもっと素晴らしいですよ!!
8点(2003-06-11 16:19:21)
225.  レッドソニア
ブリジット・ニールセンが唯一魅力的だった作品。クライマックス、無数のロウソクがゆらめく場所で女同士がくんずほぐれつ(?)する対決場面は、実にファンタスティックでありました。決して悪くない…どころか、かなりの”傑作”だと思うのに公開当時も、今も、無視され続けるのは、こういう職人気質なスタッフが低予算ながらにがんばっている映画への「愛」や「敬意」が、もはや存在しないってことなのね…。
8点(2003-06-11 15:03:05)
226.  ルーカスの初恋メモリー
まるでひと昔もふた昔も前の少年漫画みたいなストーリーだけど(頭はいいけどチビで家庭に問題がある男の子が、年上の少女に恋をするが、彼女はハンサムなスポーツマンの別の男の子に恋をしていて…)、実に繊細かつ優しく主人公の日常を見つめる眼差しに好感大。”弱者”に対しての想像力が欠如したものの多いアメリカの青春映画にしては、ハートを感じさせてくれる貴重な作品かな。主人公にひそかな好意を持つ内気な少女役で、あのウィノナ・ライダー(映画デビュー)がとっても可憐な存在感を放ってるのもマル。DVDを買って持っておきたい1本です。
8点(2003-06-11 13:49:21)(良:2票)
227.  私に近い6人の他人
今をときめくウィル・スミスが、あっと驚く演技派ぶりを見せてくれる、それだけでも一見の価値あり。しかも、シドニー・ポワチエの息子(!)と偽って上流社会の面々に取り入ろうとする心情が、日本の我々が見ても決して他人ごとじゃない”切実さ”を感じさせて、心にしみます。ほとんど話題にもならない舞台劇の映画化だけど、映像的にも工夫が凝らされて、忘れ難い佳作と言えるでしょう。
8点(2003-06-09 19:45:57)
228.  夜霧のマンハッタン
ミステリーかと思えば、都会調のしゃれたコメディー風でもある。それを「中途半端」ととられた方もいらっしゃるようですが…。1930・40年代のハリウッド映画には、こういったソフィスティケーテッドな軽いミステリーがたくさんあったそうで、『影なき男』シリーズとか、今見てもスマートで楽しい。これはそういったセンを現代に復活させようとした、そして見事に成功した1本だとぼくは思っています。レッドフォードはもちろん、。デブラ・ウィンガーにこんなロマンチックな味が出せるってのも、うれしいオドロキだったし。このあたりも含めて、アイバン・ライトマン監督が『ゴースト・バスターズ』だけの人じゃないってことを証明してみせたってことでしょうか。イイじゃないすか、これ!
8点(2003-06-06 18:06:24)
229.  夢を生きた男/ザ・ベーブ
すべてにオールドファッションな、そういう意味じゃ反時代的タッチと言えなくもない伝記ものの王道。やはり、点数が悪いっすねえ…。ぼくは大好きですけどね…。特に、ベーブ・ルースの薫陶を受けた少年が、引退試合に青年として再登場するくだりは、常套手段だとは分かっていても泣ける。今どき、こんなパターンをきちんと踏襲してくれる作品の方が貴重じゃないですか、皆さん! 決して好きな監督じゃないけど、アーサー・ヒラー、さすが大ベテランらしい良い仕事っぷりです。
8点(2003-06-06 17:46:05)
230.  マンハッタン無宿
マンハッタンでテンガロンハットを被った主人公の保安官が、街の人間に「テキサスか?」と聞かれて「アリゾナだ」と苦々し気に答えるシーンがくり返し描かれ、笑える。この男、常にクールだが女にだらしないってあたりの設定も、実に人間臭くてよろしい。そんな、けっこうダーティ(後のハリー・キャラハンほどじゃないにしろ)なヒーローを、イーストウッドが快演。ドン・シーゲルの簡潔明快な語り口も、最近のジェットコ-スタ-調の16(時には32)ビートじゃなく、8ビートの映画的テンポで快調であります。
8点(2003-06-06 13:44:33)
231.  真昼の死闘
うん、めちゃくちゃ面白かったという幸福な記憶が、今もしっかりと残り続けているクリント・イーストウッド=ドナルド・シーゲルの名コンビ作品。ただ、これって明らかにシャーリー・マクレーンのために企画されたという感じで、そのためイーストウッドはどうしてもいつもより影が薄いかも。それでもクライマックスの大戦闘シーンは、シ-ゲル監督らしいあれよあれよの名調子で、見ごたえ十分っす。少々お下品なユーモアもいい感じだしね。
8点(2003-06-06 13:11:57)
232.  マキシマム・リスク
まず何より、映画としてよく完成されている。いきなりヴァン・ダムが死んでしまう意外な冒頭から、「1人2役大好き(?)」なヴァン・ダム作品のパターンを踏襲しながらも、敵・味方の絡ませ方が実に納得できるものだった。見せ場にしても、さすがリンゴ・ラム監督らしいパンチとスタイリッシュさが効いているじゃありませんか。だてにフランスの演技派ジャン=ユーグ・アングラードを相手役に迎えちゃいないな、という立派に「アクション映画」の佳作であります。…文句のある者は、一歩前に出るように。
8点(2003-06-05 18:33:53)
233.  マウス・オブ・マッドネス
ちょっと理に溺れ過ぎかな…と思わせなくもないけど、実にスリリング! スティーブン・キングというより、まさにラブクラフト風な邪悪さが気色いいです。カーペンター作品としては、『エスケープ・フロム・LA』みたいな一見ノーテンキな作品の方が好みなんだけど、これは彼の「実は俺ってばインテリなのよ」という一面が最も良く出たものとして、評価したい。まさにメタ・ホラー・フィルムですな。
8点(2003-06-05 18:23:36)
234.  マーキュリー・ライジング
そんな、皆さんが酷評するほどヒドイ映画とは思えないんだけどなあ…。まあ、確かによくありがちな内容かもしれないし、アレック・ボールドウィンの悪役は、あまりにも絵に描いたような馬鹿馬鹿しさだしね。ただ、『シックス・センス』の時にも思ったのだけど、ブルース・ウィリスは子どもと絡むととても良い味を出すなあってのが、まず好印象。それに、自閉症児を演じる少年が結構イイ線いっていて、ラストの感動を盛り上げてくれるし、様々な欠点を補ってあまりある見どころの多い作品だと小生は信じとります。ほんと、デリカシーとハートのある捨て難い映画っすよ。《追記》ビデオで再見。やはり好感度し。ラストで、自閉症の少年がそれまで必死に自分を守ってくれたブルース・ウィリスの主人公をぎこちなく抱擁する。その“ぎこちなさ”ゆえのデリカシーに、またもナミダする。よって従来の「7」より1点追加!
8点(2003-06-05 17:44:15)(良:1票)
235.  マーヴェリック
ううっ…(感涙)。リチャード・ドナーの映画で、かくも皆さんに受けの良い映画などそうそうありますまい。彼をアメリカ映画の中でも傑出した(しかしあまりにも理解されない)天才(!)だと信じて疑わない者としては、それだけでもう大満足。ほんと、この映画にしても、撮影現場での和気あいあいとした雰囲気が、そのまんま画面に反映されている。この幸福感こそ、ドナー作品の最も大きな魅力のひとつだよね。すべてにメカニカルになった昨今のアメリカ映画界にあって、彼の「人間味」は実に貴重なものである、と言っておきましょう。とにかくまあ、メル・ギブソン以下あのジョディ・フォスターまで、なんて楽しそうで幸せそうなんだ…あ、嬉しナミダが出てきた…
8点(2003-06-05 12:51:53)
236.  ピースメーカー
映画の後半、マンハッタンのど真ん中で爆破させるため核弾頭を持った男を、警察の狙撃手がビルの屋上から狙う。が、男の手前で、子どもを肩車した男がさえぎって発砲できない。その旨を無線で聞いたジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンは、同じように「早く撃て!」と叫ぶ。再び、ライフルの望遠スコープを覗く狙撃手。大写しになる子どもの笑顔…。本来が正義の側に入るはずのヒーローとヒロインが、一人の子どもの死を顧みることなく核弾頭の爆発を防ぐことのほうを選択する。つまり、彼らはここで「アメリカ」という”国家”の立場にあることを図らずもも暴露している。ここまで、シビアに「ヒーロー」の実態をさらけ出した(しかも「娯楽アクション大作」で!)アメリカ映画なんて、なかったのでは。結果、カタルシスのないほろ苦い後味が残ることとなったけれど、観客をバカにしている(というか、バカになるようしむけている?)映画ばかりが横行する昨今、こうした志の高い映画は、とても貴重だと思う。ぜひ見てください。
8点(2003-06-02 13:24:19)(良:1票)
237.  ペイバック
う~ん、自分を裏切った女や仲間への復讐じゃなく、わずか7万ドルぽっちでここまで命を張る主人公ってだけで、十分笑える。周囲のチンピラどもも、それぞれイイ味だしてるし、ブライアン・ヘルゲランド、初監督としちゃ上々じゃん。と、思っていたのに…。これまでヘルゲランドが脚本を書いてきた作品に接してきた者なら、このオフビート感は当然予想できたはず。彼ならではのヒネッたウィットが「不真面目」に映るとして、だからこそ面白いんじゃないか。それこそがヘルゲランドの持ち味じゃないか! あの、メル・ギブソンが付け足したのであろうラブ・ロマンス部分をのぞいて、そういった「不真面目さ」こそを楽しんでほしかった…なんて、言っても仕方ないか。皆さん、「真面目」なのですね…。
8点(2003-05-31 17:45:12)
238.  フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白
あの『13日の金曜日』シリーズや『ガバリン』なんかを撮ってた監督が、こんな心優しい映画を作ってどうする! と言いたいところだけど、本当に愛すべき作品だったので許すっ! 個人的には、イライジャ・ウッドの母親役ジェィミー・リー・カーチスが魅力的で、なんでメル・ギブソンは彼女とナニにならないんだろ…と、ちょっとヤキモキ(?)させられましたが。そいて、少年たちが作ったコックピットで、本当に空を飛んでいるかのようなあのシーンは、レイ・ブラッドベリの名作短編小説『宇宙船』を想わせて、忘れられないな。うん、とても好きな映画です。
8点(2003-05-31 12:25:17)(良:1票)
239.  フィアレス
ピーター・ウィアー監督って、何を撮っても「傑作に限りなく近い秀作」にしてしまう。たまには破綻だらけの壮烈な失敗作をこの人の映画で見てみたい気にさせられる、数少ない才人ですよね。で、この映画も、まさにそんなピーター・ウィアー作品のひとつ。とにかく、ジェフ・ブリッジスが素晴らしいです。他の方も書かれてましたが、どんな作品であろうと確実にクオリティを上げる、そのくせまったく「熱演」だとか「名演」に見せない彼の役者っぷりに、あらためてホレボレさせてくれます。
8点(2003-05-31 11:33:12)
240.  氷壁の女
おぼこ娘風のベッツィ・ブラントリーが、ハダカを見せる一瞬のシーンがあまりに強烈すぎて、作品全体の印象トンじゃってます。すみません。それでもあえてコメントさせていただいたのは、フレッド・ジンネマンへの敬意を込めて。この遺作は、結果的にこれまでの彼の重厚かつ野心がギラギラした鬱陶しい「名作」にはない、軽やかな叙情と、諦観、そして”若さ”へのアンビヴァレントな感情が、見る者の心に染み通っていくようでした。最後に美しい映画を残してくれて、巨匠ありがとう!
8点(2003-05-30 18:48:10)
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