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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
公開当時にすごく話題になったディズニーアニメだが今更初めて見た。(嗚呼、天邪鬼。)すでに公開から5年も経っていて、有名な「ありのままで」をはじめ、劇中楽曲はすべてどこかで聴いたことある曲ばかりで、その面ではあまり初めて見る映画という気はしなかったのだが、それでも思っていたよりは面白かった。アナが猪突猛進な明るいキャラクターに描かれているのに対し、手に触れたものすべてを凍らせる魔法の力を持っているエルサはそれがために長い間、閉ざされた城の一室に軟禁状態というのがかわいそうで仕方がなく、両親にもっとほかになかったのかと問いつめたくなるのだが、このおかげでエルサに感情移入しながら見ることができた。エルサが「レット・イット・ゴー」を歌うシーンがけっしてハッピーなシーンではなく、むしろ正体が露見し、山に逃げ、孤独な身となった状態で歌われていることに、今までこのシーン「だけ」をテレビで本作を取り上げる度に何回も見ているとビックリしてしまうのだが、もう隠し事はやめてありのままの自分でいたいというエルサの気持ちがすごくこめられていて、ここでこの歌を流したのは正解だと思った。(話題になっているからってちょっとこのシーンはテレビで流しすぎていたように思う。)アナが出会ってすぐの王子と婚約するという展開はすごいのだが、この王子が己の私利私欲のために動いている本作の悪役というのは、なんか時代が変わったなあという感想を持った。映画のテーマとしては「レット・イット・ゴー」の歌詞にもあるようにありのままを受け入れる大切さというのもあると思うのだが、それ以上にエルサとアナの確執と和解がテーマとなっている点が面白く、アナにかけられたエルサの魔法を溶かす真実の愛というのが王子とのキスといった異性との愛ではなく、エルサとアナがお互いを思う心だというのが、本作がエルサとアナという姉妹の物語であることを強く感じさせるものとなっている。(普通にアナとクリストフが結ばれることによってアナにかけられたエルサの魔法が解けると思ってたからちょっと意外な感じはしたけど。)ラストの町中の氷が溶けていくシーンは圧巻で、まさに大団円という感じで映画的なカタルシスもちゃんとあるし、ディズニーらしいハッピーエンドなのも良い。どうしても「レット・イット・ゴー」の部分(だけ?)が話題になる本作だが、ヒットした理由はそこだけにあるのではないと感じることができ、それだけでも見て良かったと思える映画だった。ちょっと甘めかもしれないけど、7点を。
[地上波(吹替)] 7点(2019-05-06 18:45:45)(良:1票)
22.  トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド<TVM> 《ネタバレ》 
「トイストーリー3」のその後を描いたテレビシリーズ第2作。見たのはちょうど2年ほど前で、これが「トイ・ストーリー」のテレビシリーズ見るの初めてだったんだけど、テレビシリーズだからと手を抜かずに22分という短い時間に見せ場を作り、あっという間に見せきるというのがよく、最後まで退屈することなく楽しめたし、ピクサーのテレビシリーズであっても良質なものを作ろうという姿勢に拍手。自分をおもちゃだと理解していない恐竜に対してバズが言う言葉が映画第一作を知ってると思わず笑ってしまう。あんた人のこと言えないだろ。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-03-05 19:08:22)
23.  新・刑事コロンボ/殺意のナイトクラブ<TVM> 《ネタバレ》 
シリーズ最後のエピソードとなった作品だが、最終回らしい雰囲気はなく、印象としてはいつも通り。しかし今回はオープニングのクレジットの出し方などがこれまでと異なっていて、ところどころに今風な感じを受けるつくりになっている。でも、それがこのシリーズの雰囲気に合っているかといえば、現代的な感じがしすぎて妙な違和感を感じるのが正直なところ。76歳のピーター・フォーク演じるコロンボはとっくに刑事を引退していてもおかしくない風貌なのだが、手慣れたベテランとして事件を解決に導いていくあたりは安心して見ていられるし、今回はいつもの強引なやり方もない。少し犯人の存在感が弱すぎる気がするのだが、新シリーズではよくあることなのであまり気にならなかった。見たバージョンでコロンボの声を吹き替えているのは旧シリーズの追加部分でコロンボの声を担当している銀河万丈なのだが、旧シリーズでの演技と比べて抑えた感じで、年老いたコロンボの雰囲気がよく出ていたと思う。これで新シリーズはすべて見たことになるのだが、それにしてもピーター・フォークは35年間も同じ役を演じ続けて、渥美清の寅さんと同じく、役者と役柄が見事に一体化した良い例だと本作を見てあらためて思った。残りの旧シリーズの作品も全部見たいな。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2017-06-18 14:01:44)
24.  ズートピア 《ネタバレ》 
久しぶりに見るディズニーアニメ。偏見や差別に対してかなりストレートに、またそれを決して重苦しくなることなく、ディズニーらしく子供にも分かりやすく描いている。しかし、込められているメッセージは子供よりも大人の方が考えさせられるものになっていて、ただの子供向けアニメとは侮れない完成度の高さがあり、そんなところが素晴らしい。主人公のウサギの新人警官と詐欺師のキツネがコンビを組んで行方不明事件を追うという刑事ものには定番のバディものとしての面白さもあり、刑事と罪人のコンビというのは「48時間」を彷彿させるものがあるが、最初に主人公のジュディが署長から言い渡された捜査の期限が48時間であるあたりはやはり意識している部分もあるのだろう。もちろんこの二人(二匹)のやりとりだけでも見ていてじゅうぶんに楽しい。夢を持つことや諦めない心を持つことの大切さについても深く考えさせられる映画になっていて、見終わった後には元気と前向きな気持ちをもらえた気がしたし、まさしくいろんなメッセージのつまった傑作で、本当に見て良かったと思う。
[DVD(吹替)] 8点(2017-06-17 17:05:38)(良:1票)
25.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
2014「ゴジラ」とも関連のある(モンスター・バース)新作キングコング映画。これまで見たキングコングの映画はリメイクが主だったせいもあって東宝版も含めてオリジナルを踏襲した展開が多かったのだが、本作では舞台となる髑髏島だけで話が展開するのがコング映画では新鮮に感じる。コングの登場も早く、コング以外の怪獣も多数登場するなど、怪獣映画としての醍醐味がこれでもかと詰め込まれていて、まさに王道の怪獣映画という感じの作風(久しぶりにこういう怪獣映画を見た気がした。)で、すごく楽しいし、さきほど書いたように舞台は髑髏島から移動しないので、往年の東宝特撮怪獣映画を見ているような懐かしさや楽しさ(巨大タコとの戦いは「キングコング対ゴジラ」を思い出さずにはいられない。)が感じられるのが嬉しい。2014「ゴジラ」では怪獣どうしの戦いの描写に不満しかなかったのだが、本作ではもちろんその点もしっかりと描写されていて、もう大満足。とにかく最初から最後まで小難しいことを一切考えずに見られる娯楽映画に徹しているのが素晴らしく、あまり期待しないまま映画館に入ったのがウソのようにすごく面白かった。エンドロール後のエピローグに次回作であるレジェンダリーゴジラへの布石が描かれているのだがこの感じだと思わず期待してしまうじゃないか。コングを殺すことに執念を燃やす男をサミュエル・L・ジャクソンが演じているが、見ていて昔「ジュラシック・パーク」に脇役で出ていたことをつい思い出した。
[映画館(字幕)] 8点(2017-04-14 00:55:52)(良:1票)
26.  新・刑事コロンボ/復讐を抱いて眠れ<TVM> 《ネタバレ》 
シリーズの常連であるパトリック・マクグハーンが犯人役と監督をつとめていて、彼が犯人役として関わる回はアリバイ工作が徹底していて面白いという印象があるのだが、今回は葬儀屋役で、殺した相手の死体を火葬炉で焼いてしまうという大胆な証拠隠滅で、(アメリカは葬儀場と火葬場が一緒になってるのかな。土葬のイメージ強いけど。)絶対に死体が発見されることのない殺人事件をどうやってコロンボが解決するかというのが凝っているし、見る方としてもそこに注目して見ることになる。展開自体もわりとオーソドックスな「刑事コロンボ」という感じで、最近見た三本ほどが変化球ばかりの印象だったせいもあってか、久しぶりに面白かった。Eメールや携帯電話、パソコンが重要なキーとして登場していて、いかにも90年代末期の作品であることを感じさせている。しかし、さすがにここまでくるとこのシリーズには若干それが不釣り合いで似合わないような気がして、事実、コロンボはそういった近代的なハイテク機器は苦手そう。やっぱりこのシリーズにはアナログな感じが似合う。現場に呼ばれたコロンボがそこで飢えた犬を見つけて早く餌をあげるように促すシーンは、コロンボの愛犬家としての側面がよく出ていて、今回ここがいちばん印象に残った。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2017-01-08 15:16:36)
27.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 
シリーズ第5作。ストーリー的には5作目ということもあってかややマンネリを感じるものの、所属する組織から追われる身となった主人公というのはありがちに感じながらもやっぱりスリリングで面白い。冒頭の飛行機にしがみつくシーンとか、カーチェイスの階段のところとかどことなく往年のジャッキー・チェンを思わせるトム・クルーズのアクションも迫力があり、見ごたえじゅうぶん。ヒロインが味方なのか敵なのかわからない設定も良かった。(確かにイーサンが苦労して手に入れたデータをあっさりと横取りするシーンは不二子みたいだ。)前作にあったギャグシーンを無くして終始シリアスに展開するのも良い。前作同様にイーサンの一人舞台ではなく、イーサンの仲間たちにもしっかりとスポットが当たっているのも良かった。しかし今回はイーサンの超人ぶりに対して悪役の魅力が薄く、その点イマイチだったのと、ストーリーの細かい部分によくわからないところが多かったのが残念だった。この辺りが引っかかってしまい、1点マイナスの5点。まあこういう映画は細かいことを気にせずに楽しめればそれでいいとは思うけど。次回作も出ればまた見るんだろうなあ。
[DVD(字幕)] 5点(2016-12-23 15:39:59)
28.  新・刑事コロンボ/殺意の斬れ味<TVM> 《ネタバレ》 
不倫関係にある実業家の妻と鑑識の男が共謀して、邪魔になった実業家を陥れるために実業家と法廷で揉めている第三者を殺して、その罪を着せてしまおうというこのシリーズでは今までなかったような犯行内容は良く、コロンボも最初は真犯人ではなく、実業家を疑っていて真犯人に気づくのも今回は遅いという前半の話の展開は面白い。いつにもましてコロンボがどこで真犯人に気づくかに興味がいくわけで、そこに注目して見ていた。後半のバーニーの店でコロンボが二人と会っているシーンの鑑識の男の何気ない行動でコロンボが真相に気づいた(実業家の妻と会うのに鑑識の男の同伴を求めているが、これくらいは目をつぶろう。)ときには見ているこちらも思わず安堵した。あとは証拠で二人を追い詰めて解決するだけ。ハイ、解決。エンドロール。と、いつものように解決シーンで終わっていれば良かったのだが、その後、バーニーに今回の事件について説明するシーンがあり、これが完全に余計で、このシリーズらしさがこれで失われてしまっているし、こんなシーンを入れるなら今回の話は最初からコロンボの回想形式にでもしたほうが良かったんじゃないかと思えてくる。(もっともそれじゃあ今度は倒叙ものとして成り立たなくなるが。)せっかく今回は面白く見たのにこれで評価を下げてしまったのが残念。作品としてはこれまでシリーズに何本か出演したピーター・フォークの妻が晴れて犯人(計画立案者)を演じているのがみどころ。しかし、日本語吹き替え版では実行犯となる鑑識の男の吹き替えを2時間ドラマのスター俳優の一人である船越英一郎が担当していて、吹き替えだとこっちのほうがみどころ(ききどころ?)かも。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2016-12-04 14:49:31)(良:1票)
29.  新・刑事コロンボ/奇妙な助っ人<TVM> 《ネタバレ》 
解決方法に納得がいかないことが多い新シリーズではあるが、いつもそういうものだと思って見ている。しかし今回の解決方法は強引を通り越していて、もはや犯人をあげるためならなんでもありという感じになってしまっていて、いくらこのシリーズに寛容でもさすがにこれはないだろうと感じてしまう。マフィアの助けを借りて(確かに「奇妙な助っ人」だ。)犯人を追い詰めるコロンボというのは違和感しかなく、正直に言ってしまうと悪徳刑事にしか見えないし、新シリーズではコロンボの吹き替えは石田太郎なのだが、彼はほかの出演作では悪役が多い印象なのもそれに拍車をかけている感じ。解決後にマフィアのボス(ロッド・スタイガー)と話しているコロンボを見て、お前自首しろよと思わず突っ込んでしまった。旧シリーズで解決方法にいちばん納得できなかったのは「愛情の計算」なのだが、新シリーズでは間違いなく本作で、それどころか刑事ドラマなのにマフィアを肯定するような脚本もダメだろう。まだシリーズすべて見たわけではないのだが、今まで見た中では旧シリーズも含め、「刑事コロンボ」史上最低の作品だったと思う。
[CS・衛星(吹替)] 1点(2016-11-13 11:47:41)
30.  新・刑事コロンボ/死を呼ぶジグソー<TVM> 《ネタバレ》 
「初夜に消えた花嫁」と同じくエド・マクベインの原作を基にした「刑事コロンボ」新シリーズの一篇。今回も倒叙ものではなく、なんとコロンボが嫌いな拳銃を携帯して潜入捜査をするというストーリーで、「初夜に消えた花嫁」に比べれば面白くなくはないものの、やはりこの話をこのシリーズでやるのは違和感が強く、「刑事コロンボ」ではない別の作品を見ているよう。ゲストとして「ロッキー」シリーズのポーリー役でおなじみのバート・ヤングが出演していて、(吹き替えが富田耕生でないのがちょっと残念。)ピーター・フォークとの共演が見どころなのだが、意外にチョイ役で、すぐに殺されてしまったのにはビックリした。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2016-11-06 10:57:24)
31.  新・刑事コロンボ/4時02分の銃声<TVM> 《ネタバレ》 
久しぶりに見る「刑事コロンボ」だが、久しぶりに見るせいか、コロンボ独特の癖のあるキャラクターが妙に懐かしく感じた。(石田太郎が吹き替えるコロンボもかなり久しぶり。)以前この時期の別の回を見た時も思ったが、劇中に重要なアイテムとして携帯電話が登場しているあたりはいかにも90年代初期の作品という感じで、トリックにも電話が使われている。しかし、最後の解決シーンはいつもの新シリーズのコロンボらしい強引な展開で、ただ電話が使えないを証明するにしてはやり方が大げさすぎるし、何もそこまでしなくてもと思うが、それもこのシリーズらしいといえばらしい。ウィリアム・シャトナーが犯人役だが、「スター・トレック」をほとんど見たことがない自分でも、矢島正明の吹き替えがやはりすごく合っていると思う。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2016-10-10 10:46:06)
32.  トイ・ストーリー・オブ・テラー! <TVM> 《ネタバレ》 
最初にウッディたちが車のトランクの中で白黒のホラー映画を見ているシーンで始まり、その後にタイヤがパンクしてモーテルに足止めをくらう展開は「サイコ」を思わせていて、少しホラーテイストも入った作品になっているが、筋としては「トイ・ストーリー2」から登場したジェシーが活躍する話で、ほぼジェシーのスピンオフと言っていい内容。過去のトラウマから一人で箱の中に入るのを恐れているジェシーがウッディを助けるために勇気を振り絞ってたった一人、箱の中へ入るところは分かってはいてもがんばれと応援したくなるし、個人的にはこういうのって無条件に感情移入できてしまう。「トイ・ストーリー2」を見ておいたほうがより楽しめるつくりになっていて、ジェシーのトラウマもそうだが、モーテルにやってきたおもちゃを盗んでネットオークションにかけていた男がよく見れば「トイ・ストーリー2」でもウッディを売ろうとしていた男だったりと作り手の芸が細かく、そういうところも過去のシリーズを見ていると尚更に面白い。テレビ用の短編ということで、時間が20分ほどしかなく、映画のシリーズに比べればやはり物足りない気もするが、じゅうぶんに楽しめた。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-07-18 15:12:41)
33.  愛犬とごちそう 《ネタバレ》 
飼い犬と一緒にジャンクフードばかり食べている男に健康志向の彼女が出来て・・・というストーリーを男の飼い犬の視点から描いている。セリフがほとんどないが、躍動感があり、アニメであることをフルに生かした作風。また犬の視点で描いていながら恋人同士である男女の空気感がこちらに伝わってくるようで、この二人のドラマとしての流れをじゅうぶんに感じることができるのが見事で、物語としてもしっかりとしたものになっている。とくにあにやんさんも書かれているが、ラストでの数年間の時間の流れを二人の仲直りから一気に見せきるのをああいうふうに演出したのは見事だった。冒頭から男が飼い犬にジャンクフードを与える描写が繰り返されるが、汚らしく描写されていて、深く考えれば動物虐待や飽食社会への批判をこめていると思えなくもないが、本作の言いたいことはもっと単純で、自分と違う他者を受け入れることの大切さなのだと思う。主人公である犬がとても可愛らしいのだが、飼っていた犬(15歳)を先月亡くしたばかりなので余計にそう思うのかもしれない。ちなみにもちろんうちの犬にはジャンクフードはやっていない。
[地上波(字幕)] 7点(2016-03-29 23:51:22)
34.  アナと雪の女王/エルサのサプライズ
社会現象的に大ヒットした「アナと雪の女王」のその後を描いた短編。実は本編見ていない状態でいきなりこれを見たので、見る前は大丈夫かいなという気持ちもあったが、それでもそこそこ楽しめたし、松たか子や神田沙也加の吹き替えも違和感は特に感じなかった。いつか本編見てみようかな。
[地上波(吹替)] 6点(2016-03-29 00:58:05)
35.  紙ひこうき 《ネタバレ》 
ディズニーの短編アニメ。全編モノクロ・サイレントという渋いつくりであり、ストーリーもファミリー向けというよりはほぼ完全に大人向けという感じ。でもこの短い時間で深みのあるドラマをきちんと紡ぎ出していて、たとえ短くてもドラマは描けるというお手本のような映画で、素直に見て良かったと思える映画だった。主人公の男性が一目ぼれした女性に思いを伝えようと、隣のビルにいる彼女に向かって仕事の書類で作った紙飛行機を飛ばし続けるのが切なく、これだけでもう普通に恋愛ドラマとして見入ってしまう。もちろん、あきらめかけた男性を励ます紙飛行機たちの描写など、アニメならではの映像表現も素晴らしい。ハッピーエンドだとは思っていたが、それでもラストシーンは好きだ。とても小さな物語だが、じゅうぶんに傑作だと思う。ディズニーの同時上映短編は単なるおまけ・前座という意識があったが、これを見るとそうも言えなくなるなあ。
[地上波(字幕)] 8点(2016-03-29 00:48:57)
36.  レックスはお風呂の王様
「トイ・ストーリー」シリーズの短編第3作。今回はみんなに疎まれているレックスがボニーと一緒に入ったお風呂でそこのおもちゃたちを取り仕切るという話で、お風呂の中でおもちゃたちがワイワイやっているだけなのだが、ノリがよく、時間も短いので飽きることなく楽しめた。でも、短編3本の中では同時上映のメインの長編の前座という感じがいちばんしたのも確か。その同時上映のメイン長編作品は「ファインディング・ニモ」の3Dリバイバル上映だったのね。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2016-03-13 10:20:47)
37.  ニセものバズがやって来た 《ネタバレ》 
「トイ・ストーリー」シリーズの短編第2作。今回はボニーと一緒に外出していたバズがファーストフード店の展示用のミニバズと入れ替わってしまうストーリーで、「トイ・ストーリー2」のウッディを思い出すが、捨てられたり遊んでもらえないおもちゃの心情が描かれているのも2と同じで、短編とはいえ、そこが丁寧に描きこまれているのはこのシリーズらしい。惜しむらくはこのストーリーならやっぱり短編ではなく、長編で見たかった気もする。でも、面白かった。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2016-03-13 09:47:37)
38.  ハワイアン・バケーション 《ネタバレ》 
「トイ・ストーリー3」のその後を描いた短編。まずは持ち主が変わっても以前と変わらぬ雰囲気のウッディたちに安心感を覚える。持ち主であるボニーが一家でハワイ旅行に行くことになるが、一緒に行こうとしていたケンとバービーのためにほかの仲間たちが部屋の中でハワイ旅行を実現させてあげるというストーリーで、相変わらず彼らの優しさも感じられるのがいい。さすがに長編だった3までと比べると物足りない部分もあるが、5分ほどの短編としてはまとまりもちょうどよくて楽しめた。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2016-03-13 09:17:24)
39.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
次々と現れる怪獣に対して人類が巨大ロボットを駆使して立ち向かうSFアクション。どうかなと思いながら見たが、元々特撮映画や怪獣映画が好きなのですごく楽しんで見ることが出来た。巨大ロボットと怪獣の戦いを大真面目に描いているのが最大の魅力で、しかも見せ方や描写にもこだわりが感じられる本格的なものになっていて、戦闘シーンの迫力(怪獣とロボットの戦闘シーンは思わず目を輝かせて見ていた。)はもちろんのこと、それだけではなく、個性的な登場人物たちの魅力もあって最初から最後まで退屈しないのがいい。それにギレルモ・デルトロ監督の日本のSFアニメや特撮作品への愛情も感じられる。巨大ロボットを操縦する二人のパイロットが互いの脳の記憶と感覚を共有し、文字通り一体になって戦うという設定が斬新だし、科学者が敵の目的を知るために怪獣の脳と一体になる展開もいい。幼い頃に怪獣に両親を殺されたことがトラウマになっているヒロインというのは「ガメラ3」の前田愛を思い出すが、本作のほうが心理描写はしっかりしていた気がする。日本語吹き替え版で見たのだが、主人公の吹き替えが杉田智和だったり、菊池凜子演じるヒロインの声は林原めぐみ、ほかにも古谷徹と池田秀一が共演していたりして、こういう映画の吹き替えにエヴァやガンダム、ウルトラマンの声優を起用しているのも確信犯的なキャスティングで多少マニアックな気もするが、このアニメっぽい声優陣が本作の雰囲気にはよく合っている。それに遊び心がある吹き替え版で古谷徹が声を演じる科学者が怪獣の脳にドリフトするときに「いきます」と言ったり、主人公が巨大ロボットの技を怪獣に繰り出すときに「ロケットパンチ」と叫んでいたりする小ネタが楽しくつい笑ってしまった。字幕で見ようかとも思ったが、これは吹き替えで見て正解だったと思う。少し不満な部分もあるのだが、久しぶりに理屈抜きで面白いと思える怪獣映画の傑作を見た気がして、それだけでも大満足な映画だった。
[DVD(吹替)] 8点(2015-10-08 00:20:16)
40.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
16年ぶりにリブートされたハリウッドの新作ゴジラ。98年版と比べるとゴジラのデザインがオリジナルに近くなり、登場する渡辺謙演じる博士の名前が「芹沢猪四郎」というのも第1作へのリスペクトが感じられるものとなっていて、98年版より本作のほうがそういう面では見ていて好感が持てる。しかし、登場する怪獣の設定はゴジラというより「ガメラ 大怪獣空中決戦」のリメイク的な感じで、もう少しオリジナリティのある設定で良かった気がする。それに、人間ドラマを前面に出しているが、それが怪獣の見せ場よりも比重が大きく、さんざん焦らされていたゴジラがようやく登場し、これからムートーとの対決という怪獣対決モノとして盛り上がるシーンをテレビのモニターごしにしか映さなかったり、クライマックスのゴジラとムートーの対決シーンも画面が暗すぎてよく分からなかったりして怪獣対決ものとして見た場合にその醍醐味がなく物足りなさを感じた。(もしも、怪獣大好きっ子だった小学生の頃に本作を見ていたら退屈極まりない映画という印象だけが残ったかも。)人間ドラマのほうに見ごたえがあれば良かったのだが、月並みな家族のドラマが展開されるだけで、そこに深みもなければ面白味もない。それよりも父を広島原爆で失っている芹沢博士のドラマを前面に出したほうが面白くなった気がするのだが、そこは深く掘り下げずに終わってしまったのはちょっと残念に思う。(アメリカ映画だからかもしれないが。)ムートーを倒したゴジラが海に帰っていくラストシーンはどことなく70年代の本家ゴジラシリーズのエンディングのようだった。続編が作られるということでちょっと先行きに不安感がある。少し甘めに5点。
[DVD(字幕)] 5点(2015-09-12 17:33:24)
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