1. ジュラシック・ワールド
「1」を劇場で見て、ただただ驚いて続編も見に行っているのですが… やはり、どうしても「1」の衝撃は超えられない。今作もその一つ。ただ、「2」と「3」に比べて、「1」を劇場でリアルに見れなかった人にとっては、良い映画なのかもとは感じました。なぜなら、「2」と「3」の恐竜なのに怪獣映画的なシナリオに比べて、終始、家族問題をにおわせる子ども目線と、恋愛的な要素が大きく、人の自然に対する甘さ、弱さが「分りやすくが描かれている」から。そして、新しいジュラシックシリーズが、とても純粋に「恐竜映画の面白さとは?」を描いているように感じた。「2」「3」の時の、恐竜を出せば売れる!お金になる!感がイヤでしたが、素直に娯楽映画感ある今作は、家族で見て楽しめる一本だと思います。個人的には、愛情を持って育てれば恐竜と意思疎通が出来る部分が、ある意味人情的で好き。実際はどうか知りませんが、「どうか、意思が通じますように!」と心で願ってしまいましたから… まぁ、「1」の衝撃は超えられないので、この点数。 [インターネット(字幕)] 6点(2015-08-08 01:51:53)(良:1票) |
2. 新少林寺
こういう壮大で、お金を掛けつつも、芯にある思いが「信念」とか、「心」とか描いた映画は、素直に美しく、カッコ良いですね。 率直だから伝わり易いし、映像も見応えがありました。 以前、一度日本で見ましたが(日本語翻訳)、先日、タイ国のテレビで放映したのでタイ語翻訳で改めて見ました。 でも、やはり良かった。クオリティーと芯のある映画は良いものですね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2013-07-07 02:19:22) |
3. マイ・ブルーベリー・ナイツ
甘くて切ない。 そう言う言葉がよくあう映画でした。 人生の中での恋愛はきっとこういう方が後々良いのかもしれませんね。 短い時間で、登場人物の様々な感情、想いが共感出来る作りはとても素晴らしかったです。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-07 23:11:19) |
4. SPIRIT スピリット(2006)
《ネタバレ》 闘う事で生きている武術家が闘いによって生まれる憎しみの連鎖と哀しみを味わい、そして武術のあり方と己自身の意味を問うという内容は、在り来たりで深みはないのですが、「ある武術家の男の人生」を垣間見るということでは楽しめました。 目玉である格闘シーンも迫力があり、作品を十分に引き締めていましたので、格闘シーンを見るだけでも価値があるように感じます。 しかし、やはりシンプル過ぎるストーリーが重大なラストを前にしても重くならず、終わった後には肩すかしをくらったような感じがして満足感は得られませんでした。 武術、格闘好きな方にはお勧めです。 [DVD(字幕)] 5点(2009-12-06 02:48:36) |
5. 桃源鎮
田舎の村ならではの、ストーリーがとても興味深かったです。話自体は、お世辞にも面白いとは言えないが、日々の暮らしの中で起きた、権力争い(?)は、とても人間的でした。「何気なさ」が、良い方に出ている良作。 4点(2004-01-04 01:16:51) |
6. ラストエンペラー
激動する中国、狂った日本に巻き込まれゆく最後の皇帝・溥儀。隔離された生活を送りながらも、文学を学び、世界に視野を広げた考えを確立し、皇帝として、人間として、雄々しく生きた彼の切なさは、私の想像を遥か超えるモノに違いないだろう・・・。たかだか、半世紀前、幾つかの国が、繁栄をもくろみ、多くの犠牲を払った史実の断片から、知りえた日本人の犯罪には、憤りを覚えずにはいられない。ラストエンペラー・溥儀も、時代に翻弄された被害者であり、一人の人間でしかない・・・。ふと、考えるときがある。もし、日本が侵略戦争をしなければ、(日本人も含め)どれだけの人生が、狂わなかったのだろうかと・・・。溥儀の生涯についても、例にもれることなく考えてしまう・・・。一人の人生の映画だが、紛れもない、激動の時代を描いた傑作である。 9点(2003-12-21 21:57:51) |
7. ただいま
暗い・・・。とてつもなく、暗い・・・。律儀でお節介焼きの主任が、ストーリーをひっぱってくれるが・・・。とにかく、あの家族は暗い・・・。 3点(2003-12-11 20:16:25) |
8. 菊豆/チュイトウ
登場人物に好感が持てない。中国だろうが、どこの国だろうが、この手の「人間愛」には魅力を感じない。 0点(2003-12-11 20:12:57) |
9. 秋菊の物語
(大人同士で)謝ってすむなら、謝ればいい。人生は短い。謝る、謝らないで、時間を無駄にしない方がいい。 1点(2003-12-11 20:08:37) |
10. さらば、わが愛/覇王別姫
戦争による古き時代の崩壊、京劇の崩壊、心の崩壊。作品を通して人生や生きる事の本質まで描かれているように感じました。 そして、何よりも虞姫としての「生」を真っ当する義弟の強さはあまりに美しく切なく...胸に突き刺さりました。 中国の「負」の歴史と共に語られる内容も深く、強く優しく心に響いた1本。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-09-02 02:29:57) |
11. HERO(2002)
《ネタバレ》 あまりに上手い二転三転するストーリーと映像芸術の極みに引き込まれ魅せられました。 更に空を舞う剣術は息を飲むほどにきらびやかで衝撃的・・・。 瞬きすら許されない、脅威の映像を見るだけでも十分に価値はあるかと思います。 そして、何より心打たれたのは、この作品で描く「英雄」とは、「剣術の強さ」の英雄ではなく「心の強さ」を持った英雄であるという事・・・男が惚れ込んでしまうカッコいいテーマ性に心震えました。 他作品と異なり、始皇帝も「英雄」として描かれた設定も興味深いものにしています。 [映画館(字幕)] 9点(2003-08-26 01:12:31)(良:1票) |
12. 始皇帝暗殺
中国史に詳しくないのが、いけなかったのかもしれませんが、セリフのみ優先されるカットつなぎに、人物関係がイマイチ理解出来ない箇所もありました・・・。映像もそれ程迫力はなく、ストーリーも得に見所はありませんでした・・・。しかし、俳優さん達の演技はとても良く印象深いです。子供達が飛び下りるシーンは、目を覆いたくなりました・・・。 3点(2003-08-20 23:07:03) |
13. あの子を探して
世の中には、優しい人もいれば、そうではない人もいる。一人では何も出来なくても、みんなで力を合わせれば不可能が、可能へと変わる事もある。「貧しい村の学校問題」をテーマに、広い意味で、人が「優しさ」で繋がることの大切さを教えてくれる。ラストで少年の書く文字に、心が熱くなりました。 7点(2003-07-26 01:36:36) |
14. グリーン・デスティニー
登場人物が増えるたびに物語が広がっていくのは良かった。剣術による対決シーンは美しく感動的。しかし、飛びすぎ。ワイヤーアクションは見所の一つではありますが・・・。 6点(2003-07-24 21:14:34) |