41. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
原作はメリーとピピンの部分が一番面白かったのですが、余り描かれていなくて残念。フロド達のシーンは原作通りダラダラとした印象。ただヘルム峡谷は迫力があってなかなかだった。アラゴルンおいしい所ありすぎ。谷から落ちるシーンはとってつけたようでした。あとガンダルフの馬が走ってくる場面も。青春映画っぽいスローモーションはやめてほしかった。原作で一番好きなファラミアが嫌な役になっていてショックでした。 7点(2004-01-05 13:15:59) |
42. スリーピー・ホロウ
映像と、ウォーケンの首なし騎士が見られただけで満足。ティム・バートン映画にストーリーは期待していません(笑) 当時一緒に見に行った友人は不満そうでしたが。 7点(2003-12-31 05:48:35) |
43. 乙女の祈り
《ネタバレ》 彼女たちが想像する幻想の世界は、美しく独善的でグロテスク。まさにHeavenly Creature。自分たちの世界を壊されまいと母親(この映画の中で一番普通に見える)を殺してしまう彼女らは責められるべきですが、同時に同情してしまう。監督の視線も同情的だし。 9点(2003-12-30 16:31:12) |
44. ロード・オブ・ザ・リング
原作を先に読んでいたので、ホビット村の光景や裂け谷の美しさが原作通りで感動しました。登場人物もそんなに違和感はなく、ストーリーも、最初のガラドリエルのナレーションで指輪の経緯を分かりやすく説明しているところが上手だと思いました。ただ、やはり原作を知らないと分からないと思われる部分も多く、単品の映画としてはどうかな、と思います。現に原作を読んでいない友人の中にはつまらないという人もいますし、面白かったという人も、アクションシーンがよかったとか、アラゴルンかっこいい!!などということをあげていました。もうすぐ王の帰還が上映されますが、結末をどう仕上げているか、楽しみです。 8点(2003-12-30 15:49:13) |
45. パームビーチ・ストーリー
数年前にNHKBS2で放送していた物を見ました。この監督のものでは同じ日に放送していた「サリバンの旅」「レディイブ」のほうが面白いと思いますが、残念ながらこの映画しかないので投稿します。禁じ手ともいえるラストにはびっくりしましたが、それを許してしまえるほどのドタバタ感と、スピード感はとても好きです。結婚式に始まり結婚式に終わるところなど、も気が利いていましたし。ストーリーには全く関係ない、列車の出来事なども訳が分からないなりに笑いました。 6点(2003-12-30 15:28:05) |
46. 青髭八人目の妻
《ネタバレ》 ルビッチの映画の中では出来のいいものだとは思わないけれど、コルベールとクーパーの掛け合いが面白い。あのネギのキスはネギ嫌いでなくても嫌でしょう(笑)この映画を見た後眠れないときにチェコスロバキアを逆から唱えるのを実践してしまいました。眠れなかったけど。 6点(2003-12-30 14:55:15) |
47. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ティムバートンの最高傑作だと思います。雰囲気とキャラクター造型がすばらしい。グロテスクさと優美さ、かわいらしさが共存するものだと初めて教えてくれた作品です。 またそれまで持っていた、アニメーションへの偏見を吹き飛ばしてくれました。ストーリーはイマイチですが、それを補って余りある魅力を感じるので満点にします。 10点(2003-12-30 14:17:26) |
48. めぐりあう時間たち
《ネタバレ》 映画館で見たときはどの登場人物にも感情移入してボロボロ泣いてしまった。ただ、少し冷静になって考えたら、結局何が言いたかったのこの映画?とも思う。自分の人生を全うするために大切な人を切り捨てたり、逆に捨てられたりするのはつらいけど、仕様のないこと。それより捨てられた側が(メリルストリープとか)これからどう生きていくか、の方が興味があった。この映画、女の人でないと分からないかもというようなコメントがいくつかあったけれど、私は性別は関係ないと思う。エドハリスの心情が分かれば他の3人の気持ちも分かるだろうし。それまで同じような気持ちになったことがあるかどうかだけ。私は鬱っぽい部分を持っているので(自慢にはならないが^^;)感情移入した。あと、二人の女性がレズである描写は余計だったと思う。分かりやすいかもしれないけれどそれが自殺理由の全てであるように捉えられかねないから。 6点(2003-12-30 14:03:34) |