1. パリ、テキサス
美しい。といっても息を呑む圧倒的な美ではなく、日常にある美が印象的に映し出されている。外国の風景ではあるが、自分の人生の一場面と何度も重なってきた。音楽とともに哀愁をまとって、心に染みてくるTHE名画。本当に素晴らしい。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-09-06 20:00:30) |
2. ネバーエンディング・ストーリー
基本的には子供向け映画なんだろうけど、子供の頃、読書が大好きで、それこそバスチアンにように時間を忘れて読みふけることも多かった、という大人なら当時を思い出して懐かしくなるんじゃないかな。しかし、自分はテレビっ子だったんだよな~…。まあ、それはそれとして壮大かつ、CGとは違う独特の映像は一見の価値がある。かわいいんだか気持ち悪いんだかよく分からないドラゴンは夢に出てきそう。テーマソングはホント最高。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-13 18:07:13) |
3. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 まさか最初から最後まで歌い通すとは思わなかった。これじゃメリハリがない。せめて要所で踊ってくれるといいんだけど…。ストーリーは戦争によって引き裂かれる二人を描いたものらしいが、32歳の監督が17歳の愛を否定的に捉えたような感じを受ける。しかも子供がいてこれだからなぁ…。ローラン・カサール含めて、なかなか理解しがたいものがある。でもまあ、ガソリンスタンドでの再会からエンディングまでの流れは印象的であった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-01-28 14:02:04) |
4. 早春(1970)
《ネタバレ》 15歳のマイクが23歳のスーザンに恋をする。そりゃあ無理もない、ジェーン・アッシャーかわいいしな~。それで、いわゆる筆下ろし系のエロい映画かと思いきや、スーザンはマイクなど眼中に無し。マイクは嫉妬から、いたずらしたり、ストーカー行為に及んだり、自分でもよく分からない行動に出たりと…。傍から見れば異常だが、悲しいかな、男ならいくらかはそういった気持ちが分かってしまう。イエジー・スコリモフスキ監督の作品だと「アンナと過ごした4日間」も観たが、こちら「早春」の方が感情移入が容易く、面白く感じた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-25 22:44:56) |
5. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
この映画はビル・カーソンが死んでしまい、ブロンディが金貨の隠し場所を知る唯一の存在になった所から一気に面白さがアップした。トゥーコをただの悪党で終わらせず、人によっては一番応援してしまうキャラにまで持って行く巧さや、クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフの相変わらずの渋さ、かっこ良さ、そして前作を凌ぐ派手な演出、と長い尺にも見合うだけの内容だったと思う。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-19 16:14:54) |
6. 夕陽のガンマン
渋いモンコ&モーティマーと暑苦しいエル・インディオ。汗の使い方とか、ほんと男臭い映画だった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-19 16:13:34) |
7. ダウン・バイ・ロー
どうやって脱獄するのかという所はすっとばして、脱獄した後の珍道中がメインになるというやや珍しい映画。イタリア人のロベルト・ベニーニが良いアクセントとなって面白みが増しました。タイヤみたいと言いつつ、みんな笑顔でウサギを食べるシーンが好きだ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-14 22:37:24) |