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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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761.  八月の鯨
海辺と湖畔、老姉妹と老夫婦といった違いはありますが、ヘンリー・フォンダとキャサリン・ヘプバーンの「黄昏」を思い出す作品です。  しかし本作は目が不自由で偏屈な姉と働き者の妹の姉妹を中心に、家を訪ねてくる来客も、登場人物は全て老人。その登場人物に一定の距離感、緊張感を含ませつつも、挿入されるささやかなユーモア。人生について教訓めいたことを声高に訴える事も無い。  人生の残り時間の少なさを感じさせる台詞もありますが、作品も演じる2人も実に悠々としている。そんな2人の姉妹に、3人の来客者の演技も脚本も、優しさのある控え目な音楽も素晴しい作品でした。  家の売却を断り、見晴らし窓の工事を依頼し、2人で海辺へ。これからも夏になるとここに鯨がやってくるのを2人で見続けていく・・・。 年老いた姉妹のこれからに希望すら感じさせるラストもまた素晴らしかった。
[DVD(字幕)] 9点(2012-06-09 22:59:53)
762.  ボールズ・ボールズ
チェビー・チェイス、ビル・マーレイにロドニー・デンジャーフィールド師匠までもが顔を揃えた、ゴルフ場を舞台にしたベタベタのアメリカン・ギャグ満載のスポーツ・バカコメディ。こうしたベタなアメリカン・コメディは好きだし、こういう映画に中身も求めませんが、所々で笑わせてはもらったものの、この顔触れの割には作品全体としては残念ながら期待通りには笑えず・・・。かなりスベッているギャグも多かったのですが、アメリカの映画館では爆笑の渦だったのかな・・・?一番笑ったのは、グリーンキーパーのビル・マーレイがコースに巣穴を開けまくるネズミになめられた挙句に大マジメに全面戦争をおっ始め、コースを破壊してしまうくだりでした。 
[DVD(字幕)] 3点(2012-06-09 16:25:43)
763.  スローターハウス5
原作未読、原作の知識も無い状態で見ました。 主人公ビルが未来から過去へと時空を漂うタイムスリップSFですが、SF映画を見ているという感覚はありませんでした。それは、時空を漂っているのは彼の意識の中、記憶の中での出来事のように感じられたからなのかもしれません。  人にはそれぞれに思い出したくもない過去の出来事もあるし、自分にとっての理想の場所や未来の自分を思い描く事もある。そんなビルの意識の中が映像化されているような感覚で見ていました。  ビルにとっての思い出したくも無い過去の体験が連合軍によるドレスデン無差別爆撃であり、ビルにとっての理想の場所があの星だったのでしょうか。この辺は原作を知れば全く違った感想になりそうです。いつか原作にも触れて、もう1度見てみたい作品です。  主人公の男の人生の淡々とした描写はジョージ・ロイ・ヒルの作品としては、本作と同じく小説の映画化である「ガープの世界」を思わせる雰囲気を持った映画でした。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-08 23:01:20)
764.  ウディ・アレンの夢と犯罪 《ネタバレ》 
まず、この作品は公開時劇場で鑑賞していまして、とっくにレビューしていたつもりでいました・・・。この度スカパーにてそれ以来の鑑賞となりました。  多作の人ウディ・アレンですが、数多くの自身の作品の中でも「重罪と軽罪」が余程お気に入りと思われる。同じくロンドンで撮った「マッチポイント」に続き、「重罪と軽罪」が思い出される作品です。  コメディが多かった近年のアレンの作品の中では、久々にコメディ色を排した”シリアスなアレンらしさ”が感じられる作品。  罪を犯す兄弟を演じる2人の実力派の演技も見応えがあるし、なかなか罪を実行させず、そこに至る2人の苦悩、自問自答ぶりがじっくり描かれ、次第に見る者に彼らが犯そうとしている罪の重さ感じさせていく。犯行自体はほんの一瞬で終わらせ、その後の兄弟の心理描写にもじっくりと時間を費やす。  時にはハートウォーミングに時にはファンタジックに楽しい映画を見せてくれるアレンと、笑いを排しシリアスな人間ドラマを見せてくれるアレン。久々に後者の顔を見せてくれたアレンの健在ぶりが嬉しい作品でした。  でも、シリアスな人間ドラマの中に俳優アレンがいい味を見せてくれる過去の作品比べると、アレン自身のご出演が無いのはやはり淋しさを感じますね。
[映画館(字幕)] 7点(2012-06-04 21:03:34)
765.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
オンボロのワーゲンのマイクロバスに揺られてのある家族の可笑しくも少し物悲しい旅。  旅の途中で祖父が亡くなり、父は事業に失敗し、長男は夢に挫折し、娘のミスコンで打ちのめされる・・・。  しかし悲観的ではない。旅に出る前はあんなに荒んでいたこの家族の食卓。旅から帰った後はきっと明るい食卓に変わっているだろう。  父がミスコンのスタッフに一通り説明を受けて「何かご質問は?」に対し「近くに葬儀屋はあるかい?」には笑った。そして少しホロリとさせられる場面もあって。いい映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2012-06-03 18:21:29)
766.  夜の大捜査線
60年代のアメリカ、そして当時の南部の風土を今に感じさせてくれる作品です。  北部からやって来た黒人の敏腕エリート刑事と、南部の白人の田舎警察の署長。様々な対立軸が存在する2人が時に静かに時に激しく対立の火花を散らす。  スタイガーとポワチエの演技合戦も非常に見応えがありました。 特にスタイガー。黒人への差別意識を持つ典型的南部人であり、その意識は払拭できないものの少しずつ北部の黒人エリート刑事を認めざるを得ないという複雑な心境を見事に演じた。  最後は駅で抱き合い別れを惜しむこともなく、軽く握手するのみですが、小さく微笑みあう2人の表情、特にスタイガーの微笑みが良かったですね。 この頃には考えられなかったことだと思いますが、今のアメリカはついに黒人大統領の時代となった。この小さな微笑に少しずつですが変化が感じられるいいラストでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-02 21:26:45)
767.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 
前作「人生万歳!」に続き、70代も後半に突入したアレンがまたしてもこんなに上質で楽しい映画を撮ってくれました!  1920年代のパリを黄金期(ゴールデンエイジ)と考える現代の男、タイムスリップした1920年代のパリで出会った19世紀後半のベルエポックのパリを黄金期と考える女、そしてまたまたタイムスリップしたベルエポックのパリで出会った芸術家達はルネサンス期こそ黄金期と語る。そんな後ろ向き思考の人間模様を通して描くアレン流前向きメッセージ。  このところヨーロッパを舞台に映画を撮ることが多くなったアレンですが、アレンらしいインテリ登場人物、彼らが繰り広げるこれまたアレンらしい楽しく理屈っぽい会話を挟みつつニューヨークからパリに舞台を移し、ついにヨーロッパで楽しくて小粋でファンタスティックでロマンティックなアレンワールドを見せてくれました。  そこに次々登場する各時代を代表する作家、画家、映画監督などなど実在する登場人物をコミカルに描くアレンの語り口も冴え渡るファンタジー・ロマンティックコメディです。
[映画館(字幕)] 8点(2012-05-31 22:41:43)(良:2票)
768.  おかしなレディ・キラー
それぞれの事情で人生に切羽詰っている2人の男と、そんな2人に振り回される1人の女の可笑しな人間模様。  結果オーライだったものの、2人の男がやろうとしていることは結構タチが悪いのですが、ドジで頭が悪く失敗するのがミエミエなので何か憎めない。それに合わせるかのように作品のムードも至ってお気楽なユルユルのコメディ。  ビシッとキメたウォーレン・ベイティと、これ以上無いダサさのジャック・ニコルソンの掛け合いも、2人に振り回されるストッカード・チャニングの弾けぶりもなかなか楽しい。  ストッカードが気持ち良く2人を懲らしめてくれるようなオチが欲しかったですが、ラストが決まらなかったのがちょっと惜しいところです。
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-24 23:03:40)
769.  2999年異性への旅
宇宙人が地球に乗り込んできた目的が子作り・・・。 映画の設定も邦題もかなりふざけたバカセックスコメディかと思いきや、興奮すると股間からヘンな音を発するとかアホな設定もありましたが、微妙にマイク・ニコルズの真面目さが出てしまっているというか、中盤は普通のマイク・ニコルズの映画でしたね。  ニューシネマの旗手、都会派と称されたりもしたマイク・ニコルズの頭の中に2000年の時点で一体何が起こっていたのですか・・・? 映画の内容云々よりもこっちの方が気になってしまったのでした。 
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-21 21:32:22)
770.  スクール・オブ・ロック
バンドをクビになり仕事も無い。冴えないROCK野郎だった男を演じたジャック・ブラックが最高!!この映画はスマートでカッコいいロックンローラーじゃ駄目だ。微妙な風貌がいい。そして喜怒哀楽が実に分かりやすい顔芸もお見事!ジャックを見ているだけでも十分すぎるくらい楽しい。見事に愛すべきキャラクターを作り上げた。  実際にステージに立つバンドのメンバーだけじゃなく、彼らをサポートする役割の者、裏方に回る者、クラスの全ての子どもたちが参加できて、子ども達にそれぞれのポジションに対し楽しく責任感を持たせる。素晴らしい課題研究じゃないか。  ジャック・ブラックだけじゃなく、堅物校長先生をコミカルに演じたジョーン・キューザックも良かった。最後のステージはまさか感動させてもらえるとは思わなかった。半ズボンの制服姿にハイテンションでステージを動き回り、僕が大好きなAC/DCのアンガス兄貴ばりにキメてくれたジャックが最後まで最高でした。  こうした型破り教師が学校にやって来て、最後は子どもたちに惜しまれつつ学校を去っていく・・・という学園モノによくあるパターンじゃなく、最初から最後までROCK愛で押し通してくれたのも実に気分がいい映画でした。
[DVD(字幕)] 9点(2012-05-20 18:33:18)
771.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
犯人役のパトリック・マッグーハン。 本シリーズの「仮面の男」では得体の知れないヤリ手のCIAの男。本作では軍人を養成する学校の校長である厳格な大佐。「アルカトラズからの脱出」の所長役も印象に残る。  極悪人という風貌ではないですが、威厳とどこか冷たさを感じさせる悪役を演じると実にいい味を出す人です。本作でもそんな彼の持ち味がとてもよく出ています。  本作は警部が大佐を疑うに至る過程、大佐が罪を被せようとした問題児をシロだと思う理由もいちいち筋が通っており、ラムフォード大佐という人物をよく理解した上での解決も見事。  広い学校で度々警部が迷う笑いドコロもしっかりと挿入されているところも嬉しいご配慮。明け方の3時にたたき起こされたランニングシャツ姿の警部の寝起きの表情も笑わせてもらいました。
[DVD(吹替)] 7点(2012-05-19 20:56:06)(良:1票)
772.  ハロルドとモード 少年は虹を渡る
80歳のおばあちゃん、モード。やることは無茶苦茶だが台詞の一つ一つがとても良かった。どことなく寂しさや、少し重さも感じさせながらもユーモラスでもある人物描写。こうした作品の雰囲気作りはハル・アシュビーのこの頃の作品では「さらば冬のかもめ」と共通するものを感じます。結末は好みではないですが、こういう雰囲気は好きです。音楽もいい映画です。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-12 22:09:20)
773.  パリで一緒に 《ネタバレ》 
Wホールデンとオードリー、「麗しのサブリナ」に続く顔合わせ。  Wホールデン演じる脚本家と彼に雇われたオードリー演じるタイピスト。新作映画「エッフェル塔を盗んだ娘」の構想を練る2人の掛け合いと、「エッフェル塔を盗んだ娘」の劇中劇が同時進行する。  作中に仕込まれた遊び心が楽しい。トニー・カーティス、マレーネ・ディートリッヒ、メル・ファーラーがノンクレジットで登場したり(メル・ファーラーがオードリー主演作にノンクレジットでご出演というのも面白いですね)、劇中劇の主人公の2人の役名がリックとギャビー・・・。これ、「カサブランカ」と「望郷」ですよね?  そして主題歌を歌うのはシナトラだったりとニヤリとしてしまう所も多いのですが、劇中劇の内容自体はかなりいい加減でつまらない。  いつものオードリーのロマンティックコメディと比較するとドタバタ度数が高めですが、それでもやはりオードリーの映画らしく、最後はロマンティックにキスシーンで締めくくってくれました。
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-06 21:23:38)
774.  ルームメイト(1992)
こうしたサイコ・サスペンスにしては怖さが無かったです。2人の容姿が重なり合うまでが長く、彼女の行動がエスカレートしていく前に彼女が徐々に不気味に見えていく過程がもう少し見たかったですね。  もう一つ、この手の映画は理不尽に危機に立たされるヒロイン(本作の場合ブリジット・フォンダ)ガンバレ!というか、共感できる人物の設定も肝心かと思いますが、彼女の行動も結構自分勝手でしたしね。  ただ、ブリジットがとても綺麗な映画でした。 
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-05-01 00:25:18)(良:1票)
775.  チェンジリング(2008)
実話である事を疑いたくなるほど非常に酷く、重く辛い話。しかも淡々と抑揚の少ない演出ながら軽く2時間を越える上演時間をしっかり見る者を惹きつける。監督イーストウッドの凄さを改めて実感しました。  決して楽しい映画ではないし、2度と見ることは出来ないかもしれません。しかし、1度見て暫くたてば中身を忘れてしまう映画もあれば、1度の鑑賞でも忘れられず心に残っていく映画もある。本作もそんな素晴らしい映画でした。  ラストにささやかな希望を見せてくれたことも嬉しかった。このラストの「希望」が有るか無いかで鑑賞後の感想が大きく変わっていたかもしれません。
[DVD(字幕)] 9点(2012-04-29 17:17:06)(良:1票)
776.  ステップフォード・ワイフ(2004)
「ローズマリーの赤ちゃん」と原作者が同じということで、一見普通に見えるけど、得体の知れない隣人が住む場所にやって来た夫婦、といった共通点を感じますね。  僕のお気に入りのフランク・オズのコメディですが、コメディの要素は控え目。ミステリ、サスペンスなど色んな要素をもりこんでいましたが、どれも盛り上がりに欠けました。  しかし、カラフルな衣装や美術は見所。キャストの方はクリストファー・ウォーケンは持ち味十分の役ドコロだったし、テンションの高いグレン・クローズの怪演も楽しかったです。二コールもやはり存在感があったし、それだけにマシュー・ブロデリックがちょっと弱かったでしょうか。 
[映画館(字幕)] 4点(2012-04-22 18:48:23)
777.  フランティック
言葉が通じない異国の地で妻が失踪。その裏に隠された真実とは・・・?という旅先で善良な一市民が犯罪や陰謀に巻き込まれるというヒッチコック映画でもお馴染みのよくあるサスペンスの定番のお話。通じない言葉、不誠実な警察の対応、深まる謎にイライラ、焦燥感がつのっていくハリソン・フォードの演技も見応えがありました。彼はこんな不安な状況下に置かれた男を演じると実にいい味を出しますね。そしてこのサスペンスドラマを彩った謎の女。この女の悲しき存在感がこのサスペンスドラマをより見応えのあるものにしています。
[DVD(字幕)] 6点(2012-04-12 21:21:09)
778.  マリリン 7日間の恋
関係者が書いた書物などで知る限りですが、「王子と踊子」の頃からのマリリンを思うと、彼女が安らぎのひと時も味わいますが、予期していた通り彼女の姿が辛い映画でした。  マリリンが抱える不幸な少女時代の記憶や、結果的には数年後に離婚することになるアーサー・ミラーとの彼女にとっての3度目の結婚生活、演技に関する不安など女優マリリンとしても、一人の女性ノーマ・ジーンとしても、ミシェル・ウィリアムズは容姿もさることながら、彼女の内面も好演していたと思います。  特にケネス・ブラナー演じるオリヴィエ卿(さすがにいい味わいのある演技でしたねえ)の「君はセクシーでいてくれればいい」に取り乱すマリリンの姿は、彼女がNYに渡り、本作にもリー・ストラスバーグの妻ポーラが登場しますが、アクターズスタジオで演技指導を受けるに至る彼女の思いが端的に表れていたと思います。  「王子と踊子」以降もいい映画がありますが、本作にも描かれている通りマリリンは不安定な状態で、いずれも撮影が遅れ製作費もかさんでいったという。彼女の周りには本作にも登場する人、しない人、様々な人々がいましたが、彼女にとっての本当の心の支えは何であり誰だったのでしょうか・・・。
[映画館(字幕)] 6点(2012-04-11 17:55:36)(良:2票)
779.  ワンス・アンド・フォーエバー
力作だとは思うのですが、よく言うアメリカ万歳の匂いもすれば、アメリカのベトナムにおける大量殺戮を描いているとも思う。そこに故郷の家族、従軍カメラマン、ベトナム側の描写など視点をちょっとずつ盛り込みすぎた感は拭えません。随所に挿入されるスローモーションや音楽の使い方もベタというか、かなりあざとく感じられました。 
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-03-30 23:03:07)
780.  NY検事局
序盤から、アンディ・ガルシア演じる主人公の男は初めての大一番である裁判に勝利し、トントン拍子に出世を遂げる。やけに話がサクサクと進むなあ・・・と思っていたらここから話が動き出し、その展開にはやはりルメットらしさが感じられました。あまり上手く機能していない人間関係もありましたが、国や時代を問わず存在する持ちつ持たれつの世界と、主人公の男の正義と私情の間で揺れる苦悩を上手く描き出しています。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-24 00:27:13)
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