1. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 あ、9点にしてしまった。正直に点数つけると9.4点でしょうか。 -0.6はこの映画を見てから後にいろいろネタバレやらキューブリックの話やらが頭に入ってきたので、少しマイナスになってしまった。 原作は先に(中学のとき)読み、高校時代に「公開以来の再上映!」っていうので5回見た。それほどインパクトのある映像でした。おりしも「SFブーム」とやらで、いろんな雑誌が出てきたり、ヤマト関連からアニメブームとか言われたりしていた時代。 この映画を見た、見ていないで、SFマニアかどうか別れた時代。 黒澤の「七人の侍」ではないけれど、「みるべし!」と人に勧められる映画で、見た人との共有性がその頃はなんとも言えないものがあった。 15年前、大阪梅田の旧OS劇場閉鎖の時、初めてシネラマで見た。 高校時代の5回も高かったビデオを捨ててしまいたいようなさらにすごい映像だった。 この映画こそ、映画館で見るべき映画だと思います。DVD買ってしまったけれどねぇ。 [DVD(字幕)] 9点(2006-06-29 10:08:18)(良:1票) |
2. オースティン・パワーズ:デラックス
やっぱりどう見てもアホ映画。でもこのアホさ加減は大人でないとわかんないぜ~ 一作目よりちょっとシュールになったアホパワーですが、十分アホですからほっときましょ。 オースチン(ティンでは無い!)”アホ”パワーズ と名づけておきます。 この映画に使われている曲。サウンドトラックが2枚。全曲で30曲出ているようですが、サウンドトラック化されていないのも在るのでは?細かい音がいっぱい入っているから違う点でもう一度見てみよう。 と、1つ発見。月面基地でオースチンがミニミーをトイレで”放出”するシーンでは、 ブラジルのオルガン奏者、ワルター・ワンダレイの「サマーサンバ」が流れてました! いやー60年代ですなぁ [地上波(吹替)] 6点(2006-02-13 15:31:39) |
3. 市民ケーン
《ネタバレ》 超ネタバレ(になるかな?) O・ウエルズは、ケーンのモデルとなったウィリアム・ランドルフ・ハーストとは後妻の歌手の友人から脚本家を通じて合っていたらしい。伝記映画を作るとの事で。 ある日この映画のあらすじを知ったハーストが怒り出して、協力を断り資金援助も無し。 そして圧力をかけてきたそうです。 ここまでは良く書かれていますが、どこかでこんなことが書かれていました。 『「ばらのつぼみ」とは後妻の歌手の「ナニ」の部分を表す、ハースト夫妻同士の隠語』 。。。ホントかよ? そういう情報を仕入れた後見たら、、、なんだかケーンがかわいそうになってきました。 女で苦労したんだよなぁ って 撮影技術や脚本については文句ありません。いろんな見方があっていいんですよ。だから8点! [DVD(字幕)] 8点(2006-01-30 19:13:47) |
4. ベン・ハー(1959)
《ネタバレ》 友人からDVD入手。じっくり見ました。最初見たのはTVの映画劇場2週続き。親父の解説付き(笑)。2回目は独身時代レーザーディスクで。3回目は13年ほど前「さよならOS劇場(大阪)」シネラマで妻と二人で(次の日は「2001年宇宙の旅」でした)なんと贅沢! さてDVD。例の戦車のシーンはやっぱり横長スクリーンで無いと迫力がありません。 シネラマを見た記憶があるので、48インチでも物足りないですが。。。 時々スクリーンを横にパンするカメラワークがありますが、これは枠に入らないのを奏しているのでしょうか?もう一度シネラマを見て再確認したいところです。 ストーリー、役者の質、演出などどれをとっても一級品です。確かにわかりにくい点もありますが、キリストの協力者は12人の弟子だけでは無かったと思わせればそれでよいのでしょう。黒澤作品の次に見るベシ の映画と思います。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-29 13:27:34) |
5. ビーン
《ネタバレ》 現在視聴中です。今回2回目ですが、パントマイムのビーンの良さが全部消えているような感じです。バートレイノルズも仕事選べよなって感じです。大笑いはこの時点では無しです。 今回気づいたのは、パルパティーン元老院議員(イアン・マクミアッド)が出ていることです。 こっちはいい仕事なんでしょうか? 昨日SWⅢ買って見たところなので、いつダークシディアスになるんかいな と思ってしまいます。 ビーンさん。最近日本での出現少ないですね。どうしているのかしら? 韓流が収まれば、年末ビーンさん見れるのでしょうか?NHKさん使いまわしのビデオ放映しないでね! [CS・衛星(吹替)] 3点(2005-11-26 21:04:11) |
6. 悪名高き女
最初の書き込みだったら皆さん失礼! キム・ノヴァクが出ているので見てました。この人は未亡人役がやっぱりいいなぁ。 奥さんっ! っていう感じだなあ。(^_^;) この映画、「サスペンス」に分類する方も居られましょうが、やっぱり「コメディ」分類で。 [地上波(吹替)] 5点(2005-11-08 18:55:04) |
7. トラ・トラ・トラ!
《ネタバレ》 内容と感想を書きたいのですが、最初にこの映画が公開されたときとテレビ放映された時の世間の反応を書いておきたいと思います。 公開時親父が密かに見に行っています、子供に見せてよいかどうか考えていたのでしょうね。 当時私は小学生でして、当時の男の子の感覚として「ゼロ戦かっこえーな~トラ3見たいな~」とか考えていました。公開前に親から「第二次世界大戦のきろく」とかの子供向けの本を事前に読まされたことを覚えています。 当時の親の半数以上が戦争(疎開&実践)経験者でしたから、子供が戦争賛美者にならないようにとの配慮でしょうか? あの頃はこのような親が多かったと思います。 映画を見てからの感想は、子供心に後味の苦いような感覚を覚えています。親父の顔があまりうれしそうではないのでそう感じたのでしょうか? 数年経ってテレビのロードショーが2週連続で、12月8日に合わせて放映しました。 新聞までが、「あなたはどう見るか?!」などとはやしたてていました。 学校では(今から考えると左系の先生多かったですね)「いかに日本は失敗したか」などと1時間授業もしないで講義する先生も居たりして、ちょっとしたイベントでした。 大人になってDVDで見直すと、現在の米国の戦争とその描き方の違いが判りますね。 捕らえ方の違いが本人(米国)にも判ってきたので照れ隠しのような開き直りで例の「パールハーバー」は作られたのでしょうね。現在行いつづけている自分の国の戦争の裏書のために。 まだこの頃の米国(と映画人)は今よりは多少はまともだったと感じさせる映画と言えます。 日本側の俳優も渋く、配役の妙を感じさせます。田村演ずる隊長の関西弁がええ味出してます! [DVD(吹替)] 9点(2005-11-02 17:26:19) |
8. ブラック・レイン
《ネタバレ》 この映画はロケ地大阪もよく映ってましたが、NYの下町や昔の博覧会跡地も写っています。 さらにSUZUKIのバイクがいっぱい出てます。(NYではなぜか主人公はHDのカフェレーサー、XLCRですが) 冒頭NYでの賭けレースで主人公に負けるバイクが現在の私の愛車です。SUZUKI車では一番長く写ってますわ。。。GSX-1100Fでっせ! 撮影隊が大阪駅前のヒルトンホテルのワンフロアを1ヶ月貸しきったのは北新地では語り草になっています。 いろんな意味で大阪が写っていて、富三郎兄ぃが名演技なので(セリフはガマン!)8点! [DVD(字幕)] 8点(2005-10-30 14:17:20) |
9. コンタクト
「無神論者は宇宙に行くべきでない」映画で主人公に対立する人物にそういわせた原作者セーガンは実のところどうだったのでしょうね? 同じような台詞をどこかで聞いたことがあるのですが思い出しました。ゴルゴ13のコミックの中で、ゴルゴが宇宙衛星を破壊しにゆくとき反対する将軍が「カラード(有色人種)とユ○ヤ人は宇宙に行ってはならない」と述べるシーンです。 この映画では結局アメリカはそう考えているんだよな~と思わせるような博士へのイジメ(特にホワイトハウスの関係者たちがする)がしつこいです。ここを描くのはセーガン博士の政治感が見え隠れするポイントと思いますそしてゼメキスの思いも。まるで赤狩り時代のような委員会! 電波の発見シーンのドキドキは8点。そのあとがマイナスですが、北海道に敬意を表して6点。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-29 23:43:44) |
10. 頭上の敵機
《ネタバレ》 購入したのは500円のDVD。チャプターもありませんが、マイク水野おすすめで見ました。 過去に何度も夕方の映画番組で見たのに、改めて見ると、、、こりゃほとんど管理職研修用の映画みたいでした。 消耗の激しい米空襲部隊。指揮官は人情家だが士気は落ち込んできています。ペック扮する准将が新指揮官になってだらけた部隊を建て直す。。。 しかしこの准将とにかく猪突猛進。最後に少し精神を病みますが、ドイツ本土空襲が成功ヨカッタネー。ってそれで終わりかいっ!その後の准将を描いてほしかったのは私だけでしょうか? 戦中の飛行機のマニアにはお勧めですね。ってとこで6点 [DVD(字幕)] 6点(2005-10-29 23:29:28) |