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Thankyouさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 150
性別 男性
自己紹介 映像が綺麗な映画が好きです。
話題作からミニシアター系まで、最新作からクラシックまで広く遍くをモットーに。
評価の仕方は独断と偏見がかなり強いのであまり気にしないでほしいですが、
だいたい5点平均になるようにしてるつもりです。

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1.  ピエロがお前を嘲笑う 《ネタバレ》 
ストーリーもよく練られているし、ラストの捻りも一工夫ある、かつサイバー空間の相関関係を地下鉄に見立てる演出も十分おもしろみがある、にもかかわらず手放しに賛辞を送りがたいのはなぜなんだろう?、と観終わった後にずっと考えてしまう作品でした。私が個人的にナレーションベース(本作では正確には供述という体をとっていますが)で進むストーリーテリングが嫌いなせいか?と思っていましたが、ここのレビューを見る限り多くの方がいまいちこの作品を好きになれていないようですね。 この作品を愛せない理由で思いつくとすれば、やはり出演者の魅力が乏しいことでしょうか。ヒロインの老け顔具合はみなさん指摘している通り、この映画の本当に残念なポイントの1つですが、主人公をはじめCLAYの4人組も、見ていて応援したくなる要素が決定的に欠落しているように思えます。他に何のとりえもない集団がハッキング界で存在感を高めようとする野望も共感できかねるし、個人個人にスター性が全く感じられない配役になっているためか(強いていえばシュテファンのはじけ具合は好きでしたが)、最終的にうまく逃げおおせる結末もあぁそう、という感覚しかもてませんでした。 そうした意味ではハリウッド版としてリメイクする価値は十分あるかもしれません。その際には4人組、ヒロイン、MRXの配役をきっちり見直してほしいものです。
[DVD(字幕)] 4点(2017-10-10 01:25:14)
2.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
僕らはこんな映画が見たかったわけじゃない,という映画の続編の典型ですね。私もターミネーターファンの端くれなので,こんな映画をターミネーターとは呼んでほしくないです。お前誰よ?と言いたくなるような違和感剥き出しのジョン・コナー,機能的には2から近年の携帯電話レベルのマイナーチェンジしかしていない敵役のターミネーター,また昔は好きだったクレア・デーンズが久しぶりに見たらすっかり老けてしまっていたこともショックでした。敵を前回より強くするのはわかりますが,ここまでくると逆に強くなっていないシュワちゃんが頼りなく見えてくるのも残念です。しかもT-Xの最期は,あんなんだったらT-1000なら復活したのでは?みたいなやられ方なのも消化不良。昼間のシーンが中心で緊迫感が全く引き出せていない点や,途中のジョークにもセンスがない点,監督はこんな作品で前2作に勝てるとでも思ったのでしょうか?お話になりません。序盤のアクションシーンに3点。
[地上波(吹替)] 3点(2007-07-01 22:40:29)
3.  バリー・リンドン 《ネタバレ》 
個人的に自然物の映像美は下手な映画監督の手にかかると安易になりがちなので、人工物による手作りな感じの映像美の方が好みなのですが、さすがはキューブリック、この映画のフィルムは美しいですね。大自然と対比させ、レドモンドが所詮世界の中ではただの一人の人間でしかないことを再三印象づけた後の、最後のダメ押しのようなあの一言はさすが心に響きました。模範的でない人物が登りつめ、結局は失墜してしまうストーリーを決して道徳的だったり説教じみた演出ではなく、人生の無常観をして鮮烈に観る者に与えてくれる作品です。長さを感じさせない演出も見事ですが、最初にレドモンドが恋した従姉が、ある時期を境に一度として風の噂にもならなかった辺りがレドモンドの変わっていった現実さを象徴している気もしました。まぁ終盤でまた例の従姉が登場したら随分と陳腐な映画になってしまっていたでしょうが。
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-10 01:40:47)
4.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
映画に登場する小道具や大道具、または舞台などの随所にハイセンスさが感じられさすがと思う反面、ストーリー的にはいかがかと思わざるを得ない部分もありました。ファイト・クラブが人々の心を掴むところまでは非常に納得がいったのですが、その後のタイラーの言い分はただの屁理屈に見え、テロ集団に発展するまでになると正直現実味がなさ過ぎです。オチもわかったところで感動は起きず、ふーんというだけで終わってしまいました。ラストのビルが崩れ落ちる映像は手抜きにしか見えなかったところも残念です。しかし主演の二人は見事に役どころにハマっており、観ている間は素直に楽しめたのでまずまずの佳作といっていいと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2007-04-10 00:32:30)(良:2票)
5.  ギャング・オブ・ニューヨーク 《ネタバレ》 
前半のレオナルドが復讐を企み、投げたナイフが防御され失敗に終わるところまではなかなか見応えがあったんですが、その後は一転別のお話かと思うほどテンポの悪い展開に驚きを隠せませんでした。冗長に引っ張り結局スカッとする終わりでもなく観賞後はこの映画に対して怒りを覚えてしまいました。前半部だけに加点してもよかったのですが、後半で前半積み上げてきたものが台無しになっている感が強く、一つの作品として捉えたときにこの映画に与える点数はありません。
[ビデオ(字幕)] 0点(2007-02-05 19:03:57)
6.  エアフォース・ワン
テロの脅威が大きくなったここ数年ではこんな映画も作りにくくなったと思います。特にこんな大統領がテロリストと戦うなんていう娯楽作品にしようもんなら国内外から批判がきそうですね、そんな意味で貴重な映画です。ストーリーとしては普通に悪くない映画だとは思うのですが、やはり一国の大統領にあんな体力があるのは不自然に感じましたし、ラストの方の粗いCGは当時にしてもかなりの粗悪品だと思いました。しかしハリソン・フォードのキャスティングはグッドです。
[ビデオ(字幕)] 2点(2007-01-30 16:19:05)
7.  インビジブル(2000)
透明人間登場という着想まではよかったと思うのですが、やけに中身が薄い映画だったと思います。結局途中までケビン・ベーコンは淫乱な行為しかしていないし、数名の一般人を除いて基本的には研究員の周りとその関係者程度にしか被害が及んでいない点もやけに平和的な透明人間のような気がしました。まぁ結局男は透明になってもそんなに壮大な罪は犯せないということでしょうか。とにもかくにも透明人間の脅威というものが全く生かされていない映画でした。また皆さんもおっしゃってる通りラストのアクションも引き延ばしすぎですね。。
[DVD(字幕)] 2点(2007-01-26 06:50:12)
8.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
映画館の大画面でこの作品を見終わった後の脱力感を忘れることができません。どこか記録映画めいたフィルム映りがやけにリアルで、ここまで哀しいお話でも息子と歌さえあれば生きていけるというセルマの生き様には非常に感動するものがありました。しかしあれだけ簡単に死刑宣告をしてしまうあたりは虚構見え見えで、悲劇にしようとするあまり少々映画として雑になってしまったような感じがしたので残念です。またここまで暗い物語を映画として作ることに何か意味があったのか非常に疑問です。衝撃で立ち上がれなくなった映画といえば「ボーイズ・ドント・クライ」もそうでしたが、何のメッセージもなく単に暗くしたという点ではこちらの方がよっぽど粗悪な映画だと思います。まぁ確かにこの展開で結局セルマが助かるなんていうラストを設けたら逆に非難が噴出しそうな感じではありましたが。。
[映画館(字幕)] 0点(2007-01-25 02:23:46)
9.  レ・ミゼラブル(1998) 《ネタバレ》 
前半の逃避行などがやけに見応えある作りになっていてかなり引き込まれました。リーアム・ニーソンとジェフリー・ラッシュが好きだったので見ましたが、二人の攻防戦には満足です。人の悪が本当の意味で変わるときってのは、暴力や懲罰などの悪によってではなくて善によってなんだろうなと思わされる作品ですね。ただラストにもだいぶ高評価が集まっているようですが、どうも呆気なさすぎるような感が拭えませんでした。ジャベルはいくらなんでも死ななくてもよかったのでは?という感じです。。その後のジャンの颯爽と歩き出したときの表情は印象的でした。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-14 06:48:55)
10.  シカゴ(2002)
舞台でのミュージカルではどうしても一つの客席からの視点からしか楽しめなかったり、演出上代わる代わる訪れる注目点をうっかり別のところに集中してしまい見逃してしまったりと、舞台での本場のミュージカルとは別の、映画ならではのミュージカルの魅力があったりしますが、この映画はその魅力を充分に引き出した作品だと思います。「ムーラン・ルージュ」と比較されがちなようですが、個人的にはカメラワークや演出面で「シカゴ」の方が好きです。確かに話が随分うまく運んだり、テンポがよかったと思いきや急にだれたり、ストーリー性は「ムーラン~」の方が上かもしれません。あとはあの役はリチャード・ギアじゃない方がよかったのでは、といった感じです。ただ、女優二人に加え映像の絢爛さや娯楽性など総じて完成度はかなり高いと思いました。キャサリン・ゼタがタバコをふかしながら「Cicero」と合わせて6人で始まった曲が忘れられません。
[映画館(字幕)] 9点(2007-01-13 00:10:50)
11.  戦場のピアニスト
何もここまでリアルに描かなくても、と言いたくなるような映画でした。ただ「シンドラーのリスト」と描写がかぶる部分があったりもして、両作品ともありのままを描いた結果そうなってしまったのならしょうがないとも思いましたが、「戦場のピアニスト」には後発としてもう少し工夫があったら手放しに評価できそうな気もしました。あとは一個のキャラメルを家族みんなで分けていたシーンがやけにあっさりと次の画面に切り替わってしまったりと、大事なシーンが尻切れトンボ状態で編集されているような場面が数箇所あったのが目につき残念でした。あとはピアニストが題材だけにもう少し音楽にこだわってもよかったような気がします。その他はエイドリアン含め文句なしです。
[映画館(字幕)] 6点(2007-01-11 23:43:10)
12.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
この映画に描かれた人間模様が果たしてリアルなのかリアルでないのか、それすらも普通の日常を暮らしている私たちにはわからないような設定ですが、やけにどこかでありそうな物語なのが面白かったです。スノーモビルの事故に見せかけてしまうところは当然ながら、雪国という設定をうまく生かした展開や演出が秀逸です。夫婦間の諍いで収められてしまったブレント・ブリスコーは可哀想な気がしましたが、似てもいないしあまり釣り合っていない兄弟のようでしっかりお互いを思い合っているビル・パクストンとビリー・ボブ・ソーントンのコンビがよかった気がします。最初は消極的で自他共に認める有識者だったビル・パクストンの言い分が徐々に変わっていく様子が、静かに狂い出す人間像をリアルに表現していて、観ていて少し恐ろしくなりました。それでも結局は札束を隠して得をするような、非道徳的な結末で終えなくて良かったです。ラストに札束を守ることとは別の切り口の山場が用意されていたのも良しです。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-11 23:33:16)(良:1票)
13.  トータル・フィアーズ 《ネタバレ》 
重いテーマに反して緊迫感のない描写に、汚い合成見え見えの爆発映像で興醒めしてしまいました。この映画のせいとまではいいませんが、ベン・アフレックはこの頃から出番が減ってきたような気がします。私が映画館で観た映画の中では今のところ最低の映画です。
[映画館(字幕)] 0点(2007-01-08 03:42:37)
14.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
構成といい脚本といい、フリになるちょっとした時系列の組み替えといい絶妙ですね。映像も丁寧に作られてる感じがします。ドン・チードルがちょっとした発言でパートナーの反感を買ってしまう細かな衝突から、ライアン・フィリップが正義漢ぶりながらも結局はヒッチハイカーを信じられずに殺めてしまう大きな問題まで、一貫して人種差別のあらゆる側面を懇切に描いた姿勢には感服です。一般の差別問題では白人が黒人を差別する、というような構図が描かれがちですが、この映画では双方の差別をなくそうとする姿勢、差別は結局あるんだという諦め、差別をなくそうとする反面かえってその意志が悪く表に出てしまう状況などが包括的に描かれている気がしました。ただ見る側とすればもう少し話に抑揚や、クライマックスに向けて加速していく感じが欲しかった感想も残り、少々敷居の高い作品になってしまったのが残念です。映画の本来持つ娯楽性をもう少し追求して欲しかった、かな。
[DVD(字幕)] 6点(2006-12-26 16:34:05)
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