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のはらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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81.  セブン 《ネタバレ》 
何故だったのだろう。この類の映画は苦手な私が、前評判でかなりグロいシーンもあると聞かされていたこれを、わざわざ映画館まで足を運び見に行ったのは。多分思い付きだ、一人で行ったから。そうだった、何かに腹を立てて、怒りのやり場にこの破滅的な映画を選んだのだ。聖書にでてくる「七つの大罪」を基にした事件を追う、定年間近の老齢の刑事と熱い血に任せて行動する若き刑事。噂どおりの暗い映像と見ているだけでどっと疲れを感じるような犯行現場。事件が七つ起きるまでの早さとベテラン刑事が犯人のめぼしを付ける早さは置いておくにしても、絶望感の礫をこちらに投げながら進むストーリーに、完全にはまり見入ってしまった。雨の中の追跡シーンは、がなるような音楽と黒い色、展開の速さに圧倒された。犯人役ケビン・スペイシーの、傍に寄られたくないと思うほどの嫌悪感も出色だった。絶望のラストにはなぜか太陽光が降り注ぎ、ヘミングウェイの一説が語られる。普段あまり気がつかないようにしているが確実に存在する、心の中の闇を映像化したような作品だ。良くできた映画を選んだと思った。お腹の中の怒りをずるんと引っ張り出し、最悪の後味を土産に持たせてくれたハリウッド映画。やられた。
8点(2004-02-26 19:03:12)(良:1票)
82.  マイノリティ・リポート
結構面白かったですよ、トム・クルーズ映画。「なんだ、やっぱりトムに都合よく話が流れるのね。」と思うところはたっくさんありましたけど、エンターテイメントとしては成功していると思います。試写会のチケットをいただいて見に行ったのですが、いちいちいちいちトムがカッコつけてたのを翌日職場で真似して見せました。「何かっていうとポーズとるんだよ。こう、グワッてさあ……」とやっていたら上司に睨まれました(あははは)。サマンサ・モートンはイノセントな雰囲気をよく出していたと思います。あれだけ未来の世界を見せておいて、ラスト穏やかな自然を写して終わるというやり方に感心しました。
8点(2004-02-22 09:09:25)(笑:1票)
83.  ロッキー
私は、仕事や家事で長い時間をかけてやっと何かをやり遂げたとき、「エイドリア~~~~ン!!」と言う癖がある。最近では庭の草むしり。
8点(2004-02-17 20:47:39)(笑:3票)
84.  欲望という名の電車(1951)
始めの1時間は、ブランチの気色悪さになぜか引っ張られた。その後1時間は、どんどんエスカレートしていく彼女の狂気に引っ張られた。こういう、目の離せない演技というのを久しぶりに見た。スタンレー(M・ブランド)は乱暴を振るうとき、少し手が震えたりしていて、彼女の芝居に比べたら…。追い詰められ破綻し、けばけばしい外身から悲しみが流れ出てくる。こんなにおぞましく、すごい役を役を演じられるヴィヴィアン・リーに8点。
8点(2004-02-16 18:58:36)
85.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 《ネタバレ》 
主人公は人間の格好をしたサカナ。心はもう全く海に捧げている。陸のサカナはポツンとした存在で、海が恋しくて、狂おしいほど恋しくて、友が海で逝ってしまったのがまたやるせなくて、最後はとうとう海に消えていく。これを見た後の切なさはたまらなかった。魚や海になりきれない人間の「生」、そして彼がただ一人心のそばに置いた女性が、普通に泣いたり笑ったりするありふれた人間だったのも切ない。だけど「行って、私の愛を見てきなさい」と主人公を送り出す彼女はすごい。あの一瞬で聖母になった。あの方法で彼を解放した深い想いと迫力に、同じ女として脱帽した。書いていてまた切なくなってきた。
8点(2004-02-10 20:15:58)(良:1票)
86.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 
堕胎に近親相姦、負傷兵まで登場し、テーマは「生きていくうえでのルール」。こんなに重たいものが揃っているのに、ちぎれ雲がぽかっと浮かぶ空みたいな、穏やかな流れがとぎれない映画だ。大きく貢献しているのは孤児院の子どもたち。ハルストレム監督の映画の特徴「魅力ある子ども」がわんさか出てくるのだ。老夫婦にもらわれていく女の子、病気で他界する男の子、主人公に片思いするお嬢さん、でき過ぎなくらい可愛いのだ。ホーマーを演ずるトビーがいつも抑え気味の表情なのに対し、寂しげな顔まで本当にこっちの心をギュウッと握るのだ。私は園児たちでキングコングを見るシーンが好きで、いつも同じシーンでフィルムが止まっちゃうときどうしても微笑んでしまう。だれでも経験したことのありそうな楽しい暖かな時間を感じる。みんなの優しい父代わり、ラーチ先生のオスカー受賞はこの子どもたちのおかげだと思っている。「井の中の蛙」ホーマーがリンゴ園での日々で何かを感じ取り、心を決めたときの顔も素敵だった。そして孤児院に戻り、亡きラーチ先生と同じように、ベッドの中のチビ達に「イングランドの王子・・・・」と語りかけるラストで、心からの笑みが漏れてしまう。優しい気持ちになってしまう。
8点(2004-02-02 16:07:22)(良:1票)
87.  ファンタジア2000
映画が好きで、週に最低1本は見よう、と頑張っている私ですが、幾多の人間模様や大活劇を見続けて疲れることもあります。そこで探し当てたのがこれ。クラシックの名曲は心地よく、ミッキードナルドはもちろん、音楽に合わせて機敏に動く鯨やバレリーナ、フラミンゴに子どもも吸い付くように見入っています。ローマの松(本来4曲構成のうち3曲だけを使用)は、冒頭の1曲目は、子どもが縦横無尽に遊びまわる光景を元に作曲された曲で、鯨が跳ね回る雄大な映像とぴったり来るリズムが素晴らしいです。Made in Americaの威信をかけたであろうラプソディ・イン・ブルーはもともと大好きな曲。ラインを強調した色の少ないアニメーションと、シンフォニックジャズが洒落ています。そして、アンデルセンの有名な童話「錫の兵隊」は、ソ連国歌を作ったショスタコーヴィチの曲にのせて軽快な物語に仕立て上げてあります。無理にハッピーエンドにするのは如何なものかと思いますが、曲が明るいシチュエーションなので仕方ないか。その他にも美しい映像が沢山です。ながら見のつもりで買ったDVDですがすっかり感化されて、ショスタコーヴィチは本人演奏の英、独、仏の解説(読めなくて悲しい・・・)付きCDを探し当て、スコアまで購入しました。眺めては自己満足の世界です。他の映画とは毛色の違う「映像集」だと思っているので、同列の評価をするのはちょっと気後れするのですが、かなり楽しませてもらっているので8点にします。とてもありがたい作品。
8点(2004-01-31 21:44:44)
88.  ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう
ドラマ性よりもコメディに重きを置くと、こんなに面白いんじゃん、ウディ!!まあもともとコメディアンなんだから当然ですけど ね。7話オムニバスで、粋と下品ギリギリのラインで、Hなお話を独特のセンスで料理してあります。私はハマってしまい笑いっぱなしでした。皆さんと同じく7話が最高。最後シャンパンでスタッフが乾杯するところまでスンバらしかった。
8点(2004-01-26 12:11:52)
89.  サボテン・ブラザース
友人のアパートで、テレビ放映を録画したものを見た。初秋神無月、少し寒いのでコタツの電気を入れた。しかし布団が無い。部屋の壁がオレンジに染まった。真上の部屋のあんちゃんがMAXボリュームでロックを流し踊り狂っているため、掃除機のホースでたびたびゴーンと天井を突いた。こんなシチュエーションにぴったりで、見ながら「アーミイゴッ」を連発する私らおバカチャン達を歓迎してくれる良い映画だった。
[映画館(字幕)] 8点(2004-01-23 19:01:45)
90.  ウエスト・サイド物語(1961)
とある日曜の夜、何気なく見ていたテレビで「N響アワー」が始まった。その日はバーンスタイン特集で、私はオーケストラメンバーが楽器片手に「マンボ、ウッ」と言っているのを目撃してしまった・・・。この映画の命はダンスだ。歌も音楽も確かに良いが、 あの躍動感溢れるダンスのシーンがあって、はじめて血が通う。 貧しさ極める生活の中にいる若者たちが、対立グループ相手に虚勢を張りながら、ジャンプし足を踏み鳴らす迫力あってこその「マンボ!」の掛け声なのだ。しかし主人公二人はちっともダンスに絡んでこないし、ストーリーも言わずと知れた「ロミオとジュリエット」の現代版で目新しいわけでは無いので、ひとつの作品としては点は辛くなる。しかし、それを補ってなお余りあるダンスのすごさ。CG技術の無かった時代の生身のエンターテイメントは一見の価値あり。 
[映画館(字幕)] 8点(2004-01-21 18:31:30)(良:1票)
91.  素晴らしき哉、人生!(1946)
天使が出てくるまでが長くて長くて大変でしたが、やはりその後の展開が・・・。天使が奇跡を起こすのではなく、あくまで主人公が歩んできた道程が結果をもたらしたというラストが・・・。どーすんだよ泣いちゃったじゃないか。見てよかった、この話忘れちゃならない。ここのサイトで評価が高かったから借りてみました。皆さんどうもありがとう。
8点(2004-01-17 11:52:47)(良:1票)
92.  乙女の祈り
神戸で起きた、日本を震撼させた事件の犯人が、14歳の少年だったと告げるテレビニュースを見ながら、私はとっさにこの映画のことを思い出した。自分の心のなかにある世界でしか翼を広げられない、子どもでも大人でもないあやふやな「生」のかたちを映したこの映画は、とても怖くて切ない。二人しか解からない世界に浸る少女たちは、見ているものをゆっくりと物語の中に引っ張る。ケイト・ウィンスレットが怪演。映画の雰囲気も相まって、すごい女の子だと感心した。
[映画館(字幕)] 8点(2004-01-16 20:04:03)(良:1票)
93.  カイロの紫のバラ
私、解り難いといわれるギリアム大好きでカラックスも見ますが・・・ダメなんです、アメリカ映画界の至宝ウディ・アレンが・・・。雑誌の批評などで「さすがはアレン!」という文字をよく見ますし、有名スターがこぞって出たがるらしいので、何本もトライしているんですよ。本当に。しかし途中で寝てしまう。見ながら「相性が悪いのは仕様がない」とあきらめてしまうのです。面白いセリフに感心することもありますが、みんなしてペラペラとまくしたて、展開が速くついていけなくなり・・・というパターン。手を出した本数なら7、8本はあるのでレビューを書きたいのですが、「途中で寝ちゃう、私にゃダメ」といちいち書いてても愚の骨頂だ。でもこの映画は楽しく見ることができた。映画館に通いつめるミア・ファーロー は健気で、スクリーンから映画の登場人物が出てくる設定は夢たっぷりだった。楽しいシーンもたくさんあり、最後、苦い思いをするが、スクリーンを見つめるミアの眼差しに光を見つけ、ハッピーエンドではないのに何か不思議な感覚に襲われた。しかしこのミアとアレン、むちゃむちゃぶっ飛んだ理由でもう一緒に映画製作をすることはないだろう・・・。でもまた見てやる。よいと思うのもあったのだ、挑戦は必要だ。
8点(2004-01-13 02:01:17)
94.  クイルズ
R指定&主人公がサドということでちょっと見るのをためらったが、見逃さなくて良かった。サドが全身全霊で行う自己表現のすさまじさ。無残な死の寸前まで意思を貫くあの強さ。そして、全編通して高飛車でペテンな感じのサドが、可愛がっていた少女の死を知った後むせび泣くシーンでグサッときた。マイケル・ケインやホアキンもはまっていて見ごたえありましたが、やっぱりジェフリー・ラッシュ。すごい!!
8点(2004-01-10 20:42:00)
95.  クッキー・フォーチュン
ちょっとブラックな味付けですが、なんとまあ楽しい映画でしょう。役者もみんな芸達者ぞろいなうえに、先の見えない展開にすっかりはまってしまった。コケティッシュ(?)なジュリアンムーアは珍しいので必見。それと、リヴ・タイラーが「可愛いだけ」を脱出して、瑞々しくのびのびと演技をしています。留置所でご飯食べるシーンは、誰か真似しそうだな。
8点(2004-01-07 00:30:47)
96.  グリーン・カード
ストーリーは、反発しあう二人がいつしか・・・というよくあるものですが、ラストが出色。とても好きです。この映画はなんつってもドパルデュー!!この人の映画あんまり見たこと無かったが、キュート&セクシー大賞(?)をあげたくなった。
[映画館(字幕)] 8点(2004-01-04 02:30:51)
97.  ハムレット(1996)
正統派シェイクスピア、ケネス・ブラナーの本来の仕事。すんごく長かったが、私はOK!古典を知るお勉強になりました。長丁場飽きさせずに観せた力量に拍手です。美術がきらびやかで美しく、それだけでエンターテイメント性があります。ケネスはさすがに凛々しくステキ。ケイト・ウィンスレットは美しかったし芝居も悪くないですが、悲劇の人オフィーリアのイメージと違ったかも・・・。古典に食いつけない方、長いの覚悟で試しに御覧になってみては。本を読むよりは早いでしょう。そういう意味でも価値がありますね。
[映画館(字幕)] 8点(2004-01-02 12:23:59)
98.  彼女を見ればわかること
一見静かな印象を受けるけど、皆さん内面に持っているものは相当ややこしそうです。オムニバスだけれど、細かな部分でみんなが繋がっている。要するに、どんな人でも大なり小なりドラマになりうるストーリーを抱えながら風切って歩いているのですね。最近自分にもドラマがあったのでチョイ納得(厳しかった~)。いろんな女性の喜怒哀楽の場面が覗けます。そしてそれぞれがわざとらしくないのも良い。個人的にはキャリスタが鼻についてあまり好きじゃないんですが・・・。年齢を重ねてからまた見返すと、きっと違う味わいを感じられるでしょう。
8点(2004-01-02 02:12:28)(良:1票)
99.  スパイダーマン(2002)
笑いどころ盛りだくさんのヒーロー映画。サム・ライミとウィレム・デフォー(これで大好きになった。)が、割り切ってきちんと遊んでいる、という印象。この「大人」二人のおかげで若者俳優さんたちがみずみずしく見えるんだと思った。バットマン以来、アメリカンコミックヒーローを映画化したものはパート2など含めると数知れないが、ライミが新境地を開いた。ちょっと変わったやり方で。
8点(2004-01-01 20:20:40)
100.  ロミーとミッシェルの場合 《ネタバレ》 
どっかずれているけど憎めない二人組女の子ちゃんのお話。ただただ明るい。この世で一番どうでもいいような会話を繰り返しながら毎日を過ごし、見栄張りのため故郷に帰っていく姿が笑えます。ハイスクール時代の回想シーンを含めてファッションもなかなか楽しめます。ラスト近くのミシェルの啖呵にスッキリ!!それから、フットルースはもっと腹に力入れて歌ってくれ!!
8点(2004-01-01 19:26:38)(笑:1票) (良:1票)
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