1. 映画は映画だ
《ネタバレ》 キムギドクの映画でなく、ソジソブの映画だった。もしキムギドクが監督してたら、ラストの泥まみれで喧嘩した後、ソジソブが気持ち良さそうに笑うシーンは、もっと爽やかにではなく、ニヤ~と狂気じみた笑いになった気がする。キムギドクの「悪い男」の主人公のように、庶民の理解を超えた行動に出て、感情移入が出来ないほどのえげつないシーンがもっとたくさんあったと思う。そういう意味では、ソジソブファンを大事にした、幸福な映画だったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-15 06:52:45) |