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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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301.  チャンピオン(1949)
主人公のボクサーは、お金と自身の栄誉のためには恩人や肉親の愛情さえ裏切ったり利用するという冷酷非情な男。これではとても見るものの共感は得られないし、明るくも爽快な話でもないので後味だって良くはない。しかしこういった人物たちがとても生々しく描かれ、カーク・ダグラスのボクシングのアクションがすさまじくリアルで見ごたえがあるので、こんな主人公でも引き込まれてしまう作品になっている。ボクシングといえばD・ワシントンのハリケーンが素晴らしかったが、このK・ダグラスも迫真のファイトシーンで圧倒される。監督、脚本、ダグラスと皆30台で若く新鮮な人たちだった。
7点(2004-02-25 00:04:10)
302.  スプラッシュ
お気に入りの妻夫木くんの口元からあごの辺りがトム・ハンクスに見えてしまう私ですが、この若いときのトムを見てもやっぱり妻夫木くんが浮かんでしまう。そんなことはともかく、ディズニーの人魚姫のアリエールが実写で出てきたようなファンタジーは楽しかった。長いカーリーのプラチナブロンド(水中で揺らぐ髪がステキ)のダリル・ハンナは可愛くて、変身した魚の尻尾はとてもリアルだった。小さいときからスカートを覗くのが止められない兄や、漫画チックな学者などの脇役のキャラも話を楽しく盛り上げる。追い詰められたアレンのとった決断でめでたくも後味のいいラストとなる。水中シーンが多いのは俳優やスタッフにとってはなかなか大変なことっだでしょうね。お疲れ様。
7点(2004-02-22 12:14:48)(笑:1票)
303.  紳士は金髪がお好き(1953)
この時27歳のモンローは本当にチャーミングで魅力的。ジェーン・ラッセルと組んで歌って踊って魅力のすべてを見せてくれる。このコメディエンヌぶりはなかなかのもので、彼女がただのセックスシンボルだけの女優ではなく演技派でもあるとわかる。歌は軽やかで「ダイヤモンドは最良の友♪」がいい。しかしマリリンの性格づけたるやお金のためならなりふりかまわず、というおばかな女。ラストのほうで彼女なりの人生哲学を披露するところなぞは単純バカとも見えないが、見てて共感できる人物ではない。まぁこんなことに目をつむれば、ジェーンがマリリンに扮して物まねしてたり、コメディタッチの描き方が面白かったりと見所はあって楽しめる。こんな素敵なマリリンが見られればそれだけでもいいじゃないかと甘くなる。
7点(2004-02-16 17:29:08)
304.  つばさ
空に憧れる男たちの恋と友情が戦争中の空中戦を背景に描かれる。アメリカ空軍の全面協力を得て作られたらしいが、ドイツ空軍と闘う強くて勇気あるアメリカの若者を称える意図もあったのだろう。それはともかく、この空中戦シーンなど航空場面は今見てもスケールが大きく迫力もあって感心する。親友を誤って撃ち落してしまい後悔にさいなまれる主人公、悲嘆にくれる両親や恋人など英雄と称えられる若者の苦悩も描く。写真でしか見たことのなかったクララ・ボウは、この時代のクラシカルな女優と比べてかなり現代的な感じがする。明るくごく普通の女の子といった感じ。ちょい役だが、大好きなゲーリー・クーパーが若く美しい姿でアップで見られたのも嬉しかった。
7点(2004-02-07 15:38:58)
305.  上海特急
北京から上海への特急列車に乗り合わせた人たちのドラマが、政府軍、革命軍入り乱れる混乱の中国を背景に描かれる。一種の群像劇のような作りだがメインは昔愛し合った男女の恋愛ドラマ。惚れられる軍医だが、革命軍に捕らえられ開放されるが、この時上海リリーがなぜ心変わりするのか気がつかない。誰だって察しがつきそうなところなのに、このぼんくらぶりが間抜けっぽい。リリーがわが身に変えても守りぬく、というほどの人物に思えないのが苦しい。でもまぁ、デートリッヒが美しく魅力的で引き立つのだからそれで十分。
7点(2004-02-01 17:17:00)
306.  間諜X27
将校未亡人のデートリッヒが娼婦になっていて、いとも簡単にスパイにスカウトされ大活躍、ロシアスパイとの恋、って話は奇想天外だがデートリッヒを堪能するなら十分満足する。スパイらしく変装、、というシーンがあるが、ひっつめ髪で田舎娘風になるとまるで別人のように見える。もちろん演技力でもある。たびたび弾くピアノがたたきつけるように激しいのも彼女らしい。STING大好きさんが言うように、この作品でなんと言っても素晴らしいのはラストシーン、叫ぶ中尉を見る彼女の表情(素晴らしく美しく魅力的)、とった行動、まさにデートリッヒならでは。
7点(2004-02-01 16:56:10)(良:1票)
307.  シービスケット
前半は主な登場人物と馬の過去のいきさつや人物像が説明調で描かれるので淡々と進み、ドラマ性には欠ける。しかもそれぞれ入り乱れて、かつ時代背景も織り込んであるので少々退屈するかもしれない。でもこれはそれぞれが過去に悲しみや傷を抱え、決して恵まれたものではなかったことを理解するためには欠かせない。これら浮沈の展開は時代背景とも巧みにリンクさせて描かれている。後半はこれをベースに一気に盛り上がる。迫力あるレースシーンは臨場感にあふれ美しい。下積みの苦労人が一斉に花開くような爽快感は気持ちが良く感動的。この作りは抑えていた走りに一気にラストスパートをかけるレースに重なって見える。騎手のトビー、調教師のクリス、アナウンサーのメイシーとそれぞれが良かったが個人的に一番好きなのはJ・ブリッジスの馬主。自らも傷を持ちながら恵まれないそれぞれを優しく包むという、慈愛に満ちた大きな人物像が魅力的だった。レースシーンの見ごたえがあるのでこれはスクリーンで見たほうがいい。8点にしようかと迷う作品。
7点(2004-01-30 20:45:51)(良:1票)
308.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
点をつけるのがとても難しい。映画の出来で言えば8点以上でもいい。でも内容でいえばラストが納得も共感もできなかったので7点以下。3人の少年たちの過去のいきさつ、25年後の彼らの暮らしや家族、娘の殺人事件をめぐる展開など、丁寧な脚本と演出はとてもいい。最初のいたずらをするところだけで3人のそれぞれの性格を見せてしまうなんていうのはすごい。共感できなかったのはラストのほうの部分。ジミーの妻が「家族を愛し守るあなたは正しい」などという言葉。あの行為の後こんな利己的な独りよがりは納得できない。まるで今のアメリカに重なって見えてしまう。監督がこれを肯定的に言っているのか、皮肉で言っているのか真意が分からないので確信がないが、どうも前者のような気がする。私はとても理解できないしデイブが哀れすぎる。ショーンの最後にとった行動も疑問だし、娘が殺された理由も他にもっと説得力のあるものがあると思う。こういうマイナス感情を除けば俳優はそれぞれ見ごたえがあり(特にT・ロビンス、M・ゲイ・ハーデンなど)、因果報応的プロットや前述したあれこれも良くできている。総合で7.5といったところだが、ラストの後味の悪さからあえて辛く7点。
7点(2004-01-19 15:52:09)(良:1票)
309.  グーニーズ
すでに十分すぎるほどのオトナですが、この冒険ファンタジーは楽しかったです。でも主人公と同年齢くらいの子供が見ればもっと何倍も面白いとワクワク心が躍ることでしょう。映画を見るにも作品によっては適齢期があるんですよね~
7点(2004-01-08 17:19:09)
310.  ホワイト・オランダー
刑務所に入ってからでもなお少女を意のままにしようとする強烈な性格の母親と、その母親の精神的呪縛から自立していく少女のお話。母親にミッシェル・ファイファー、かわいそうな少女の里親になるのがロビン・R・ペン、レニー・ゼルウィガー(かーすけさんに同感)と演技巧者の女優陣。その中で負けるどころかピカピカ光って印象的だったのが主役?の少女のアリソン・ローマン。全く知らなかったのだがこの時23歳。時に年齢不詳に見えるが、小柄だし表情や仕草は完全に14、5歳の少女に見える。化粧して現れたときには色っぽくて大人びてたのでびっくりした。目下注目の有望株。話は地味で暗いが、これら女優たちを堪能できるので結構お勧め。7点以上8点未満の微妙なところ。
7点(2004-01-05 15:57:46)
311.  コヨーテ・アグリー
夢をかなえるために都会に出てきた女の子の元気一杯な青春物語。主人公のバイオレットは父親思いのいい娘だし、父は娘を思うという親子の愛、田舎の親友は結婚式当日でも彼女の父親の入院に駆けつけ、彼女を励ます友情の深さ。都会で知り合ったボーイフレンドは、恵まれない生い立ちの中で一生懸命働いて生きているというけなげさ。こういった登場人物が爽やかで気持ちがいい。バイオレット自身もデモテープの売り込みひとつなかなかうまくはいかないし、泥棒に入られるしとさんざんで、コヨーテという猥雑で喧騒のバーで悪戦苦闘しながら働くことになる。こういった描かれていることのあれこれが等身大なのがいい。 バーでのハチャメチャぶりはともかく、女の子たちはスタイルもルックスも良くて、ボトルのパフォーマンスに見とれてしまう。ここでバイオレットが才能を発揮して成長し、ついには人前で歌えない自分自身を克服するというのも超サクセスというのではなし、ストーリーも爽やかな後味でいい。パイパー・ベラーボは可愛くて歌もいいし好印象。
7点(2004-01-05 15:01:52)(良:1票)
312.  そして誰もいなくなった(1945)
アガサの原作は短いながらもサスペンスに満ちていて緊迫感がある。この映画は原作を変えてしまっているので、そのあたりが肩透かしのような感じがする。ラストなどは明るいほどの雰囲気であっけなく終わっている。これをどう思うかで評価も大きく違ってくると思うが、私はやはり原作重視にしてほしかった。この時代のサスペンスらしく、殺しも死体もあからさまには描かず品のいい味わいがある。俳優のアンサンブルやそのあたりの雰囲気を楽しめるのがいい。
7点(2003-12-21 16:28:06)(良:1票)
313.  エリン・ブロコビッチ
大企業の公害問題告発というのを、シロウトの一女性が、たまたま・発見して・精力的に取り組んで・勝利した・というのは快挙で、時の人にもなるでしょう。でもね~、、エリンという実在の人物もこんな感じなんでしょうか、すごいがんばりと逞しさには圧倒されるんですけど、自信満々でずうずうしい態度に私は引いちゃいます(汗)。弁護士のアルバート・フィーニーがいい人なんで、彼に同情しちゃいました。ジュリアはその素晴らしいプロポーションをいかんなく生かして役柄にはまってました。
7点(2003-12-13 15:37:53)
314.  めぐり逢い(1957)
デボラ・カーの気品と毅然とした美しさで魅せられるすれ違いメロドラマ。今見れば再会の時のじれったさももどかしい。ただ男女がまだ恥じらいと自尊心を持っていた時代の格調の高さが伺える。
7点(2003-12-06 20:15:29)
315.  上流社会
グレース・ケリーの最後の出演作。ラストでのウエディングドレス姿そのままにモナコ王妃となった。なによりスタイル抜群、気品があってもうウットリするほど美しい。素敵なドレス姿もいいけれど、何気ない普段着のブラウスとパンツスタイルでも素敵。ミュージカルといっても全編歌って踊るというのではなくて歌が主で、ビング・クロスビーとフランク・シナトラがちょっと踊るだけ。話はたわいないものだがグレースを堪能するなら十分。<音楽がコール・ポーターというので再見>ビング・クロスビーの甘い歌声とメロディがムードたっぷり。特にヨットで新婚の二人のシーンがロマンティック。シナトラとのデュエットが楽しい。みかん様が言われてる婚約指輪に注目、すっごく大きなダイヤモンド!(多分)でした。
7点(2003-11-28 22:39:02)(良:1票)
316.  ショウほど素敵な商売はない
売れっ子の舞台芸人夫婦と子供たちの成長物語に舞台のショーを絡めて描くミュージカル作品。エセル・マーマン、ミッチー・ゲイナー、ドナルド・オコナーなどの芸達者に加え、マリリン・モンローもセクシーに歌い踊るなど華やかなショー場面が見所。 ショー芸人の気持ちそのままの「ショーほど素敵な商売はない」をみんなで歌うのがエンディングにふさわしく盛り上がる。
7点(2003-11-28 22:14:00)
317.  デッドゾーン
未来や過去が見える能力を持つことになったウォーケンが好演で印象に残る。お話はその見えるエピソードのいろいろが次々出てきて、連続殺人をあっさり解決して次はどうなるのかと思ってたら上院議員選挙、、一体どういう展開になるのかと最後まで興味深かった。はからずも特異な能力を身に着けたがゆえに苦悩する主人公と元恋人とのラブロマンスも切ない。
7点(2003-11-23 00:18:13)
318.  ミクロの決死圏
人体は神秘的な小宇宙、その体内冒険旅行ををハラハラドキドキさせながら見た子供の頃のインパクトは大きかった。今見ると矛盾点もあるが、40年近く前の映画だと思えば素晴らしい特撮技術やセットだと思う。白血球や免疫細胞などの攻撃を、CGを使わずにここまで見せてくれたアイデアがすごい。
7点(2003-11-16 14:48:10)(良:1票)
319.  妹の恋人
兄が妹を思う愛情、個性的なサムとジューンの愛情、それぞれほのぼの気持ちがいい。サムのジョニー・ディップのパントマイム芸がうまい。 ジョニーが出ると作品がグッと面白くなるような気がする。
7点(2003-11-15 23:21:29)
320.  勝利の朝
これはひたすらキャサリン・ヘップバーンの演技を見せられる作品。無名で貧乏な田舎娘なのに、夢や野心だけは大きく胸いっぱい。虚勢を張ってやせ我慢するところはまるで「武士は食わねど高楊枝」。言う事、やることが時におかしいんじゃないかというくらいな変わった子。それらはいつも第三者を意識して虚勢を張って「演技」してたんですねぇ。 それが思わぬ代役の成功で賞賛されたとたん、不安になった彼女は「素」に戻る。これを横顔で見せるんだけど、この表情の変化に注目、うまいなぁと思う。(旅情でもそうだけど彼女は横顔で芝居する、と思ってる)それまで気取ってたり虚勢を張ってたのも無意識の演技ということがわかった。劇中のハムレット、ロミジュリの一人芝居といい彼女の演技の全てが詰まったようなこの作品、アカデミー主演女優賞受賞も納得です。
7点(2003-11-05 17:39:12)
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