1. コンジアム
劇中、登場人物の鼻の穴がやたらと気になるのですが、鼻毛が一切見えません。 さすが美容大国、韓国の人はみんな鼻毛の手入れも完璧なんですね。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-09-01 01:24:47) |
2. オールド・ボーイ(2003)
《ネタバレ》 なぜ15年監禁されていたか(厳密にはなぜ15年で解放されたか)という謎については「あぁなるほどね」と納得できたわけですが…全体的に暗めで観ていてもつらくあまり楽しい映画ではありません。 つかこの映画(多分原作もそうなんでしょうが)、近親相姦に対して個々人でタブー意識の違いがあるという事に配慮されてない気がします。 近親相姦というものはその性格上から実態調査が非常に難しく、またその難しさをおしてまで調査する社会的な必要性もないためいまだにかなり未解明なジャンルではあるのですが、一応いくつかの研究結果では一般に想像されているよりは相当多く行われている(合意非合意はさておき)事がわかっています。 で、実際に相当数行われているという事は、そもそもそういう行為ににあまり問題を感じない人もそこそこいるはずです。(それこそ不倫とかと同じ事です。問題にする人はするけど、実際問題として世間ではばんばん普通に行われているのはご存知の通り。つまり気にしてない人が相当数いるわけです) で、もし相手が近親相姦にあまり問題を感じない価値観の持ち主であれば、この映画の復習者側が画策した「知らずに親娘で愛し合わせる」という復讐は、そもそも復讐者側の自己満足にすぎすそもそも復讐として成立しない可能性もかなりあるわけです。 まぁたまたまこの映画では主人公にショックを与えていましたが、もしあの暴露をしたときに「娘とやらされたけどそれで?」くらいの軽いリアクションが返ってきたら、どうなったんでしょうね? その可能性は結構あると思うんですが… [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-12 12:18:52) |
3. スノーピアサー
《ネタバレ》 走り続ける列車の中をひたすら前に進む映画なのですが、実はこれ一応列車の体裁をとってはいるものの、要はダンジョンRPGでフロアクリアしてるだけですよね。 あるいは例えば死亡遊戯とかでもいいんですが、「何かの障害を倒す(マイルストーンを達成する、フロアをクリアする)と次の展開へ」という実はよくあるタイプの映画ではあるのです。 最後に「ループからの解放、そして若者の旅立ち」で終わるのは、同じ列車系である銀河鉄道999と全く同じ展開であり、要点だけを1行でまとめると実はほとんど同じ内容になるはずなのです。 でも何しろこの映画はその周辺ギミックがすごすぎて… 「地球中が氷漬けになってその中を永遠に走り続ける列車で」とか、しかもその列車の中が車両毎に謎のファンタジー空間でキャラも濃いしで、そういう映画でやってる事の本質がよく見えなくなってるんですね。 っていうか本質は実はどうでもよくて、各車両をどんなアイディアでまとめるか、どんなキャラを出すかという点に製作側の気持ちは集中してたと思えるので、あまりむつかしく考えず成り行きに身を任せて、馬鹿だなぁ…と気軽に楽しめばいい映画なんじゃないでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-09 00:21:34) |
4. ブラザーフッド(2004)
うーん、やっぱり話作りすぎ..こんなに無理やりゴテゴテ過剰にいろんなエピソードを押し付けられてもなぁ、というのが正直な感想。 いわば調味料過多のこってり料理。もう少し調味料を減らせば素は悪くないと思いますので、もっとおいしい料理になると思います。 ま、これが韓流なんだろうな... [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-17 21:38:12) |
5. シュリ
さて、この映画。内容、ストーリー展開があまりにも古典的。 最後まで見ても、予想外の展開は何もない。 なにしろ映画を見初めてすぐに観客はヒロインの正体に気づくわけで、そうなると「北朝鮮だしなー」ということもあいまって オチまで大体想像がついた状態で観客は映画を見続ける事になる。 その誰でも読める古典的展開をグイグイ引っ張って最後にお涙頂戴でまとめる為には物語..ドラマというか、その 見せ方がもっと強くないと。いいエピソード入れないと。あまりに地味というか、こなれてないというか..。 なので、話が読めた状態で最後まで見た観客がラストで泣くのはほとんど不可能に近いのがつらい。もったいないな。 もうひとがんばりあれば「お約束の魅力に号泣」くらいの評価ができたかもしれないけど、残念ながら、とてもとても。 売りのアクションシーンは派手だが、これくらいは今日普通の水準で、特にどうこういうほどのもんでもなし。 結局、いかにもハリウッド映画を意識した習作の域を出ない映画かと。惜しい。 6点(2004-06-11 13:22:36)(良:1票) |
6. 猟奇的な彼女
《ネタバレ》 この映画はやはりオチにつきますね。「なるほど!そういうことだったのね!」。 正直、映画の前半からシナリオのセンスには疑問を感じていたので、 そこまでの伏線がはられているなんてまったく予想していなかったところへ あのラスト。いい意味で期待を裏切られまして、この映画への好感度アップ。 (そこに至るまでのおじ(い)さん、叔母さんによる2回の騙しまで含めてあわせてよくできていたと..) 終わりよければすべてよしといいますが、いやほんとにこの映画はそうです。 (僕はご都合主義でもハッピーエンドは大好きなので、というかこのラストならそもそも2人の出会いは必然だったわけで。) それから名前不詳のヒロイン、やはり彼女の魅力につきます。不機嫌顔がグー。 あと、これからこの映画を見る方、決して飲食しながら見ないようにしてください。 これは「先達からの教え」ってやつです。よろしくおねがいします。 9点(2004-01-07 11:51:22) |