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よーちーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  ゴーン・ベイビー・ゴーン 《ネタバレ》 
この映画が投げかける問いに明確な答えはない。ある人は主人公に共感し、ある人は主人公を否定するだろう。しかしながら、どちらかの行動を選ぶと言いながら、どちらの心情も理解できる人が殆どだろう。物語の結末の時点での娘の視点に立てば、どちらも正解とは言い切れないからだ。現実にはこういうことが往々にしてある。だから、どう思おうと、その人なりの価値観だということで、否定はできないと私は思う。アフレックもそういうつもりで、あえて結末をすっきりさせなかったに違いない(ちなみに私は、主人公の熱い考えには反対だ。私なら誘拐犯を見逃したかもしれない。しかし、かといって意見の相違で恋人が去ってしまうのも酷な気がした)。ただ、この映画を観て、何の感想も抱かなかったという人がもしいるとしたら、私はそちらのほうが問題だと思う。本作の主人公のように、人の一生を左右するような重大な選択を迫られる状況というのは、裁判員制度が導入された現在、私たちにとってもはや他人事ではないからだ。裁判員に選ばれたとき、我々は場合によっては人の生死まで判断せねばならなくなる。答えのない問題に取り組むのは、できれば避けたい大きな試練だが、それを放棄してしまうのは、最終的に判断を間違ってしまうよりも罪なことだ。実際、裁判員が自分なりの根拠を持たないで、適当に一票を投じてしまうようなことが起こるのは怖い。何らかの大きな選択をするなら、そこに必ず信念や自論は必要だと思う。主人公もそれがあればこそ、多少の後悔はあっても、孤独な少女の現実を受け入れられるのだろうから。…そんなことを真剣に考えさせられた作品。話は変わるが、ベン・アフレックといえば私のなかではケヴィン・スミスなわけですが(笑)、ケヴィンの作品ではアホっぽい姿をよく見るぶん、この作品で彼の別な一面が見えてある意味良かった。あんたはいい男だ!!ちと惚れた。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-14 02:40:44)(良:2票)
22.  僕らのミライへ逆回転 《ネタバレ》 
残念なことに最近、自称「映画通」が自分を語るためのツールとして映画を扱っている現状を目の当たりにすることが多い。だけど本当は、内容にかかわらず、映画をつくりたい、観たいっていう根本的な要求は実はものすごくシンプルなんだなと実感。手作りの映画を今から上映しようというときの、薄明かりに浮かぶみんなのワクワクした表情が胸にぐっときた。店中のビデオがダメになるというのは、物語の展開上必要なのでしょうが、このシーンはあまりに勿体なくて、別の意味で感情が揺さぶられるという。でも実際、ビデオって本当にもろい。だから扱いづらいというんじゃなく、大切にしたいものなのです。簡単に廃棄する最近のレンタルチェーンは大馬鹿者。彼らこそこの映画を観て欲しいものだ。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-13 19:36:26)(良:1票)
23.  あの頃ペニー・レインと 《ネタバレ》 
キャメロン・クロウが制作に関わった青春系の作品を何作か観て思ったこと。彼の作品はいい作品が多いし、面白いし、今のところ外れだと感じたものはない。しかし、なぜかあまり好きだとは思えなくて不思議だった。本作を観終わってから、ようやく答えが分かった。全体的に女性の主要キャラ(主にヒロイン)があまり好きになれないから。作者が思う理想の女性像というのがあるからなのか、お国柄の違いゆえにか、とにかく私からみて女性キャラがあまりにキャラクターとして整いすぎているし、優遇されている(他作品のネタバレになるので詳しくは控えます…)。はっきりいってうそくさいほど。それに比べて男はいつも結構弱くて、馬鹿で、そのぶんなんだか人間味がある。だいたいにおいて、力関係が男<女の構図という印象。本作だって、(自称バンドエイドらしいが要は)追っかけの女の子とバンドマンの関係なら、絶対的にバンドマンのほうが強いはずで、途中まではその流れで進んでいくのに、最終的には立場逆転。おまけに天才少年?からも愛され、同性には元から慕われている、みんなのカリスマ、ペニー・レイン。…って、なんじゃそりゃ。男視点で物語が展開するから、懸想の対象となる女性が魅力的に描かれてしまうのは仕方ないと感じるべきなのか。好みの問題だけど、ここらへんはあまりに、私にとっては残念なポイントであります。フィクションだからこそ、キャラ設定は頑張ってほしいもの。ただ「魅力的」の服を着せたマネキン見せられたって、同性として共感は当然できないし、羨ましいとさえ思えない。あ、それとも主人公に対してヒロインは単なる記号でうんたらかんたら…という小難しい理屈があったりして。狙っている結果なら成功していても尚のこと受け入れがたいなあ…。とりあえず、次観るキャメロン・クロウ作品では裏切ってくれることに期待。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-15 01:29:01)
24.  世界で一番パパが好き! 《ネタバレ》 
もしこれがケヴィン・スミスという人物を知らないで観たんだったら「いい映画だなー(ただし棒読み)」っていう感想で、映画として純粋に(無難ではあるけど)完成度は高いと思うので、あとプラス1点は上乗せできたと思う。しかし残念なことに、私は本作をばっちりケヴィン・スミス作品だと認識して観たので、何だかなあという感じ。三谷幸喜だったか、製作者側としての意見で「観る人を泣かせるより笑わせるほうが難しい」と言っていたのを、まさしくそのとおりだと思っている私としては、人を笑わせるだけの才能がある人が、安直にハートウォーミングに走るのは、ただもう勿体ないの一言しかないのです(ちなみにあまり普遍的でないたとえを出すと、syrup16gのラストアルバムに抱いたのと似た感想。丸くなればいいってもんじゃないぞ!という)。まあ、たぶん色々あったんでしょうけどね。ただ、好きになる相手がビデオ店店員とか、ちゃっかり大物出しちゃうとか、娘がトイレ流さないという癖の活かし方とか、親子に似た状況で同じセリフを言わすユーモアとか、下ネタっぽさとか、細かいところはやっぱりケヴィンさん。枝葉の部分での「らしさ」は評価できるかな。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-12 22:25:43)(良:1票)
25.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 
映画としては楽しめた。ジュノのファッションなど可愛らしく、ジュノと同年代くらいの女の子は好みそう。ただなんというか…「クール」かどうかが判断基準だという女の子が、十代半ばでの妊娠というイレギュラーを結局は「クール」の一言で片付けてしまっていそうな点がいただけない。倫理観がどうのとかいうお堅い理論を持ち出す以前に、ただもうなんとなく受け付けない。「個性的」というのは褒め言葉なんだろうかというのが大いに疑問だった。似たようなテーマでも「14歳の母」のほうは、主人公がどこにでもいるような女の子で、だからこそもっと悩んでいたし、差別とも戦っていたし、そのあたり、日本人の私からすると共感できた(確かに14と16じゃ大違いではあるけど、もしジュノが14歳だったら尚のこと「私ってばクール!」に拍車がかかりそうな…)。あとは余談ながら…「ハード・キャンディ」のときから思っていたのだけれども、エレン・ペイジがどうも大竹しのぶに見えて仕方ない。いい女優さんだと思うけど、年齢設定からしてもうちょっとあどけなさが残る女の子はいなかったのかな??
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-12 21:58:02)
26.  チェイシング・エイミー 《ネタバレ》 
観賞に苦痛を伴う映画には二種類あると思う。とにかく退屈であるか、キャラクターがまったく好きになれないか。この映画は退屈ではないが、後者の意味で辛かった。彼女の過去を詮索したがる主人公はある意味共感できるのだが(それぞれの別れの決定打である、あの提案はさすがに血迷ったとしかいえないが)、問題はアリッサである。雨のシーンといい、試合のあとの大喧嘩のシーンといい、とりあえず相手を責めるのが先決という態度がいけ好かない。日頃サバサバしたキャラクターを気取っているくせに、都合のいいときだけ自己正当化・安っぽいヒロイズムに浸りたがる人間はよくいるが、その典型的な例だろう。おまけに、あくまで主人公が馬鹿だからこうなりました、と匂わせる結末はどうなんだろう。他人の(特に性的な)倫理観はまったくわからんもんですな。
[ビデオ(吹替)] 5点(2009-06-07 05:04:03)
27.  ダイナー(1982) 《ネタバレ》 
安いファミレスで何時間もだべるのは女性特有の現象かと思っていたけど、男の人も結局変わらないんだなとつくづく感じさせられた。気の合う仲間とは同じ場所で何時間だって共に過ごすことができる。これはとても素敵な真理だ。くるりの「男の子と女の子」という曲でも表現されているのだが、女には触れられない男の世界というのは確実にある。少々わかりやすすぎる描き方ではあるが、仲間のなかで唯一物語の最初から既婚者(名前は失念)の妻・べスの存在はとてもリアルだと思う。夫のマニアっぷりに付き合いきれない彼女は、夫の友情にも決して侵入できないし、それどころか、友情の和を乱す異分子になりかねない。愛情は友情を超えられないというか、別個のものとして存在するんだろう。それから、女の友情は脆いというけど、確かにこういう永久不滅!な友情は、現代の結婚制度が変わらない限り、女同士で成立させるのはなかなか難しいものかもしれないと思った。実に悔しいけれど。ラスト、ブーケを取り合う女たちを生温かく(?)見守る彼らの表情は、小憎らしいが愛すべきものだ。個人的には文句なしの1作だが、洋画ということもあり、俳優の識別やそれぞれの背景を理解するのに時間がかかったのが難点(しかし、見返すのも苦にならないというのがすごい)。
[DVD(字幕)] 9点(2009-06-07 05:00:00)
28.  ドグマ
この映画を観た人の、この映画に対する評価は、実は観る前から既にほぼ決まっていると思う。ポイントはこの映画を観ようと思った理由。監督で決めた人は満足するだろうが、マット・ディモンやベン・アフレックが目的で観たならば不満が残るに違いない(以上、皆様のレビューをちら読みしてからの勝手な推理)。私は前者の立場なので、とてもいい映画だと思っている。「生」や「死」や「宗教」は考え出すと妙な不安に襲われるため、なるべく避けたい話題であり、私のなかでは結構なタブーである。しかしこの映画においては、神聖なものを前にしても相変わらずのジェイとボブのキャラクターが、見事に私の恐怖感を打ち壊してくれている。ケヴィン・スミスはお馬鹿の鎧を纏ったかなりの知恵者に違いないと確信した。ところで、どうせ最初にテロップを出すなら、このB級っぽさに対しても注意書きを入れたら良かったかもしれない。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-05-23 20:31:23)(良:2票)
29.  ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 《ネタバレ》 
大爆笑。「モール・ラッツ」で描かれた伏線の回収もなされて尚Good!個人的には「ク○ット」関係のネタがツボ(下品で失礼)。ジェイとボブは役者同士も長年の友人とあって、息もぴったり。制作に参加した人のひたすら楽しんでます感が伝わってきて、私も踊りだしたくなった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-18 00:32:44)
30.  モール・ラッツ
良い意味で非常にチープな作品。このケヴィン・スミスのオタクな作風は個人的にかなり好みで、何年も前に観た「クラークス」を再び観たくなった。しかしながらこの監督は、同じ役者ばかり使うなあ。「チェイシング~」観賞後にこちらを観てしまったために軽くパニック状態です(ジェイ&ボブという共通キャラクターがいるから余計にそうなるのかな?)。出てくるのはスケールの小さいことに腐心するお馬鹿な奴らばかりだけど、宇宙戦争とか地球防衛軍とかいった途方もなく壮大な映画よりも、楽しくて元気が出る。DVD購入して良かった。
[DVD(字幕)] 7点(2009-05-16 13:30:40)
31.  赤ちゃん泥棒 《ネタバレ》 
一度でも子どもを産んだことがある人は、観ていて不快になるのかもしれないですね。確かに「五人もいるのだから一人くらいさらってもいい」は主人公たち側の勝手な理屈には違いないんですが、ただ、被害者が子どもを愛してやまないような親ではなく、子どもがさらわれるというドタバタの最中でも、しれっと自社CMをやっちゃうようなこれまたズレた真剣味のない親だから、悲劇ではなくコメディになってしまうのだと思います。どうかしたら泥棒たちのほうが赤ちゃんに対して情熱的なぐらいで(やり方は間違ってるけど。笑)そもそも、主人公夫婦の馴れ初めやら、赤ちゃんがまったくぐずったりしないやら、徹底的にフィクションなので、先に誰かもお書きになってますが、肩入れせずに力を抜いて観るタイプの一本なんでしょう。中途半端に現実の倫理観を持ち込むと青筋立ててキリキリしてしまい、非常に疲れます。個人的には、かっこいいヒーローものより、まっすぐ歩けないダメ人間があさっての方を向いて、それでも正直に懸命に生きている映画が大好きなので、高評価です。赤ちゃんは可愛いなあ、本当に。
[DVD(字幕)] 7点(2008-12-26 16:35:52)(良:1票)
32.  ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 《ネタバレ》 
精子の話で大爆笑。誰もが一度は想像しそうだけど、お金かけて映像化するセンスが素晴らしい。ただ、仰々しいタイトルの割に実際エッチなシーンが少ないのは困りもの。せっかくバイト先のビデオ屋で、同僚にニヤニヤされ、赤面しながら借りた甲斐が全くない。エロ目当てではないもののあんまりだ。ちなみに女性の意見です。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-08 04:27:29)
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