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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  ギャンブル・プレイ
これまでに見たニール・ジョーダンの作品特有の空気や世界観とはかなり異なった趣のある作品です。 特段ニール・ジョーダンに思い入れが無ければスタイリッシュなクライムサスペンス風の空気は悪くないかもしれません。 ニック・ノルティの落ちぶれ感と、冒頭で彼が出会う17歳の少女アンが醸し出す何とも言えないエロさがいい。 しかしカジノ強奪モノとしては、計画が動き出す中盤以降の間延び感が半端なく、 いつもの母国アイルランドやイギリスではなく南仏のリゾート地を舞台にしており、変なアウェー感があります。 この2人の出会いと交流そのものが、ジョーダンが好むファンタジーだったのかもしれませんが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-30 12:46:06)
2.  きっと ここが帰る場所 《ネタバレ》 
僕はショーン・ペンの新作を見るのが目的で劇場に足を運びましたが、でなければショーン・ペンとは気付かない厚化粧で強烈な風貌の、今はすっかり世捨て人のようになってしまっているかつてのロックスターが主人公。  きっとソレンティーノ監督、ヴェンダースの「パリ、テキサス」がお好きなんでしょう。本作の主人公もヴェンダース映画でよく見られる、社会に要領よく溶け込むことが出来ない男。さらに「パリ、テキサス」の主演ハリー・ディーン・スタントンを登場させる所にもそれを感じます。アメリカを舞台にしたロードムービーの風景も含め色んな意味で「パリ、テキサス」を感じる作品。  しかし本作はそれだけにとどまらない。話がアメリカに移ってからの、ナチスと生前の父との関係、ナチスの残党とその家族との不思議な触れ合い、脱力系の独特の笑いドコロ(結構笑わせてもらいましたよ)の挿入などなど。  重さのある要素や、ラストを含め唐突な話の展開もありますが、独特のユーモア、ユルさ、心地よさがある不思議な世界観を見事に作り上げています。
[映画館(字幕)] 7点(2012-07-23 18:35:13)
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