1. カラオケ行こ!
《ネタバレ》 途中までは凡作かも、、 山下敦弘監督もさすがに今回はダメか、、 とか思って見てたけど、ラスト20分で強烈に引き込まれた。 紅を聴いてこんなに感動したことはない。 ヤクザと中学生の人情物語。 歌を通しての心温まる交流。 さすがは大好きな山下敦弘監督だった。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-09-25 09:27:55)《新規》 |
2. 神は見返りを求める
《ネタバレ》 これは面白いヤツ。 岸井ゆきのの豹変ぶりは女性ならあり得るかも。 環境や立場が変われば豹変することは多々あるからね。 そういう生き物なんだと思って諦めるべき類もの。 最後までへこたれないムロツヨシも良かった。 そんなに簡単に心折れてはイカンという気持ちにさせてくれる。 決してへこたれずに復活を期す、そんな気持ちにさせてくれた。 嫌な目に沢山あわされても、希望を持って復活するんじゃ! 立ち上がれ! [インターネット(邦画)] 8点(2024-06-29 19:25:26) |
3. かざあな
《ネタバレ》 男女4人だけの物語なんだけど、これがとても良く出来ている。 なぜに近くにいる男女4人だけで恋愛しなくちゃならんのか?はさて置き、濃密で無駄のない4人の関係性とその描かれ方は見事だ。 まあ結局はこの話って、若い男の性欲が判断を誤らせたという事なのではないか。 あと、男女の関係って実に不安定で、相手に生理的嫌悪感でもない限り、ふとした事で好きになったり興味が無くなったりするものなんだろう。 本作はその辺りの男女の関係の危うさをうまく描いている。 内田伸輝監督は、この後も「ふゆの獣」という傑作を撮っている。 この頃、この監督の将来性に期待していたが、それ以降わたしの知る限りあまり目立った活躍はできていない。 これは何故なんだろう。 これだけの傑作を連続して撮ることのできる監督なのに残念でならない。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-05-27 00:11:38) |
4. 還るばしょ
《ネタバレ》 後から気づいたけど、この監督、別の作品でも摂食障害をテーマに映画を撮っていた。 本作もその内容。 さすがにワンパターン過ぎる。 主人公の女性は若くて綺麗なのに、何故か人生に悩んでいる。 あんな彼氏なんか早く別れて、別の男を探せばいいのに。 そんな簡単な問題じゃないのかな? [インターネット(邦画)] 4点(2024-05-12 13:26:47) |
5. 回復タイム
《ネタバレ》 何回もクスッとできるシーンがあった。 それだけでも素晴らしい。 この映画の女性のように、日々にちょっと疲れた人には一服の清涼剤になるはず。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-05-06 09:56:43) |
6. 階段のふたり
《ネタバレ》 いくら夫との関係が冷めていたとしても、わざと違う書類をFAXするかな? 大して親しくもなかった知り合い同士で、久しぶりに会ったりするもんかな? 5階建てでエレベーターのないマンションなんてあるのかな? とまあ、短編映画なのにこれだけ疑問点が出てきてしまった。 つまりリアリティがなく作り物っぽさを感じる。 二人の女性も魅力なし。 [インターネット(邦画)] 1点(2024-04-17 22:36:42) |
7. かぐらめ
《ネタバレ》 本作のamazon prime videoのサムネイルが、武田梨奈と黒川芽以の喪服ツーショットだったので、それに惹かれて見ることに。 しかしそんなヨコシマな動機は、見事に砕かれてしまった。 とにかく真っ直ぐで真面目な内容だった。 家族愛と地元愛、そして伝統を後世に伝えていこうという熱意に満ち溢れた素晴らしい作品だった。 つまり、私のヨコシマな期待は外れてしまった。 武田梨奈と黒川芽以の喪服姿を見たいだけの人には不向きなだけであって、映画としては非常に真っ当な内容かと。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-04-15 22:52:50) |
8. 蒲田前奏曲
《ネタバレ》 瀧内公美の演技が凄いの一言! 瀧内公美と喧嘩していた監督役の男性もなかなか面白かった。 それにしてもラストの話は一体なんなんだ? 狙ってやってるのか、それとも単なる手抜きか? よく分からないが、決して面白くはないから失敗だろうな。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-04-08 22:51:43) |
9. 渇水
《ネタバレ》 後半にいくほど尻すぼみにつまらなくなっていき、得られるものも感じるものも特になく終わった。 これほど毒にも薬にもならない映画も珍しい。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-03-12 23:16:23) |
10. 隠し砦の三悪人
《ネタバレ》 三船敏郎と藤田進の長槍対決は迫力があった。 確かにキャラの配置がスター・ウォーズの下地になっているのが分かる。 三船がルーク、お姫様はお姫様、釜足と千秋はロボット。 最後、軍用金は地面に置いて逃げたはずなのに、いつの間に放れ駒に乗っていたのか納得いかず。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-03 16:16:39) |
11. 影武者
《ネタバレ》 化粧が濃いしほとんどアップにもならない為、主要人物数人以外は誰だか分からない。 私が見てきたどの日本映画よりもスケールが大きく(特に合戦のシーン)、黒澤明の力をまざまざと見せつけられた。 (P.S.) 長い! [インターネット(邦画)] 5点(2023-04-15 21:06:53) |
12. 戒厳令(1973)
《ネタバレ》 226事件について多少なりとも知識がないと、話についていけず置いてきぼりにされる。 かく言う私も知識が乏しく、憲兵隊のスパイとやらの話もいまいち理解できなかった。 緊迫感のあるモノクロ映像と奇抜な音楽は、この事件の気味の悪さをよく表現できているように思う。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-03-23 04:13:16) |
13. 陽炎座
《ネタバレ》 稀に見る耽美的世界、究極の文学的小説世界。 前半は良かったものの、後半の舞台劇から何故か無性にイラついた。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-02-15 19:20:49) |
14. 母べえ
《ネタバレ》 父べえが思想犯だとかの序盤はとても退屈したが、中盤辺りから俄然、面白くなってきた。 山田洋次の底力とも言うべきか。 ラストの母べえが死にゆくシーンは見ていて辛いものだったが、この女性が必死に生きてきた生涯が一気に甦って、人の一生の重さというもの、大変さというものを走馬灯の様に思い起こさせる何とも言えないシーンだった。 吉永小百合の女性としての色んな魅力を感じた作品でもあった。 ただ綺麗なだけの人ではなく、女性としての優しさと強さを身に纏った女優さん。 そんな吉永小百合の魅力を感じられただけでも、この作品を見た甲斐があった。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-12-25 17:25:40) |
15. 火宅の人
《ネタバレ》 大分むぎ焼酎二階堂のCMのようなセンスの悪い音楽。 緒形拳が実に最低な男を演じており、俳優緒形拳そのものも嫌いになった。 特に次郎を死なせるストーリーはよろしくない。 見てて何も楽しくなかった。 [インターネット(邦画)] 1点(2022-11-08 22:27:52)(笑:1票) |
16. かそけきサンカヨウ
とても真っ直ぐで、ひねくれてなくて、良い話。 今泉監督は大好きな監督だけれど、本作は物足りなさを感じた。 なんというか、ひたすら優等生的な作品だなぁ、と。 主演の女優さんにしても、まさにそうで、優秀なんだけど味わいが足りないというか。サンカヨウのごとく、あまりに透明過ぎるというか。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-05-06 00:03:30) |
17. カナリア
《ネタバレ》 どこか是枝風味。 つまり、自分には合わない。 新興宗教を題材にしてるならば、もっと奇妙な世界を描いてほしかったし、少年少女のロマンスを描くならば、もっと甘酸っぱくしてほしかった。 なんとなく流れるままに適当に撮った感じで、どこに感銘し感情移入していいか分からないまま、退屈なまま終わってしまった。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-11-28 19:04:19) |
18. かくも長き道のり
《ネタバレ》 ものすごく素人くさい作りだし、ノリもテレビドラマなのだが、意外と普通に楽しめた。 それは主演の北村優衣が綺麗だったのと、その相手役のデビット伊東が渋みのある演技をしていたからだろう。 若い女のコ(北村優衣)に手を出したイケナイ中年男(デビット伊東)が、自分が50歳になりその関係も潮時だと考え、女のコが女優として羽ばたくのを応援し、自らは清く身を引いて別れようとする。 女のコの方は別れるのが寂しいもんだから、別れるのは嫌だ!と抵抗するが… といった流れだが、コレ、デビット伊東が美味しい役回り過ぎるだろ! と、ヨダレを流して羨ましがる私であった。。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-10-21 09:44:18) |
19. 関東無宿
《ネタバレ》 鈴木清順作品を何本か見てきて、今回でようやくその魅力を感じることができた。 とにかく目の覚めるような赤色が印象的。 カラー映画で躍動する真っ赤な赤。 照明の使い方や音楽、効果音にいたるまで、鈴木清順監督の強い個性を感じられる逸品。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-09-25 08:22:14) |
20. ガールフレンド(2004/日本)
《ネタバレ》 ラストシーンがとても自然で良い。 山田キヌヲが河井青葉をデートに誘うシーン。 とても楽しそうに電話している。 そこに流れる音楽、素敵なラストシーンだ。 ところが、そこに至るまでの大半が気持ち悪い。 おそらく、山田キヌヲの外見が自分の好みではないからだろう。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-08-11 08:52:36) |