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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1996
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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21.  家族はつらいよ 《ネタバレ》 
こんな家族、今どきいないよ~、と思うのが大間違いであるのは、このサイト投稿者なら分かっているはず。山田監督は、今の映画監督とは違って、映画に求めるものが違うのだ。日本の悲惨な現状を問題提起する映画ばかり、評判が出るので、みんなもう映画など行きたくないと思う人が増えたのではないだろうか?山田監督は、映画はつらい現実を忘れさせてくれる、そんな世界をスクリーンの向こうに求めてる。山田監督が世の中分かってないわけではないことは、「学校Ⅲ」や「虹をつかむ男」を観れば、分かることだ。だが、しかし、2つの時代変化を山田監督は自分の中でどう消化されたのかが、僕は気になる。それは「いじめ」と「3.11」だ。この二つで日本社会はかなり変質してしまった。だから昔「男はつらいよ」を見てた頃のとらやの風景に感じていた心地よさが、もう感じられない。でも山田監督が自らの人生に終止符をうつべく、ここ何作か映画作りをしていることが分かっているので、もうそういうことはどうでもいいことなんだけどね。山田監督、本当にお疲れさまでした。あなたの映画でどれだけ、現実に向き合う勇気が与えられたことか。そう、本当はとても好きな映画なんだけど、そうも言えない世の中になってしまったなぁという感じです。ありがとう。さよならは言いたくありません。
[DVD(邦画)] 7点(2017-07-24 00:47:33)(良:2票)
22.  火宅の人 《ネタバレ》 
どうでもいい話。バカにつける薬はない。それが改めて分かった。でも自分のことをベラベラ喋って、金に困らないとこだけが、凄いと思った。
[ビデオ(邦画)] 5点(2015-01-22 11:31:07)
23.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 
月に帰ることが分かってからの後半は、もう泣きっぱなし。ジブリにはいつもやられる。本当に日本のアニメの凄さは半端じゃない。いくらCGで本物らしい宇宙船を描いても、この作品に出てくる月からのお迎えに比べると、説得力ないだろう。いくらナタリーポートマン級の美女が演じても、この作品の描いてる女性と比べると、その表情のリアリティに敵わないだろう。いくら人情味たっぷりの俳優が演じても、この作品での翁とおばあちゃんの情の温かさを描くことは難しいだろう。日本のアニメはこのまま大事にしてほしい。3Dアニメ市場に無理に介入することないんじゃないかなぁ。リアルじゃないからこそ、伝わってくる感性ってあるよね。それを大事にこのまま育ててほしい。
[DVD(邦画)] 10点(2014-12-27 21:49:09)
24.  鏡の女たち 《ネタバレ》 
吉田喜重監督作品、初鑑賞。緊張感をひきしめる音楽で、案外興味深く観られた。面白い素材だと思った。記憶喪失の女性が私の娘だという女性に思い出話にえんえん付き合わされる。とても映画的。その過程で広島の原爆に話は触れるのだが、平成の人に3.11以降、原爆の話がいつまで語っていけるだろうか?とか考えたなぁ。この監督の有名な「エロス+虐殺」も観てみたい。
[DVD(邦画)] 7点(2014-04-09 07:05:17)
25.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
映画全編通して、何でこんなのんびりした国が戦争なんてと言わんばかりにきれいなこの国の風景が描かれる。主人公からこんな言葉が出る。「小さくてもカメになる道はないのかなぁ」。これは世界の中での日本のあり方への提言でもあり、デジタル全盛のアニメ業界の中にあって、手書きにこだわるジブリのあり方も言ってるのかもしれない。元々、世界に友人の多い宮崎さんには、技術や文化を通して、世界の人と友達になれるのに、どうして国というものがあり、戦争というものがあるのだろう?という疑問があるのだと思う。映画はまさしくそこを言っている。そして菜穂子との恋愛が丁寧に描かれる。これは人生で一番、大事なものって分かっているのに!という宮崎さんの言葉に思えた。でもね、監督、観客は作品どうこうよりも、あなたが好きだから、そんなあなたの映画が観たいとも思うもんなんですよ。これからは自分の人生を大事にしてください。でも僕は次回作、短編でも観たいなぁなんて思っちゃたりするんですけどね(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2013-08-17 00:59:45)
26.  海炭市叙景 《ネタバレ》 
我々は、この話に救いはないだろうという事はもう分かってる。地方の衰退というのは、自分も身近に感じるし、新聞などを見ても分かる。なのに、不安を観客に押し付けるような内容にはなってなく、最後まで見せる。150分も長く感じられなかった。熊切監督は、地味ながらも確実に作品を残してきてる。力を感じさせる監督である。まるでドキュメンタリーのような暗い映像の中で、物語冒頭の谷村美月のまっすぐな目にひきつけられ、その孤独な生涯をタイトルを見せる前に教えてしまい、それでも最後まで我々を画面にひきとめたもの、それは彼女の目線同様、監督の誠実な映画創りだったように思う。
[DVD(邦画)] 8点(2013-05-22 23:58:23)
27.  かぞくのくに 《ネタバレ》 
骨太な映画。特に物語に起伏があるわけではないが、あの国とこの国の違いがよく出てる。それを一番、鮮明に描いたのが、安藤サクラのラストのお兄ちゃんの腕を離さないとこ。ものすごい演技だと思った。あのシーンだけで、キネ旬主演女優賞が安藤サクラだということに納得した。
[DVD(邦画)] 7点(2013-05-04 01:51:47)
28.  風の中の子供 《ネタバレ》 
子どもをとらせたら清水宏は抜群!この他にも「みかへりの塔」も最高です!
[DVD(邦画)] 7点(2013-04-28 05:58:30)
29.   《ネタバレ》 
うん?この笑いの感覚、記憶があるぞ?って思ってたら漫画の「サザエさん」だった!あ~そうか、よくサザエさん、映画観に行ってたもんね。あれって清水宏だったか?なんて思ってたら、ものすごい発見をした!あれ?田中絹代ってサザエさんに似てない?国民的作家、長谷川町子のキャラの造形の秘密は田中絹代にあり!?おぉ!っと思った後、近くのストアーに買い物に行ったら、なんだ、日本の田舎のおばさんってみんな、田中絹代みたいな顔してるじゃん!田中絹代がスターであるってことが戦後の高度経済成長の頃に生まれた私には新鮮だったのだ!あ~そうだよねぇ、なんて思ってたら、家族も同じ丸顔だった。ちょっと笑えたね。生まれた時代が時代なら、家族のあの人もスターだった?
[DVD(邦画)] 7点(2013-04-02 02:30:09)(良:1票)
30.  カミュなんて知らない 《ネタバレ》 
「ベニスに死す」「アデルの恋の物語」などの映画のエッセンスを取り入れた、映画ファンには劇中の会話も楽しい、とても面白い映画でした。教授が「映画的なあまりに映画的な」、出てくる学生は「人間的なあまりに人間的な」。最後はあの女っぽい男性が撮影とは別に、頭が映画的になりすぎて、本当に殺人を犯してるのではないか?ととても心配だった。だから最後までみて、ほっとしました。もちろん映画サークルの中での青春模様なのだが、やってる本人たちは楽しんでるので、こちらも悪い気しない。最近の「桐島、部活をやめるってよ」に描かれるような自虐的な映画愛好家の実際を描くよりは、僕は本作の方が映画愛に満ちてて、好きです。
[DVD(邦画)] 7点(2013-03-22 08:00:47)
31.  ガキ帝国 《ネタバレ》 
井筒監督はお寿司だ!今、観ると、丁寧なありそうな話に仕上がってると思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2013-03-10 00:23:54)
32.  川の底からこんにちは 《ネタバレ》 
「愛のむきだし」から魅了されていたが、この映画はまさに満島ひかりの為の映画。一度や二度の失敗で、人生をちゃんと送れないってわけではない!しょーがないよ!問題はこれから先だ。所詮、自分は中の下なんて言って、自分に言い訳して生きてたら、「自分」が可哀そうだ。頑張ろうよ、みんな!まさに今の日本の状況を言っているようで、大いに共感できる。それにしても、ようこそ満島ひかり、日本映画界へ!大きな目をくるくるさせながら、体当たりで演技している。好感もてます。「悪人」でも、ちょっと嫌な女も演じながら、ちゃんと映画の中に居場所つくっている。そうです。少々汚れていても、前向きに頑張らなきゃいけないんです。「頑張れ」って言葉は嫌いだけど、満島ひかりが言うと、そうかもなぁなんて思ってしまう。彼女のちょっとうっすら笑顔をみせながらの、ひねた表情が好きなんですけど、この映画で最後にみせる、泣きながらの表情も素敵でした。まだまだ色んな可能性を秘めた感じがします。それにしても劇中流れた、満島ひかり演じる主役の子どもの頃の映像。あれは満島さん自身の子供のころじゃないか?って感じるほど、そっくり。どうなんでしょうね。
[DVD(邦画)] 7点(2011-03-22 05:56:07)(良:1票)
33.  ガス人間第一号
「ヘルボーイ」の主人公の上司がガス人間だったです。ひょっとして、ハリウッドがパクリ?まぁ、クリエイターなら、ガス状の人間って、よく思いつくコンセプトなのかもしれません。自分は小さい頃見た「ウルトラQ」に感動していたので、こういう映画は大歓迎。日本のSF映画は特撮なんかより、コンセプト面で進化して欲しかった。きっと「ウルトラQ」以降、アニメにSF感性を取られてしまったんでしょうね。この映画で思ったことは、たとえガス人間でも、一途に愛すれば、あんな美人でもなびくことがあるんだ、という事。でも女性のほうも半端じゃない。一緒に死のうとする。これだから日本の女性は怖くて美しい。
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-02-11 22:39:19)(良:1票)
34.  紙屋悦子の青春
相米監督が亡くなってから、あまり映画でお目に書かれなかった長回しの演出。この映画では、その長回しが、戦争時の田舎のゆっくりした時間の中に住む人たちを描くのに効果的に使われたと思う。とてもいい映画だった。監督の反戦のメッセージが心に響いた。どんな家族にもその背景には色んな人がいる。戦争だけでなく、人が死ぬと言う事はその色んな人を悲しませる。原田知世演じる女性が幼なじみの男性が戦場の最前線に志願していくと言う事実を知った時、嗚咽する場面にはこちらも泣いてしまった。原田知世も永瀬正敏も九州出身。自分も九州だが、二人の九州の言葉は違和感なく、自然で良かった。とてもいい映画でした。
[DVD(邦画)] 9点(2010-06-02 17:49:00)(良:1票)
35.  風が強く吹いている 《ネタバレ》 
陸上競技映画は秀作が多い。それは体を使ってやるスポーツが美しいからだろう。音楽とマッチする。「炎のランナー」「ランニング」「800」「奈緒子」「マイウェイ」など。仲間と一つの目標に向かう、という青春は忘れられない。爽やかだし。この映画、ラストはちょっと観てて苦しかったが、仲間の迎えるゴールになだれ込んだシーンはちょっとジーンと来た。監督が実は金メダリストの高橋尚子の小出監督みたいにスグレモンだったら面白いと思ったが、最後までやはり、ただの大家さんだったのはちょっと残念だった。でも10人みんなの想いを丁寧につづっており、いい映画だった。特に主人公の小出は声も表情もいい。これからも色んな映画に出て頑張って欲しい。
[DVD(邦画)] 8点(2010-05-17 00:33:21)
36.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
楽しかったです。そう難しい事言わなくても、何度も観たい映画ってあるじゃないですか?今回は「未来少年コナン」に出てくるような場面をアニメとして掘り下げたような感じを受けました。この監督の映画とリアルタイムで鑑賞できるってことはラッキーだと思いますよ!思えば、小さい頃、原作に忠実に創られた日本製のアニメ「人魚姫」を観て、「現実」の残酷さをメッセージとして受け取ったしまった自分は、今の5歳児が羨ましい!この宮崎版「人魚姫」を観て、素敵な大人が増えることを期待します。ただ、映画としては、後半ちょっとだれた感もあったかな?
[DVD(邦画)] 7点(2009-07-02 19:43:27)
37.  陰日向に咲く 《ネタバレ》 
三浦友和の演じてた男って、あんな大きな家に住んでて、ホームレスの世話になって、ちょっと・・・と思った。でもそれがラストのカメラかなあとも思った。笑えましたが。息子の借金癖というのも、この父親のどこかピントのずれた鈍感さに原因があったのかもしれない。それか孤独のために壊れてしまったのか・・・でも、やはりこの映画、じわ~と泣けました。宮崎あおいは可愛いなあ。あんな女性に励まされたら、俺何だってやるんだがなあ。テーマは大都会東京のその辺の人間にも血が通っていて、縁があって、、というとこでしょうか?あのオタクのエピソードが混じってるのはそのテーマから来たんじゃないかと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2008-11-07 16:56:25)
38.  河童のクゥと夏休み 《ネタバレ》 
泣けた。正直、宮崎アニメや押井アニメに慣れていたので、人間の絵が雑だなあと思ってましたが、河童のクウはきれいに描けてるんですよね。映画の冒頭から、このチャーミングな河童と別れのシーンがあるのだろうな、と思うと、じわーと泣けてきました。どうにか、そっとしておいてやって下さい、と思いつつ、観てたのだが、やはり軽いノリで情報を消費していく連中にもみくちゃになり、ああつくづく人間ってやだなあと思ってしまった。自分も人間なんだけどね。一番、衝撃的なところは河童の味方でありそうな、河童評論家が、クウの父ちゃんを殺してしまった子孫だったこと。これはびっくりしましたね。最後は救われました。沖縄にあのようなところがあるかどうかはともかく、あ~良かったと思えるラストでした。ただ、皆も言っているように、自分も犬を飼っていたので、おっさんの事故死を軽くみた、あの一家の行動にはちょっと哀しいものがありました。で、この点数。
[DVD(邦画)] 7点(2008-10-23 17:02:56)
39.  彼女が水着にきがえたら
バブルがはじけてから、青春送った人はヤナ映画でしょうね。自分は借金してまで「私をスキーに連れてって」のような映画を教科書に遊んでました。これは舞台が海。みんなの軽いノリがよく分かります。経済って成長しかしないもんだとホントに思ってましたもんね。原田知世ちゃんが仕草も表情もとても可愛い。楽しい映画ですが、内容はないので、まあ5点。
[ビデオ(邦画)] 5点(2008-06-17 18:48:08)(良:1票)
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