1. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 面白かった。「んなわけねーよ」の連続で、ツッコミどころ満載なんだけど、楽しかったから全部肯定しちゃう。詰まるところ、これはファンタジー映画なんだな、と。「ロックの魔法」と「ギターの剣」を持った似非勇者が、騙していた村人の信頼を得て、本物の勇者になっていく、みたいな。 しかしジャックのハイテンションぶりはすごいね。うさんくさいとわかっていても、コイツになら騙されてやろうかな、という気になる。きっと生徒たちもそんなノリに感化されてんだろう。彼らはきっと「いい意味で頭のいい」お坊ちゃん、お嬢ちゃんだったんだろう。みんなすっごく魅力的だったね。 [DVD(字幕)] 8点(2006-12-04 23:42:26) |
2. アイ,ロボット
《ネタバレ》 アシモフ作品を出典としているから仕方ないんだろうけど、シノプシスがかなり古臭い。部分部分でみても、このエピソードはアレっぽいなぁとか、このヘンはアレ、ここはアレ、みたいに元ネタ(ではないのかもしれないけど、類似ネタ?)が脳裏をよぎりまくり、ちょっと萎えました。 しかし、単なるシチュエーション・コラージュにならず、いろいろな要素をセンスよく消化しており、全体的には面白い映画に仕上がっていると思います。「ロボットに芽生える心と、ロボット三原則との矛盾から生まれるジレンマ」といった古典SFの王道ともいえるテーマを上手くまとめていたと思います。ヒネリが弱いラストも、予定調和の快感を感じられ、なかなかイイカンジでした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-21 07:26:22) |
3. ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
原作を知らないが、アメコミのノリをそのまま映画化したしたんだろうなぁ。あほらしすぎて正直、つけてけませんでした。カタルシスもないし。ジェシカ・アルバの美しさにのみ加点、ってカンジ。 [DVD(字幕)] 3点(2006-08-25 06:06:57) |
4. サンダーパンツ!
《ネタバレ》 こんなアホみたいなネタで感動作品を作ろう、という心意気はすごい。個人的には、この手の「あからさまなB級狙い」の映画は嫌いなんだけど、この作品に関しては、小道具とかCGとかも含め、きっちりと手を抜かずにつくっているのがわかり、「B級狙い」を言い訳にしてないんだな、と感じられたので嫌悪感を持たずに済みました。出てくるミニが全部緑色とか、グリーン基調の画面作りを心掛けてるんだなぁ、みたいな細かいこだわりがいいんですよねー。ストーリー的にはバカバカしすぎるし、多分「突っ込むと負け」のような気がするので放置しときます。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-11 03:03:24) |
5. 2046
パブリッシングがズルい。見る前に持っていたイメージと本編の乖離がすさまじかった。まあ、それでも本編が面白ければ許せるんだけど、まったく面白くなかったんで、「パブリとの乖離」に対する嫌悪が増幅されてしまった感じで2点。雰囲気はありましたが、とにかく退屈だった。 [DVD(字幕)] 2点(2005-11-21 04:13:51) |