21. ギャラクシー・クエスト
なんて夢のある作品なんだ。それにCG?何あれ?8年前ってこんなに技術あったっけ?ものすごくリアルで驚きました。ほんと脚本がいいんだろうね、こんなにバカバカしい話が整合性がきちんとあるおかげでサイコーにおもしろい。しかしラストの着陸のシーンは何人か死んでるはずだ。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-18 02:57:35)(笑:1票) |
22. 素晴らしき哉、人生!(1946)
《ネタバレ》 天使が出てくるまでは「う~ん?」という感じで、今ひとつ入り込めなかったが、それからは妙にシリアスでラストでは気づかぬうちに泣かされていた。やはり(生まれていない世界)がボディーブローのように効いていたのだろう。因果応報、情けは人の為ならず、という諺をそのまま映画化したような健全で心温まる秀作。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-05 22:38:41) |
23. サイドウェイ
《ネタバレ》 ワインには詳しくないですが批評するシーンが妙に好きですね。マイルズの表情(上目遣いするなよ~)がなんともいえずいい。高級車に囲まれているマイルズの車(個人的には好きな車だが)がなんとも切ないが大急ぎで帰ってクローゼットに頭を突っ込み泣くシーンも切ない。ここで終わってくれと思ったところで終わって良かった。ピノと聞いてアイスクリームだと思った自分が悲しかった。でもこのワインが飲みたくなった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-29 22:58:56) |
24. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 偶然にしては出来過ぎな感があるがアラブ人と間違われ襲撃されるペルシャ人店主と鍵屋のエピソードはいい。短編集のほうが良かったかも、、。父親を庇おうと飛び出す娘に思わず『いっちゃダメ!』と思いっきり感情移入できたので良しとしよう。透明マントほしいな~。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-19 23:06:36) |
25. 未来は今
《ネタバレ》 全てアクの強い、ゆるキャラでそれが見事にはまっている。会議室の長机の上を走りダイブする社長、、ヘンテコな校歌を歌うノーヴィル、同僚と話ながら煙草をふかしクロスワードを答え高速タイプを打つ新聞記者のエイミー、ランチを奢らせようとするエイミーを対面から観察する男達、捨てられたフラフープを拾い無表情に使いこなす少年、おしゃべりなエレベーターボーイ、そしてブルーレター・・ともう洒落っ気たっぷりのコーエン兄弟作品なのです。どしようもないバカ映画だけど彼等にかかれば何故かカッチョイイいんだなあ。おちも良かったしね。ゴォーーーーーーイーグル!! [DVD(字幕)] 8点(2007-01-10 16:46:07) |
26. ランド・オブ・プレンティ
透明感のあるきれいな映像で引き込まれる。見えない恐怖に怯え過ちを犯す人々が空しい。テロに対する是非ではなくその後に残る見境のない憎悪と冷めた現実との対比が呆然とさせる。しかし人事ではないなぁ~。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-09 23:11:51) |
27. カラーパープル(1985)
重たいテーマだが登場する女性達を明るく逞しく描くことによって必要以上に重くなっていない。そのことが余計に涙を誘う。黒人であるが故に起こるどうしようもない憤りを乗り越え、年を負うごとに強くなっていく彼女達が素晴らしい。ラストシーンは何度見ても泣ける。しかし彼女達は明るい色がよく似合う。 [DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 02:27:46) |
28. ビッグ・リボウスキ
流暢なメロディーに乗せて転がるタンブルウィードに、もう始めっからやられてしまいました。そのオープニングに違わず、本編も実に滑稽で、デュードを筆頭に愛すべきダメダメキャラクターのオンパレード。ほんと、出てくる人がみんな強烈な個性を発揮していて面白い。ジプシーキングス“ホテルカリフォルニア”にのせて登場する“ジーザス”ことタトゥーローなんか、その素性ともども最高に粋ななさけなさがありました。キューピーのような大家とか、執事を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンのデュードへの対応に苦慮する演技も絶品でした。グッドマンやブシェーミにいったてはもう本編でお楽しみください。兎にも角にも、コーエン兄弟独特のブラックなユーモアとジャンルに縛られないバーウェルの選曲にサイケでカントリーな映像美で彩られた最高に粋な男達の物語です。 [DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 01:23:25) |