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i-loopさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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自己紹介 じっくりと作品世界に浸れる映画が好み。

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21.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
主役ふたりの自然な雰囲気が良い。いかにもお似合いのカップルではないし、何故ふたりが惹かれ合ったのか特別な理由付けが描かれないところも自然で良かった。何故恋に落ちたのか、タイプが違うと判っていても何故離れたくないのか、たぶん理由はない。だからこそラストの「また同じ事で喧嘩するかも知れない」と判っていながら躊躇や理屈を投げ出して抱き合うふたりに涙。いずれ本当の別れが来るのかどうかは別の話。恋する気持ちって、こういうものだと思う。 ふたりが一緒に過ごした記憶の中を逃げるシーンはどれも秀逸。中でも、実際には言葉を交わさずに別れた夜の海辺での「せめてサヨナラぐらい言った事にしましょ」のひと言が切な過ぎる。普段荒っぽい性格のヒロインが、寂しげにポツリ呟くから余計に切なさが滲む。 ラクーナ社側の三角関係は蛇足?とも思えたけれど、おかげで映画全体が主役限定のお話に終わらせず、割り切れない、苦い恋の記憶を巡る普遍的なストーリーになっていたとも思う(それでも、描き込みが中途半端なのは確かに残念)。 主役に感情移入して酔いしれるタイプの恋愛映画ではないかも知れないけれど、恋した時の甘く、苦い記憶を痛いほど突いてくる映画だった。音楽も素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 03:44:00)(良:2票)
22.  エイリアン3 《ネタバレ》 
明らかに混乱した脚本の、歪な作品ではあるけれど、デヴィッド・フィンチャー監督独特のタッチが随所に感じられて、ファン(自分)にとってはゾクゾクする作品でした。前作で生き残った人々が冒頭であっさり死んでいる事を、感傷の入り込む余地のないモニター画面で見せる等々、容赦なく冷え切った恐怖感の演出はシリーズ随一。後年、テクニックで撮った「パニックルーム」よりもフィンチャー監督の個性が強く出ているように感じます。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-10 02:31:06)(良:1票)
23.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
本当にスッキリした気分が味わえるなら、 お約束だろうが御都合主義だろうが大歓迎。 子役達は皆いい感じだし、単純明快なストーリーラインもいい。 この手の映画は理屈抜きで楽しむのが一番、と思う。 なのに、楽しめなかった、むしろ不快とさえ感じた。何故か。 デューイが子供達に教える価値観が「独善的で排他的」だったと言う事に尽きる。 「本物のロック」「ロックは反抗の音楽」「あいつらは偽者、本物のロックじゃない」 等々が、デューイ個人の狭く偏屈な価値観でしかないのに、 それを授業で子供達に押し付け(異論は端っから受け付けず)、 子供達もまたそれをスンナリ受け容れるという映画全体の図式、独善的な価値観の押し付けっぷりが、 終始不愉快だった。 実際60~70年代のロックが好きで、熱く語る人は多いし、色褪せない音楽も多いと思う。 けれど、こんなに「これが正解だ」なんて決め付けられたら堪らない。 自分だったら、聴く前に嫌いになるだろうな…。 ロックは別に、デカイ音やハデなパフォーマンスがなくてもいい、 だから自由な価値観を象徴出来るんだと思う。 なのにこの映画にあるのは、妄執にがんじがらめで、他の価値観を受け容れようともしない男の云う「正しいロック」。 これが正解で、これは偽物、模範の演奏はこれとこれ、挙げ句「反抗しなきゃロックじゃない」なんて事を 文字通り授業で熱弁振るう様子にはウンザリ。 デューイは情熱的と言うより、妄執にしがみつく空っぽな人にしか見えなかった。  …何だかんだ言って、最初に皆が楽器を重ねて、笑顔になっていくシーンはグっと来るものがあった。 そこに5点献上。 生徒の中では、キーボード役の彼と、委員長の女の子が格段に良かったです。
5点(2004-10-27 00:28:24)(笑:1票) (良:4票)
24.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 
ハッとさせられる印象的な画面があった(ジーナ・ローランズがいきなり路上で発砲する姿とか)、…あったものの、映画全体は冗長で弛れてしまった。特に、ベタベタに感傷的な音楽は余計だったのでは?せっかくのタフな主人公の葛藤が、全編冗舌な音楽のせいで、だいぶ安っぽく見えてしまったのは残念無念。子役は表情も演技も一本調子なうえ、展開上も気紛れに離れたりくっついてきたりの繰り返しで主人公を無駄に振り回し続けるばかり。ラストで命を捨てて守ろうとする主人公に今一つ感情移入出来なかった(「母性本能」という言葉は説得力に欠けたと思う)。ラストで銃撃戦を見せないのは、映画のテイストには合っていると思うけど、あっさり帰ってきて再開するシーンがあるだけ、というのは拍子抜け。ジーナ・ローランズの終始疲れた佇まいと、裏腹にドスの利いた行動は、キャラクターとして魅力的だったのに。ああ残念。
4点(2004-09-18 00:55:59)
25.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 
あ~勿体ない~、のひとこと。 配役と設定が非常に魅力的なだけに、K.スペイシーとS.L.ジャクソンの頭脳戦、駆け引きが観れると思っていたら、普通の(没個性な)アクション映画ノリで終わるなんて勿体なさ過ぎます。指名されたK.スペイシーが、現場に着いて仕切り始める辺りは緊張感があった、でも…そこまで。「凄腕の交渉人同士」という、せっかくの設定を活かした見せ場は殆ど無く、爆発、銃撃戦と、勢い任せのアクションで決着してしまうとは残念。この題材とキャスティングを使って作り直して欲しい気分。
4点(2004-06-14 04:26:54)(良:1票)
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