1. 一票のラブレター
先日新文芸座にて見てきました。イラン映画はかなり好きで期待して見たら見事当たったという感じです。面白かった。中盤までイラン社会の内包する(イランだけじゃない?)問題、法律やら選挙やら政治上の矛盾点を描き出した社会派映画の様相を呈しているにも関わらず幕切れは一票のラブレターというセンスですか・・素敵です。非常にセンスがありかつリアルな映画でした。イランの島の風景も雰囲気が良かったし主人公の女の子と兵士もはまり役でした。イラン映画は地味だけれど良質なものが多くブームはちょっと去っちゃった気もするけどまだまだ眼が離せないです。 8点(2004-03-06 02:59:42) |