1. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 コナン・ドイル好きの私ですが、ホームズとワトソン君を武道派にしてアクションシーンを盛り込んだのは、良いアレンジだったと思います。お話の方ですが、コナン・ドイルと言うよりはカーター・ディクスンの様な、オカルトと宗教が科学によって成り立っている展開は個人的に好きなので、映画としては結構満足しました。 その他にも、ホームズの初対面の人に対しての分析、ベイカー街221B、モリアーティ教授などシャーロキアンが観るとクスリと出来る要素が入っていたのも面白い。 [映画館(字幕)] 6点(2010-03-28 20:49:37) |
2. 16ブロック
《ネタバレ》 エディの存在が映画を少しダメにしていたと思う。彼の持つ「面白黒人」のテイストは、ラッシュ・アワーの様なドタバタアクションで活きるのであって、本作の様なシリアス目なサスペンスとは食い合わせは良くないだろう。私がジャックだったら劇中で3,4回は殴ってしまう気がした。そのエディが終盤画面上から消えたとたんに画面が締まること締まること 笑。監督はキャリアがある人なので、全体を手堅く纏めている。それを昔撮った影響なのか、リーサル・ウェポンの様なバディ・ムービーにしてしまったのには、普通に残念です。普通のクライムサスペンス映画として撮っていたなら、佳作にはなっていたと思う。 あとデヴィッド・モースの悪役っ振りが様になっていて良かった。今後、お気に入りの悪役俳優になりそうな予感。 [地上波(吹替)] 6点(2009-11-24 12:20:13)(良:1票) |
3. シリアの花嫁
《ネタバレ》 シリアでの結婚式の一日を国際問題を絡ませて描いた作品。扱いにくいテーマを物語に添わして行く、その手腕は非常にスムーズで上手いなあと思ったのですが、その他の部分が微妙でした。お姉さんの話はあれで解決しているとしたら余りにもタンパクだと思うし、お父さんの話ももう少し余韻があっていいかと感じました。 一番気になったのが、終盤での出国審査。この物語の胆になる部分ということは分りますし、ここを丁寧にくどいくらいに描かなければテーマ的にダメということは分りますが、それにしても長すぎ!せめて二回くらいにしてくれませんかねぇ。 [映画館(字幕)] 6点(2009-11-08 23:21:14) |
4. ジャッカル
オリジナル元は知らないで観ましたが結構楽しめました。 殺し屋のブルース・ウィリスもまあまあいけるかと。問題はリチャード・ギアの主人公の方で、彼に最初から最後まで何の魅力も感じませんでした。むしろ題名からしてジャッカルの方が主人公。 最後の粋な演出は好きです。 [地上波(吹替)] 6点(2008-08-31 13:55:48) |
5. シカゴ(2002)
《ネタバレ》 長いので結構ダレてしまいました。あとリチャード・ギアの歌唱力がもう少しあれば評価は変わっていたかもしれません。 [DVD(字幕)] 6点(2008-08-10 10:57:15) |