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コメント数 982
性別 女性

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1.  白い風船
いたってシンプルな話だが出てくる大人や子供の態度からなんとなくイランという国が伺えるようで興味深かった。 子供が困っていてもそうそう甘い大人ばかりじゃないというところが現実的。最後の子供達の態度もイスラム社会じゃアラーの神の思し召しとか言って、人の親切や施しも当たり前のことで別段お礼を言うほどのことじゃないっていうことなんでしょうか、、? 住む世界が違えば暮し方も考え方も違うっていうのは当たり前のことだけど、日本に住み異文化体験の乏しい身ではなかなか理解しかねるようなエピソードにちょっとびっくり。右往左往した騒動の末、目的を達成した兄妹はとっとと消え、親切な風船売りの少年が一人残されて座り込んでる図、というのはなんだか寂しい感じが漂う。    
6点(2004-10-22 12:36:28)
2.  テヘラン悪ガキ日記
死んだと聞かされてもそれを信じられず、切抜きの写真の女性を母だと思い込んでる少年の気持ちはいじらしいが、一方的に慕われる女性にすれば迷惑なことに違いない。行きがかり上世話したことも「やっぱり母さん」と喜び益々 思い込みは強くなる。でも施設なんかじゃなく優しい母さんのいる家で暮したいという少年の気持ちも痛いほど分かる。 それなのにあれほど母と慕ってた人に2度も裏切られて、とうとう切り抜きの写真を捨てて消えてしまったままのラストは切なくてならない。 冒頭でケースワーカーのこの女性が収容施設の子供達に次々「あなたは何をしたの?」「夢は何?」などと質問し、子供達が応える分部はドキュメンタリーのように見える。ここで描かれるようにいろんな事情で孤児になったりした子供達の様子はそのまま現実にあることなんだろうと思う。    
8点(2004-10-03 22:52:49)
3.  酔っぱらった馬の時間
母はお産で死亡、その上父が地雷で亡くなって孤児になった子供達。まだ12歳の次男が兄弟姉妹の生活を支えるため懸命に働く。 食べるだけでも精一杯なのに長男は難病で手術代も欲しいし妹は学校に通わせてやりたいと、危険で過酷な国境越えの密輸仕事をするアヨブはすでに一人前で父親代わり。 恵まれた暮らしの子供とは比べものにならないほどしっかりしてて大人っぽい。  こうした貧しい境遇にもかかわらず病気の兄をみんなが大切にし助け合って暮す優しさに心を打たれる。 【きのすけ】さんも言われてた「人生は苦労ばかり、、」という歌には、過酷な環境に 生まれ合わせた子供達の苦難の運命が見事に唄いこまれている。  これはドキュメンタリーではないけれど、緊張が続くイラン・イラクの国境地帯に暮すクルディスタンの人たちの生活は現実がこのとおりなんだろうと思う。至る所に地雷があって作物も作れず生活を脅かされ、ひいては子供達がこんな厳しい人生を強いられるのだと思うと、争いばかりしている大人ががつくづく愚かしい。 
8点(2004-09-11 22:35:34)(良:1票)
4.  太陽は、ぼくの瞳
おばあちゃんや盲目の子供など素人だというが素晴らしい演技で驚く。予告編を見ただけで涙がとまらず劇場では見られなかった。父の事情もあって家から離れなくてはならない少年が必死で父に訴えるところは涙なしには見られない。これまでイランがこんなに自然が豊かで美しい国だと知らなかった。風習や暮らしとか遠い国の知らないことを映画は教えてくれる。海まで流され死んだかと思われた少年を抱いて号泣する父、でも一筋の希望が見えるラストに救いがあって見た後はジーンとくる。
8点(2004-09-03 17:11:07)
5.  運動靴と赤い金魚
いいですねー、大好きです、こういう映画。中国やイランでは作れるけど、今の日本では決して作れない・・50年代の邦画にはあったんだけどなぁー・・ボロボロの運動靴を兄と妹が交互にはいて学校に通う、けなげさにキュンとする。マラソンの商品の運動靴ほしさに頑張るお兄ちゃん、2等でなくてはいけないのに、1等になってしまう。がっかり、複雑な心境でボロ靴故に傷だらけの足を金魚のいる桶に浸す。金魚はその足をいたわるごとく、慰めるがごとく優しくつつく。泣けます・・イランの学校は男女別の2部制だったのか、とか遠くて知らない国の様子も映画を通して教えられました。
9点(2003-12-20 14:21:53)(良:1票)
6.  少女の髪どめ
優しい映画です。イランに入国し不法労働者として働くアフガニスタン難民に光を当てて、その少女と一家を助けるイランの少年の一途な愛の話。何の見返りもなく自分の給料の1年分(だったか・・)をあげてしまう。少女とはこれっきり別れてしまうのになんて純粋な心なんでしょう。これこそ究極の愛情!これも役者は現地の素人を使って撮っているらしいが、プロでは出せないようなひたむきな雰囲気がある。日ごろ知ることのないイランやアフガン難民の現実を垣間見せてくれるだけでも見る価値がある。
8点(2003-11-18 22:40:54)
7.  友だちのうちはどこ?
今時の日本では見られないような、一途な少年の行動が淡々と描かれている。ドラマとも言えないようなお話を、カメラがただ追って行くだけの作りだけど、その単純さが返ってじんわりとした感動になってくる。
7点(2003-05-11 10:44:43)
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