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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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101.  ワーロック(1959) 《ネタバレ》 
 泣いた赤鬼を思い出しました。  この映画の場合、赤鬼さんは青鬼さんを殺してしまって、悲しみのあまり大暴れして自分も町から追い出されることになってしまうわけですが。  変な例えですが、この映画のメインテーマはクインとモーガンという二人の男の間の友情だと思います。  そこを中心にしてみれば、今まで見た西部劇の中でベスト。 点数のみ8→7に変更
[DVD(吹替)] 7点(2013-07-04 05:50:49)
102.  ローマでアモーレ 《ネタバレ》 
 ここへ来て皆さんのレビューを見て感じたのは自分には映画を楽しむために必要なものが欠けていて、逆に余分なものが随分ついてしまっていると感じました。必要なものというのは、この映画を見て楽しむ前提となるような様々な素養。逆に、余分なものとは、毎朝のドラマ等による濃すぎるユーモア、笑いへの慣れ。  というわけで、ほとんど楽しめない自分への自己嫌悪のみの2時間弱でした。(映画館で自分と同席した人たちも、ほとんど笑い声が聞こえなかったことや、終了後のなんとも言えないため息から考えると自分と同じような感じだったのでは)  まず、一番楽しめる可能性があったエピソードは、新婚夫婦と娼婦のエピソード。3つのシチュエーション(娼婦に妻を装わせ、叔父たちやそのいかにも堅物そうな妻たちに対応しなければならない状態、自分がセクシーな娼婦を妻と偽って叔父たちと食事をしている場で、妻が有名俳優といかにも親しげに振る舞ってる状態、お互いにかなり真面目な夫婦が夫はセクシーな娼婦、妻は憧れの俳優の誘惑にさらされる状況)、全て笑いの感覚が低レベルになってしまってる自分には、物足りなくて。なぜ、娼婦はもっと奔放な言動をして、叔父たちを戸惑わせたり、その妻たちの顰蹙をかってくれない?あるいは、あやうく嘘がばれそうになるようなことを口走ってくれない? 何故、夫は大事な妻が有名俳優と、ものすごく親しげにしてるのに、そんなに落ち着いてるのか?もっとなんとかしようとしない?ひっくり返ってそれでお終い?何故、二人ともそんなに簡単に誘惑に落ちる? いかにも落ちそうでぎりぎり踏みとどまってくれないと面白くもなんともないじゃないか。  こんな低レベルの欲求不満をもってしまうのって駄目ですね、本当に。 それから、ウディ・アレン演じるオペラ演出家と、すごく美声の葬儀屋のエピソード。まず、演出家の駄目さ加減がわかならいのは、正直自分の素養の無さなんでしょう。あとシャワーを浴びてる時だけすごい美声なので、オペラの真ん中でシャワーを浴びながらおベラを演じさせるというのは、何回も何回も引きずって楽しめるほど面白いユーモアなんでしょうね、多分。突然有名になりちやほやされた男が、また無名に戻り物足りない思いをするという、エピソード、これに「世にも奇妙な物語」的な意外な展開、意外な結末をどうしても求めてしまう、自分の低俗さにもうんざりです。 
[映画館(字幕)] 5点(2013-06-23 04:12:12)
103.  レディ・キラーズ
 ここに来て初めてコメディと知りました。今更見返す気もしませんが、どこにも笑うところが無かったような。  ストーリーにも新味感じなかったし、キャラクターも一人も魅力を感じなかったのでどうにもこうにも。  特にマンソン夫人、黒人女性、婆さん、敬虔なクリスチャン、特に嫌いなわけじゃないんですが、できたら敬遠したい要素が3つも揃った人が作品の中心では、どうしても冷めた目でしか鑑賞できなくて。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2013-06-05 16:41:53)
104.  ハンナ 《ネタバレ》 
 納得できたようで納得できない話。その原因はヒロインがあまり強くないこと。(ものすごく特別な存在であるかのような前振りして、普通の悪人や育ての父と互角程度では)  ヒロインが絶対的に強い存在であるならば、わざわざ信号を発信させて、最終的にあの場所に来させた理由も、復讐を遂げさせるためと納得できるのだが、それまでの流れでその強さを感じさせる要素が少ないため、むしろひっそりと暮らした方が幸せじゃないと思わせた段階で失敗作。    途中で知り合った家族の、自分たちは世の中のことすべてわかってるんですよ風の市民派臭も少しイラついた
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-23 06:12:20)
105.  勇気ある追跡 《ネタバレ》 
 少年みたいな容貌の美少女ならタイプなんだけど、顔だけ完璧に少年で体つきだけ、少し丸みを帯びてってのは微妙すぎますね。  彼女、いちご白書の時はそれなりに魅力的だったのに。  ストーリー的には、あまりに一直線で伏線も何もない単調なものだし、あと味方、敵側両サイド、そこでそれは無いだろって突っ込みどころ満点な作品なんですけど、  そんなほのぼのした作品の中で、それまでかなりストーリーの中心にいた人物をいきなり殺してしまう展開は、意外で衝撃的でした。  その流れで来てるから、最後の疾走も、助かるとも助からないとも予想がつきがたく気持ちが入りやすかったです。  で、最後にはルックス的にはほとんど魅力を感じなかった少女にも、なにか親近感が。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-05-20 11:12:49)
106.  ニュースの天才 《ネタバレ》 
 この主人公みたいなやつ、ネット(特に2ch)にうんざりするほどいますよね。口から出まかせの捏造して、ばれると逆切れして大暴れするやつって。日常でうんざりしてるタイプの人間を、映画でまで見せられても。  で、嘘がばれかけてからのもがきが一層、見苦しかった。弟に電話かけさせたり、自分で企業のHPでっちあげたり、よくそんな見え透いたことを。  で、全てがばれた後は少しはしおらしくするかというと、あくまで「自分が」「自分が」と甘え全開 これほど映画の人物で見てて苛っとすることも珍しい。  しかし、こんな奴、思いっきり雑誌の信用を傷つけたんだがら、可能な限りの法的処置(巨額の損害賠償とか)で人生、ぶっつぶしてやればいいのに、あんがい大した処置もしてないようで。緩いなあ、あの雑誌社。  案の定、自分のやったことを反省するどころか、ネタにして小説とか。この男には良心とか、恥は無いんでしょうか?ひょっとしてサイコパス?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-08 11:30:55)
107.  幻影師アイゼンハイム 《ネタバレ》 
 どうしても、語りたいから完全なネタバレで。ご注意を。 とにかく、全く予備知識なしに見れたのが本当に幸せだった。こういう意味での面白さを感じさせてくれたのは、数十年前のスティング初見以来かもしれない。  なんだろう、この複雑な気持ちは。全編を通してずっと哀れな犠牲者だと思われた二人が、実はしたたかな計画実行者であり(どなたかのように、あるいは悪と断罪すべきかもしれないが、あまりにも感情移入してみていたので、乗り越えられない。特にヒロインがかなり好みで、彼女の「死」には本当に悲しみと怒りと憎しみを感じたから)、そして憎むべき圧政者、暴君、性格破綻者と思われた人物が、実は哀れな犠牲者だったとは。  実は、映画の先読みをするのが好きな人間で、しかも当ててしまうことが多い今日この頃、こんなに意外性にビックリしたのは久々。本当に面白かったといえるラストでした。  今日は、とりあえず10点だけれども、時間を置いて見直したら道徳的な面が気になってかなり下がるかもしれません。  平成25年4月2日再見 うーん 気をつけて見てればあの医者を胡散臭く思わないわけはない。ちょっと以前は注意力が足りなかったかも。ただ、ネタがわかって見ていても、 それぞれの時点でのそれぞれの行動が十分納得できて面白かった。たださすがに初見の衝撃は得られないので残念で-2、ただ少年少女期の二人が非常にさわやかなキャスティングだったので+1。
[地上波(字幕)] 9点(2013-04-03 11:43:03)(良:1票)
108.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
 映画の冒頭では、非常に意味がとりづらく五里霧中の状態から、終わってみればすべての伏線が回収されてすっきり、これぞミステリーの醍醐味でした。また、ダニエル・クレイグは一番好きな007で最初から好感度大だったのに加えて、ルーニー・マーラーさん、中盤ぐらいまではあまりに特殊なメークに引き気味だったのに、終盤にかけてどんど魅かれていったのは自分でも不思議だったんですが、画像検索して納得、大美人ですね。悪徳企業家、変態後見人も含めて制裁を受けるべき人間がしかるべき制裁を受けているのも心地よかったです。  ま、ぶっちゃけ、内容を100%理解しているとは言い難いんですが、そのことを残念に思うよりも、これから繰り返し見て、いろいろ発見していく楽しみが残りました。もっと早く見ればよかった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-30 10:06:39)(良:1票)
109.  地球は女で回ってる 《ネタバレ》 
 とても技巧的な凝った作りの映画で、そういう点での面白さ、意外性はありました。 また、お目当てのデミ・ムーアだけでなくエリザベス・シューがまだ劣化前wで楽しめました。アメリカ映画の割には、宗教をぼろくそに描いているのも好感度大です。(あれ、ユダヤ人がユダヤ教を批判してるから許されるんでしょうかね。ほかの人種が、あんなことしようものなら、下手すればファシスト呼ばわりされるw)  だた、その技巧的な凝った手法で表現される内容が、あまりに薄っぺらで。見てて嫌になる映画では無いんだけど、特に好きになるような映画でもないですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-25 11:24:00)
110.  正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官
 なかなか面白い題材ではあるんですが、ほとんどの登場人物に感情移入できないままでしたのであまり感じるものもありませんでした。  作文の少女とか、親がもう少し自己主張を抑えるように教育できなかったかなと残念です。彼女がこれからは、女性の人権などほとんど無に等しいような国で暮らさなければならないことも考え合わせると。  逆に、何十年もアメリカで暮らし帰化する寸前になりながら、なおかつ母国の価値観に固執して、あげくが娘を殺してしまうイラン人には嫌悪しかおぼえませんでした。  よく、親が不法行為したとしても子供には罪が無いんだからという言い方ありますけど、やはり不法行為の結果として子供が不利益を被ったとしたら、その責任はそもそも不法行為を行った親にあり、それを償うべきなのも親であるべきでは。  別に違法滞在に限らず、そもそもの発端となった親の不法行為を等閑視する発言がなんだか最近多いような。
[地上波(吹替)] 5点(2013-03-06 12:37:12)
111.  ミドルメン/アダルト業界でネットを変えた男たち
 エロ目的と、題材の面白さ(自分はクレジットカードとは無縁なんで、もっぱらサンプル映像ばっか収集しましたが、なかなかのコレクションですよw)に魅かれてみたんですが、見始めたらそんなことよりも、サスペンスとして十分面白かったです。馬鹿二人を中にはさんでの、騙しあい見応え十分でした。ロシアンマフィアの存在とか、児童ポルノに対するものすごい厳しさとか、ちょっと日本人にはなじみのない要素も面白かったですね。  ただ、テロリストが特定のサイトに夢中になって、それを標的にってのはどうでしょう。実話とのことですが、ちょっと信じかねますね、あまりに馬鹿らしくてw
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-04 14:16:27)
112.  風とライオン 《ネタバレ》 
 以前、他の映画のレビューで、どうせ嘘をつくのならもっと本当らしい嘘をついてほしいと書いたことがありましたが、それにしてもほどがある。あまりにリアリティのある嘘は困ります。(もっとも、最後の方の、元人質がアメリカ海兵隊士官に拳銃突きつけたり、あるいは海兵隊がドイツ軍と戦闘を始めたりの時点で、さすがにわかりますがw)  実は、こちらの知識のいい加減さもあって米海兵隊がトリポリに上陸した史実と混同してたので、コロッとだまされて、アメリカ軍は他国の主権を無視することに全くためらいが無いんだななんて感想を抱きながら見てましたが……前記のシーンで少し驚いて史実を調べてみたら、事実はアメリカ人もどき(当初アメリカ人だと思われてたが、実は南北戦争時に国籍を離脱していた)の「男性」が誘拐されたことと、ルーズベルトが艦隊を派遣したことだけ。あとは、海兵隊の上陸、都市制圧、ドイツ軍との戦争、すべてデタラメ。あきれ返ってひっくり返りました。(多分、他の方もすっかりだまされてるようすで)実際は、当時のモロッコ政府が要求をのんで平和裏に解決したようです。  各国の人間が、それぞれの言語を使ってることや(アラブ人にしても英語を使うのは指導者たちだけ)、アラブに対してかなり公平な見方をしてることなど、数々の美点がある映画ではあるんですが、やはり史劇と銘打ってこんな出鱈目では。それと、特にこの時期のアメリカ映画ってむやみやたらにドイツ人を悪役にしたがりますね。アメリカにもドイツ系の人々が大勢住んでいて、第二次世界大戦時にはきちんとアメリカに忠誠をつくしたのに、こんな扱い。気の毒です。  少し、固いと思われるかもしれませんが、例えば、日本に舞台を変えるならば、大名行列に乗りつけたイギリス人女性を、島津久光が拉致し、幕府に要求を突きつける材料にするため鹿児島に連行、彼女を取り返すために薩摩湾に乗り込んだイギリス艦隊は、海兵隊を鹿児島に上陸させる、一方久光と英人女性の間には恋愛感情が芽生えるw。 これくらい、出鱈目な話なんですよ。これは。
[DVD(字幕)] 6点(2013-02-25 11:09:04)
113.  世界で一番パパが好き! 《ネタバレ》 
今年は完全なネタバレあり みなさんのおっしゃるとおり、わかりやすいと言えば、ほんとわかりやすい映画で。 ああ、学芸会と面接が同じ日になるなあとか、父は面接をあきらめるんだろうなとか、すぐわかってしまったし、あと実はアメリカ映画にありがちな「やっぱり家族が一番」っていう流れにかなり食傷気味なんだけれど…… それでも面白いものは、面白いし、楽しいものは楽しかった。 子役中心の映画なのに下ネタ、エロトーク満載なのが、かなり笑えたし、あの学芸会のミュージカルが実に楽しかった。あと子供も含めて全員結構、毒舌なのも。  ま、あんなこと言ってる娘でも中学生くらいになったら父親のパンツを箸で(ってアメリカにはないかw)掴むようになるだろうけど、りヴ・タイラーと結婚できるなら、いい人生かな。 実に綺麗ですよね。映画見てる最中に女優がどんどん好きになるって久々の体験です。平成25年2月23日追記 実は前回見た時はアルマゲドン見てないか、まだあまり印象に残ってなかったかで。今回は違いました。見た瞬間、A.J.とグレースじゃんって感じで無茶苦茶好感度アップです。あと学芸会に父親が来てくれた時の、あの娘の笑顔!正直、男女を問わず「やりがいのある仕事」の価値をこうまで低く見なすのは、なんだかなあって気持ちもありますが、あの笑顔には負けますね。というわけで+1点 購買リストに載りました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-23 14:34:40)
114.  J・エドガー 《ネタバレ》 
 題材は非常に興味深かったんですが………。あまりに主人公の性的嗜好が特殊でついていけません。かねがね性的嗜好で人間を判断することはできるだけ慎むようにしてるんですが、この人の場合……ゲイでマザコンで女装癖、3つってちょっと多すぎません?裏どらが一個のったら満貫ですよw
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-21 17:28:49)
115.  素晴らしきヒコーキ野郎
 ストーリーそのものはどうもないんですが、実際に飛んでるクラッシックな飛行機が面白くて。あと、アメリカ人の、いろんな国に対するイメージがわかって面白かったです。(ただ、ドイツはいくらなんでも馬鹿にされ杉)  ヒロインの女の子も目や口がやたら大きくてファニーフェイスっていうんですか、なかな可愛らしかったですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-21 10:15:09)
116.  テイカーズ 《ネタバレ》 
 最初の銀行強盗のシーンで、クールでスタイリッシュな主人公たちの物語を予想したんですが……全然期待はずれでした。  一人だけ捕まって、それでも自白しなかった元仲間に対する態度、非常に中途半端です。労りらしい労りはない、刑務所に入っている間に、恋人は寝取る。まるで裏切れって言ってるようなものなのに、なぜか信じてしまう。かなり危険なビジネスをやってる割にはこのあたりが甘くて、甘くて。それこそ刑務所に入って間に、きちんと仲間として再び迎え入れる準備をするか、(当然寝取りはなし)あるいは邪魔者と感じるなら、姿を見せた時点で、速攻で始末するか、どちらかしかあり得ないと思うんだけど。 ただ、画面的には非常に迫力があったんで、何か他事やるときに流すBGVとしては最適かも。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-16 13:16:44)
117.  レジェンド・オブ・ゾロ 《ネタバレ》 
1846年~1848年 米墨戦争 1848年 グアダルーペ・イダルゴ条約によりメキシコはアメリカにカリフォルニア、テキサス等の広大な領土を割譲 (ちなみにメキシコでは、この戦争のことを「アメリカのメキシコ侵略(North American Invasion of Mexico)」と呼ぶそうです)  いくら主人公が架空とは言え、誰でもすぐ調べればわかるごく簡単な歴史的事実をいきなり冒頭で歪曲されたら、やっぱり白けた気持ちがつきまとって。(ま、ただ、歴史って所詮は勝者によって語られる物語にすぎないわけだから、日本だって戦争に負けなきゃ、貧しい圧政に苦しむ人々が立ち上がって満州国建国なんて映画作れたかもしれませんねw)  あと、ヨーロッパ諸国の支配層が本当にアメリカの強国化を恐れるなら、別に秘密結社にやらせなくても堂々と南部を支援すればいいだけで、だいたいスペイン建国の中で極めて穏やかに存在を終えたアラゴン王国の秘密結社が陰でヨーロッパを支配って、どこから、そんな無理筋が出てくることやら(爆笑)ヨーロッパの半分は新教の国なんだけどな。  それと応援するってニトログリセリンそのまま渡されたら南部も、あんな危ない扱いの難しいもの渡されてかえって扱いに困ったと思われ(ダイナマイト発明まではまだ少しあるし)案外、自爆を繰り返して史実よりあっさり負けたりして。  というような感じで、前半は夫婦喧嘩を見せられてるみたいな展開にいらいら、後半はあまりに出鱈目な展開にうんざり。なにかフラストレーションがたまる映画でした。(ただ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの豊満な胸には癒されましたがw)  ※ただ、ピンカートン社がアメリカ政府の依頼を受け、なおかつ関係ない市民を脅迫してまで使命を果たそうとするというのも相当無茶だなと思ったら、まず本当に政府の依頼を受けて動いていた時期があったこと、なおかつスト破り等を行ういかがわしい会社であったことなど調べてみたらわかって参考になりました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-14 14:47:02)
118.  アメリカン・グラフィティ
 イマドキの草食系ではない昔ながらの肉食系男子ならだれでも、発情期の犬みたいな時期はあっただろうし、確かに懐かしく振り返ることもあるかもしれないけど、他人のしかも異文化のそういう姿を見せられても、見苦しいだけでシンパシーまではいかないのでは。  あと、アメリカ文化大好きだし、決してその影響を受けたことは悪いことだとは思わないんだけれど、数十キロ~100キロ超のスピードで走る数百キログラムの機械・凶器(自動車)を、ふざけ半分の玩具に使う文化に染まるのだけは、避けたかったな。この映画に出てくるような若者たちの馬鹿な無謀運転で今も多くの犠牲者を出していることを考えれば。  まあ、大学のESSの合宿のダンスパーティでたった一人完全無視された苦い記憶がある人間としては、この映画に好意の持てるわけがありませんw
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-01-09 10:45:47)
119.  JFK
映画としては面白かったです。(ただ、アメリカにおける検事の地位、権限、身分というものにもっと知識があればもっと面白くなるかな)  だたリアリティという面からするといささか。これは他の陰謀史観にも共通する批判なんですが、大統領や上院議員をしごく簡単に殺せるような「組織」(しかも頂点は現職の大統領)が、一地方検事が言いたい事を言い、やりたい事をするのを放置し、さらにはそれが映画化されるのまで放置することってあり得るでしょうか?合法、非合法を問わずいくらでも打つべき手段はあるのでは?  映画の中に描かれるような、ネガティブキャンペーンやほんのソフトな脅迫だけでは、絵空ごとにしか感じられません。  日本の電力業界の方が、そりゃ暗殺こそしませんが、もっと上手に反対者の政治的抹殺および、反対意見の封殺を行ってるような。それに比べれば、少なくともこの映画の中で描かれる産軍複合体は緩い、緩い。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-05 10:36:42)
120.  オール・ザ・キングスメン(2006)
 この映画を見て、たったひとつだけ良かった点は名前だけは知っていたヒューイ・ロングという政治家のことをきちんと調べる機会を与えてもらえたことですね。(全く残念です。この人が暗殺されずに大統領になっていれば、ルーズベルトのようにむやみに中国に肩入れして、「金持ちたち」を儲けさせるために日本を挑発して戦争に引きずり込むこともなかったのに) あとは、もう全く下の方のおっしゃる通りで。この題材なら、清潔な政治を訴えて、知事になった政治家がいかに腐敗していくかの過程が見どころなのに、間接的な関係しかないジャーナリストの過去をグダグダと。残念な映画です。  それからもう一つ、絶えず違和感が付きまとったのが、アメリカを舞台にしたアメリカ人の政治家が主人公の物語でありながら全く「政党」というものが出てこないこと。  主人公が全く個人として動き、あちこちで演説ぶてば、(大体その演説会のセッティングさえ誰がやったか映画の中では不明w)、主人公に対立する議員たちも個々、ばらばらに「判事」やらの影響を受けて動く。私たちのような外国人でさえ、共和党も民主党も全く出てこないのに違和感を感じるんですから、アメリカ人にとってはどうだったんでしょうか?  ただ、なんでそんな風になったかは、理解できます。原作が「誰が見てもヒューイ・ロングがモデルだけど、あくまで架空の物語であり、実在した人物には一切関係ありませんw」ってものなので、民主党を連想させる政党名とか具体的な汚職の過程とか描きづらかったんでしょうね。  だから、こんな中途な物語映画化するよりも、実際のヒューイ・ロングをモデルにして映画作った方がよほど面白いと思われ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-24 11:54:11)
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