1. クライム&ダイヤモンド
スピーディーで割と複線が多い展開なのに、疲れないし分かりやすい。なかなか稀有な作品だと思います。作り手の映画への深い愛情を感じる一本。 やたら金ばかりかけてますっていうアホ映画じゃなく、もっとこういう作品をこそ宣伝して欲しいもんです。切実に。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-28 15:31:03) |
2. チェ・ゲバラ&カストロ
正に不撓不屈の人、フィデル・カストロ。普通なら挫折するだろうという状況でも、けっして諦めない。その精神があったからこその革命だったんだという事は伝わった。 いかんせん肝心要のゲリラ戦の凄さが、いまいち伝わってこない。それに頂点から凋落までの流れが急で惨めすぎる。あくまで革命による米傀儡政権の転覆を主点に置いた作品だからしょうがないのかもしれないが。本当に悪い意味での米国自己満映画。 主役2人の前後を入れ替えた邦題にも疑問を感じる。チェ・ゲバラのネームバリューを頼ってのことだろうが、作中ではあまり目立った活躍もない。革命の強硬論者だったってことぐらいか。後半は全員髭面で見分けもつかない程だし。 あとレボリューションレボリューション叫びすぎ。正直うざい。 [DVD(字幕)] 4点(2005-10-28 14:25:34) |
3. レインメーカー
ジョン・グリシャムの法廷モノはどれも好きです。テーマも展開も素晴らしいと思います。だけどまぁその、内容とは関係なく、この作品は若き日のクレア・デインズに尽きる!「I Just Wanna See You.(うろ覚え…)」この台詞最高。声のトーンといい表情といい…自分も若かった当時は、完璧にやられました。T3等、今は見る影もありませんが(涙) [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-27 15:48:12) |
4. ミーン・マシーン
僕にとっては好きなジャンルである、刑務所とサッカーというおいしい組み合わせ。 ということでそれなりに期待して見たのだが、いたって普通の映画だった。 明るいんだか暗いんだかよく分からない、中途半端な雰囲気。 とってつけたような安っぽいエピソード。 音楽は素晴らしい。 最後の試合は、まぁそれなりに良かった。 ということでこの点数です。 サッカーとUK好きなら見ても損は無いかな、と。 そんな映画です。 6点(2004-06-15 11:28:55) |
5. スクール・オブ・ロック
基本的にロック系の映画は何でも好きなのですが、その中でも特に好きな一本。 ジャック・ブラック、あんたおもろいよ。人は外見じゃないんだよ。最後はかっこよく見えたもん。正にはちきれんばかりのエネルギーに満ち溢れた男だね。 こういうシンプルで純粋に楽しめる映画、最高だと思います。 下らない日常や難解な映画に疲れたあなたに、そう、そこのあなたにお勧めします。 イライラももやもやも吹き飛ばしてくれること請け合い!そんな映画です。 8点(2004-06-08 10:54:42) |
6. ショーシャンクの空に
僕のまだ短い映画人生、最高の一本を挙げるとするならば、迷いなくこの映画を選びます。 始めて観た時からずっと、あのラストシーンが心に焼きついて離れません。 爽やかな感動が最後の引きの映像とともにザワッと入り込んでくるあの感覚。 何度観ても最高の瞬間が味わえる。 よく晴れた夏の日でも、雨の降る切ない夜でもよく似合う。そんな映画です。 10点(2004-06-08 10:00:07)(良:4票) |
7. 21グラム
《ネタバレ》 最初の1時間ほどは、正直どこがどう繋がっているのか分からなかった。 徐々に繋がってゆくバラバラのピース。 前科暦を持ち、改心したと思ったら神に裏切られ、また悪者にされ家族を捨ててしまう男。 愛する家族を失い、夫の心臓を移植した男の出現に戸惑い、家族を殺した相手への復讐を誓う女。 臓器提供者の背景を知り、その妻に感情移入し、やがて愛し合い、全ての因果応報を断ち切るために復讐を手伝うも遂げられず、その矛先を自分へと向けてしまう男。 三者三様の苦悩が、その演技力の素晴らしさで痛いほど伝わってくる。 生と死、愛と憎しみ、神と人間、その他様々な物事は表裏一体であることをこれでもかと思い知らされる。そんな映画だ。 7点(2004-06-07 16:42:40) |