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1.  哭声/コクソン
田舎町を舞台に連続怪事件が起きるという展開は「殺人の追憶」と重なるが、國村隼演じる謎の人物が絡んでくる事で、一種の異様な展開を見せるのがこの映画の面白い所。 國村隼の存在感がとにかく際立っており、ミステリアスかつ謎な人物を迫真の演技で作り上げている。 また、それに劣らない演技を見せていた子役も凄い。韓国映画はほんと脇役に至るまで皆演技が巧いなぁと思う。 ただ150分という上映時間は少々長く感じた。もうちょっと短くまとめられたんじゃないかなと思った。 サスペンス映画だが、主役の警官がとにかく間抜けで冷静さが足りないので、それがこの映画から緊迫感を奪っている最大の原因であり、冗長さを感じる要因でもあった。そこがちょっとダメな点。
[DVD(字幕)] 7点(2017-08-09 15:08:33)
2.  殺されたミンジュ
なぜ少女は殺されたのか?  復讐する謎の集団は何なのか?  普通の映画だったら、これらの謎を引っ張りつつ最後には明かされる事になる。しかし、これはキム・ギドクの映画。そんな型にはまったサスペンスになるはずもなく・・・。悪く言えば暴走。一般の観客置いてきぼり。マニア向け。と揶揄されてしまうだろう。 実際、ギドクの映画を全部観てきたマニアな私でさえ今作にはいささか疑問を覚えた。「嘆きのピエタ」を遥かに凌ぐ拷問シーンの連続に辟易し、現代韓国における様々な政治的不満や社会問題を盛り込みすぎて主題がぼやけ、明確なテーマが見い出せないなど。さらに、初期のギドクを思わせる荒々しさだけが前面に出てきて芸術性が失われてしまっている点など。一体ギドクは何処へ向かおうとしているのか。  というわけで、ギドク映画が好きな人以外にはあまりお勧めできないし、暴力描写に耐性のない人は要注意。 また、必ず作中に魚(もしくは魚のモチーフ)を登場させていたギドクだが、今回遂に出てこない・・・と思いきや、会話の中でライギョの話が出てきた!それが強烈な印象を残していたので一応アリなのかな。
[DVD(字幕)] 3点(2016-07-06 16:51:35)
3.  コースト・ガード 《ネタバレ》 
キムギドク映画は救いようのない内容の作品が多いが、この作品は群を抜いて救いようが無い。モストオブ救いようが無い作品inキムギドクに認定致します。『受取人不明』も相当救いようが無かったが、僅かながら希望は残されていた。だが、この作品に全く希望は無く絶望のまま突き放して終わるので当然後味は悪い。気が狂った演技が圧巻のチャン・ドンゴンは凄い存在感で良かった。もう一人気が狂ってしまう女も登場するが、これは如何にもキムギドクらしいキャラクターだった。あと、相変わらず魚が印象的に使われている。
[映画館(字幕)] 6点(2014-08-26 21:00:04)
4.  子猫をお願い
どこにでもいそうな等身大の若い女性達の、挫折や戸惑いといったものが痛ましく描かれている。ともすれば暗くなりがちな内容だったが、見終わってとっても清清しい気持ちにさせられたのは、たぶんに、最近は「リンダリンダリンダ」でお馴染みのペ・ドゥナによるところが大きいと思う。彼女はこの作品でもとても魅力的な役柄を演じている。分かり易く言うと韓国版「アメリ」といった感じ?一見夢見がちで奇妙な言動が目立つ天然系キャラかと思いきや、実は芯の強い繊細なキャラであって、自らも大きな問題をかかえながら、他人の事も放っておけないタイプなんですね。友人になにかあれば真っ先に駆けつけるのも彼女だし、バラバラになりそうな仲間をつなぎ止める重要な役柄でもある。そんな彼女の特に印象に残っているセリフがある。施設に放り込まれた友人に面会したときに言い放った言葉「もし、あなたが斧で人を殺したとしても、私はあなたの味方だから」。なんて凄いセリフだろうか。この一言で彼女の友人に対する気持ちがストレートに伝わってくる。 また、ペ・ドゥナに限らずどのキャラクターにも生々しいほどの現実感が溢れ出ていて、彼女達の生活の様子がありありと伝わってきた。脚本も書いたというこの監督は人物に対する演出力が本当に素晴らしいと思いました。監督の次回作がとても楽しみですね。
[映画館(字幕)] 10点(2014-07-09 17:29:26)(良:1票)
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