1. エージェント:ライアン
《ネタバレ》 2014.03.08鑑賞。現在ロシアが何かと騒がれている状況なので、ロシア相手に諜報活動するというのは実にタイムリーな設定。今回のジャック・ライアンはインテリなうえに海兵上がりのマッチョ系と鬼に金棒の設定。アフガンで重傷を負うが、リハビリ施設でキーラ・ナイトレイ演じる医療スタッフの支えもあり、諜報員としてカムバック。ちょい役にキーラを持ってくるとはキャストの無駄遣いだなと思っていたら、がっつりキーラが絡んでくる!しかもトゥルー・ライズなノリでロシアの悪玉とのディナーの同席を意外と気安く引き受けるじゃないか!というかロシアの悪玉よ。ジャックが会社にのこのこと現れた時点で殺しちまえばよくない?ホテルでジャックを襲ったのが会社の警備担当なんだから。という突っ込みを抜きにして、頭をからっぽにして観たらそこそこ楽しめるアクション映画だった。惜しいのはジャックの海兵上がりの設定。あまりスーパーマン的な活躍を随所にするわけでもないので要らなかったかと。警備相手のアクションもビギナーズラック的に殺した方がスリリングだし、キーラ奪還時もケビンのバックアップがあるので彼に必要なのは「愛」だけで十分かと。ボーンシリーズの皮を被った中2アクション映画でした、いい意味で。 [映画館(字幕)] 5点(2014-03-09 16:53:35) |